とある量販店からポイント失効のメールが来て、2千円ほどもあったので、かねてから気になっていたカシオのfx-JP900CWという最新(2023年)の関数電卓を手に入れました。
実は、この機種は店頭で触っていて、やや操作性に難あり、と思っていたので購入を保留していたのでした。その点に関してはamazonのレビューにあるので、詳しくは述べません。
先代のfx-JP900から細かな改良がなされていて、良好な機種と思います。関数電卓でテンキーの上部にずらりと並ぶ機能キーが整理統合されていて、その代わりに画面が高精細なのを利用してメニューを選ぶのに移行しています。そのために、矢印キーなどが目立つようになりました。
まだまだ使いこなしているとは言えないので、途中経過の感想です。
そう、機能的にはfx-JP900からの素直な改良です。割と欲しかった機能が追加されているので、その点に関してはgood。
問題点は最前列にある「FORMAT」キーで、押すとメニューが出てきてしまいます。操作するには遙か上方の矢印キーを使わざるを得ず、これが煩わしい。…のですが、マニュアルを詳細に読めば、私の使い方ではわずかなキーストロークの増加で済みます。とはいえ、1回が2回になったので倍になった、とはいえます。「ENG」キーが無くなったので、これを多用していた人には何度もキーを押すことになり、不満点になってしまったようです。他にも表示の切り替えがなかなか思い通りに行かず、このあたりは改良の余地があると思います。
双曲線関数あたりもメニューの奥に入ってしまっていますが、関数定義のf(x)とg(x)が割と使いやすそうなので、よく使うならそこに他の数式ごと入れてしまえば良さそうです。欲を言えば、その路線で行くのなら関数定義を2個ではなく、もう少し増やすと良さそうな気がします。
慣れの問題でどこまで解決するか、でしょう。ただ、関数電卓なので、あまり操作で煩わされたくない、というのはあります。ワンタッチでsinとかlnが出てくるのが買う理由ですから。