冬ごもり

2012-02-01 | 日記

             

寒さが身に沁みる時、まずは 「 こもる 」 ことである。朧月はほのかに薄い灯りをともしながら、、まだ輪郭を表わさない。おぼろの月光も雲間に凍みていく。部屋を暖かくして、妄想と瞑想を枕にするばかりなり。              

    谷川も氷にとぢし冬の夜は月の光りも流れざりけり 

                            ( 前記、 『 山川登美子歌集 』 より )