京都発・町家・大工はんなり日記

京都で仕事と道具を楽しみながら毎日過ごす。

いざ薬師寺へ。

2012-05-18 23:57:48 | Weblog
いざ薬師寺へ。

仕事の合間を縫って薬師寺に行って来ました。

いつ見ても凄い金堂。テレビで見た以上に迫力があります。

回廊も見応えあり。

高さ41mの足場も凄い。

返りも気持ちの良いドライブ。

他に何を見てきたかは内緒。

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先日の鉋台打ち出来ました。

2012-05-17 22:23:20 | 道具箱
先日の鉋「宴」台打ち出来ました。

ちょくちょくやっていると随分早くできる物です。

でも墨付けだけはキチッとやっておきましょう。仕込み勾配は8寸5分。

この墨が命ですから。

今回の刃口は狭い目にしています。

光を透かすとこれ位。

瞬間接着剤を入れて置いた台尻の割れも止まったようです。

後は全体に鉋でお化粧。

我ながら気に入っています。

何故この歳になってから台打ちをするのか?

理屈を知りたいのです。自分で打ってみると色々なことが見えてきます。

鑿をどう使えば良いかとか背馴染みの抜き加減とか色々と楽しいですよ。

皆さんもお試し下さい。

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連休の一日お茶していました。

2012-05-16 22:52:56 | Weblog
連休の一日お茶していました。

動物園へ行ったり。

お祭りを見に行ったり。

虫取りしたり。

お寿司作ったり。

少し疲れた日にはお茶していました。

彼女は体力付けるのだとこってりした食事。

それと最近現場ではこんな甘い物をほおばっています。

もちろんポットにはホットコーヒー。

やはり疲れには甘い物が一番。

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次の鉋はこれ。

2012-05-15 21:55:01 | 道具箱
次の鉋はこれ。

これも知り合いからの頂き物。山口房一作「宴」背馴染みに青の刻印が入っています。

山口房一氏の鉋の特徴は低価格の物でも作りが良く捻れなども少ないので台打ちなどは比較的上手く仕込むことが出来ます。

私が気に入っているのは鋼の厚みと均一さこれだから捻れも少ないのでしょう。

先日の紹介の鉋「鬼堂」も山口氏の鉋で非常に扱い易く研ぎやすい鉋に仕上がっていました。

この鉋もとても期待している鉋の一台です。

台に墨付けも終わりましたので夜なべにやっていきたいと思っています。

この台割れが入っていましたので瞬間接着剤で固めています。

きたいを込めて・・・・

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気持ちの良い季節。

2012-05-14 21:39:27 | Weblog
気持ちの良い季節。

白川通りも欅の木陰が気持ちの良い季節になってきました。

初夏とは言えさわやかな風が頬を伝っていきます。

天気の良いこの日に城南宮へ現場のお払いをしてもらいに行ってきました。

その後の楽しみは国道を夾んで西側にある「おせきもち」

何故かこのお店切手とかも打っていました。

何時も午前中に売り切れでなかなか頂けません。

今日は気合いを入れて朝早い目に行ってお店で頂きました。

おせきもち。中身は伊勢の赤福をこしあんから粒あんにした感じ。

お茶と一緒によばれて、ご馳走様でした。

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東郷レイ号使ってみました。

2012-05-13 20:22:19 | 道具箱
東郷レイ号使ってみました。

横山邦男作東郷レイ号を使ってみました。

午前は野暮用午後になって台打ちのつづきをして使って見ました。

刃丈が短かったので普通の台に入れると使いにくい感じ。

そこでまたまた台の厚み1寸に削り直しました。

気温19.9度湿度29%これでは削りにくい。

今回削ったのはまずはヒバ台打ちして鉋屑が上がってくると「ほっと」します。

今回の刃口も普通口にしています。

段々に薄くしていっても良く切れています。

艶は上々です。

材を桧に替えて削ってみても

やっぱり艶は良い。

この鋼扱いにくいのかし思っていたのですがそんな心配なにもなくなりました。

しっとりとした削り味で良く仕上がりました。

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鉋台打ち。つづき

2012-05-12 19:24:27 | 道具箱
鉋台打ち。つづき

時間を作ってするのにはなかなか面白い。

今日も段取りをしてさぁ と思ったその時奴らがやってきた。

今日は寒いので来ないかと思っていたのだがあまかった。

シャボン玉遊びをして。

お兄ちゃんの自転車借りて。

写真を撮ってくれたのがこれ。

その後台打ち。

ここまで出来ました。

刃の丈が少し短いので台を薄くするかどうか考え中。

刃口は普通口で仕上げます。

ここまで出来れば上出来。

良い感じになってきました。

明日時間が取れればつづきやってみます。

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鉋台打ち。

2012-05-11 22:11:41 | 道具箱
鉋台打ち。

今日の京都は寒い一日でした。なんだか冬に逆戻りしたみたいです。

仕事も頑張って速く終わらせ楽しみな台打ちをやっていました。

鉋刃は先日の東郷レイ号。

これは私が使う墨付けの道具。

この毛引きはキチッと墨を付けようと思うとはずせません。もちろん差し金も。

しっかりと理解して墨付けをするのが基本。

墨付けが終わると良く切れるのみと重い目の玄翁で一気に行きたい所です。

所が突然お客さんから「水道が破裂した」と電話連絡があり急きょ現場へ。

で、口を切っただけで終わってしまいました。

今回の台は荒堀をした物を使っています。こうしておいてあった物は良く乾燥しています。

欠点は屑たまりの角度が最初に彫ってあるので変えられないことです。

どちらにせよ。あまり上手くないので問題は無いのですが。

又時間を見つけて彫ってみます。

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韋駄天を使ってみた。

2012-05-10 21:21:16 | 道具箱
韋駄天を使ってみた。

期待通りの鉋であります。

良く切れますねぇ~。

何せ艶が良い。もちろん研ぎやすいですよ。

気持ちよく食いつきます。でも食い込まない。

調整は私の苦手な包み口。

刃口はけっして狭くなくむしろ広い位。

相変わらず薄削りは下手。

こんな鉋屑の持ち手作りました。山本氏より頂いた木槌の切れ端はんなり特製。

でも良く切れています。

最終仕上げはWAの3000番。「何処まで粗くするのだ。」でも艶は良い結果が出ます?

次の鉋はこれ。台打ちします。

東郷レイ号噂では凄い切れだとか。

楽しみ増えました。

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そうだ。韋駄天を使おう。

2012-05-09 20:47:49 | 道具箱
そうだ。韋駄天を使おう。

押入を片付けていると鉋「韋駄天」が

これを使おうと出してみると刃の出方がおかしい。

片方だけが多く出てくるのです。

新潟の鉋は台の木取りがオイマサという取り方になっています。

この取り方、板目と柾目の中間をいって良いと聞いていたのですがどうも菱形に変形するのです。そんな訳で刃が斜めに出てしまうようです。この台よく売れていた時代の物か背馴染みにカッターの跡が付いたままでした。

そうそう韋駄天と言えば白1号ブームに火を付けた鉋ですよ。

その上炭素量が1.4%と高炭素鋼の鉋と評判を呼びました。

台の厚みも他の鉋より1割位厚く出来ています。

作者は新潟の名工 田中昭吾氏この方の鉋みんな良く切れて使いよく低価格。

近々、調整して使ってみます。

又、楽しみが増えました。

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