「Law&Order」が好きだ!!(邪道にて)

海外ドラマ「Law&Order」が好きです。
とにかく叫びたいので、ブログに叫びます。

本家 S13-16「灰色の真相」 3度目? <5>

2015-10-05 12:02:24 | シーズン13
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・続きです


再び法廷 ハルパート、冒頭陳述
「・・・ここに来る前に、コーヒーの販売車の前に知人と並びました。
 2人共コーヒーとデニッシュを、注文しました。
 だがデニッシュは1個しかなくて、店員は知人に渡した。
 知人は白人です。私は怒った・・・
  
 私は高位裁判所で争うような弁護士なのに、
 その無礼さに、怒りを覚えました。
 なぜならその瞬間・・・私の存在が、無視されたからです。

 ・・・もし弁護士でなければ、どれほど怒ったことか・・・
 もし私が18歳で、相手が無知な男ではなく、警官だったとしたら?
 もし一瞬ではなく、8年間も無視されたら、どれほどの怒りだと?
 スティービーの兄は、8年前に殺されて、警察は事件を自殺で片付けました。
 そして記録だけではなく、遺体まで消し去ったのです。

 本件に関し、2点、覚えていて下さい。
 凶器に依頼人の指紋はなく、彼を見た者もいない・・・」

マッコイ、やられた~感(この後、負け路線まっしぐら・笑)

ヘンドリ、証言
エリックを知っていた。事件の夜、ケンカになった。
逃げようとしたから、後頭部にブチ込んだ。
その件で警察に聞かれたが、適当に答えておいた。
今は3年の殺人で服役中だ。ウソをつく理由などない・・・。

ジャネット 証言
ヘルムズ刑事に、息子は死んだと告げられた。
最初は自殺ではなく殺人だと、言われていた。
もう少しで、犯人も捕まる、と。
しかしある日、自殺だったといわれた。もう電話するな、とも。 
エリックは、自殺するような子ではない。
警部補と警部にも、
“何もできないから、警察を煩わせず前向きに生きろ”と言われた。
「・・・スティービーは、大好きな兄を殺され
 警察に、思い出をゴミのように扱われたのよ・・・」

ゲイル・ベラルディ 証言台へ。ハルパート、質問
エリックの解剖を行った覚えはないが、記録は否定しない。
検視官の概要報告に、自分のイニシャルが。しかし中身は無い。
「・・・検査を完全に終えなければ、概要報告書は書けません。
 ・・・検視局にいた間、数千件の解剖を担当し、どれも同じ手順を踏みました。
 (自殺の欄に印を付けた後は)事件は解決したことにした。

 (では刑事は捜査を止める?) そうです」
「・・・では刑事が、捜査に行き詰った場合には・・・
 印を付けて、協力できるわけですね」
「まさか」
「でも、可能ですよね・・・」

マッコイ、質問(再質問?だって、検察側の証人だよね?)
「(証拠を提示しながら)・・・見覚えは?」
「あります。エリック・トーマスの検視に関するメモです」
「ヘンドリ氏が、エリックの後頭部を撃ったと証言しました。
 それを裏付けるような記録は?」
「その反対です・・・トーマスさんは後頭部を撃たれていません」

「では、説明して下さい」
「トーマス氏の頭蓋骨には、穴が2つありました。
 (額を指差し)ここと、(後頭部を指差し)ここ。前頭部と後頭部です。
 射入口は前頭部だと、残渣が示していました」
「では、トーマス氏の後頭部を撃った話は、ヘンドリ氏の偽証だと思いますか?」
「そう思います・・・8年前のことなので、断言できませんが。
 自殺の欄に印が付いているので、
 自殺だと結論付けるのに、十分な証拠があった、と考えます」

席に戻ったマッコイに、セリーナが小声で
「・・・ベラルディは、真実を言っていないと思うわ・・・」
「・・・確認しろ」


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・続きます


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本家 S13-16「灰色の真相」 3度目? <4>

2015-10-05 11:59:05 | シーズン13
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・続きです


エリックの遺体を、掘り起こそうとする検察。
当然母親のジャネットは、怒りをぶつける。
「息子をゴミのように捨てておいて、今度は墓から掘り出せっていうの?」

ジャネットを説得できないセリーナ。
ヴァン「母親同士で話をさせて」と、交代するが・・・
「・・・トーマスさん・・・面白い話があるのよ・・・
 うちのアパートの地下に、洗濯室があるの。
 数週間前、洗濯物を乾燥機に移そうとしたら、
 洗剤の入った箱がなくなっていたのよ・・・まぁ犯人の見当はついていたわ。
 ・・・・2階のロスさんよ・・・いつも物をあさるのよ」
「(ジャネット、退屈そうに)何が言いたいの」

「(ヴァン、あくまでにこやかに)
 まぁ、聞いて頂戴・・・1週間後に、息子のステファンが
 ロスさんを泥棒と呼び、彼女の息子と殴り合ったのよ・・・
 憎しみというものは、遺伝ではなく、後から身につくものよ」

「・・・私は、スティービーに撃てとは言っていないわ」
「・・・私・・・あなたの怒りや苦痛を理解できると思うの・・・
 会ったばかりでも、目を見れば分かるわ・・・
 スティービーは、8年間どういう思いで、その目を見ていたのかしら・・・
 母親の憎しみを癒せない自分を、無力だと感じたかも。
 確か・・・18歳になったばかりよね・・・
 だから母親を苦しみから救い出して、一人前の男になろうとしたのよ。
 それに応えてあげたら?
 エリックが殺された、と世の中に証明するのよ・・・
 そうすれば隠蔽に関わった者を、私が追い詰めると約束するわ・・・」

そして、掘り起こされたエリックの遺体が、検視される。
棺の蓋を開けるロジャース。表情が一変する。
中には古タイヤが・・・遺体はどこにもない・・・
泣き叫ぶジャネット。

葬儀所の元所有者レックスホール。
無断で外国の医大に死体を売って、有罪になっている。
死体は全部、特定したと思われていたが・・・
怒るブランチ。なんたる不始末だ・・・!
「・・・記録も遺体も、消えているとは。
 私は職務で、少しでも能力を示したいと思うが、
 警官への銃撃を自白した若者さえ、有罪にできないとはね」
「ハルパートは、スティービーの服役なしを要求してきた」
「(ブランチ、自嘲風笑みで)
 それが何だ・・・もう釣りでも楽しむ年になったってことか」

法廷 スティービーの裁判が始まる
検察の冒頭陳述
事件の概要を説明して(って検察視点だがね)
・・・・
「・・・弁護側は、あらゆる弁明を述べ立てるでしょうが
 NY州の法廷では、本件との関連はありません(って、まだ聞いていないだろうが・笑)
 スティービー・トーマスは、警官を撃った・・・それが問題なのです」

ハルパート、今は冒頭陳述は行わない、と。
アリスの証言。
いきなり撃たれた。被告人と家族とは、面識が無い。
犯人は男性、アフリカ系だったが・・・被告人とは断定できない・・・

グリーン、証言台へ。
取調べ中に、スティービーに過激な発言をしたことを追求される。
・・・・・
「スティービーは、とても失礼な態度だった」
「その態度が、トーストの話で、改まると?」
「スティービーが、自分を侮辱したんだ」
「では、あなたは怒ったのですか?」
「いいえ、自制していました」
「アフリカ系の子供を殴ると、トースターをもらえると言いましたか?」
「本気で言ったわけではない」
「では、ジョークだったと?」
「ええ、その通りです」

「ジョークを言った時、
 取調べを見ていた相棒は、何をしていましたか?」
「監視です」
「黒人の若者を脅す時に、白人警官は、ただ監視をしているのですか?」
(ここで、マッコイ「異議あり」 判事「認めます」)

「(ハルパート、続けて)
 38口径銃には、誰の指紋が?」
「指紋は、拭かれていた」
「では、犯人は特定できないのですね」
「スティービーは、自白した」
「そう、あなたが脅した後にね」
「・・・・」

裁判所の外 マッコイ&グリーン(これは珍しい)
「俺は、脅してはいない」
「特に本件の陪審には、真実は重要じゃないんだ」
「(グリーン、ムカッとして)“本件の”ってなんだよ。
 真実を理解できないっていうのか?」
「ハルパートは、警官が黒人社会に無責任だと、示したいんだよ。
 そして君は、ハルパートは望むような証言をしたんだ」
「じゃ、証言を塗り替えろよ」
「どうやって?他の証人はいないのに」(意地悪マッコイ)

・・・グリーン・・・落胆な表情に・・・

法廷 マッコイ「弁論を終えます」
ハルパート、ここで冒頭陳述を、と。
判事の執務室 マッコイ激怒「裁判の途中だぞ!」
ハルパート、応戦
「じゃ、ダメな理由は?冒頭陳述を行うタイミングは、限定されていません」
「“冒頭”という言葉は、裁判の初めを意味している」
「私の弁論の冒頭かと、思っていましたよ」)(ウソ付けッ)
「裁判長、
 弁護人は、検察の立証から、陪審の注意をそらす気です。
 そして有利にするつもりなのです」

「陪審の近くに座っているのは、どっちですか?
 冒頭陳述は検察が先、最終弁論は後に行うだろ?
 検察が優位なので、対等になりたいだけなのです」
「(判事、感心したように)それには、気付かなかったわ」
「弁護側の視点ですよ」
「(判事、マッコイに)法は禁じていないわ・・・」

ここでマッコイ、「ハァ?」って感じの表情で。
正直、この顔、かなり好きです、私(私的意見、スマンです)


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・続きます


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