まったり アイマス2

アイドルマスター2 超ライトユーザーのプレイ日記

3673. ニュートリノ

2022年02月21日 | 日記
 本日は普通にお仕事。通勤時に読んでいるのはとある科学啓蒙新書の天文学の紹介の本で、光や電波などの電磁波と、ニュートリノと重力波の検出を組み合わせた新時代の宇宙観測の話。
 電磁波と重力波はスピン1とスピン2のいわゆるゲージ粒子です。私の理解ではこの世は3次元なので、3-2→1の理屈で重力波もベクトル扱いになります。ニュートリノは電子に対応するこちらはフェルミ粒子(スピン1/2)で物質の一種。
 欠けているのはスピン0のスカラ粒子で、今のところ観測のしようが無いみたいです。私の勝手な妄想では、宇宙全体に音が鳴り響いていると思いますが。

 ノーベル賞になったニュートリノ観測では、星に光学的な変化が無かった前段階でニュートリノが観測されたらしいです。ニュートリノは物質であり、わずかに質量があるはずなのですがマゼラン星雲程度の距離だとほぼ光速の感じで地球に届いたそうです。光情報が後で届いたのは中心付近での爆発が星の表面に現れるまでの時間差だとか。って青色巨星って何だ、もっと詳しく説明して欲しかったです。

 ともかく、電波(天文学なので1GHzよりも高周波)にせよガンマ線にせよ、周囲に通常の物質があると相互作用しまくり、つまり突然光子になってしまうので伝播速度が光速にくらべて激遅になるみたいです。それに比べて普通の物質(クォークと電子のこと)とニュートリノは相互作用に関しては劇的に異なります。

 この新書で分かったのは、ニュートリノ振動、つまりeν、μν、τνはおそらく質量差が莫大であるにもかかわらず、お手軽に相互に変化しているみたいです。私の見た説明では単にくるくる回転しているだけとのこと。多分、相互作用する際にどの側面から当たったかが問題のようで、別の粒子として識別されているのはいわゆる量子化されているから…だと思います…私の勝手な想像。

 まあですから、この新書は結構楽しく読んでいます。著者は観測主体の天文学者みたいで、「見える」ことの意義の追求みたいです。
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