アントンK「趣味の履歴簿」

趣味としている音楽・鉄道を中心に気ままに綴る独断と偏見のブログです。

いよいよ始動!頑張れ「新日本フィル」

2020-06-13 19:00:00 | 日記

東京アラートも解除され、徐々に自粛ムードが解かれつつある関東地方。この拙いブログでも、今年は音楽の記事が激減してしまった。それは、新型コロナウィルスによるコンサートの中止が相次ぎ、アントンKも予定をことごとくキャンセルせざるを得なかったからだ。今年は1月に大阪でコンマス崔氏による「英雄の生涯」を堪能し、また1月下旬には神がかった崔氏のショスタコーヴィッチのコンチェルトを聴いた。しかし2月以降の演奏会の予定が無くなり暗黒の世界へと引きづり降ろされてしまったのだ。あれから早5か月の時間が過ぎようとしている。アントンK自身も、ここまで演奏会に接しないのは初めてではないか。心の潤いがすでにひえ上がり、カピカピになってしまった状態。考えてみれば大変贅沢な話だが、こういった音楽鑑賞が自分の生活の一部だったことに改めて気づかされている。

この5ヶ月もの間、日本のオケでもネット配信を中心とした音楽活動に新たな動きが出始めた。その中で、新日本フィルのテレワークによる「パプリカ」の演奏は話題をさらったが、アントンKも、PCの画面に広がるオケの方々を見て、その演奏を聴いた時、とても熱いものを感じて、演奏を届けたいという気持ちがヒシヒシと伝わってきた。

掲載画像は、今週ネットニュースに上がったものを複製して載せている。オケのナンバーがマスクやゴーグルをして距離を置き、試験演奏しているのだ。この画像を見て、やっとここまで来たか!と感じるとともに、大変なご苦労だろうと察してあまりない。崔氏のお姿を見てまた泣けてくる。何も出来ない無力のアントンKだが、今はトリフォニーのゲートを潜る、その時を心の糧として日々頑張ろうと思う。崔さん、どうかお身体お大事にしてください。