春のダイヤ改正でEH500が北海道内を追われ、いよいよ南に下りて来たことは御承知の通りだが、東海道線を走るキンタロウもそろそろ板に就いてきた今日この頃。運用表に目をやると、これまた注目すべき列車を牽引しているようだ。川崎市専用のコンテナを連ねた「クリーン川崎」号、通称ゴミ列車の定期牽引に抜擢されている。このクリーン川崎号の歴史は古く、かつてはEF65やEF64の牽引で楽しませてくれた列車。時代は移りこのたび新鋭のEH500が担当になったという訳だ。
ただ昔からこの列車のスジは、運転時間帯が宜しくなく、太陽に背を向けて走るため撮影には難儀する。それでも、特徴ある白いコンテナを長く連ねた列車は、トヨタロンパスや、あるいは福山通運の専用列車を彷彿とさせ、被写体としては悪くない。
写真は、梅雨入り前にカメラテストも兼ねて撮影した時のもの。陽の長い晴れた日に、オレンジ色に染まった白いコンテナ列車を撮影したくてチャレンジしてみた。この日は、コンテナの中抜きも少なく、まあまあ及第点の編成だった。
2016(H28)-06 EH500-58 東海道貨物線/川崎新町にて