半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

『それでもボクはやってない』を観ました。

2009-03-21 19:48:32 | えいがかんしょうの部屋
 その日、フリーターの金子徹平(加瀬亮)は朝の通勤ラッシュで混雑する電車に乗った。それは先輩に紹介してもらった会社の面接に向かうためだった。
乗換えの駅で降りるとホームで女子中学生から声をかけられた。
「いま痴漢したでしょ」
公式サイトより)

 単刀直入なタイトルがヨイです
話自体も、ある意味ストレートです
痴漢犯に間違えられた一人の青年が受ける一つ一つの出来事、事件発覚から調書取り、弁護士探しから、起訴、そして裁判、結審までを描いています。
映画としては、静かだけど盛り上がる「裁判モノ」、魅力的なキャストで、それなり盛り上がるネタもあります。
ですが、この作品が「飽きない」と思ったのは、そういった映画ネタではなく、公開当時、とっても話題になった「日本における裁判」というものについて自分なりに考えに耽るからじゃないでしょうか
途中から一緒に観たカミさんと、事件・裁判について色々と話をしちゃいましたもん
「人を裁くもの」これが神様じゃなくて、司法であり、裁判官である点。
そして、それら裁く者は、過去の経験や判例、そして自己を信じて行動するワケで、その点は誰も批判できないでしょう
また、事件そのものについても、「私に痴漢を働いた人に違いない」と判断する被害者、「コイツがやったに違いない」と思い込んだ人たち・・・
主人公、そしてこの作品をその主人公の視点で見ている俺達は、真実を分かっているから、そんな環境、思い込み、そしてこの結審に「憤り」を感じますが、そんな立場でない人なら・・・一歩離れてこの事件に関わっていたら、正直分かりませんよね
その上、犯罪の確率論とか、日本の犯罪事情(罪を認めれば短期間で済む、認めなければ、延々とつらい日々が続く)があるんで、たとえ真実ではなくても、「普通はこうしたほうが・・・」という思いになるのも理解できますよ
普通良く観る「裁判モノ」の映画と違う結審になる点も、この作品の特徴であり、訴えるべきテーマです
裁判員制度も始まるワケですし、色々と考えちゃいますね
ちゅうことで、全く関係ないけど、瀬戸朝香は左利きだね・・・で85点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません
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Family Meeting??

2009-03-21 18:57:37 | 日々をたらたら(日記)
 さあ、3連休だぞ
初日は、ちょい前から、「家族遊び」と決めていた
やっと暖かくなってきたし、子供達みんなで外で遊びたいもんね
・・・と思ったのに、前日深夜から激しい風と雨
早々に外遊びは中止となり、ただウダウダするのも勿体無いってことで、ウチ遊びだけでもしようってコトになった
午前中は大掃除、今回は宴会じゃなくて、あくまで「子供遊び」だから、皆で遊べそうなオモチャを選んで、遊ぶ場所を設けた
その後は食材を買いに、お買い物 20日はイオンの日だから5%Off
お昼過ぎから、続々と皆来てくれた

子供達は、用意してしたオモチャに食いついてくれた 良かった
そんな子供を横目にみながら、親達も親談義に花を咲かせた
どの子もみんな成長して、親に似てきているし、それぞれ特徴あって可愛かったなぁ
途中、オモチャの取り合いの喧嘩も勃発 そんな「元気」に皆、苦笑い
E家のKクンは前にいっぱい遊んだんで、俺のこと覚えててくれたみたい、Rクンはつたい歩きするようになったし、ニコニコしててカワイイ
S家のトーマス職人Kクンも、いよいよ幼稚園だね、マイペースでのほほんとしてたMちゃん、ウチのKが外でシャボン玉一緒にやって楽しかったってよ
SK家のKクンも、アウェイの雰囲気に目が点になってたけど、慣れてから遊んでくれたね。だんだんパパ似になってきたね
最後に来たU家のAクンも、最初は「家に入らない」って泣いてたけど、最後は一緒に遊べたネ
でウチの子たちは・・・
は、すっかり保母さんしてました。変な遊びで子供達を引きつける魅力は・・・将来は怪しい宣教師か
ある意味意外だったK、本人は、男の子が多くて、一番楽しみにしてたんだけど、皆オモチャに夢中だったし、年代も一つ違っちゃってて、入りこめなかったみたい。
ま、唯一の女性であるMちゃんと外でずっと遊べてたみたいだし、皆で外で遊べばまた雰囲気変わるかも知れないね。
ペーペーのsは、午前中のハイペースがたたってか、「これから」って時にオネム

皆ありがとうでした
また近いうちに、やっぱり外で遊ぼう
(その場合、俺が幹事じゃあ駄目だね
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『アメリカン・ギャングスター』を観ました。

2009-03-21 17:36:27 | えいがかんしょうの部屋
 ベトナム戦争の軍用機を利用して東南アジアの麻薬を大量密輸する計画で瞬く間に巨額の富を得た麻薬王のフランク(デンゼル・ワシントン)に、疑惑の目を向ける刑事のリッチー・ロバーツ(ラッセル・クロウ)。
警官が公然と恐喝や横領の悪事を働いていた時代、汚職に手を染めることを拒んで四面楚歌になっていたリッチーは、新しく配属された特別麻薬取締局で、ヘロインの供給ルートを粘り強く調査。
顔の見えない敵であったフランクを、ジリジリと追い詰めていく・・・。
公式サイトより)

 序盤はフランクの「成り上がり」まで、とっても長く続きます。
このフランク、やってるコトは悪なんだけど、頭はキレるし、やる事は合理的だし、で、巨額の富を得てからは、スーツでビシッと決めて、めちゃ格好イイです
それを際立たせているものの一つに、対峙する「善」であるはずの警官たちの「汚れ様」があります
人種差別はするわ、横領するわで、最悪デス
そんな中に、配属になるリッチー。彼、身なりは悪っぽいんですが、一貫して「正義」してます
そんな2人が絡むまで、上映時間の半分くらい使ったのでは?と思うくらい、前半長すぎます
ただ、対峙してからは、クールに難局を乗り切ろうとするフランクと、周囲に白い目で見られながらもドロ臭く尻尾をつかもうとするリッチーの戦い、盛り上げてくれます
この2人の結末も、音楽といい、スローなシーンといい、逮捕シーンと思えないくらい美しさです
その美しさを際立たせているのも、やはり汚職警官ってのも、かなりのオチですな
その後のリッチーの転職と、フランクの刑期の件、びっくりしました
実話なんですよね。コレ
警官とマフィアの暗躍といい、この最後のリッチーとフランクのつながりといい、まさに「GIVE&TAKE」ってことで
ちゅうことで、デンゼル・ワシントン&ラッセル・クロウ加点付きで、80点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません
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