二月の終わりに

2012-02-29 | 日記

          

              夕方5時頃の守門岳。今日は久し振りに空も晴れ渡った。

        

             二階から見る夕暮れの空。「夕暮ればかりがいつも美しい」

一日の中でこういう時間が一番大切な時であるような気がする。オフィシャルな時間から個人的時間へと世界は移動する。長い一日に傷つけられた見えない傷を、夕暮れの静かさが優しく祈りのように癒すのである。このトワイライト時間こそ個人の大切な秘密が成長する時でもある。凍る残雪に寂寥の影を踏む。