半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

『下町ロケット(全10話)』を観ました。

2016-09-15 22:00:00 | どらまの部屋
 元宇宙科学開発機構の研究員で、現在は父親が遺した下町の工場で経営者として第二の人生を送っている佃航平(阿部寛)。年頃の娘・利菜(土屋太鳳)との仲は多少ギスギスしているものの、経営は順調で次第に業績を上げていく佃製作所。しかし、あきらめきれない自分の夢であるロケットエンジンの開発に力を入れすぎ、少しずつ業績は下降気味に。
ある日、大手取引先である京浜マシナリーから突然取引中止を宣告されてしまう。大口の取引先を失い資金繰りに窮した佃は運転資金を確保するため、経理部長の殿村(立川談春)とメインバンクである白水銀行へと向かうが、銀行からは実用の目処が立たない水素エンジンを継続して開発していくのであれば、新たに融資をするのは難しいと言われてしまう。メインバンクからの貸し渋りを受け、途方に暮れる佃たちであったが、そこに新たな問題が。なんとライバル企業のナカシマ工業から特許侵害で訴えられてしまったのだ。清廉潔白の佃製作所ではあるが、大手企業から訴えられるという事実により評判は地に堕ち、銀行からの融資も絶望的な状態に。佃製作所の技術が狙いであるナカシマ工業は姑息な法廷戦略で裁判を長引かせ、じわじわと体力を奪っていく。
そんな中、日本を代表する大企業・帝国重工は純国産のロケット計画にまい進していたが、自社で開発したバルブシステムが、佃製作所が所持している製品特許に触れるものだと判明。何としても、バルブシステムの問題を解決しなければならない宇宙航空部の財前部長(吉川晃司)が取った行動とは…?
TBS番組紹介より)

 池井戸潤原作のヒット小説『下町ロケット』をドラマ化したものです。
WOWOW版も前に知ってましたがスルーしてまして、このTBS版もスルーしていたものの、あまりの巷の話題が多かったので、最終回だけ見てました。
(実は、「半沢直樹」も同じパターンで、最終回しか見てません
で、今回、一挙再放送があったので、じっくり1話から鑑賞しました
「ロケット編」「ガウディ編」と大きく2つの物語があって、これが大きな波となっているのですが、1話完結でも、盛り上がりが必ずあって、観てて本当に面白かったですね。ドラマの「魅せ方」がうまいというか
佃自身が「技術」というものにプライドをもってて、その「夢」「希望」に賛同する社員たちが、必死に頑張る・・・正直、「いつ寝てるのか」と思うほど、毎話徹夜で研究開発しています・・・本人合意のブラック企業かもしれませんね
そんな佃製作所を相手に盛り上げてくれるのが、違う意味での「ブラックな人たち」ですね。
半沢直樹にも言えるのですが、この「ブラックな人たち」が、本当に執拗に自分達の利益を優先し、佃製作所を妨害し・・・観ているコチラも悔しい思いをさせる位の相当な「悪」です。
でも、この「悪」が、毎回何等かの形で、「淘汰」されちゃう、このスカッとした展開が、このドラマのヒットたるところなんでしょう
自分の知らない、技術的な話も色々と知ることができて、こちらも面白かった
ちゅうことで、技術力の佃なのに、佃さんがしゃべると「じじゅつりょく・・」に聞こえる・・・で85点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません
コメント
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