まったり アイマス2

アイドルマスター2 超ライトユーザーのプレイ日記

3186. PLL

2020年10月01日 | 日記

 ふう、本日は一日出張で、出張先の約一週間の毎日訪問の初日でした。ここの事業所は新型コロナ感染症への対応が厳しいらしくって、職員の一部はへとへと。全体としては、ちっとも困った感じは無かったですが。

 で、老人の思い出話。私の職場に古いアマチュア無線を知る人がいて、しかし、微妙に世代が合わないので話がかみ合わず。約10年のギャップがあります。ええと、1970年頃と1980年頃と。
 私の頃は短波の通信が主で、VHF帯はかなり特殊な装置が必要でした。50MHzとか144MHzとかの話で、144MHzともなると奇怪な形をした送信管が必要でした、というのは少し前の話で、さすがに半導体で対応できていましたが、発振器が安定していなくて、水晶をチャンネルの数だけ用意して、ダイアルで切り替えると。
 古~いテレビを知っている方は、ボタンでは無く、ダイヤルでガチャガチャとチャンネルを切り替えていたのを思い出すと思います。チャンネルのダイヤルの奥には水晶では無く、コイルとコンデンサの同調回路がチャンネルの分だけあって、ダイヤルを回すと接点が切り替わって(スイッチに相当)、しかしそれでも微調整が必要なので、コイルの…、面倒ですからμ(ミュウ)同調回路でweb検索してください。ラジオでも、ギャップが空気の可変容量コンデンサなんて、もう伝説の世界かも。私はその時代に電子回路に入門しました。

 つまり、安定した任意の周波数を発振するのは至難の業だった、ということです。今はデジタルで切り替えできます。周波数シンセサイザーというやつで、しかし、周波数はアナログですから、接続部が必要で、それがPLL(フェイズ・ロックト・ループ)と呼ばれる技術です。この回路を初めて見たときは、それはそれは驚いたものです。
 専用のICが売られていましたが、私はついに使いこなせることは無かったです。この技術は日常的に使われています。テレビの同調どころか、HDMIの信号検出みたいな本当にそのあたりの電子機器に入っている感じ。使うだけなら簡単。

コメント
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