半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

『13階段』を観ました。

2006-09-15 13:46:37 | えいがかんしょうの部屋
ひとことを残して絞首台に消えた死刑囚。
一方、犯行当時の記憶を失ったまま、あらゆる状況証拠から死刑が確定し、苦悩の内に執行の日が迫る死刑囚が居る。その事件の真相を探り、限られた時間の中で無実を立証しようとする2人の男たち。しかし、彼らこそ“人の命”を奪った過去を持ち、心に闇を抱えていた。 地中に埋もれた寺。近づく者をにらみすえる暗黒の中の不動明王・・・。真犯人は果たして誰か?(公式サイトより)

 うまく表現できませんが、とっても「影」を感じる作品です
冒頭の絞首刑のシーンから始まる展開、全体的に暗いイメージ、心に「影」を抱える登場人物たち、背景に流れる音楽・・・どれをとっても「影」なんですよ
ただ、決して「陰湿で不快」というものではないです。重みを感じるんですよね。
山崎務と反町隆史という中心の二人からして、その「影」を醸し出しています。特に序盤の反町隆史はヨイです
物語も、一人の死刑囚の冤罪を晴らすための調査というのが主軸ではあるんですが、そこに色々な人の思い、過去が絡みこんでて二転三転します
その展開に見入ったのは事実ですが、ただ後半の展開はど~も急ぎ足って感が強いです。せっかく地道に暗々と積み重ねてきた前半の展開を崩してしまってるようで、かなり残念です
まあ、最後まで地道にやってたら、この映画、5時間くらいになっちゃいそうですが
ちゅうことで、宮迫デスは凄いデスで65点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません
コメント
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