・・・・・・・・・・・・・・・・・続きです
ブランチ&マッコイ
「・・・この件を公表したら、重要証拠人は、道徳的な兄から一転して
日和見主義の詐欺師になってしまう・・・」
「じゃ、黙っているんだな」
「アーサー!」
「約束していない、とフォンタナ本人が言っているんだ。
・・・それとも他になにか方法があるのか?ジャック」
「いや・・・」
まだまだ受難は終わらないマッコイ(あぁ、楽しい!)
法廷 ニックの証言
弟から話を聞いた。いとこの葬儀の後だ。
話を続けるニックを見つめるマッコイ・・・そして休廷を申し出る。
別室で、ニックを追求するマッコイ。
ジョニーは、「俺らが殺した」と言っていた、と。
しかし法廷では「俺が殺した」と。一体どっちだ?
さすが法律家!細かいチェックが・・・
責めるマッコイに対し、苛立つニック。細かいことなど覚えていない、と。
しかしジョニーは「人を殺した」と言った。これは確かだ。
「サラ・ドーランとは言わなかったのか?」
「“人”だと。“人”と言ったんだ」
「“サラ・ドーラン”ではなく?」
「あぁ、そうだ」
もう嫌ッ!なマッコイ。裁判所の外で、フォンタナがお出迎え。
「・・・一体何があったんだ」
「君の証人が偽証したんだよ、フォンタナ刑事」
「“葬儀中”を“葬儀後”と言っただけだろ」
「彼は君に、真実を言ったのかね?
それとも君の期待に沿えそうなことを言っただけなのか」
怒るフォンタナ。マッコイに顔を近づけて・・・
「・・・俺をウソつきだと?」
目をそらし、無言で立ち去るマッコイ。
検事局に戻ると、またまたアレックスが待ち構えている。
アレックス、マッコイに1枚の写真を見せて・・・・
「10年前のジョニーの写真よ。20代前半、にきびにポニーテール」
「それがなんだ?」
「事件後、最初の尋問で、ドーランが話しているわ。
近所で不審者を見た、と。20代で・・・」
「にきびでポニーテールの男をか」
「でも当時、ジョニーは捜査対象外だったのよ」
「ドーランに、写真の特定を?」
「無理かしら?」
「まだ試していないだろ」
マッコイの受難は、まだまだ。
マッコイ、ドーランの事務所を訪ねる。
最大級の嫌味で迎えるドーラン。
捜査に協力して欲しい、と頼むマッコイ(低姿勢)
ドーラン、応じず。
「・・・写真を見て欲しい」
「なぜだ」
「事件当日、近所にいた男を特定するために・・・もし・・・」
「言っただろ。関わる気はない」
「ただ・・・」
「しつこいぞ。断る」
「召還して、特定させてもいいが」
マッコイの言葉に反応し、マッコイに近寄るドーラン。
(検事長、今回は、妙に近寄られてばかりだナァ)
そしてマッコイを見つめて・・・
「・・・私が拒否したら、どうする気だ?マッコイ検事。
逮捕か?刑務所送りか?また人生を、ぶち壊すのか」
「(マッコイ、あくまで低姿勢)
私があなたでも、警察を憎む。検察やマスコミ・・・そして私・・・
だが、娘を殺した男も憎むはずだ」
黙ってマッコイを見つめるドーラン。マッコイ、続けて
「・・・奥さんが生きていたら・・・
あなたが黙って、犯人を見逃すことを、許すと?」
「・・・今すぐ、失せろ」
黙って去るしかないマッコイ・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・続きます・・・長い長い・・・
ブランチ&マッコイ
「・・・この件を公表したら、重要証拠人は、道徳的な兄から一転して
日和見主義の詐欺師になってしまう・・・」
「じゃ、黙っているんだな」
「アーサー!」
「約束していない、とフォンタナ本人が言っているんだ。
・・・それとも他になにか方法があるのか?ジャック」
「いや・・・」
まだまだ受難は終わらないマッコイ(あぁ、楽しい!)
法廷 ニックの証言
弟から話を聞いた。いとこの葬儀の後だ。
話を続けるニックを見つめるマッコイ・・・そして休廷を申し出る。
別室で、ニックを追求するマッコイ。
ジョニーは、「俺らが殺した」と言っていた、と。
しかし法廷では「俺が殺した」と。一体どっちだ?
さすが法律家!細かいチェックが・・・
責めるマッコイに対し、苛立つニック。細かいことなど覚えていない、と。
しかしジョニーは「人を殺した」と言った。これは確かだ。
「サラ・ドーランとは言わなかったのか?」
「“人”だと。“人”と言ったんだ」
「“サラ・ドーラン”ではなく?」
「あぁ、そうだ」
もう嫌ッ!なマッコイ。裁判所の外で、フォンタナがお出迎え。
「・・・一体何があったんだ」
「君の証人が偽証したんだよ、フォンタナ刑事」
「“葬儀中”を“葬儀後”と言っただけだろ」
「彼は君に、真実を言ったのかね?
それとも君の期待に沿えそうなことを言っただけなのか」
怒るフォンタナ。マッコイに顔を近づけて・・・
「・・・俺をウソつきだと?」
目をそらし、無言で立ち去るマッコイ。
検事局に戻ると、またまたアレックスが待ち構えている。
アレックス、マッコイに1枚の写真を見せて・・・・
「10年前のジョニーの写真よ。20代前半、にきびにポニーテール」
「それがなんだ?」
「事件後、最初の尋問で、ドーランが話しているわ。
近所で不審者を見た、と。20代で・・・」
「にきびでポニーテールの男をか」
「でも当時、ジョニーは捜査対象外だったのよ」
「ドーランに、写真の特定を?」
「無理かしら?」
「まだ試していないだろ」
マッコイの受難は、まだまだ。
マッコイ、ドーランの事務所を訪ねる。
最大級の嫌味で迎えるドーラン。
捜査に協力して欲しい、と頼むマッコイ(低姿勢)
ドーラン、応じず。
「・・・写真を見て欲しい」
「なぜだ」
「事件当日、近所にいた男を特定するために・・・もし・・・」
「言っただろ。関わる気はない」
「ただ・・・」
「しつこいぞ。断る」
「召還して、特定させてもいいが」
マッコイの言葉に反応し、マッコイに近寄るドーラン。
(検事長、今回は、妙に近寄られてばかりだナァ)
そしてマッコイを見つめて・・・
「・・・私が拒否したら、どうする気だ?マッコイ検事。
逮捕か?刑務所送りか?また人生を、ぶち壊すのか」
「(マッコイ、あくまで低姿勢)
私があなたでも、警察を憎む。検察やマスコミ・・・そして私・・・
だが、娘を殺した男も憎むはずだ」
黙ってマッコイを見つめるドーラン。マッコイ、続けて
「・・・奥さんが生きていたら・・・
あなたが黙って、犯人を見逃すことを、許すと?」
「・・・今すぐ、失せろ」
黙って去るしかないマッコイ・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・続きます・・・長い長い・・・