アントンK「趣味の履歴簿」

趣味としている音楽・鉄道を中心に気ままに綴る独断と偏見のブログです。

聖地に感じた大宮駅の印象

2018-03-29 20:00:00 | 国鉄時代(カラー)

大宮駅下り8番線9番線ホーム。

現在はどう変わっているのかわかっていないが、当時の大宮駅のこのホームは、次々と列車が往来し時間の経過を忘れてしまいそうになるくらい、目が離せず、そして楽しい場所だった。当然新幹線は影も形もなく、東北特急と上信越特急が引切り無しにやってくる。

また、以前にもここで書いていると思うが、このホームの構内放送が独特な語り口調であり、とにかく当時の若いアントンKは聞き入ってしまい、しまいにはテレコで録音して楽しんでいたのだ。列車の入線とともに、絶妙なタイミングで放送が入り、そしてまた発車を促す。そのやり取りを見て聞いているだけで満足していた。誠にお恥ずかしい話だ・・しかし、現在の抑揚のない機械じかけの放送は、何とかならないものだろうか。イントネーションや発音は現代風?昭和ど真ん中のアントンKには聞きにくい。ベルの代わりの電子音も、時にイライラしてくるのは自分だけか。

掲載写真は、その8番線と9番線ホームから撮影した、高崎線の普通列車2322レ。ホームを後にしたまだ真新しい183系1000番台の「とき」が写っている。ゴハチは、高崎第二機関区所属のEF5886。スノープロウ、ヒサシの付いた寒冷地仕様の形態。当時からこのスタイルのゴハチは好きだった。

1976-03-01   2322ㇾ  EF5886   大宮駅にて