古い鉋
道具箱からでてきた古い鉋です。おそらく三木の物だとは思うのですが時代は昭和の20年から30年位の物だと思います。
10年位前に頂いてそのままになっていたのですが何故か最近気になって研いでみました。まだ使ってはいませんが、こんな事をして過ごすのも大工にとっては楽しみな物です。
台もかなり減っていますがその割には口はあまり広がってはいません。きっと旨い使い手だったのでしょう。京都御所や修学院離宮に出入りをしていた職人さんの物ですから切れないはずはないと思っています。
この鉋でどの柱を削ったのでしょう。
思っただけでぞくぞくして来るのは私だけでしょうか。
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