半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

『実験室KR-13』を観ました。

2010-08-28 08:00:00 | えいがかんしょうの部屋
 ある心理実験に参加するために集まった4人の男女。簡単なペーパーテストに答えた後、「人間の精神の状況が変化する様を見たい・・・」と、にこやかに説明する実験室の博士に言われるがままに、アルバイト感覚で始まった部屋の中での実験。
しかし突然、4人のうちの1人が博士にピストルで撃ち殺され、その部屋は地獄の殺人部屋へと変貌した。繰り出される問題に正解しないと容赦なく殺される! 部屋に出口は無い! 限界を超えた恐怖が人間の心理を狂わせ、妄想を生み、仲間同士の裏切りが始まった。
公式サイトより)

 ね、設定が面白いでしょ
などと笑顔で感想を言って終わりになるような作品だと思ってました。
出口の無い部屋の中に閉じ込められ、さっきまで雑談していた女性が何の理由もなく目の前で撃ち殺される
同様する残り3人の男に投げかけられる変な質問。最初は何とか互いに協力していくことを約束したものの、追いつめられた心理状況では、そうもいかず、嫌~な展開に・・・
客観的に観ている俺だから楽しめるものの、自分がそんな状況だったら、一番冷静じゃなくなるタイプだろうなぁ・・・と。
で、公式サイトや、色々なネットの情報を観ていたら・・・
これって、1960年代に実際にあった、「洗脳実験MKウルトラ計画」ってものに近いものだそうで・・・
その計画の内容を見ていて・・・冒頭のような「面白いでしょ」なんて言えない事実がありました
怖いです。。。とにかく
ちゅうことで、同族に実験できる人間という生き物はどうなんだろかで50点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません
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『ウォーロード 男たちの誓い』を観ました。

2010-08-28 06:00:00 | えいがかんしょうの部屋
 中国・清朝末期。太平天国の乱が巻き起こる中、敗軍の将となった清将軍のパン(ジェット・リー)は、リィエンという女に助けられ、一夜を共にした。その後食糧を求め街へ立ち寄った際青年ウーヤン(金城武)と出会い、彼の村へと招かれる。しかしウーヤンたちは盗賊で、官兵のパンは村のリーダーでウーヤンの兄・アルフ(アンディ・ラウ)に拒絶されてしまう。しかもリィエンはアルフの妻だと知り、パンはショックを受ける。そんな中、村は清軍の略奪に遭ってしまい……。
goo映画より)
 俺の苦手な中国の歴史モノであり、時代背景等、冒頭にちょっとあるだけで、正直ワケ分からないです
ただ、そういった大局が分からなくても、なんとか付いていけます。
というのは、話自体が、「ドン底に落ちながらも命を落とさず、共感する友を得て、ガンガン這い上がる」というパンの意志・行動を中心に描いているからでしょうか
この「友」アルフとウーヤンも、パンの強い意志に(若干渋々?)従い、盗賊から軍となり、少数ながらも果敢に大軍と戦い、勝利していきます
この辺の上昇ムードの合戦シーンなど、最近の中国の作品は力入ってますね
ただ、この作品の本当のヤマは、この上昇ムードになってしまったが故に表れてしまう、悲しい衝突でした
 特に印象に残ったのは、蘇州での戦いと、その後でしたね。
戦う意志を失った4000人の飢えた蘇州の兵に向けて、矢を放つシーンは、パンとアルフの間に決定的な溝を作ってしまいました。観ている俺も唖然
そして、そんなパンの考え方になんとか従っていたウーヤンも、最後にはパンと・・・
哀しいっす
そんなパンの強い意志が、最後の最後、大局に飲みこまれてしまってるって点を考えても、やっぱ哀しいっすよ
ちゅうことで、ジェット・リー、役者さんの幅広げたんではで60点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません
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『マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと』を観ました。

2010-08-28 04:00:00 | えいがかんしょうの部屋
 新聞のコラムニストをしている新婚夫婦のジョン(オーウェン・ウィルソン)とジェニー(ジェニファー・アニストン)は、子どもを持つ自信をつけるため、犬を飼うことを決意。そして、やって来たのがマーリーだ。ところが彼は、手に負えないほどにやんちゃなだった!ほかの犬や飼い主に飛びかかり、顔中をヨダレまみれにする。雷にパニクる。家具を噛みちぎり、何でもかんでも食べたがる。おかげでジョンは、マーリーのうんちにまみれるハメに…。訓練学校でもサジを投げられ、お払い箱にされる始末。やがて子供たちに恵まれた家族は、そんなマーリーに手を焼きながらも、人生の喜びを味わい、そしてかけがえのない日々を過ごしていく…。
goo映画より)

 この、ジョンっていうコラムニストは実在の人で、その方のベストセラー・エッセイを映画化したそうです
主人公はもちろん、マーリーなんだけど、とにかく可愛い けど、飼っている人は大変
家中はグチャグチャに壊されるし、外でも他人にそそうをしちゃうし、しつけもマナーもあったもんじゃない
調教の先生すら、全く歯が立たないんだもんねぇ
ジョンとジェニーは、そんなマーリーに、常に優しく接してて、あっぱれなんだけど、子供が出来て、「夫婦」から「家族」として生活を変化させる段階にて、上手くいかなくなって、衝突を繰り返す・・・この辺の「具合悪さ」は、妙にリアルで、ジョンにも、ジェニーにも共感しちゃいます
その「危機」を乗り越えてから、子供が成長してからは、年老いたマーリーを含めた温かい、楽しい家族物語になったと思ったら、その後はマーリーとの別れのシーンまで・・・とにかく我々は、そんな一つの家族の物語をひたすら「見届ける」だけです
マーリーは(沢山の犬を使っているのでしょうが)主役だけあって、見事な成長、そして一生を見せてくれました
その反面、優しき夫婦、ジョンとジェニーが、全然歳をとったように見えないのは、愛嬌
また、物語と離れるけど、大雨のシーンなのに、主人公以外の遠くの人々は傘もさしてないし、影も出来てる・・・雷のシーンなどもかなり局所的演出なのも愛嬌
・・・と突っ込んでみたものの、マーリーが魅力的だから、許しちゃいます
ちゅうことで、どんだけホンダ車が好きなのかなあで60点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません
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