1372. PS3版アイマス2、4周年、その3

　アイドルマスターは最初からステージシーンが凝られていたようです。もちろん、本物のダンサーをモーションキャプチャーしたもの。そして、グラフィックが独特で、アニメのような絵が出てきます。PS3版では解像度が720pでおそらく60fpsなので、解像度よりもぬるぬるした動きを強調しています。アニメで言うと、ロトスコープの感じ。

　キャラの元絵はアニメーターの窪岡俊之氏の絵です。私はたった一つのゲームのオープニングのアニメを見ただけですけど、そう、まさにアイマスのポリゴンみたいな動きをします。ぱっと見た感じと大違いで、立体感覚に優れた方のようです。だからアイマスに採用されたのでしょう。

　で、私は古参のゲーマーですし、多少は美少女ものに大丈夫とは思っていたのですけど、アイマス2の購入時にはかなり抵抗がありました。もう言って良いと思いますけど、美希の演技では買う気にならなかったです。
　ちなみに、他のコンテンツを出して申し訳ありませんが、閃乱カグラとネプテューヌはオープニングの20秒ほどで続行を断念。オメガクインテットは何とかスタッフロールまではたどり着いたものの(つまりRPG部分はOKだった)、ステージはざっと見ただけで操縦する気にならず。ラブライブ・スクールアイドルパラダイスはメニューに到達しただけです。

　PS3版アイマス2では、新規ユーザー獲得のための工夫がいくつかあって、一つがグラビアフォーユー(G4U)、もう一つが初音ミクなどのスペシャルゲスト。
　ともかく、最初はステージを自由に組み立てるソフトと勘違いしていた私は、ダウンロードコンテンツ第一弾のPVで初音ミクがぬるぬる動いているのに引きつけられました。春香や亜美の姿はユーチューブで知っていたし、まあ、瞬時に飽きても勉強代で済まされると思ったのです、その時は。
　ゲームを始めて、PV新着という、他のPのPVが見られるオンライン部分を見てみると、結構工夫が出来るようでした。S4Uを動かしてみると、ややっ、案外見られるステージが作れるではないか。私がアイマスに凝りだしたきっかけは、ここです。

　見ていると、Pによってアイマスのどこが気に入っているのかは、ものすごく違いがあります。OFAのフレのトロフィーを見ても、趣味はさまざま。ですから、これが典型と思っていただくと間違いの元と思います。でも、アイマスのステージはニコニコ動画にこれでもかとアップされるくらいですから、アイマスの人気の主軸と思います。