アントンK「趣味の履歴簿」

趣味としている音楽・鉄道を中心に気ままに綴る独断と偏見のブログです。

昔残した足跡をたどる心の旅~EF65PF

2021-09-10 17:00:00 | 国鉄時代(カラー)

根府川同様、真鶴もよく出掛けたポイントだった。

現在のような長めのレンズを使って撮影する構図ではなく、まだ側線がある構内の外れから気軽に撮影出来たのだった。この後年、300mmクラスで撮影することが流行となり、月刊誌にも登場、現在ではメジャーな撮影地の一つに挙げられる。

アントンKも、旧い画像を確認しながら当時を思い返してみると、小田原から熱海までの海沿い区間は、風光明媚な景色が広がり、都心からの比較的アクセスが良かったことから、長年に渡り出掛けていた。しかし年々宅地化が進み、それによって鉄道撮影も思い通りにいかず、昔を思っては落胆する時間が増えてきてしまった。まあこれはここに限らず何処でも言えることなので、最近ではあまり気にしていないのが現状。画像はその分いい加減だろうが、昔と変わらず相変わらず撮影を楽しんでいるのである。

掲載写真は、正月明けの快晴の朝、東上する特急「あさかぜ4号」。キンを張りつめた空気の中、眩しい朝日を浴びたブルートレインを今日も拝めたことに感謝しながらシャッターを切る。そんな忘れかけた心の旅路を再び味わいたいものだ。

1984-01-04   10ㇾ  EF651107  あさかぜ4号  東海道本線:真鶴付近



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