『 初削りの前に!みんなでワイワイ初顔合わせ ~南河内の築130年の葭葺き民家再生の記録~ 』
新年明けましておめでとうございます。
不安になる世の中の情報が溢れる陰でも、強い想いをもって力強く頑張っている人々のことを聞くと元気が出ます。今年はそんな種を沢山見つけて繋いでいきたいです。
私たちもそのような小さな種のひとつになれるよう頑張っていきますので、本年も応援をよろしくお願いいたします。
今年は初削りまで日があるので、1月は忘年会でのリクエストにお応えして、スッタフ綱本の家の報告をさせていただこうと思います。京都からは遠いので参加できなかったとか、一度しか行けなかったけれど、その後どうなったんだろう…と思ってくださる方も多いのではないでしょうか。家族での荷物整理や解体に始まり、揚げ家や葭屋根への葺き替え、ワークショップでは不要部分や屋根の解体、土壁塗り、三和土づくりに皆さんの力をお借りしました。ようやく建物本体がよみがえり、また家族の手で住める状態へ整えているところです。工事の完了で区切りを迎えた家づくりの記録を、写真を使って報告します。
加えて同じ思いを持った皆さんと集まってお茶と菓子で新年を祝いませんか。道具談議や古民家のお手入れや暮らしの知恵などなど。いろいろ語りましょう。
日時:1月20日(日)13時~15時頃
参加費:1000円 (定員20名程度)
会場:ARISA HOUSE MUSEUM(アリサハウスミュージアム)(市バス「出世稲荷」バス停より徒歩3分(阪急大宮より多数 ほかJR京都駅)/JR山陰線・地下鉄東西線各「二条」駅より徒歩10分)
*会場に駐車場はありませんが、周辺にコインパーキングがあります。お車でお越しの際は、当日会場でお尋ねください。
申込方法
住所/氏名/職業/参加希望の月/連絡先(メールアドレス・連絡のつき易い電話番号・FAXのうちあるもの)記入の上、下記の「町家発ほんまもん」事務局まで
(*会場場所などの詳細が必要な方は申し込み時にその旨をご連絡下さい)
メールmachiya_honmamon●yahoo.co.jp / FAX 06-6422-7407 のどちらかまで。
*1週間前が締め切り目安ですが、定員になり次第締め切ります。●を@に置き換えて下さい。
*メールでの申し込みの場合、件名に「●月申込」と具体的に書いて下さい。また、申込確認の返信がない場合は恐れ入りますが再送もしくはFAXにてお願いします。(迷惑メール対策で届いていない場合があります)
◆ほんまもんの会の仲間情報 拡大版◆
町家発ほんまもんでは、2013年からの活動に、古民家や手道具を残すために頑張っている方々の活動情報などの情報を発信することに力を入れることで、会の企画以外での交流のきっかけになればと考えています。
また、会の企画や活動に関しても、補足の発信にもなればと思います。
これまでもしてきた スタッフ谷口によるブログ「京都発・町家大工・はんなり日記」での発信
会の企画案内の欄外を利用した発信
このほかに、細かな情報はFacebook「町家発ほんまもんページ」を活用した発信
等の充実を図っていきます。皆さんの情報提供、近況報告、企画へのご提案などなどを随時お待ちしております!
普段はなかなか会えない方、遠くでも同じ思いを共有できる人を見つけるために、小さな輪を広げます。
○昨年に引き続き、講師をして下さった方々の自費出版本を広く知っていただきたいので、会で応援販売しています!
・松尾具屑さん『木工古道具の楽しみ方』 (著者元にもう少し在庫があることが分かりました)古道具の収集・再生や経験を綴り、蘇った道具を記録した著書(定価2400円)を2200円
・見学稔さん 『左甚五郎』 (残りわずか!!)
伝説の左甚五郎について、職方に伝わる系図・多くの聞き取りや資料、作品群などから人物像を解き明かした著書
*いずれも送料160円(クロネコヤマトメール便)で郵送いたします。ご希望の方はほんまもん事務局までご連絡ください。
にほんブログ村
リフォームのご相談はこちらまで
新年明けましておめでとうございます。
不安になる世の中の情報が溢れる陰でも、強い想いをもって力強く頑張っている人々のことを聞くと元気が出ます。今年はそんな種を沢山見つけて繋いでいきたいです。
私たちもそのような小さな種のひとつになれるよう頑張っていきますので、本年も応援をよろしくお願いいたします。
今年は初削りまで日があるので、1月は忘年会でのリクエストにお応えして、スッタフ綱本の家の報告をさせていただこうと思います。京都からは遠いので参加できなかったとか、一度しか行けなかったけれど、その後どうなったんだろう…と思ってくださる方も多いのではないでしょうか。家族での荷物整理や解体に始まり、揚げ家や葭屋根への葺き替え、ワークショップでは不要部分や屋根の解体、土壁塗り、三和土づくりに皆さんの力をお借りしました。ようやく建物本体がよみがえり、また家族の手で住める状態へ整えているところです。工事の完了で区切りを迎えた家づくりの記録を、写真を使って報告します。
加えて同じ思いを持った皆さんと集まってお茶と菓子で新年を祝いませんか。道具談議や古民家のお手入れや暮らしの知恵などなど。いろいろ語りましょう。
日時:1月20日(日)13時~15時頃
参加費:1000円 (定員20名程度)
会場:ARISA HOUSE MUSEUM(アリサハウスミュージアム)(市バス「出世稲荷」バス停より徒歩3分(阪急大宮より多数 ほかJR京都駅)/JR山陰線・地下鉄東西線各「二条」駅より徒歩10分)
*会場に駐車場はありませんが、周辺にコインパーキングがあります。お車でお越しの際は、当日会場でお尋ねください。
申込方法
住所/氏名/職業/参加希望の月/連絡先(メールアドレス・連絡のつき易い電話番号・FAXのうちあるもの)記入の上、下記の「町家発ほんまもん」事務局まで
(*会場場所などの詳細が必要な方は申し込み時にその旨をご連絡下さい)
メールmachiya_honmamon●yahoo.co.jp / FAX 06-6422-7407 のどちらかまで。
*1週間前が締め切り目安ですが、定員になり次第締め切ります。●を@に置き換えて下さい。
*メールでの申し込みの場合、件名に「●月申込」と具体的に書いて下さい。また、申込確認の返信がない場合は恐れ入りますが再送もしくはFAXにてお願いします。(迷惑メール対策で届いていない場合があります)
◆ほんまもんの会の仲間情報 拡大版◆
町家発ほんまもんでは、2013年からの活動に、古民家や手道具を残すために頑張っている方々の活動情報などの情報を発信することに力を入れることで、会の企画以外での交流のきっかけになればと考えています。
また、会の企画や活動に関しても、補足の発信にもなればと思います。
これまでもしてきた スタッフ谷口によるブログ「京都発・町家大工・はんなり日記」での発信
会の企画案内の欄外を利用した発信
このほかに、細かな情報はFacebook「町家発ほんまもんページ」を活用した発信
等の充実を図っていきます。皆さんの情報提供、近況報告、企画へのご提案などなどを随時お待ちしております!
普段はなかなか会えない方、遠くでも同じ思いを共有できる人を見つけるために、小さな輪を広げます。
○昨年に引き続き、講師をして下さった方々の自費出版本を広く知っていただきたいので、会で応援販売しています!
・松尾具屑さん『木工古道具の楽しみ方』 (著者元にもう少し在庫があることが分かりました)古道具の収集・再生や経験を綴り、蘇った道具を記録した著書(定価2400円)を2200円
・見学稔さん 『左甚五郎』 (残りわずか!!)
伝説の左甚五郎について、職方に伝わる系図・多くの聞き取りや資料、作品群などから人物像を解き明かした著書
*いずれも送料160円(クロネコヤマトメール便)で郵送いたします。ご希望の方はほんまもん事務局までご連絡ください。
![にほんブログ村 住まいブログ 大工・職人へ](http://house.blogmura.com/daiku/img/daiku88_31.gif)
リフォームのご相談はこちらまで
今夜の食事。
今日も朝から冷たい日でしたね。そんな訳で暖まろうと今夜は豚汁。
口に入れられない熱いのやつ。これが旨いのです。
熱々ご飯に海苔。後は山芋。
で。寒かったのですが今日は作業場で加工していました。
合間に天板仕上げる鉋を研いでいます。
先日の「久角」裏押しをもう少し丁寧に仕上げなければ。![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/1f/b2eeec6045794dc2ce9720edce28ae70.jpg)
研いだ感じは良い刃が付いています。![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/e4/8cb2bdfc33b142389e64749fab976acb.jpg)
その次は最近よく使う「丹生山」この鉋何故かピカピカにはなりません。![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/05/def18be393f94c7171b34f9e44209c3a.jpg)
でも引き心地も良く長切れをします。![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/ff/5c88fee1f95c59ea3eba8ac35be49e24.jpg)
最後は「剣の舞」寸4ですが良く役に立つ鉋です。とても良い刃がつきますよ。![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/eb/25fb7523a5f45b616216d9166f7a4c8e.jpg)
もちろん研ぎやすさも十分です。![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/b2/19fa975973439f7ff8ed942abeaba3c1.jpg)
この鉋何故か山口房一「房一作」とあるのに背馴染みは井本の刻印があります。![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/d5/daf1ea1d9d75fba1463d41457d6360f7.jpg)
どちらでも良く切れるのでいいのですが。
にほんブログ村
リフォームのご相談はこちらまで
今日も朝から冷たい日でしたね。そんな訳で暖まろうと今夜は豚汁。
口に入れられない熱いのやつ。これが旨いのです。
熱々ご飯に海苔。後は山芋。
で。寒かったのですが今日は作業場で加工していました。
合間に天板仕上げる鉋を研いでいます。
先日の「久角」裏押しをもう少し丁寧に仕上げなければ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/1f/b2eeec6045794dc2ce9720edce28ae70.jpg)
研いだ感じは良い刃が付いています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/e4/8cb2bdfc33b142389e64749fab976acb.jpg)
その次は最近よく使う「丹生山」この鉋何故かピカピカにはなりません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/05/def18be393f94c7171b34f9e44209c3a.jpg)
でも引き心地も良く長切れをします。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/ff/5c88fee1f95c59ea3eba8ac35be49e24.jpg)
最後は「剣の舞」寸4ですが良く役に立つ鉋です。とても良い刃がつきますよ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/eb/25fb7523a5f45b616216d9166f7a4c8e.jpg)
もちろん研ぎやすさも十分です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/b2/19fa975973439f7ff8ed942abeaba3c1.jpg)
この鉋何故か山口房一「房一作」とあるのに背馴染みは井本の刻印があります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/d5/daf1ea1d9d75fba1463d41457d6360f7.jpg)
どちらでも良く切れるのでいいのですが。
![にほんブログ村 住まいブログ 大工・職人へ](http://house.blogmura.com/daiku/img/daiku88_31.gif)
リフォームのご相談はこちらまで
裏出し。
昨日プロフェッサーが鋼を調べた鉋の刃使ってみようと裏出しをしています。
何かこの鉋三木で名の通った人の鉋そうです。でも同じ印の鉋の刃があったのですが造り手が違う物もありました。どちらが正道なのかは解りませんが取りあえず裏出ししました。
もちろん捻れがあればそれを取ってからの話しになります。この鉋刃は非常に捻れていました。作られてから時間が長く立っているからかもしれません。
最近こんな風に裏にマジックを塗りつけて砥石の当たりを見ています。![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/b4/a55f7255be09971875ef685eaf92b865.jpg)
目が悪くなると工夫しなくてはなりません。
少し叩いて砥石を当ててみるとこんな感じになります。![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/c7/b3177190e60e51538c9f02966ccc6b3c.jpg)
あたっていない所の鎬面に印を付けて叩いていきます。![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/d9/b04f8a7daa8b17e605d036234b42df4e.jpg)
これの繰り返し。![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/11/e3a0fcb1fd5ebc9966ee80bd46f9f772.jpg)
最後はこんな感じまで。ここまで砥石はすべて400番でやっています。![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/1e/e72d52638747e963bfba8e3ce8a08d5d.jpg)
鋼の状態が見てみたいので鎬面を研いでみると鋼は薄。![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/8f/0cc306c3664e3f9e555102cc960b0851.jpg)
忘れてました。この季節刃が割れやすいのでストーブで暖めてからにしましょう。![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/0f/85b90207942da6ed3a319589ee33f344.jpg)
この時刃角も徐々に直していきます。
今日はここまで。
お疲れ様でした。
にほんブログ村
リフォームのご相談はこちらまで
昨日プロフェッサーが鋼を調べた鉋の刃使ってみようと裏出しをしています。
何かこの鉋三木で名の通った人の鉋そうです。でも同じ印の鉋の刃があったのですが造り手が違う物もありました。どちらが正道なのかは解りませんが取りあえず裏出ししました。
もちろん捻れがあればそれを取ってからの話しになります。この鉋刃は非常に捻れていました。作られてから時間が長く立っているからかもしれません。
最近こんな風に裏にマジックを塗りつけて砥石の当たりを見ています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/b4/a55f7255be09971875ef685eaf92b865.jpg)
目が悪くなると工夫しなくてはなりません。
少し叩いて砥石を当ててみるとこんな感じになります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/c7/b3177190e60e51538c9f02966ccc6b3c.jpg)
あたっていない所の鎬面に印を付けて叩いていきます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/d9/b04f8a7daa8b17e605d036234b42df4e.jpg)
これの繰り返し。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/11/e3a0fcb1fd5ebc9966ee80bd46f9f772.jpg)
最後はこんな感じまで。ここまで砥石はすべて400番でやっています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/1e/e72d52638747e963bfba8e3ce8a08d5d.jpg)
鋼の状態が見てみたいので鎬面を研いでみると鋼は薄。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/8f/0cc306c3664e3f9e555102cc960b0851.jpg)
忘れてました。この季節刃が割れやすいのでストーブで暖めてからにしましょう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/0f/85b90207942da6ed3a319589ee33f344.jpg)
この時刃角も徐々に直していきます。
今日はここまで。
お疲れ様でした。
![にほんブログ村 住まいブログ 大工・職人へ](http://house.blogmura.com/daiku/img/daiku88_31.gif)
リフォームのご相談はこちらまで
砥石2丁。
私が仕上げの前に当てる人造砥石です。
どちらも甲乙着けがたい便利砥石。
堅くはないのですがずるずるの柔らかさなのでこの特徴を利用しています。
というのはこの砥石が刃先の形に馴染んで研げていくからで逆に言うと中砥石で研いだ形を崩さずに研げると言うことです。
このことが私にとって使いよい理由になっています。
この砥石「嵐山」は減って来ましたので折れては困ると思い新しい物と張り合わせました。
接着剤は砥石屋さんに効いて2液製の物を使っています。![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/d1/6bf1a9c5e0af16d6cc301ea4a9592a15.jpg)
もう一つはハーフ砥石と呼ばれている物で人造砥石と天然砥石の粉が半分ずつ入れてあるという商品。この砥石は何年か前に角が角が少し欠けているというので1500円で買いました。
沢山あったのですが皆さんに分けて最後の1本になりました。![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/e7/e7f3ae3d9fc2bfac6867af62eafd999e.jpg)
上手く使うと便利な砥石です。
にほんブログ村
リフォームのご相談はこちらまで
私が仕上げの前に当てる人造砥石です。
どちらも甲乙着けがたい便利砥石。
堅くはないのですがずるずるの柔らかさなのでこの特徴を利用しています。
というのはこの砥石が刃先の形に馴染んで研げていくからで逆に言うと中砥石で研いだ形を崩さずに研げると言うことです。
このことが私にとって使いよい理由になっています。
この砥石「嵐山」は減って来ましたので折れては困ると思い新しい物と張り合わせました。
接着剤は砥石屋さんに効いて2液製の物を使っています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/d1/6bf1a9c5e0af16d6cc301ea4a9592a15.jpg)
もう一つはハーフ砥石と呼ばれている物で人造砥石と天然砥石の粉が半分ずつ入れてあるという商品。この砥石は何年か前に角が角が少し欠けているというので1500円で買いました。
沢山あったのですが皆さんに分けて最後の1本になりました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/e7/e7f3ae3d9fc2bfac6867af62eafd999e.jpg)
上手く使うと便利な砥石です。
![にほんブログ村 住まいブログ 大工・職人へ](http://house.blogmura.com/daiku/img/daiku88_31.gif)
リフォームのご相談はこちらまで