アントンK「趣味の履歴簿」

趣味としている音楽・鉄道を中心に気ままに綴る独断と偏見のブログです。

北斗星のバリエーション「トマムスキー」

2018-12-14 20:00:00 | 鉄道写真(EL)

最後のブルートレインとして駆け抜けた特急「北斗星」。JR化後、青函トンネル開通とともに生まれた「北斗星」は当初3往復体制だったことは、以前にも書いてきたし語り継がれた話だと思う。時代ととに臨時化され、減便されてしまうが、日本がまだバブル景気で浮かれている時代には、この定期便の「北斗星」以外にも、北海道までを結ぶブルートレインが存在していた。「北斗星」の補完的役割で運転された「エルム」、そして冬季臨として走っていた「北斗星トマムスキー」などだ。

特急「エルム」は、本州内は「北斗星」と同じEF81けん引だったが、冬季に走る「トマムスキー」は、直流区間はEF65PF、黒磯以北はED75とかつての「あけぼの」を彷彿とさせる機関車けん引で、アントンKを熱くさせた。もちろん専用のヘッドマークを掲げて走るので、あらゆる場面での走行写真を狙ったが、何分夜行列車であることで、かなり撮影ポイントは限定的で苦労した思い出が残っている。この「北斗星トマムスキー」は上野発ではなく、一度東海道線、横須賀線を経由して逗子まで回送され、実際の営業列車は、横浜からだったと記憶しているがどうだったか・・?

現在のようなデジタルの優秀な機材などない時代だから、とにかく撮影の際は光を意識し、順光線にこだわった。列車頭部に光を入れて撮影することを第一に考えて撮影に挑んだが、今残された画像を見ると、当時の自分に言ってやりたいことだらけ。やはりまだまだ経験不足としか言いようがないのだ。

掲載写真は、朝の東北線を上る「北斗星トマムスキー」号。EF81とはまた別の魅力が伝わってくるが、EF65PFに中々お似合いのヘッドマークだと思っている。

1995-03-06 9010ㇾ  EF651052  北斗星トマムスキー JR東日本/東北本線:古河付近



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