京都発・町家・大工はんなり日記

京都で仕事と道具を楽しみながら毎日過ごす。

鋸作り職人。長勝さん

2012-12-30 11:34:54 | 人物訪探
鋸作り職人。長勝さん

先日貰ってきた押さえ挽き鋸長勝さんに目研ぎをお願いした鋸の柄を据えてみました。

柄は二つ割りにして込みより少し小さめに溝を掘った物を合わせて作ります。

接着剤が乾いたらトーチランプで込みの部分を焼いて何度かに分けて差し込んでいくとしっかりと据えることが出来ますよ。

そして実際に樫の木を鉋にイメージして斜めに切っていきます。その時のこの動き具合などチェックしていくのです。

これは鋸道と鋸の厚みのチェックをしています。

そして不都合があれば長勝さんへ直行です。

お店でこういう具合に使いたい。ここを切りたい。など意見だけは私も一人前になってきました。

長勝さん解ってくれたようで目立て屋(目研ぎ)さんから鋸作り職人に変身です。

鍛冶屋さんが作った後もう一度鋸は創られるのです。

これってとても大事なことですよね。

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