その日、フリーターの金子徹平(加瀬亮)は朝の通勤ラッシュで混雑する電車に乗った。それは先輩に紹介してもらった会社の面接に向かうためだった。
乗換えの駅で降りるとホームで女子中学生から声をかけられた。
「いま痴漢したでしょ」
(公式サイトより)
単刀直入なタイトルがヨイです
話自体も、ある意味ストレートです
痴漢犯に間違えられた一人の青年が受ける一つ一つの出来事、事件発覚から調書取り、弁護士探しから、起訴、そして裁判、結審までを描いています。
映画としては、静かだけど盛り上がる「裁判モノ」、魅力的なキャストで、それなり盛り上がるネタもあります。
ですが、この作品が「飽きない」と思ったのは、そういった映画ネタではなく、公開当時、とっても話題になった「日本における裁判」というものについて自分なりに考えに耽るからじゃないでしょうか
途中から一緒に観たカミさんと、事件・裁判について色々と話をしちゃいましたもん
「人を裁くもの」これが神様じゃなくて、司法であり、裁判官である点。
そして、それら裁く者は、過去の経験や判例、そして自己を信じて行動するワケで、その点は誰も批判できないでしょう
また、事件そのものについても、「私に痴漢を働いた人に違いない」と判断する被害者、「コイツがやったに違いない」と思い込んだ人たち・・・
主人公、そしてこの作品をその主人公の視点で見ている俺達は、真実を分かっているから、そんな環境、思い込み、そしてこの結審に「憤り」を感じますが、そんな立場でない人なら・・・一歩離れてこの事件に関わっていたら、正直分かりませんよね
その上、犯罪の確率論とか、日本の犯罪事情(罪を認めれば短期間で済む、認めなければ、延々とつらい日々が続く)があるんで、たとえ真実ではなくても、「普通はこうしたほうが・・・」という思いになるのも理解できますよ
普通良く観る「裁判モノ」の映画と違う結審になる点も、この作品の特徴であり、訴えるべきテーマです
裁判員制度も始まるワケですし、色々と考えちゃいますね
ちゅうことで、全く関係ないけど、瀬戸朝香は左利きだね・・・で85点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません
乗換えの駅で降りるとホームで女子中学生から声をかけられた。
「いま痴漢したでしょ」
(公式サイトより)
単刀直入なタイトルがヨイです
話自体も、ある意味ストレートです
痴漢犯に間違えられた一人の青年が受ける一つ一つの出来事、事件発覚から調書取り、弁護士探しから、起訴、そして裁判、結審までを描いています。
映画としては、静かだけど盛り上がる「裁判モノ」、魅力的なキャストで、それなり盛り上がるネタもあります。
ですが、この作品が「飽きない」と思ったのは、そういった映画ネタではなく、公開当時、とっても話題になった「日本における裁判」というものについて自分なりに考えに耽るからじゃないでしょうか
途中から一緒に観たカミさんと、事件・裁判について色々と話をしちゃいましたもん
「人を裁くもの」これが神様じゃなくて、司法であり、裁判官である点。
そして、それら裁く者は、過去の経験や判例、そして自己を信じて行動するワケで、その点は誰も批判できないでしょう
また、事件そのものについても、「私に痴漢を働いた人に違いない」と判断する被害者、「コイツがやったに違いない」と思い込んだ人たち・・・
主人公、そしてこの作品をその主人公の視点で見ている俺達は、真実を分かっているから、そんな環境、思い込み、そしてこの結審に「憤り」を感じますが、そんな立場でない人なら・・・一歩離れてこの事件に関わっていたら、正直分かりませんよね
その上、犯罪の確率論とか、日本の犯罪事情(罪を認めれば短期間で済む、認めなければ、延々とつらい日々が続く)があるんで、たとえ真実ではなくても、「普通はこうしたほうが・・・」という思いになるのも理解できますよ
普通良く観る「裁判モノ」の映画と違う結審になる点も、この作品の特徴であり、訴えるべきテーマです
裁判員制度も始まるワケですし、色々と考えちゃいますね
ちゅうことで、全く関係ないけど、瀬戸朝香は左利きだね・・・で85点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません