夜明けが遅くなり、またこの季節がやってきた。斜光にススキが映える季節。1年で一番好きな季節。
街を歩けばキンモクセイの香りが心地よく、まるで大地に霜が降りたような白い花を咲かすのは、蕎麦の華。赤い彼岸花がいいアクセントで写欲をそそる。そんな光景を想像しつつ、今年は旅できるだろうか。今から楽しみなのだ。
いつも出向いている新鶴見界隈でも、その気になれば秋を十分に堪能できる。ススキが朝日を浴びて黄金に輝き、光る二条のレールにサメ(EF66100)が躍り出る。日常が特別な時間に代わる瞬間だ。今年もそんな時間を探しに行きたいと思っている。
2020-11 EF66 100 東海道貨物線:新鶴見付近
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