矢沢さん
この鑿の柄はすべて新潟県三条市の矢沢木工所で入れてもらった物です。
鑿がどんなに旨くできていても柄一つで使った時の感触が違ってきます。
もちろん見た目の美しさは言うまでもありません。
口金・桂の一つ一つが吟味されています。
鉋鍛冶は注目度100%で鑿鍛冶が50%鉋の台打ちは20%と私は勝手に決めていますが鑿の柄となると注目度は0%になっている感じがしてなりません。
この鑿にこの柄あり存在感いっぱいの柄です。
この柄のおかげで引き立つこと引き立つこと
じっくりとご覧下さい。
矢沢さん京都から感謝してます。
鑿の柄 (職人の念)
水で溶いた石灰を柄の表面に塗付けて、
乾くと同時に藁縄で磨いてアクをだして艶を
出します。
長年、手入れされてきた柄と
使い込まれ手のひらと指先の指紋て磨かれた
黒光する鑿の身には、
何ともいえない品格が漂いますよね。
品格なんて言葉良いですね。私の好きな表現です。
また色々と教えて下さい。
よろしくお願いします。
鑿に限らず鋸・鉋・・・色々です。
電動工具も同じ事が言えますよ。手道具を上手く使う人は何を使わせても上手です。
手加減が出来るのでしょう。