のうてんジャーナル

2012-02-23 | 日記

            

21日(火)午後6時から大手通り十字路近くの老舗飲み屋・十字路にて 「 一枚文学の会 」 の集まりがあった。車だったから飲めなかったけど、上戸の方々からお料理をたくさん勧められてフィジカルに胃袋が小さすぎて、そうとう残ってしまったからもったいなかった。

この小冊子は、集会の都度発行している 「 のうてんジャーナル 」 で、会員全員の作品が掲載されている。一人800字厳守。僕のは連載形式をとっていて、 「 文子の手紙 ( 2 ) 」 を書いていますが何回まで続くか…、チョットワカラナイ。

ところで、自宅が栃尾滝ノ下の佐藤秀治氏 ( 鬼の研究家にして古物蒐集家 ) を送っていく車中で、彼から興味深い話を伺った。栃尾・中ノ俣出身の金内焦丘 ( ?-? ) と言う俳人が面白い句を遺している、というのである。彼の句は見附の松岡茶山 ( 1794-1861 ) により選句され、世に言う 『 常盤集 』 という本に掲載された、ということであった。その復刻された 『 常盤集 』 は山谷ヤス子翻刻編集、源川徹郎校訂になるもので、これはぜひ読んで見たい。山谷ヤス子氏は見附市歴史研究会 」 の方で見附市釈迦塚在住、ということも佐藤さんからご教示いただいた。オリジナルの 『 常盤集 』 は天保13年 ( 1842 ) - 文久元年 ( 1861 ) 松岡茶山刊行、全20編19冊の合本、ということも教えていただいた。江戸時代後期の漢詩人、俳人には興味がそそられる。松岡茶山はどういう人物だろうか。

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