「Law&Order」が好きだ!!(邪道にて)

海外ドラマ「Law&Order」が好きです。
とにかく叫びたいので、ブログに叫びます。

本家 S13-16「灰色の真相」 3度目? 追記

2015-10-06 13:44:52 | シーズン13
は~い、長く長くなりました・・・もしかして、このブログ最長?(知らんが)

多分 真面目に視聴したのは、今回が3度目かと(チラ見は数回)
初視聴&2回目視聴の記事は、こちらで



本家S13-16「灰色の真相」


本家S13-16「灰色の真相」ちょこっと


UK S3-7「残された者」のベースですが・・・
まぁ、異なる物語になっていたかと・・・それで良いんですよ(と思う私)
コレを読んでいただくと・・・UKがどれほど親切心満載か、お分かりいただけるかと。
つまり~本家は、相変わらず意味が???なんですわ(そうそう・笑)

長々と書いた理由は・・・セリフですね。
これ、事件って・・・スティービーの事件は、関係ないみたいですよね。
マッコイのグリーンに対する言葉で
「・・・本件の陪審には、真実は重要じゃないんだよ」
もう、そのまんま!陪審=視聴者、と解してもよいかと(笑)
事件のことは、もうどこかへ行っちゃった~ですわ(笑)

で、3回目でやっと分かった・・・
いや、1&2回目でも、それなりの考えていたのですが・・・
今読み返すと、まぁ、言葉足らずですが・・・いや視点もちょっと・・・
と過去の私に、意見を述べてから・・・誰も文句は言わんだろ(笑~)

これは・・・無関心、じゃないかなぁ。
どうでもいい存在、意に介さない存在って感じ。

暴力や言葉等々での差別ではなく、
無関心、まぁ、もっと悪く言うと無視って感じで。

どうして、こんな風に考えたかと言いますと(ってどうでもいいか??笑)
最近、ナチスの絶滅収容所からの生還者の記録を読んだのですが、
まさに!このエピに通じるものが~と思ったので(勿論勝手に、だ!)

強制収容所と絶滅収容所。
まぁ、違いは何だ?と言われると、混沌としているし。

でも、端折って&一般論的に言ってしまうと・・・
ナチスの収容所って聞くと、多くの方が思い浮かべるのは、
多分アウシュヴィッツ。
ここは、まぁ基幹収容所、というべき場所で、
強制、絶滅、労働、と全てを持ち合わせている。
ここでは、強制&労働の部分で言いますと・・・
基本的に被収容者は、管理されることになる。
上下縞模様の服、腕の刺青・・・丸刈りの頭・・・よく見る映像ですよね。
勿論、場所&年代によって異なりますが
管理しようとしている。初期には、写真まで撮っている。

では、絶滅収容所では?
読んだ本はトレブリンカのことなんですが、
著者が、先輩の被収容者に言われた言葉なんです。
主旨は、お前がどんな髪型をしていようが、どんな服装だろうが
誰も気にしない。生きていることも気にしない。
労働しているが、殺されても、次の移送者の誰かが替わりとなる。
誰も、お前のことを気にしちゃいないんだよ・・・

コレがネェ、このエピの言いたいことと合致するように、思いました。

エリック兄さんの扱い、やはり酷い。これでもか、これでもか!って風に。
そして、圧巻はゲイルの言葉ですね。
「覚えていないのよ」です。

これを言わすが為に・・・頑張ったエピかと。
ついでに言うと、
今回のマッコイのお仕事は、この言葉を言わすだけ!ですね(笑)

忘れた、覚えていない・・・これは、人間、あり得ることで。
しかし、今回のエピでは、これらの根底にあるのは
やはり、アフリカ系アメリカ人に対する差別の意識・・・と言っています(と思う)

これは、ハルパートも言っていますが
グリーンが、今回のお役目として、頑張っています。

暴力や暴言でもない。一見そんな意識も感じさせない。
しかし・・・
「どうでもいいだろう」「こんな位でいいだろう」等々の無関心。

長々と書いた理由を、セリフとしましたが、
今回事件が~はないのですが
各人のセリフに、この差別的な意識が、無関心さが、語られている。
だから・・・もう書いちまおうぜ!と、まぁ後先考えない行動でして(笑って!)

エドが何度も何度も、
「白人だったら、こんな風ではなかっただろう」と言っています。
言葉を替えて・・・

ラストのハルパートとマッコイの会話ですが~
以前の記事で書きましたが、
「こちら側へ、来てみろよ」風にも捉えられます。
と同時に、って今回考えたのですが
歴史という言葉に、言及している・・・ことから
忙しかった、忘れた等々言われても
その根底にある差別の歴史を、どうしても考えてしまう。
そのことを、考えずにいられない・・・歴史が、そうさせるのだ。
だからマッコイに「歴史は、関係ない」は、その立場にならない者の言葉。

ヴァン&グリーン、この2人が、警官とアフリカ系アメリカ人という狭間で、
さらにヴァンは、母親ということが加わり・・・
総括のこの2人で・・・
今思うと、この2人は、それ程共闘している風には見えないような・・・
気がしましたね。

総括にこの2人、というのは、とても良かったと思います。
多分、日本より、本国の方々の方が、
ある感慨深さを持ちながら、このラストを視聴したかと。

考えさせるエピでした(ペコリ)

で、検事長の「ハァ=?」顔だけが!!(私にとって)救いのエピでした(笑)


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本家 S13-16「灰色の真相」 3度目? <6>

2015-10-06 13:37:55 | シーズン13
・・・・・・・・・・・・・・・・続きます


マッコイの執務室 ベラルディ マッコイ&セリーナ
「・・・わだかまりがなくて、安心した・・・ご足労いただき、感謝します」
「・・・証言のお礼に、シャンパンが飲めるのかと思ったわ」
「私だって勝訴したいが、部分的に真実の証言で勝つのは、ゴメンだ」
「私が、偽証したって言うの?」
「そうよ。
 残渣だけでは、射入口と射出口は特定不能だと、ロジャースから聞いたのよ。
 穴の特徴を見る必要がある、とね」
「なぜ、そのことを黙っていたんだ?」

「あなたが無理に証言させるからでしょ、マッコイ検事!
 私はNYのために、必死に働いたのに、ひどい待遇だった。
 不本意だけど、もう一度NYのために、
 覚えてもいない事件の証言をしに来たのよ。
 当時の状況はね・・・常に机には検視待ちが20件あったわ。
 働きすぎで、疲れていた」

「だから誤って、自殺の欄に印を付けたって言うの?」
「じゃ、あなたは、間違ったことはないの?サウザリン検事補。
 重大な質問や証言を、忘れたことはないの?
 ・・・本当のことを知りたい?・・・覚えていないのよ・・・」

多分裁判所近くのダイナー
食事中のハルパート そこへマッコイが・・・
「(ハルパート、食事の手を手を止めて)
 この店はいいね・・・
 裁判中は、このチリを食べて生き長らえているよ」
「それを、ステーキに替えてもいいぞ」
「・・・ジャック・・・悪いが取引きには、応じられない。
 明日、ベラルディへを再尋問する」
「彼女は、過労気味で、ミスをしたのかもしれない・・・」

「ミスじゃないかもな。
 ・・・なぁ、ジャック・・・君が私の立場だったら、一体誰を信じる?
 偽証した白人女性か、数世紀の歴史か」
「歴史は関係ない」
「いや、ジャック、それは都合のいい正当化だな。
 この国の大部分は、歴史が絡んでいる」

「(うつむき加減のマッコイ)
 ・・・だから警官に不満を持つ者が、撃ってもいいいうのか?」
「もちろん違うよ・・・だが彼は昔のように、命を奪われることはない」
「終わりはない」
「(ハルパート、ハァ~と溜息を)
 なぁ、ジャック、このチリを食べてみろよ・・・うまいぞ・・・」

法廷 評決 スティービー・トーマス 無罪に

総括 バーでひとり飲むヴァン・ビューレン。そこにグリーンが。
「・・・今夜は、急いで帰らないのか?」
と、ヴァンの隣に座るグリーン

「・・・以前は朝、目が覚めて身支度をしていると、鏡には警官の顔が映っていた」
「それが、変わったのか?」
「そう、今は3人の目が映っているのよ。警官、黒人女性、そして母親」
「・・・それは幸運だ。
 エリック・トーマスには、もう何も見えないんだからな・・・・」


・・・・・・・・・・・・・・・・書くだけで、もうフラフラ~(バカバカバカ)
感想は、次で(ペコリ)

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