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■ 初期サザンのバラード

何年経とうが、やっぱり真夏はサザンのバラード。
それにしても、1980年代前半の短期間にこれだけの名バラード固め打ちしてたとは、今から考えると信じられぬ。

■ シャ・ラ・ラ(サザンオールスターズ) - 桑田 佳祐 & 原 由子 -(1982年)

歌詞
曲全体からあふれる「幸せ感」が1980年代。

「横浜じゃトラディショナルな彼のが」
↑ ”横浜” ”トラディショナル”というワードイメージが聴き手のあいだで共有されていて、そこから広がる音の風景。
いまの説明チックなJ-POPの歌詞とはあきらかに一線を画している。

そういえば、この頃「ハマトラ」ってトレンドだったな。
サウンドイメージとしては ↓ こんな感じか?

■ とみたゆう子☆海のキャトル・セゾン☆


サザンととみたゆう子なんて、ふつうに同じテープに入れて聴いてたもんな・・・。

■ 海 (『人気者で行こう』1984年)

↑ ほら、つづけて聴いてもぜんぜん違和感ないでしょ。
初期サザンならではのメジャー・セブンス曲。
個人的にはサザンのベストテイクかも。

■ 夏をあきらめて (『NUDE MAN』(1982年))

桑田さんの歌詞がキレッキレの夏の雨歌。
こういう刹那的なナンバーも初期サザンの魅力だった。

■ 涙のアベニュー (『タイニイ・バブルス』1980年)

思いっきり「抽象」な歌詞。
「心に刺さる」感はなかったけど、雰囲気で伝えきる名曲。

■ 夕陽に別れを告げて〜メリーゴーランド (『KAMAKURA』(1985年))

「初期サザン」のLASTを飾るサザン屈指の名曲。
原さんのキーボードのカウンターメロディの綺麗さが尋常じゃない。

■ 素顔で踊らせて (『ステレオ太陽族』(1981年))

歌詞には「2月26日」とあるけど、夏の海辺の夕暮れにハマりまくってた。

■ 栞のテーマ (『ステレオ太陽族』(1981年))

キャッチーなメロのロッカバラード。
これまた、原さんのキーボードリフが効きまくってる。

■ Oh! クラウディア (『NUDE MAN』(1982年))

コード
いつまでも この胸に(Bm F#aug Bm/A)
オーギュメント→オンコード
メロディが際立つサザン屈指の名バラッド。

■ 旅姿六人衆 (『綺麗』(1983年))

コード
ベースはF G Em Am(4536)の王道進行ながら、
ステキな今宵を分け合えりゃ Dm A# C (261)の切り返し(斬新)感がハンパじゃない。
伝説の1998 スーパーライブ in 渚園

神テイクすぎるにもほどがある!

小手先の演出も、思わせぶりなMCも、ギミックも衒いもなにもなく・・・。
ただただサウンドのみで勝負していた初期サザン。
いい音楽を生み出すのに、これ以上なにが要るというのか?

■ 初期サザンの音像
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■ 本当に上手い女性シンガー20人!

2人追加して20人にしてみました。
なお、順不同です。

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2024/06/22 UP

3人追加して18人にしてみました。

小室ファミリーのシンガーってみな声に力があったし、しっかりオリジナリティももっていた。
この面々が1990年代のJ-POPに果たした役割は大きい。

■ こねっと - YOU ARE THE ONE

とくに、2:24~の安室奈美恵の存在感は圧倒的。

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2023/06/03 UP

もの凄く広範囲な線状降水帯ですね。
各地で警報や警戒情報が出されています。
大きな被害なく収まりますように・・・。

2人追加して12人にしてみました。

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2023/05/06 UP

意外なほどアクセスをいただいたので、2人追加して10人にしました。
まだまだ有力候補がたくさん浮かんできますが、とりあえずはこの10人でFixしときます。
なお、これはあくまでも個人的な視点(好み)からのリストです。

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2023/05/01 UP

遥海(草ケ谷遥海)をきっかけに、本当に歌のうまい歌い手について振り返ってみました。

ふつう、女性ボーカルだとMISIA、越智志帆(Superfly)、吉田美和(DREAMS COME TRUE)、宇多田ヒカルあたりが定番的に上位にくるので、それ以外で聴き手のこころに訴えてくる情感をもつシンガーを8人あげてみます。
最近、1980年代ばっかり注目されてるけど、圧倒的な歌うまはそれ以降に出ているのかも。

01.森恵 - Lemon(Covered/Live ver.)

歌の巧さ、表現力ともに申し分なし。

■ 森恵 - そばに (2008・6・25 吉祥寺路上)

↑ 本当の名シンガーとは、こういう人をいうのだと思う。
世が世なら、とっくにメジャーシンガー入りしていた。

02.夏川りみ - 島唄

ハイトーンが綺麗なだけじゃない。
神懸かり的な存在感あり。

03.倖田來未 - you

声に艶があるし、独特なビブラートも聴きどころ。
アップテンポ~スロー、低音~ハイトーンまでソツなくこなすテクニックは天性のものか。
カバーで上位互換はまず不可能。
荒牧陽子くらいの力量がないと、オリジナル曲の魅力は引き出せないと思う。

■ 倖田來未 「あなただけが」を荒牧陽子のガイドボーカルで


04.荒牧陽子 - 炎/LiSA を色んな人で【歌ってみたらこんな感じ!⑧】

圧倒的なテクニック。しかも聴き飽きしないエモーション。
歌の職人というものがあるとすれば、この人が第一人者だと思う。

05.Wakana(大滝若奈) LiSA x Wakana (Kalafina)  Lisani! 2017 M03 THIS ILLUSION

LiSAとのコラボで、Wakanaならではの深みのあるハイトーンの凄さがはっきりわかる。

■ Kalafina - Mirai / 未来

名演。WakanaなくしてKalafinaはぜったいに成立しなかった。

06.鹿子 - glow

深い響きを帯びて声質のコントロールも効いた卓越した歌いまわし。
感情の載せ方も申し分なし。
歌い手のなかでもおそらく屈指の実力。

07.貝田 由里子 - 梶浦由記「Yuki Kajiura LIVE vol.#16 ~Sing a Song Tour~『overtune〜Beginning』」

こちらも梶浦由記氏絡みでfictionJunctionのスーパーソプラノ貝田 由里子さん。
fictionJunctionは全員ハイレベルだけど、とくに5:22~の貝田さんのソプラノはほとんど歌の女神降臨状態。
国立音楽大学声楽科卒と基礎がしっかりしているうえに、ハイトーンの声質が抜群によい。

08.愛内里菜 - Magic

2000年3月GIZA studioよりデビュー、以降ほぼ年1枚ペースで順調にALBUMをリリースしてきたが、2010年9月26日、兵庫・尼崎アルカイックホールでの公演を最後に音楽活動を終了。12月31日、すべてのアーティスト活動より引退(出典:wikipedia)は惜しまれた。
2015年「垣内りか」名義で歌手活動復帰。以降「R(アール)」名義でも楽曲配信。
どちらかというとアニソン系の唱法だが、抜群の声の艶とひびきがあって聴き飽きしない。

09.加藤ミリヤ(m-flo Tour 2007 Cosmicolor One Day 加藤ミリヤ)

2004年9月、高一でメジャーデビューした、いわゆる”セツナ系”の一人。
”セツナ系”には歌唱力に優れたシンガーが多いが、なかでも加藤ミリヤはトップクラスだと思う。
洋楽に影響を受けたというだけあってリズムの掴みが抜群に巧いが、バラードにも名テイク多数。
歌への感情の込め方の巧さは、↑ のライブテイクからも存分に感じられる。

10.城 南海(Minami Kizuki) - 月と月

奄美大島出身で、島唄特有のグイン(こぶしの一種)を効かせた力感ある唱法。
音程やリズムの安定感も抜群で、これは『THEカラオケ★バトル』10回以上の優勝で裏付けられている。
繊細なハイトーンや聴き手のこころに訴えかける絶妙なゆらぎも・・・。

11.華原朋美 - LOVE BRACE

絶妙にゆらぐエモーショナルなハイトーン。
絶頂期の小室哲哉の楽曲を表現するには、どうしてもこの声が必要だった。

12.桑江知子 - 三月白書

沖縄出身、渡辺プロダクションからデビューしたシンガー。
「私のハートはストップモーション」(1979年)のイメージが強いが、アルバム曲を聴くと優れた声質とテクニックをもっていることがわかる。
最近では「シティ・ポップ」の流れで再評価も。

13.花たん - Palette(歌ってみた)

超絶ハイトーン&ビブラートはやっぱり唯一無二のオリジナリティ。

14.遊佐未森 - 潮見表

澄み渡るハイトーンには深い思想性も。
一筋縄ではいかないクセの強い曲風で、なかなか聴きやすい曲がないのだが、こんなヒーリング系の名曲も。
バックも実力派揃いで聴き応え充分の名LIVE。

15.ななみなな - やさしいキスをして(歌ってみた)

圧倒的に歌が巧い。
ブレスや押し引き、そして陰影のあるビブラートのかましが絶妙。
この才能でトップシンガーになれない、いまの歌謡界の不思議。

16.新妻聖子 - Never Enough

葉加瀬太郎氏をして「貴方の歌は感動を与えてくれる」と言わしめた圧倒的な歌唱力。
ミュージカルだけじゃなく、Popsの世界でも活躍してほしい。

17.中島美嘉 - 朧月夜 ~ 祈り

その葉加瀬太郎がコラボしている中島美嘉の名テイク。
この人のはかなげで、しかも含蓄ある声質は唯一無二。

18.Angela Aki - This Love

楽曲にも歌声にもエモーションがこもってる。
ミュージカルだけじゃなく、J-POPシンガーとしての復活を強くのぞみます。

19.Don't wanna cry - 安室奈美恵

もう出てこないであろう希有の才能。
こういう才能(&楽曲)がJ-POPのトップを走っていた時代があったとは、いまから考えると信じられぬ。

20.遥海 - Pride

これは凄い。歌に魂がこもってる。
この人をブレークさせられない、いまの日本の音楽界って・・・。

「ちょっと今の日本の音楽業界では上手く扱いきれないレベルの上手さなのが非常に悔しい。」
↑ トップのコメント。ホントにそう思う。

↓ ボイトレのしらスタさんのリアクションが、彼女の凄さを物語っている。
たしかに凄すぎて笑いが出るレベル。

【遥海 - Pride】歌の神様が100人くらい喉に住んでます。【リアクション動画】【波よ聞いてくれ】
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■ 西野カナ復帰 & 西野カナの名テイク

西野カナの復帰第1作、聴いてみました。

■ 西野カナ『EYES ON YOU』MV Full


イントロからしばらくの曲調は、それほど変わってないと思った。
変わったとしたらおそらく0:48~サビの4つ打ちが、これまでになく強烈なこと。
でも、西野カナならではの落ちサビもしっかりあるし(2:20~)、楽曲的に往年の名曲を凌駕してるかは疑問だが、それなりにまとまった王道曲だと思う。
(個人的には、西野カナの歌いまわしはすこぶる繊細なので4つ打ちベースにはあまり合わないと思うが、時代の趨勢だからいたしかたないところか・・・。)

どんな反応なのかな?
Web記事(7/11配信)

まぁ、ビジュアルも歌詞のニュアンスもたしかに変わっているから、評価はいろいろと分かれるのかもしれない。
5年たってるし、自身の環境(心境)の変化もあっただろうし、この5年間のJ-POPの変容も悲しいくらいに大きかったから、当然変わる部分はあると思う。

でも、「西野カナ 復帰」でググるとこの記事(西野カナの復帰作にガッカリ。かつて“カリスマ”でい続けることができた理由)や、この記事の切り取りが上位にくるのには辟易した。

筆者(わたし)の ”西野カナ” の捉え方とはあまりにも違うので、ちと書いてみます。
青字は記事より)

「歌姫と呼ぶほど孤高の存在でもないし」
歌姫でしょう、文句なく。
とくに復帰後は「歌姫感」が増していると思う。
それに歌姫って「孤高の存在」じゃないといけないのかな?

「特徴的だったのは、このようなフレーズを洋楽、とりわけブラックミュージックっぽく歌わなかった点」
「“洋楽っぽさ”のクッションがないので、構えずに聞ける。それが過小評価される理由」

西野カナに限らず、”セツナ系”の歌姫の多くは根っこに洋楽入ってる。
とくに初期の西野カナの曲には独特のR&B感があった。
後のヒット曲ではこの「独特のR&B感」はやや薄まったけど、それでもところどころにみせる洋楽のエッセンスが曲に変化を与えていた。

この筆者氏、↓こういう曲をどう聴いてたんだろう。

■ 西野カナ Kana Nishino 『遠くても feat.WISE』 (Love Collection Tour ~pink & mint~)

最初この曲聴いたときは唖然とした。
どう聴いても邦楽のつくりじゃない。
とびきり上質なR&Bのような、ソウル・マナー&DIVA感を感じた。

■ 西野カナ『もっと…』 FULL-サブスク全曲解禁記念

この曲も凄い。
1980年代~1990年代では、こういう曲はつくり出せなかったと思う。

上記の評価が仮に歌詞に重きをおいているとしても、
↑ これらの歌詞は、「半径5メートル内に人生のすべてをかけるJ-POP的恋愛ソング」(この表現はさすがにプロだけに巧い(笑))の3部作とは違う趣がある。

あと、↓とか・・・。どう評価するんかな?

■ 西野カナ Shape Of You



まぁ、注目度高いだけにネガティブな評価はインパクトがあるし、実際検索でも上位にきている。

でも、この記事の標題だけで(曲も聴かずに)×と判断してしまう人もぜったいいるから、もうすこしワードに気を遣ってあげる優しさがあってもバチは当たらないかと思う。


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2024/06/26 UP

個人的にしばらくは活動再開はきびしいと思っていた西野カナ。
なんと活動再開決定だそうです。
Web記事(YAHOO! JAPAN ニュース 6/25(火) 20:15配信)

神の国、伊勢が産んだ歌姫。
その希有の歌声で、ふたたびこの国をあかるく照らしてほしい。


■ 西野カナ『Always』 Live Performance-Kana Nishino “Always”

まだ「セツナ系」に勢いがあった2013年リリース。
こういう好メロ曲が、あたりまえにリリースされていた贅沢な時代。

ギミックも衒いも、思わせぶりなコンセプトメイクもなく、曲そのもので勝負できる実力が西野カナにはある。


■ 西野カナ『トリセツ』 Live on Just LOVE Tour-Kana Nishino “Torisetsu”

オリジナルな歌詞の世界観。


西野カナの歌は聴く人を元気づけるけど、” 応援ソング ”は1曲もないと思う。
■ 前に向かう唄30曲 ~ 音楽がもつ力 ~

第89回「ずっと80年代でいいのに」|ザ・カセットテープ・ミュージック|BS12



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2023-11-05 UP

西野カナ

2019年1月8日に無期限活動休止をする旨を自身の公式ウェブサイトおよび公式ファンクラブ内にて発表し、2月3日に開催された「Kana Nishino Love Collection Live 2019」の横浜アリーナ公演をもって、活動休止した。(Wikipediaより)

■ By your side/西野カナ

こういうスケール感あふれる曲も・・・。
「なんでミュージックアプリに配信されてないのか不思議、、こんな歌今は作れない、西野カナにしか作れない、、」(コメント)
↑ ホントそう思う。

■ 西野カナ『涙色』 Live Performance-Kana Nishino “Namidairo”


■ 君って 西野カナ

西野カナの曲は本当にメロディがいい。
これに親しみやすくてシンプルが自作詞がのる。
2000年代後半~2010年代中盤の多くの好メロ曲を西野カナが担ったと思う。

■ 私たち 西野カナ

そしてなんといっても声質が抜群。
ソロで真価を発揮する声。
しなやかで、つややかで、きらきらしてて、そしてハイトーンのこなしが抜群。
サブスク解禁でWeb-UPされている多くのLIVE動画で、その確かな実力を実感できる。

これから折を見て追加していきます。

ps.
2008年頃から全盛を迎えた、西野カナを含む”セツナ系”を支持した層は、相当に音楽センスが高かったと思う。
この層はいま、どういう音楽を聴いているんだろう・・・。
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熊田このはちゃんのセトリ(&出演記録)-Vol.2

2022/07/06 UP(20220907 UP)

どんなに優れたハイトーン女性ボーカル聴いても(というか、聴けば聴くほど)、どうしてもここに戻ってきてしまう。
自分にとっては、やっぱり唯一無二の歌声。
これだけの声の艶と透明感、同時に出せる歌い手はほかにいないと思う。


 


■ Can You Celebrate?
2018/02/11 第23回メディカルスポーツフェスティバル
※ 期間限定リンクです。

カラオケ採点100点の名テイク。
41秒54回、ボックス形B-1の”このはビブ”炸裂。
歌い切ることさえむずかしいこの難曲で、
後半にいくにつれ、発声のキレ&声の艶が増している。

■ 見えないスタート
2017/08/27 小岩Johnny Angel
※ 期間限定リンクです。

なかなか見つからないレアテイクなので限定リンクしてみます。
圧倒的な美声。
響き渡るハイトーンで”音の壁”を創り出している好演。

■ "Precious" by 熊田このは(Konoha Kumada).11/3/2018 at The Mizonokuchi Theater in Kawasaki/JAPAN.
※ 期間限定リンクです。

このはちゃんにしてはめずらしく、中盤の落ちサビでファルセット使ってる。
でも、そのあとの大サビでそれより高い地声(or ミドル(ミックス)ボイス)を平然とかましている。
だからおそらく、”逃げのファルセット”じゃなくて、”ニュアンス出しのファルセット”。
スーパーソプラノの本領発揮か。

単なる”綺麗なハイトーン”じゃない、倍音含みのつやっつやの美声が堪能できる名唱。

↓ このはちゃん12歳(小学6年生)の歌唱に対して、「倍音」をもっていると断言した小室哲哉氏の発言シーン。
【2014歌唱王】準決勝㉑熊田このはちゃん(12) 小学6年生



「みんな空の下」(絢香のカバー)。
2017/01/08 Beautiful Girls Vol.7/Flamingo the Arushaか?
ちょっと信じられないほどの歌唱力。
こういうパワー全開的なこのはちゃん、神ってることがある。

■ アイノカタチ(feat.HIDE(GReeeeN) / MISIA) 2020/02/23 郡山湯処まねきの湯(福島県郡山市)
※ 期間限定リンクです。

MISIAの曲をこういうかたちでオリジナル化できる才能、これまでほかに聴いたことがない。


※お蔵入り中の以前書いたブログからコメント引っ張ってきました ↓

どうしたらこんな声色が出せるのか? 
この子のこういった歌聴くと、他の「歌が巧い」といわれている歌手の歌がギミックに思えてくる。
信じがたい(正直、信じたくない)ことだけど、この子の歌声で自分の音楽観が変わった。
(もともと1人のアーティストにのめり込むタイプじゃないので、これだけ思い入れのあるブログ書いてる自分が信じられぬ(笑))

この子の歌への聴き手のコメントみてると、「癒される」と並んで「やる気になった」というのが目立つ。
アップテンポの曲をノリノリで歌うワケでもないのに、そして声に切なさを帯びているのに、なぜか根っこのほうから元気づけられる。

この子の歌い方はよく「素直」だといわれるが、じつはかなり個性的で、既成の枠にはどうにも収まり切らないところがある。
だから、往々にして聴き手の予想を裏切る振る舞いをするのだが、それがたまらん魅力だった。
そんな天衣無縫な歌声とそれを浴びた驚きが、聴き手をやる気モードに導いていたのでは?


■ 手と手(オリジナル) - 熊田このは 


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2017/01/08
Beautiful Girls Vol.7/Flamingo the Arusha(大阪市浪速区)
3.You Raise Me Up(Celtic Woman)

このはちゃんの数ある名テイクのなかでも、屈指の名唱かと。
高音の美しさと空に舞い上がるような透明感&高揚感。
ここまで共鳴を効かせて艶やかなハイトーンを創り出せる歌い手は、ほんとうに希だと思う。

Celtic Woman - You Raise Me Up 【HD】

Celtic Womanと聴き比べてみても、このはちゃんの声質の素晴らしさがわかる。


   


2021/05/26 更新UP
『ツキミソウ /Novelbright』 covered by 熊田このは

↑ なんと、4/25に最新のテイクがUPされていました。
遅延UPですみません。

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2020/11/17 更新UP
↓の基準にかかわらず、埋め込みリンクしている動画があります。
また、現在、リンク解除している動画があります。

2020/08/31 UP
直近の動画を追加してみます。
また、過去のテイクもすばらしいものがたくさんあるので、できる限り動画をリンクしていきます。

字数制限に引っかかってしまうので、2つに分割しました。(Vol.1、Vol.2)
熊田このはちゃんのセトリ(&出演記録)-Vol.1
熊田このはちゃんのセトリ(&出演記録)-Vol.2(この記事)

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2020/02/02 UP~
自分のなかでこのはちゃんのセトリが錯綜してきてるので、一念発起して(笑)整理してみました。
あわせて「このはちゃんねる」の動画&カラバト公式動画もリンクしました。

「曲目不明」がけっこうあるし、自分の行ったLIVEでさえ記憶があいまいで(笑)、まだだいぶ抜けている曲があると思いますがとりあえずUPしてみます。(間違いもあるかもしれません。)

現在Webに上がっている動画のなかで、個人的にとくに「名唱」だと感じているテイクを20曲(カラバト1曲を含む)+α選んで、YouTubeを埋め込みリンクしています。(表中、赤文字+☆ マーク)

さらに、現在WebUPされていない「名唱」と、それに迫るような出来と感じているテイクについて、YouTube動画に直リンクを貼りました。(表中、青文字+★マーク、カラバト除く)
(注:↑の基準はあくまでも筆者の個人的な好みによるものです。)

その他のテイクについても、可能な限り直リンクを貼っていきます。

このはちゃんの歌声は世界に通用する(というか、ハイトーン好きなら国籍問わず素通りできないはず)と思っているので、BillBoard風にインフォメーションを入れてみました(笑)
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Konoha Kumada "熊田このは" is Japanese female singer(and amazing highest-singing voice) , and 1 / f fluctuation-healing voices.awesome!
born on November 2002 in Soma-city, and raised in Koriyama-city,Fukushima-pref./JAPAN

a List of Appearance record,Setlist and Biography.
→ ■Konoha Kumada's twitter
※現在休止中。
→ ■Konoha Kumada's blog
→ ■Konoha Kumada's YouTube-Site(このはちゃんねる)
→ ■Konoha Kumada's KARASTA Page
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2019/01/20
あおいとこのはのスペシャルステージ / 溝ノ口劇場(川崎市高津区)
<二木蒼生/熊田このは>
・瑠璃色の地球(松田聖子)☆

【 現在、非公開中 】
"Ruri iro-no Chikyu"(瑠璃色の地球) by Konoha Kumada.1/20/2019 at The Mizonokuchi Theater in Kawasaki/JAPAN.

・青いベンチ(サスケ) 〔with/二木蒼生〕


・プロローグ(Uru) → YouTube(このはちゃんねる) 【 現在、非公開中 】

・君の名は希望(乃木坂46) 〔with/二木蒼生〕★


・YELL(いきものがかり) → YouTube【 現在、非公開中 】
・手と手(オリジナル)
・マル秘曲

2019/02/17
konoha & yui 天使のハーモニー / 溝ノ口劇場(川崎市高津区)
<熊田このは/原藤由衣>
・さよなら大好きな人(花*花) 〔with/原藤由衣〕☆

"Sayonara Daisuki-na Hito"(さよなら大好きな人) by Konoha Kumada(with Yui Harafuji).2/17/2019 at The Mizonokuchi Theater in Kawasaki/JAPAN.

・I believe(絢香) → YouTube 【 現在、リンク解除中 】
・Squall(松本英子/福山雅治)★ → Youtube 【 現在、非公開中 】
・明日への手紙(手嶌葵)☆

【 現在、非公開中 】
"Asu-e-no Tegami"(明日への手紙) by Konoha Kumada.2/17/2019 at The Mizonokuchi Theater in Kawasaki/JAPAN.

・思い出せない花(フレンチ・キス) 〔with/原藤由衣〕


・GO FOR IT!! (西野カナ) 〔with/原藤由衣〕★


・素直(槇原敬之) → YouTube 【 現在、非公開中 】
・Break Free(Ariana Grande)★
・手と手(オリジナル)
・マル秘曲

2019/03/11
「福魂祭」(東日本大震災復興イベント)オープニング/ビックパレットふくしま(福島県郡山市)
・月光(鬼束ちひろ)

2019/03/30
Melody Line 〜はじまりのうた〜 / 池袋オペラハウス(東京都豊島区)
<玉木聖愛/富金原佑菜/三阪咲/熊田このは/and more?>
1.プロローグ(Uru)
2.なごり雪(イルカ) → YouTube(このはちゃんねる) 【 現在、非公開中 】
3.桜坂(福山雅治)★
4.時代(中島みゆき)★ → YouTube(このはちゃんねる) 【 現在、非公開中 】
5.素顔(槇原敬之) → YouTube(このはちゃんねる) 【 現在、非公開中 】
6.明日への手紙(手嶌 葵) → YouTube(このはちゃんねる) 【 現在、非公開中 】
7.奏(スキマスイッチ)★

2019/04/29
花の彩りコンサート / 溝ノ口劇場(川崎市高津区)
<熊田このは/富金原佑菜>
・打上花火(DAOKO X 米津玄師) 〔with/富金原佑菜〕☆

"Uchiage-Hanabi"(打上花火) by Konoha Kumada(with Yuuna Fukinbara).4/29/2019 at The Mizonokuchi Theater in Kawasaki/JAPAN.

・泣き出しそうだよ(あいみょん) 〔with/富金原佑菜〕


・もののけ姫(米良美一)★ → YouTube(このはちゃんねる) 【 現在、非公開中 】
・月光(鬼束ちひろ)★ → YouTube(このはちゃんねる) 【 現在、非公開中 】
・アイノカタチ(feat.HIDE (GReeeeN) / MISIA)☆

【 現在、非公開中 】
"Aino-Katachi"(アイノカタチ) by Konoha Kumada.4/29/2019 at The Mizonokuchi Theater in Kawasaki/JAPAN.

2019/06/30
JOYSOUND全国カラオケ大会(決勝) / 品川ステラボール(東京都港区)
・サクラ色(アンジェラ・アキ)☆

"Sakura Iro"(サクラ色) by Konoha Kumada.6/30/2019 at The Shinagawa-stellarball,Tokyo/JAPAN.
関連Web

2019/07/21
『Music Font vol.2』 / Yokohama O-SITE(横浜市西区)
<熊田このは/浦西ひかる/所谷彩未/砂月凜々香/北條 響>
・曲目不明

2019/07/27
第28回野木町ひまわりフェスティバル / 野木第二中学校南側 屋外ステージ(栃木県野木町)
「歌うまバトル」〔鈴木杏奈と熊田このはのコラボステージ〕 13:00~14:00
・いのちの歌(竹内まりや)
〔熊田このはソロステージ〕 15:00~15:30
1.Precious(伊藤由奈)★ → twitter
2.マリーゴールド(あいみょん)
3.月のしずく(RUI)
4.時代(中島みゆき)★
5.365日の紙飛行機(AKB48)★ → twitter
名演! 高温&強風の悪条件をものともせず、素晴らしいパフォーマンスを繰り広げた熊田このはちゃん&鈴木杏奈ちゃん。

2019/10/27
日産しらさぎ祭り / 日産自動車㈱栃木工場内 屋外ステージ(栃木県上三川町)
〔第1部〕 12:05〜12:25
1.アイノカタチ(MISIA)
2.糸(中島みゆき)
3.花(中 孝介)
4.やさしさで溢れるように(JUJU)
〔第2部〕 13:10〜13:30
5.もののけ姫(米良美一)
6.三日月(絢香)
7.秋桜(山口百恵)★
8.優しいあの子(スピッツ)

2019/11/03 Release!
□ オリジナルCD「Konoha」リリース
熊田このは 1stオリジナルCDアルバム「Konoha」PROMOTION


M1.手と手
M2.ひとり
M3.笑顔の向こうで
information
Label & Promotion:Perform art of music
Produced by Naoki Daichi







2019/11/04  → 関連メディア
熊田このは & 西岡龍生 バースデー 2MAN LIVE / 溝ノ口劇場(川崎市高津区)
<熊田このは/西岡龍生>
OP.美女と野獣-Beauty and Beast- 〔with/西岡龍生〕 → YouTube


1.海のおかあさん/崖の上のポニョ
2.友達の唄(中村 中)★ → YouTube(このはちゃんねる) 【 現在、非公開中 】  
3.サクラ ~卒業できなかった君へ~(半崎美子)★  ※ファンのリプ曲
4.手と手(オリジナル) → YouTube 【 現在、リンク解除中 】
5.果てしなく続くストーリー(MISIA)
<休憩>
6.優しいあの子(スピッツ) → YouTube(このはちゃんねる) 【 現在、非公開中 】
7.今、風の中で(平原綾香)☆

【 現在、非公開中 】
"Ima kaze-no naka de"(今、風の中で) by Konoha Kumada.11/4/2019 at The Mizonokuchi Theater in Kawasaki/JAPAN.

8.笑顔の向こうで(オリジナル)
9.ひとり(オリジナル)★
ED.世界中の誰よりきっと(中山美穂&WANDS) 〔with/西岡龍生〕


2019/11/17 On Air
■ カラオケバトル U-18歌うま甲子園 2019年間チャンピオン決定戦
予選 / さよなら大好きな人(花*花) ※Ai機種採点
決勝 / 今、風の中で(平原綾香) ※Ai機種採点

2019/12/08
ひたマルシェ 洋野菜フェスタ2019・冬 / 道の駅常陸大宮~かわプラザ~ 屋外ステージ(茨城県常陸大宮市)
〔第1部〕(11:00~)
1.優しいあの子 (スピッツ) → YouTube 【 現在、非公開中 】
2.糸(中島みゆき) → YouTube 【 現在、非公開中 】
3.時代(中島みゆき/薬師丸ひろ子)☆

【 現在、非公開中 】
"Jidai"(時代) by Konoha Kumada.12/8/2019 at The Kawaplaza-Stage,Hitachiomiya, Ibaraki-pref./JAPAN.

4.涙そうそう(夏川りみ)
5.手と手(オリジナル)
6.今、風の中で(平原綾香)
〔第2部〕(13:00~)
7.未来へ(Kiroro)
8.サイレント・イヴ(辛島美登里)★
9.愛のうた(倖田來未)
10.手と手(オリジナル)
11.明日への手紙(手嶌 葵)
12.メリクリ(BoA)★

2019/12/15 On Air
■ カラオケバトル U-18歌うま甲子園 2019年間チャンピオン決定戦
予選 / あなたがここにいて抱きしめることができるなら (miwa) ※Ai機種採点
決勝 / 愛のうた(倖田來未) → 2位 ※Ai機種採点

2019/12/30
"The Band Night" vol.3 / ESAKA MUSE(大阪府吹田市)
<下北姫菜/北村來嶺彩/大知直樹/富金原佑菜/岩内幸乃/熊田このは>
・to U(Bank Band/Salyu)☆
【 現在、リンク解除中 】
"to U" by Konoha Kumada.12/30/2019 at The ESAKA MUSE in Suita,Osaka-Fu/JAPAN.

・フリージア(Uru)☆ 

【 現在、非公開中 】
"Freesia"(フリージア) by Konoha Kumada.12/30/2019 at The ESAKA MUSE in Suita,Osaka-Fu/JAPAN.

・笑顔の向こうで(オリジナル)
・ひとり(オリジナル)
・手と手(オリジナル)☆

"te to te"(手と手) by Konoha Kumada.12/30/2019 at The ESAKA MUSE in Osaka/JAPAN.
on 11/3/2019,Konoha released her first original album(Japanese-language)「Konoha」.
"te to te"(手と手) is representative song from the Album「Konoha」.
information

2020/01/12
あおいとこのは SPECIAL 2MAN STAGE / 溝ノ口劇場(川崎市高津区)  → 関連メディア




昨年と同様、ほのぼのとしたLIVEで癒されました。
このふたりの相性、ほんとにいいと思う。
それと、今回蒼生ちゃんの声のよさと巧さを実感した。
なまじの相手だったらあっさり喰ってしまう実力だと思うけど、なにせ今日の相手はこのはちゃんだからね・・・(笑) 

<二木蒼生/熊田このは>
1.SAKURA(いきものがかり)
2.愛のカタチ(海蔵亮太)★ → YouTube(このはちゃんねる) 【 現在、非公開中 】
3.手と手(オリジナル)
4.あなたがここにいて抱きしめることができるなら(miwa)★
5.笑顔の向こうで(オリジナル)
〔コラボ〕
6.美女と野獣-Beauty and Beast- 〔with/二木蒼生〕★

この曲のできもよかった。
2019/11/04のバースデー2MAN LIVEで出さなかったラストのハイトーン(スキャット)、今日は超絶美声が出てた。
3:18~の美声。この声域歌ったらほとんど無敵では?
蒼生ちゃん、リードとれる綺麗なハイトーンもっているのに、徹底して裏メロで支えてくれている。
2アングルからの編集入ったすばらしい動画。

7.A Whole New World 〔with/二木蒼生〕☆

"A Whole New World" by Konoha Kumada(with Aoi Niki).1/12/2020 at The Mizonokuchi Theater in Kawasaki/JAPAN.
このはちゃんの声の艶が凄かった。蒼生ちゃんも深みのある中低音を繰り出して大健闘。
このはちゃんのハイトーンの透明感と艶、オリジナルのRegina Belleを凌いでいると思う。
2:06~、ぜったい1/fゆらぎ出てるし・・・。

〔リクエスト〕  

■このはちゃんの候補曲リスト(→ こちら
しかしま~、いつも思うけどこのはちゃんの選曲ってほんとにいいとこ突いてるわ・・・。
この30曲、3枚組のカバーCD出してくれたら10セットは買う(笑)

個人的にとくに聴きたかった3曲は、
1.You Raise Me Up (Celtic woman)
2.Endless Story (伊藤由奈)
3.CAN YOU CELEBRATE? (安室奈美恵)

このはちゃんが歌った曲は、未来へ、瑠璃色の地球、Goodbye Yesterday、Time goes by、愛を込めて花束を、そしてラストにYou Raise Me Up。
Goodbye Yesterdayについては、MCで「家に今井美樹の30曲くらい入っているベストアルバムがあって、そのなかでお気に入り」とのお話し。(同世代ではPRIDEの方が人気(というか知名度)があるらしい。)
これかな?

わたしは今井美樹のデビュー時からのフォロワーなので、このはちゃんがこのアルバムを聴いていて、そのなかから「Goodbye Yesterday」を選んで歌ってくれることはとっても嬉しい。
この曲はカラバトでも歌っているけど、今日のテイクがこれまででベストだったと思う。
ラストにくるまで3曲ともかすりもしなかったので、「これはだめかな~?」とあきらめかけていたところ、最後の方に「You Raise Me Up」を見事指名していただきました。感謝!

(順不同、動画ないので落としや間違いあるかも・・・)
・未来へ(Kiroro)
・瑠璃色の地球(松田聖子)
・Goodbye Yesterday(今井美樹)
・Time goes by(Every Little Thing)
・愛を込めて花束を(Superfly)
・You Raise Me Up(Celtic Woman)★
↑ 凄い! の一言。
個人的にはこのはちゃんのベストテイクのひとつと思っている、大阪Flamingo the Arusha(2017/01/08)の内容を優に上回っていたと思う。
2017の動画、いまは視れないけど、以前、あまりの素晴らしさにワールドワイドレベルで比較した記事(7曲の「You Raise Me Up」)書いた。
今回のできはこれを上回っていたと思うので、それこそ世界屈指の歌唱では?

(↓ の動画、オフィシャルビデオより出来がいい名演だけど、本家アイルランドの歌姫たち(Celtic woman)、誰一人として今日のこのはちゃんの歌声を上回っていないと思う。)
■ You Raise Me Up - Celtic woman(原曲)


ここ数年でハイトーンの発声が少しずつ変わってきている感じはしていたので、こんな天空にぶつけていくようなハイトーン、正直、いまでも出せるとは思っていなかった。
それが、さらにレベルアップしたかたちで聴けるとは・・・。 絶句。 
この曲は、フルで聴きたかった。

比類なき才能!
誰にも似ていない。誰のまねでもない。「熊田このは」というオリジナルのフォーマット。
ゆっくり、あせらず、思うがままに進んでいってほしい。
この才能、音楽の神様はきっと見守っているから・・・。

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■ このはちゃんが2020/02/09から「KARASTA(カラスタ)」(カラオケ歌い放題動画コミュニティ)に投稿しています。

奇跡 (Uru) (2020/02/09UP)
アイ (秦 基博) (2020/02/09UP)
あなたがここにいて抱きしめることができるなら (miwa) (2020/02/09UP)
片想い (miwa) (2020/02/10UP)
奇跡 (シェネル) (2020/02/10UP)
空も飛べるはず (スピッツ) (2020/02/10UP)
なごり雪 (イルカ) (2020/02/11UP)
inside a dream (梶浦由記) (2020/02/15UP)
3月9日 (レミオロメン) (2020/02/29UP)
以降はこちらをご覧ください。

たまにフルやセミフルバージョンがUPされます。
2020/03/31 あなたがいることで(Uru)
OGPイメージ

熊田このはさんのあなたがいることで カラオケ動画【KARASTA(カラスタ)】

熊田このはさんのあなたがいることで カラオケ動画【KARASTA(カラスタ)】

 


2020/05/03 麦の唄(中島みゆき)
OGPイメージ

熊田このはさんの麦の唄 カラオケ動画【KARASTA(カラスタ)】

熊田このはさんの麦の唄 カラオケ動画【KARASTA(カラスタ)】

 


2020/02/23
まねきの湯館内イベント/ 郡山湯処まねきの湯(福島県郡山市)
14時ごろ~ セトリのネタ元(UPありがとうございます。)
1.サクラ ~卒業できなかった君へ~(半崎美子)
2.アイノカタチ(MISIA)★ → YouTube(このはちゃんねる) 【 現在、非公開中 】
3.時代(中島みゆき)
4.手と手(オリジナル)
5.奇跡(Uru)
6.心の瞳(坂本 九)☆

【 現在、非公開中 】
"Kokoro-no Hitomi"(心の瞳) by Konoha Kumada.2/23/2020 at The Manekino-Yu in Koriyama,Fukushima-pref./JAPAN.

7.ひとり(オリジナル)
8.YELL(いきものがかり)

2020/03/02・2020/03/21
「このはちゃんねる」で3曲新規UPされています。
あまりにできがいいので、3曲とも動画埋め込みでご紹介します。

1.あなたがここにいて抱きしめることができるなら(miwa)☆

【 現在、非公開中 】
"Anata-ga Koko-ni-ite Dakishimeru Koto-ga Dekirunara"(あなたがここにいて抱きしめることができるなら) by Konoha Kumada."KARAOKE" Performance 3/2/2020Web-up.

2.あなたがいることで(Uru)☆

【 現在、非公開中 】
"Anata-ga Iru-koto-de"(あなたがいることで) by Konoha Kumada."KARAOKE" Performance 3/2/2020Web-up.

3.I LOVE…(Official髭男dism)☆
※ 動画は、削除されています。
"I LOVE…" by Konoha Kumada."KARAOKE" Performance 3/2/2020Web-up.

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【 DEEMO THE MOVIE 歌姫オーディション ~令和歌姫プロジェクト~ 】
このはちゃんが応募しました。

〔 1次予選 〕
〔 1次予選D 〕 2020年2月15日(土) 00:00 〜 2020年2月29日(土) 23:59
KARASTAの獲得ポイント及び審査員審査
・課題曲 :「inside a dream」 (梶浦由記)
 → このはちゃんのパフォーマンス(KARASTA)
〔 対面式オーディション 〕
5月2日(土)/5月3日(日)
WEB会議サービス「ZOOM」を用いた審査
自己PRおよび課題曲「inside a dream」歌唱

世界中から1,000名以上の応募があり、67名が 1次予選を通過しました。

〔 2次予選 〕
1次予選通過者67名から14名が選ばれました。
2020/05/04(月)/05/05(火)に開催され、2020/05/12(火)に結果発表されました。
WEB会議サービス「ZOOM」を使用した、自宅からの参加(対面式オーディション)だったようです。
・このはちゃんの2次予選応募曲(選曲自由)
「おひさま~大切なあなたへ」 (平原綾香)
【DEEMO THE MOVIE】「熊田このは」歌姫オーディション2次予選時歌唱映像


・自己PRも選考の対象となりました。
【DEEMO THE MOVIE】「熊田このは」歌姫オーディション自己PR映像


〔 3次予選 〕
2次予選通過者14名から6名が選ばれました。
・審査員審査 6月6日(土)
課題曲:「暁の車」および自由曲・・・二次予選曲イントロから1コーラス
審査員審査の模様

・投票による一般審査 6月15日(月) 0時 ~ 6月16日(火) 16時59分
・課題曲:「暁の車」 (梶浦由記)
【DEEMO THE MOVIE】「熊田このは」歌姫オーディション3次予選時歌唱映像


〔 決勝/ファイナル 〕
・課題曲:「Fluquor」(Deemo 2.0收錄曲)
スタジオレコーディングによる審査員審査

【Youtube公開】DEEMO THE MOVIE 歌姫オーディション〜 令和歌姫プロジェクト 〜 #12[6月28日放送分]


結果は→こちら
このはちゃんは惜しくもグランプリは逃したものの、ファイナリストとなっています。


前編「熊田このはちゃんのセトリ(&出演記録)-Vol.1」は →こちら


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〔 関連記事 〕 ※一部非公開としているものがあります。

■ 1/fゆらぎ?(熊田このは)-5
■ 1/fゆらぎ?(熊田このは)-6
■ 1/fゆらぎ?(熊田このは)-7
■ 1/fゆらぎ?(熊田このは)-8
■ 1/fゆらぎ?(熊田このは)-9

■ 熊田このはちゃんの癒し曲10曲
■ 奇跡のハイトーン10曲(熊田このは)
■ 7曲の「You Raise Me Up」(熊田このは)
■ 12曲の「CAN YOU CELEBRATE?」(熊田このは)

■ 黄金の世代?(カラバトU-18が強い件)

■ utsuboの音楽遍歴-5 (洋楽1983年ピーク説とカラバトU-18黄金世代説をつなぐもの)
■ 1983年洋楽ピーク説
■ 東京五輪のセレモニーソング ~ 日本の歌うま女子の底力 ~
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■ コカコーラのCM ~ 1980年代のサントラ&CM ~

■ 乃木坂46・五百城茉央出演!“I feel Coke”楽曲を使用したビッグマック新TVCM「あしたも、笑おう。」篇

ひょっとして1987年の佐藤竹善さんのオリジナル音源?

ボーカルにしても、アレンジにしても文句のつけようなし。
このテイクの素晴らしさは、やはり時代を超えている。

■ コカ・コーラ 1987コカコーラ CM ~ I feel Coke 87 佐藤竹善.flv

37年前の映像です。

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20240614 UP


なぜか、この記事急にアクセス増えたと思ったらこういうことだったですね ↓

「コカ・コーラ」とコラボした某人気音楽ユニットのキャンペーンソングで12日にリリースされ、同日に公開されたYouTube動画が物議を醸し、現在非公開となっている件。

数々の名作CMで知られる「コカ・コーラ」が、キャンペーンソングとはいえ、物議の対象となってしまうとは・・・。
くだんのユニットだって、それなりにいい曲リリースしてたのに・・・。

どうしてこんなことになってしまったのか・・・。

国立の新築マンション取り壊し問題もそうだけど、最近「ふつうに考えて、こうなる前にもっとやりようはあっただろうに・・・」という案件が多すぎる気がする。
いろいろな分野で、チェック機能というか、仕事がどんどん雑になっている感じがする。

かつて、日本の底力は「仕事の緻密さ、正確さ」で支えられていた気がするが・・・。


名誉挽回を狙って、歴史的名作と評される佐藤竹善さんVers.、リバイバル放映してほしい(笑) ↓

■ コカ・コーラ 1987コカコーラ CM ~ I feel Coke 87 佐藤竹善.flv



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2023-04-01 UP

まさかまさかの、コカコーラのCMで「I Feel Coke」ヘビロテ。
ずっと前から復活希望の声は高かったものの、まさか本当にやるとは思わなんだ・・・。

以前UPした「~ 1980年代のサントラ&CM ~」に追記するかたちでUPしてみます。

【コカ・コーラ】 コカ・コーラ ゼロシュガー 綾瀬はるか TVCM「どっちの美味しさが好き?」篇 30秒 Coca-Cola TVCF
Coca-Cola ZERO SUGAR CM 「どっちの美味しさが好き?」篇 30秒


音楽は「エジソン」のブレークで知られる水曜日のカンパネラ。
■ 水曜日のカンパネラ - エジソン

アイロニーに富んだ歌詞。
「いや~、ぜったいくると思うんだけどな~」

このタイミングでこのCMって、ほんとにくるかもよ・・・(笑)

■ PIZZICATO FIVE - 東京は夜の七時

PIZZICATO FIVEに近い質感を感じた。

1993年までフラッシュバックしてきた?
1980年代まであとすこし(笑)


水カンもいいけど、「I Feel Coke」の爽快感出すなら綾瀬はるか本人が歌ってもよかったかも・・・。
さりげにいい声してるんだよね。

■ 綾瀬はるか - 飛行機雲(3rdシングル/2007年12月リリース)


このCMたぶん話題呼ぶから、往年の佐藤竹善さんのバージョンも流してほしい。

テイク-A
さすがコカコーラのCM!(1980年代当時)


テイク-A'
コカ・コーラ 1987コカコーラ CM ~ I feel Coke 87 佐藤竹善.flv

出色のできの佐藤竹善Vers.。コメント数じつに1,198件!


もう1回、ひつこく聴き比べてみましょう(笑)

テイク-B
【コカ・コーラ】 コカ・コーラ ゼロシュガー 綾瀬はるか TVCM「どっちの美味しさが好き?」篇 30秒 Coca-Cola TVCF



テイク-A、A'は、1980年代(中盤まで)の音。
いまでいう「シティ・ポップ」のサウンドですね。
音にスキマがあるけどリバーヴがきいててグルーヴしてる。
そしてインストのリフやカウンターメロが際立っている。

テイク-Bは、だいぶん1980年代に寄せた感あるけど、しっかりビートが支配してるし、音圧が高い。

どちらがいいか、好みは分かれるところかも知らんけど・・・。

〔関連記事〕
■ 4つ打ちとグルーヴ (音のスキマ論-0)


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以前の記事 ↓ からもってきました。

'90年代以降現在に至るまで、こういう文化で育ってきたいまの50~60歳代の世代は現役(第一線)としてもっともっとたくさんの名作を生み出せるチャンスがあったはず。
でも、時代に流されてか、勝ちパターンに安住してか、キンタロー飴的な安直な内容が時代を追うごとに増えていった。
それを棚に上げて過去の名作にすがるのはなんだか情けない気も。(自分も含めてですが・・・)

1990年までに前の世代が素晴らしい作品をたくさん残してくれて、その恵まれた環境で育ちながら、結局このていたらく??
つくづくいまの50~60歳代の罪(不作為だとしても)は重いと思う今日このごろ。


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2021/01/20 UP

サントラとCMがらみの記事をまとめてみました。
併せて、すこし追加しました。
(リンク切れもそのまま残してあります。)

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2020/06/20 UP

王様のブランチの「親子で楽しめる子供が主役の映画?」ランキングで、「スタンド・バイ・ミー」(1986年)が1位になってた。
また1980年代か・・・。
この映画、曲がよかったもんね。

スタンド・バイ・ミー (Stand by Me / Ben E. King)



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バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2、昨晩地上波放映していましたね。
やっぱり面白かった。ザ・エンタメ! という感じ。
筋書きとしては、 PART1よりよくできているかもしれない。

ちとびっくりしたのは、マーティが日本企業と思われる「イトー・フジツー」にクビになるシーン。
(忘れてた、というか当時は気にもならなかった)
いまだったら、こういうシーンはまず考えられないと思う。

この映画の公開は1989年(平成元年)の日本経済バブル絶頂期。
この平成元年と30年後の平成30年の企業時価総額世界ランキングをまとめた記事があります。
DIAMOND online
平成元年ではトップ50のうち日本企業はなんと32社(64.0%)。
これが平成30年ではわずかに1社(2.0%)でしかも35位。

プラザ合意(円高誘導)が1985年だからその影響もあると思うし、日本企業もそれなりには成長しているかもしれないが、とくに米国企業にくらべて伸びの勢いが全然違う感じがする。
それにAI系の新興企業がたくさん入ってるけど、日本は0。
妙なところが気になってしまった、令和2年に視る「バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2」。

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2020/06/12UP

「バック・トゥ・ザ・フューチャー」ブーム再来 サントラ再生急増
バック・トゥ・ザ・フューチャー』地上波放送をうけ音楽もストリーミングでヒット中
反響あり!
どんな年代層が聴きにいったのかな?

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2020/06/12UP

さっきTVでやってましたねバック・トゥ・ザ・フューチャーの再放送
(カットだらけだったけど)
なんというか、屈託なく明るい。そしてテンポがいい。
やっぱり ↓ のシーン最高だわ。

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2020/05/16UP

さきほどの「王様のブランチ」で20代~50代が選ぶベストSF映画(だっけ?)やってた。
すべての世代で1位獲得したのが、 "Back to the Future(バック・トゥ・ザ・フューチャー)" (1985年)
この時代、やっぱり映像と音楽のバランスが絶妙だった。↓

Johnny B. Goode / ジョニー B. グッド (Back to the Future / バック・トゥ・ザ・フューチャー)


「君らには まだ早い 君らの子供は分かる」(笑)
でも、ここからもう35年か・・・。

Van Halen - Jump (Official Music Video/1983)


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2020/04/27UP

GWの時期ですが、新型コロナ禍でどの観光地も「来ないで!」。
まさかこんな状況になるとは・・・。
観光業は経営基盤のよわい企業が多いので、この先どうなるんだろう。
春休みとGWと2回のピーク壊滅。
一刻もはやく赤字国債発行で真水の補助入れないと、日本の観光地はたいへんなことになると思う。

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このところ、TVもネタが尽きてきたのか、むかしのコンテンツを流すパターンが増えてきた感じがします。映画もそんな感じ。
ということで、1980年代の洋画のサントラ(O.S.T.)からサクっと1ダース選んであげてみます。

1980年代は「洋画全盛期」ともいわれ、たしかに圧倒的に邦画よりも洋画を視ていた。
当時は皆、”ぴあ”、とか”シティロード”とかふつうに読んでいて、こまめに応募するとけっこう試写会が当たったので、さりげに洋画は本数をこなしていた。
「名画座」といわれる3本立てで旧作が安く視られるシネマも都内にたくさんあって、けっこう入り浸っていた。

バイト、サークル、マリンスポーツ、中古レコード屋、LIVE、名画座、ゼミと時間がいくらあっても足りず、大学の授業にはほとんど行っていない(笑)。
でも、この当時の大学は出欠なぞとってなかったので、いい授業ノートコピーをゲットできて要領がよければそれなりに単位はとれた(爆)
真面目に授業出てノートとって、しかもテスト前に貸してくれる救世主のような女の子がこの頃はいた・・・。

いま発売されているベスト盤はこんな感じでけっこうベタな曲で占められているけど、実際はもっとAOR(AC)あるいはWest Coast寄りで、こ洒落た曲が多かった。

個人的に洋楽のピークは1983年(1983年洋楽ピーク説)だと思っているけど、洋画サントラのピークはおそらく1983~1990年ごろで、若干ズレがあるような感じがします。

01.The Power Of Love - Huey Lewis And The News (From "Back to the Future(バック・トゥ・ザ・フューチャー)" O.S.T./1985)

映画の概要(Wikipedia)
1985年に大ヒットしたSF映画。メインテーマのこの曲は全米1位を記録し、Huey Lewis And The Newsの代表曲となった。ホンダ・インテグラのCMでもよく流れていた。

02. Best That You Can Do ”Authur's Theme” - Christopher Cross (From "Authur(ミスター・アーサー)" O.S.T./1981)

映画の概要(Wikipedia)
曲調はもろにAORのサントラ。「ニューヨーク・シティ・セレナーデ」という邦題がついていて日本でもヒットした。
Christopher Crossが新型コロナ感染とはびっくり。一日も早い快癒をお祈りします。
5月上旬時点で「リハビリ中」 とのことです。

03. Take My Breathe Away - Berlin (From "Top Gun(トップガン)" O.S.T./1986)

映画の概要(Wikipedia)
映画、サントラともに大ヒットした名作。サントラはメジャー系アーティストが勢揃いしてオムニバス・アルバムのよう。
いま振り返るとこの頃が洋楽サントラのピークだったような気がする。
↓ こんな名曲(Can't Fight This Feeling:涙のフィーリング - REO Speedwagon)も。


04.And When She Danced (Love Theme from Stealing Home) - David Foster & Marilyn Martin (From "Stealing Home (君がいた夏)" O.S.T./1988)

映画の概要(Wikipedia)
映画じたいはさほどヒットしていた記憶がないが、サントラはDavid Fosterが複数の曲に参画して高いレベルに仕上がっている。

05. Only the Young - Journey (From "Vision Quest (青春の賭け)" O.S.T./1985)

Steve Perryのハイトーンが伸びまくってJourneyのなかでも名曲に入ると思う。
映画の概要
Madonnaの大ヒット曲「CRAZY FOR YOU」も収録。

06.Neutron Dance - The Pointer Sisters (From "Beverly Hills Cop(ビバリーヒルズ・コップ)" O.S.T./1984)

映画の概要(Wikipedia)
ラフでアップテンポな曲調が、エディ・マーフィ演じるアクセル・フォーリーのキャラにはまりまくってた。
この映画めちゃくちゃ面白かった。

07.Kokomo - The Beach Boys (From "Cocktail(カクテル)" O.S.T./1988)
The Beach Boys - Kokomo (1988)

映画の概要(Wikipedia)
イントロ一聴で”ザ・ビーチボーイズ”! やっぱり凄い存在感だと思う。

08.Almost Paradise - Mike Reno & Ann Wilson (From " Footloose(フットルース)" O.S.T./1984)

映画の概要(Wikipedia)
1984年に大ヒットした洋画、フットルースのサントラから。
LoverboyとHeartというふたつのメジャーグループのリードヴォーカルがコラボした大ヒット曲。この曲以外にもFootloose - Kenny Logginsなど名曲揃いで、サントラも大ヒットとなった。

09.Part Of Me, Part Of You - Glenn Frey (From "Thelma & Louise" O.S.T./1991)

90年代に入ってからだけど、曲調が'80年代なので入れてみました。
映画の概要(Wikipedia)
Glenn Freyは、 "Beverly Hills Cop" でもThe Heat Is Onという好サントラナンバーを残している。

10.Against All Odds (Take A Look At Me Now) - Phil Collins (From "Against All Odds(カリブの熱い夜)" O.S.T./1984)

映画の概要(Wikipedia)
GENESISのヴォーカル&ドラマー、Phil Collins最大のヒット曲。
洋楽と洋画が密接にリンクしていた'80年代前半らしい動きだった。

11.Step by Step - J.D Souther & Karla Bonoff (From "About Last Night... (きのうの夜は)" O.S.T./1986)

映画の概要(Wikipedia)
ロブ・ロウとデミ・ムーアの話題のシーンで流れていた曲。話題性だけじゃなく、楽曲じたいがすばらしいでき。
話題性にコンテンツの質がともなっていた時代。

12. St. Elmo's Fire (Man In Motion) - John Parr (From "St. Elmo's Fire(セント・エルモス・ファイアー)" O.S.T./1985)

映画の概要(Wikipedia)
David Fosterプロデュースのメロディアスな名作O.S.T.。音楽作品としても抜群のでき。
↓ こんな名曲(Love Theme from St. Elmo's Fire - David Foster)も・・・。


ほかにも、これとか、これとか、これとか、いくらも思いつくけど、とりあえずこんなところで・・・。

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映画だけじゃない、CMも音楽にあふれていた時代。

HONDA INTEGRA - ♪ 山下達郎( 30sec×6)


松任谷由実-シンデレラ・エクスプレス(from「日本の恋と、ユーミンと。」)


コカ コーラCM - Yes My Love - by 矢沢永吉 - 1982


さすがコカコーラのCM!


1983-1993 パーラメント CM集


もう少し集めてみました。
本当に音楽も映像もキラキラしてる。
日本中リゾート状態(笑)。でも、しっかりストーリー性も。


資生堂アクエアビューティケイク 1980年前後?

サントリービール『純生』CM 1981(LOVELAND,ISLAND/山下達郎)

この時代ならではのブライトなサウンド&映像。
「ピールは透明な音楽だ。」
↑ 強引すぎるコピーも時代じゃな(笑)

1984-1991 角松敏生CM集


カネボウ CM 1981年 「レディ80 ミニ口紅」 曲 矢野顕子 春咲小紅


CANADA DRY Ginger Ale サンドバギー編 1988


昭和シェル石油 Xカード - ♪ 杏里 「CIRCUIT of RAINBOW」


キリンビール CM (1986年) シーズン・イン・ザ・サン - TUBE


DyDo イオンバランス飲料 SPO-ENE 1989 杉山清貴


サントリー ビール CM 松田聖子 - Sweet Memories カサブランカ&ボクシング編


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昨年の夏、けっこうかかっていたCHOYA「夏梅」のCMソング。
沖縄・石垣島出身の女性デュオユニットやなわらばーの書き下ろし曲「夏空の下」です。

夏梅「夏空の下篇」


涼やかな曲調に透明感ある女性ボーカルが乗るこの曲は、最初聴いたとき、上野洋子が歌った協和発酵 焼酎「かのか」のCMに近いものを感じた。

「かのか」 CM


でも、このユニット、昨年(2020年)の12月31日をもって解散したんだよね。(→ 告知
このところの世の中の新曲って、タテノリかパワー感で押し切ってくる感じの曲がますます増えている感じがする。
そんななかで、おだやかでほっとする、なつかしい感じのこの曲は新鮮に響いた。

いま、こういう曲を作り出せる才能は減ってきている感じがするので、解散は残念な感じがします。

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同じ使用曲で1980年代と2015年のクリスマスモチーフのCM。約25年の年月。

【山下達郎】JR東海 VS ソフトバンク☆X'mas CM対決!【クリスマス・イブ】


●JR東海 0:06~6:29 
とくに0:06~ の深津絵里(1988年)と1:06~ の牧瀬里穂(1989年)の2本。 
・余計な小道具(いぬとかキャラとか花火とか)をつかっていない。
・余計なセリフがない。言葉がなくてもストーリーや機微がつたわる。
・コピーとナレーションがびしっと決まってる。
・とにかく雰囲気がある。

●ソフトバンク 6:30~Last 2015年
・セリフ多すぎ。語らないとダメ?
・名曲に効果音かぶせるってど~なの?

'80年代は予算も時間も潤沢だったからって、そういう単純な問題でもないと思う。

'80年代はダンスと音楽の距離感もこんなだった気がする ↓
懐かしのCMサントリービール編vol 2
サンバが先にあってこのBPMに合わせてつくられたといわれる「サントリービール純生」の名CMソング。1981年にオンエア、ALBUM『FOR YOU』(1982)収録。
集団で踊るだけが能じゃないわ・・・(笑)

↑のX'mas CM対決!や↓のコカコーラのCM動画、「あの時代はよかった」的なコメントばかり目立つけど、いまの若い世代ってこういうのみてどう思うんだろう?

■コカコーラのCM特集



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【昭和CM】 今では放送不可な昭和の頑張っているCM

これはいまなら完璧アウトか。
とくに2:00~、かましすぎ(笑)

コメントにある「差別や人権を声高に叫ぶ人達の意見を聞いたら、表現の自由がなくなったという現実」
これはたしかにあるのかも・・・。

いろいろな価値感や表現が寛容さをもって認められるから「ダイバーシティ」なんじゃないの?

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あらあら、大問題になっちゃったよ。元D通の有力プロデューサーさん。
ルッキズムはまずいでしょ。個人攻撃にひとしいから。

ブラックユーモアはどんどん規制されて、ルッキズムとかが裏ではびこる世界。
とてもいびつな感じがする。

*******
でもって、こういう味のあるCMもあった。↓
これも、いまじゃジェンダーでアウト?

「サントリー・オールド」CM(90秒)



'90年代以降現在に至るまで、こういう文化で育ってきたいまの50~60歳代の世代は現役(第一線)としてもっともっとたくさんの名作を生み出せるチャンスがあったはず。
でも、時代に流されてか、勝ちパターンに安住してか、キンタロー飴的な安直な内容が時代を追うごとに増えていった。
それを棚に上げて過去の名作にすがるのはなんだか情けない気も。(自分も含めてですが・・・)

1990年までに前の世代が素晴らしい作品をたくさん残してくれて、その恵まれた環境で育ちながら、結局このていたらく??
つくづくいまの50~60歳代の罪(不作為だとしても)は重いと思う今日このごろ。

〔関連記事〕
東京五輪のセレモニーソング ~ 日本の歌うま女子の底力 ~
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■ ハイトーン女性ヴォーカルの夏歌25曲

狂ったように暑いので、透明感&清涼感のあるハイトーン女性ボーカルをいくつかまとめてみました。

主に■ 透明感のある女性ヴォーカル50曲から引っ張ってきていますが、より夏歌っぽい曲に変えたりしています。

とりあえず25曲。
本当は夏歌の名テイクはニコニコ動画に多いのですが、現在視聴不可なのでYou-Tube限定です。

思いついたら追加していきます。


01.P・R・E・S・E・N・T - 松田聖子

聖子ちゃんは夏歌がほんとうによく似合う。
あふれるブライト感。どうしようもなく1980年代初頭の夏歌。

02.MORNING HARBOUR - とみたゆう子

名古屋市出身のシンガーソングライター。
「ミルキー・ヴォイス」といわれた甘いながらも透明感にあふれた美声。
曲のできも抜群。
これは1982年リリースの名盤『DEUX』収録曲。

03.好き - 西野カナ Live on “with LOVE tour”-Kana Nishino “Suki”

祝・復活!
夏の恋の切なさを感じる佳曲。
しかし西野カナって、ほんとにいい曲が多い。
■ 西野カナの名テイク

04.For Our Days - 川田まみ(I'VE)

札幌の音楽創作集団「I'VE」でヴォーカルをとっていた。
『そして明日の世界より』OPで、これもかなりのナイスメロ。
独特のビブラートとヒーカップの連打のパフォーマンスで聴き応えあり。

05.夏雪 ~summer_snow~(夏の日のリフレイン) - 西沢はぐみ

神奈川県出身のArtistでPCゲーム関連の作品が多い。声質にすぐれとくに高音の伸びが出色。
ふつうの人はハイトーンに引っぱり上げる感じがあるが、この人は高い地声から降りてくるイメージがある。
才人、松本慎一郎作曲の名曲で、バックのフレーズどりも非の打ち所なし。

06.月のかほり - 夏川りみ

個人的には、2001年に「涙そうそう」をブレークさせた夏川りみの存在も大きかった。
夏川りみの声をはじめて聴いたのはたしか、水戸黄門の合間に流れていた松下グループのCM Song「この星を感じて」だったと思う。
ハイトーンが綺麗に伸びるそのボーカルは強烈なインパクトがあり、画面の下に出ていた”夏川りみ”というクレジットを頼りにCDをさがしたが、その当時はまったくのマイナーで、ごく一部の大手CDショップでシングルが見つけられただけだった。
メジャーデビューからの「南風」(2002/3)、「てぃだ~太陽・風ぬ想い~」(2002/9)、「空の風景」(2003/3)、初期3枚のALBUMのできは抜群だった。
沖縄独特の音階や歌いまわしはそれほど強く出ておらず、さらりと明るい曲調に彼女の伸びやかなハイトーンが乗る内容は、まさに「ヒーリング・ミュージック」そのものだった。

07.空気力学少女と少年の詩 - はな

同人系やゲーム系で活動するシンガー。「歌い手」の”うさ”と同一人物という説がある。
すこぶる声質にすぐれ、アップテンポ曲でも透明感を感じさせる希有の歌い手。
これはPCゲーム 『素晴らしき日々 〜不連続存在〜』のOP・EDで、アップテンポな変拍子のこなしがやたらに巧い。

08.~you / Vocal ~【ひぐらしのなく頃に】 - 癒月

ゲーム・アニメ系のストーリー性高い曲の例。
同人系のArtistで声優としても活動。メリハリがありながらヒーリング感の高いすぐれた声質をもつ。
「雪月」名義でユニット活動も。
これはゲーム『ひぐらしのなく頃に』の名曲とされるBGM。

09.Dreaming Sheep - 中恵光城

『大図書館の羊飼い』のOP。
繊細なメロディラインの難曲だが、透明感あふれるハイトーンで歌いこなしている。
アニソン系ではかなりの実力派で、プログレ系サウンドプロジェクト「少女病」にMitsuki名義でヴォーカル参画している。

10.I'm proud - 華原朋美

いま聴き返すと、類い希な美声と透明感を兼ね備えていたことがわかる。
流麗なハイトーンを求める小室サウンドには、やはり欠かせない才能だった。

11.消せない気持ち - kicco

主にパソコンゲームの主題歌などを担当する女性アーティストで佳曲多数。
これは2015年リリースで好メロディにあふれている。

12.記憶の海 - 遥海

フィリピン生まれの日本人とフィリピン人のハーフのシンガー。
以前は”草ケ谷遥海”名義で路上LIVEなどで活動し、その並はずれた歌唱力には定評があった。
2020年5月メジャーデビュー。
ゆらぎを湛えたパワフルでエモーショナルな唱法だが、ときにみせるハイトーンの透明感が絶妙なアクセント。
スケール感があってエモーショナルでしかもフェミニン。
そして”音のスキマ”を大切にする楽曲構成。
こういう実力派アーティストが正当に評価される時代がやってきているのかもしれぬ。
公式Web

13.Squall - 松本英子

1999年リリースのじつはさりげに人気曲。
福山雅治主演のドラマ『パーフェクトラブ!』の挿入歌として使用された、福山雅治作曲の名曲。

14.キズナミュージック♪ - Poppin'Party

個人的には、日本のガールズバンドの最高峰はプリンセス・プリンセスだと思っているが、Poppin'Partyはプリプリ以来の実力派ユニットでは?

メンバーはすべて声優。
愛美(戸山 香澄) ボーカル/ギター
大塚紗英(花園 たえ) ギター
西本りみ(牛込 りみ) ベース
大橋彩香(山吹 沙綾) ドラムス
伊藤彩沙(市ヶ谷 有咲) キーボード

楽曲の多くは、音楽制作集団「Elements Garden」が担当。

プロのクリエイターの楽曲なので曲のレベルが高い。
そしてメンバーの技倆も相当なもの。

それぞれの楽器が濁らずに、クリアに響いてくるのがいい。
たとえば大橋彩香さんの手数の多い変拍子混じりのドラムス、ひたすらカウンターメロやリフを奏でつづける大塚紗英さんの存在感あふれるギターとか・・・。

とくに大橋彩香さんのドラムス、個人的に大好物なんですけど(笑)
最初聴いたとき、プログレ(プログレッシブ・ロック)かと思った。
にこやかに微笑みながらこのドラミングとは、にわかに信じられん。

15.この青空に約束を- Allegretto~そらときみ~ - KOTOKO

北海道札幌市出身。2000年から2010年まで札幌の音楽制作集団「I've」のボーカリストとして活動していた。
独特のブレスは多くのフォロワーを産んだ(と筆者は思っている)。

16.こなたよりかなたまで OP Imaginary Affair - KOTOKO

じつは夏歌の名曲はアニソンやゲーム系に多いと思っている。
これはその代表曲。

17.少年時代 - 熊田このは(Covered)

透明感&清涼感といったらやっぱり熊田このはちゃん。
陽水の難曲を超絶ハイトーンでオリジナル化してしまった名テイク。
■ 熊田このはちゃんのセトリ(&出演記録)-Vol.2

18.片恋日記 - 中村舞子

”セツナ系”の代表格のハイトーン・シンガー。
声質はやたらにフェミニンかつエモーショナル。
■ 中村舞子の名バラード20曲

19.夏空の下 - やなわらばー

2020年夏に流されていたCHOYA「夏梅」のCMソング。
沖縄・石垣島出身の女性デュオユニットやなわらばーの書き下ろし曲。
この実力で解散は惜しい・・・。(2020年12月31日解散)

20.ふたりでスプラッシュ - 今井美樹
〔 From 『elfin』(1987)/ 作詞:戸沢暢美、作曲・編曲:武部聡志 〕

キレのいいリズムが際立つSlow~Mid曲。武部聡志のメロディも冴え渡っている。
今井美樹の名バラード25曲!

21.Cludyな午後 - 中原めいこ(1984)

けっこうやんちゃな曲も得意な人だが、これはフェミニンな名曲。
1984年の名盤『ロートスの果実 -LOTOS-』収録。

22.Magic - 愛内里菜

2000年3月GIZA studioよりデビュー、以降ほぼ年1枚ペースで順調にALBUMをリリースしてきたが、2010年9月26日、兵庫・尼崎アルカイックホールでの公演を最後に音楽活動を終了。12月31日、すべてのアーティスト活動より引退(出典:wikipedia)は惜しまれた。
2015年「垣内りか」名義で歌手活動復帰。以降「R(アール)」名義でも楽曲配信。
どちらかというとアニソン系の唱法だが、抜群の声の艶とひびきがあって聴き飽きしない。

23.m-flo Tour 2007 Cosmicolor One Day 加藤ミリヤ

2004年9月、高一でメジャーデビューした、いわゆる ”セツナ系” の一人。
”セツナ系”には歌唱力に優れたシンガーが多いが、なかでも加藤ミリヤはトップクラスだと思う。
洋楽に影響を受けたというだけあってリズムの掴みが抜群に巧いが、バラードにも名テイク多数。
歌への感情の込め方の巧さは、↑ のライブテイクからも存分に感じられる。

24.Endless Story - Yuna Ito(伊藤由奈)

これ、個人的には歴史的名テイクだと思っている。
声もバックのサウンドもそしてビジュアルも清涼感にあふれている。

25.Heaven Beach - Anri/杏里
〔 From 『Heaven Beach』(1982)〕

夏歌といえば杏里。
タイトル曲の「Heaven Beach」、やっぱりこれは神曲だと思う。杏里の作曲能力の高さを物語る曲。

~ Love Make Me Strong
  あの素晴らしい日々が遠く 空を舞いおりて来る ~

角松敏生、小林武史などが参画して、一気にシティポップ化した名盤『Heaven Beach』は、個人的には杏里の最高傑作だと思っている。
とくに角松敏生が触媒となって、一気に才能が開花した感じがする。

『Heaven Beach』
30:16~ ラスト3曲(Memorial Story~夏に背を向けて~Heaven Beach)の流れが絶妙すぎる。

杏里の名バラード20曲!
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■ 夏向きの洋楽50曲!

■ 第2次British Invasion ~ 英国のElectro Pop/New Wave系15曲 ~にひさびさに手を入れて・・・。

でも、やっはり筆者のなかでの本流本流的メインストリームは、やっぱりこの記事にあげたようなウエストコースト系なんだと思う。

↓ この英国のユニットの曲がひさびさに響いたのは、どこかにウエストコースト系的な質感を帯びていたからだと思う。(とくにリズム)

■ Pale Waves - Perfume



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2023/06/16

ムシムシと暑いので、アゲてみます。
1980年代の洋楽の醍醐味をお楽しみくださいませ。

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2023/04/22

あまりにも暑かったので、フライングですがリンクつなぎなおしてリニューアルUPします。



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2022/04/13・06/23 UP

こいつもあげてみます。

暑い日がつづいておりますので、一部リンクつなぎなおしてUPしました。

若い世代への「気に入りの曲が好きな理由」のアンケートで圧倒的1位が「歌詞がいい」だった。
でも、↓こういう曲ばっかり聴いてた世代は、歌詞よりもやっぱりサウンドそのものだったんだと思う。

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2021/04/04 UP

夏向きの洋楽30曲!

ちと、夏には早いですが・・・。
夏バージョンだけ20曲だったので、こちら→「1980年代中盤の夏ソング」「1983年の夏歌12曲」から5曲引っ張り、新規に5曲加えて30曲にしました。
新規の10曲はとりあえず曲のみです。既存のコメントもいまいちなやつがあるので、おいおいリニューアルしていきます。

↓ こちらもきいてね。
初夏のグルーヴ曲20曲

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2016/06/29 UP
2009年にUPしてますが、リンク切れ多数なので、ちと補強して再UPしてみました。

01.Boy Meets Girl - Waiting For A Star To Fall

■ TRFのヒット曲じゃないよ(^^)
Whitney Houstonのヒット曲「恋は手さぐり」「すてきなSomebody」などを生み出したデュオの名前。
これは1988年に突如としてスマッシュヒットした、個人的には'80年代後半屈指の名曲。
爽快感あふれる曲調によくマッチしたビデオクリップも秀逸。

02.Journey - Don't Stop Believin' (1981/LIVE)

■ Journeyも近年復権気味。
これは、1981年、絶頂期の貴重なLIVEでSteve Perryのハイトーンヴォイスが際立っている。(Steve PerryなくしてJourneyなし!)
年間200日以上LIVEをこなしていたという実力は半端じゃない。
1981年発表の傑作「ESCAPE」からのヒット曲。
産業ロックだ、なんじゃかじゃいわれても、いいものはやっぱりいい(笑)

03.Van Halen - Jump (Official Music Video)

■ 6th ALBUM「1984」からの伝説的大ヒット曲。
ちなみに同時期にヒットしていたのが故Michael Jacksonの「thriller」。
この時期のUSミュージック・シーンがいかに盛り上がっていたかがわかる。

Michael Jacksonもじつは夏歌多数 ↓
■ Michael Jackson - Rock With You (Official Video)


04.Sneaker - Before You
〔 From 『 Loose In The World』(1982)

■ 1981年に1stALBUMから「More Than Just The Two Of Us」(想い出のスニーカー)のスマッシュ・ヒットを飛ばしたAOR系ユニットの2ndALBUM収録曲。
Steely Danのフォロワーと捉えられがちだが、本質はwest coastサウンドだと思う。
この曲は"Surf Rock"的なイメージをまとった夏全開の好テイク。
所属レーベル”Handshake Records”倒産のあおりを喰ってこのALBUMリリース直後に惜しくも解散。実力あるユニットだったので、あと数枚はALBUMをリリースしてほしかった。

05.High Fashion - Feelin'Lucky Lately

■ 軽やかなリズムにイタリアのお洒落感が乗った1980年代ならではのアップ・チューン。ChangeやB.B. & Q. Bandとともに、真夏のDiscoには欠かせない1曲だった。
Produced by Jacques Fred Petrus & Mauro Malavasi、ツインの女性Vo. by Meli'sa Morgan & Alyson Williamsときては、悪くなる道理がないか・・・。

06.Rick Springfield - Love Somebody

■ ミュージシャンというよりドラマ「ジェネラル・ホスピタル」の俳優として知られていた人だが実力十分。
West CoastっぽいLightで弾んだ曲調が個性。
1982年の「Success Hasn't Spoiled Me Yet」は全曲ハズレなしの名盤。
1984年リリースのサントラ『Hard to Hold』からのシングルカット曲で全米でヒットした。
この前にリリースされた『Working Class Dog』(1981年)、『Success Hasn't Spoiled Me Yet』(1982年)の2枚も清涼感あふれる好アルバム。

07.Ambrosia - Biggest Part Of Me

■ 当初はブログレバンドとしてスタートしたが、AORにシーンをかえて1980年に放ったヒット曲。
西海岸の名うてのスタジオミュージシャンと比べると、やや音のキレに欠ける感なきにしもあらずだが、なんといってもDavid Packのハイトーン・ヴォーカルが抜群でAORの名曲としての評価を獲得している。
のちにコーラスグループTake 6がカバーして、さらに知名度を高めた。

08.Kalapana - Dilemma
〔 From 『Kalapana III』(1977)

■ 1977年リリースの『Kalapana III』から。
Kalapanaは1975年の1stアルバムからリアルタイムで聴いていたので、”Surf Rock”には中学のころからなじみがあった。
学生の頃よく聴いていたテープリストには、Kalapanaの他にもPablo Cruse、Island Band、Cecilio & Kaponoなど、”Surf Rock”系がかなり入っている。

09.Dan Siegel - Reflections
〔 From 『Reflections』(1983)

■ 1980年初頭~1990年にかけて、シーサイドイメージの好メロ曲を量産したFusion系キーボードプレイヤー。
これは爽快感あふれる1983年のALBUM『Reflections』のタイトル曲。

10.Pablo Cruise - Cool Love

■ Kalapanaとともに"Surf Rock"シーンのトップを走ったwest coastの名Band。80年代初頭がピークで、本当によく聴いた。

11.Nielsen Pearson - Hasty Heart
〔 From 『Blind Luck』(1983)

■ これはちとマイナーだが、当時、好き者(笑)のあいだでみょ~に人気の高かったデュオ。
これは代表作として知られる1983年の『Blind Luck』収録曲。
もろwest coastのすこ~んと抜けたリズム。メロも適度に辛口で聴いてて爽快。
ベタつかずきりりと引き締まった仕上がりは、Bill Schneeのプロデュースが効いているのかも・・・。

12.Bobby Caldwell - To Know What You've Got /1980年

ミスターAOR。
ご冥福をお祈りいたします。

13.Bryan Adams - Summer Of 69

■ カナダのロックシンガー。
'84年発表の6th ALBUM『Reckless』収録の名曲。
このALBUMは同じような曲調の「One Night Love Affair」やBalladaのヒット・チューン「Heaven」など佳曲ぞろい。
このころは艶のあるハスキーヴォイスが冴え渡っていた。

14.Tony Sciuto - Hold Back The Night


15.Lonnie Liston Smith - A Lonely Way To Be


16.Shakatak - Night Birds (Live)

■ 1981年の1st ALBUM『Drivin' Hard』も充分楽しめたが、日本で本格的にブレークしたのは2nd ALBUM『Night Birds』収録のこの曲。
ツインキーボードの織りなすきらびやかなサウンドと、うなるチョッパーベース、スキャット絡みの軽やかな女性ヴォーカルは、米国のフュージョンとは明らかにことなる質感を醸し出していた。
夏歌の代表格、米国のwest coastやAORに対抗できる、英国唯一と思われるフォーマット"funkalatina"(ファンカラティーナ)の一翼を担った好ユニット。
たぶん日本でのLIVEだと思う。だとしたらわたくしこれ行きましたわ。

17.Starship - We Built This City

■ Jefferson Airplane~Jefferson StarshipというAmerican Rockの王道の流れを汲むStarshipが乾坤一擲、叩き出した大ヒット作で邦題は「シスコはロックシティ」。
ごたごたつづきのなかで制作・発売されたといわれる本作だが、そんなことはみじんも感じさせない明るく抜けまくった曲調が最高!

18.Giuffria - Call To The Heart (1984)
〔 From 『Giuffria』(1984)

■ 1970年代、いまでいう”ビジュアル系バンド”として知られていたAngelの後継バンドの1stALBUMからのヒット曲。
当時のプログレハード系バラードとして屈指の出来映え。
Angelは音楽好きからは”キワものバンド”扱いされ、Giuffriaは”Journeyのものまねバンド”と揶揄されてサウンド的に評価を得られることは少なかったが、この曲を聴くとあなどりがたい実力をもっていたことがわかる。

19.The Rippingtons featuring Russ Freeman - True Companion

■ いわゆる”Smooth Jazz”の代表的なグループ。AORがジャンル崩壊したのちの1990年代中盤、かつてのAOR好きの一部はこのジャンルに向かっていた。
ブライトでテクニカルな曲調は、たしかに1980年代初盤の雰囲気に通じるものがある。

20.Michael McDonald - Our Love
〔 From 『No Lookin' Back』(1985)

■ David Packとの共作によるバラード。
個人的にAORの終焉を実感した思い入れのふかい曲。

コード
とくにむずかしいコード展開してるわけじゃないのに、このメロディやアレンジのキレはいったいどういうこと??
やっぱりこの人天才だと思う。

21.Luther Vandross - Never Too Much (Live)  

■ 初期のChangeに参画するなど、当時のDiscoシーンを盛り上げた一人でその実力は筋金入り。このLiveのグルーヴ感は凄い。

22.Robbie Patton with Stevie Nicks - Smiling Islands (1982)


23.Hall & Oates - Wait For Me (Live)
〔 From 『X-Static』(1979)

■ いま聴いてもやっぱりいいですわ。
1979年リリースの『X-Static』収録曲でシングルカットされてスマッシュヒット。LIVEでもよく演奏された彼らの代表曲。
こんな洒落っ気のある曲がシングルで切られてヒットするとは、やっぱり時代だと思う。

24.Tom Scott - Keep This Love Alive

■ 1991年リリースの『Keep This Love Alive』からのヴォーカル曲。
David Pack(Lead Vo.)、Randy Kerber(key)、Michael Thompson(g)、Neil Stubenhaus(b)、Michael Fisher(per)、John Robinson(ds)って、オールスターメンバーじゃん。

25.Natalie Cole - Miss You Like Crazy


26.Kazu Matsui Project Feat. Robben Ford - Sunset Memory (1983)

■ はずむリズムセクション、スキャットまじりの女性コーラス、リフ&単音フレーズのギター、軽やかなサックスのフレーズ、隙間だらけだけどあふれるグルーヴ感。
これが1983年のリアルな音。

27.Jeff Lorber & Kenny G - Tierra Verde (1982)

■ リゾート感炸裂のインスト曲。1982年の Kenny Gはまだこんな洒落た音をつくりだしていた。

28.Christopher Cross - Sailing

■ 超メジャー曲だけど、やっぱり外せず。
1980年代はスノーゲレンデでもよく流れていたけど、意外に合うんだよね、これが・・・(笑)

コード
「これでもか・・・!」というほどの分数(オン)コードの嵐。
分数(オン)コードがつくり出す深みのあるコード遷移がAORのひとつの聴きどころ。
メジャー・セブンスがベースになって、これにテンション、分数(オン)コードやサスフォーなんぞをどう絡めるかがこの頃のアーティストのセンス(オリジナル感)だったのだと思う。

29.B.B. & Q. Band - The Things We Do In Love

■ 一般にはディスコ・ユニットと思われてるけど、こういうこ洒落たMid~Slowアイテムも・・・。
Changeもそうだけど、ヴォーカルのレベルが高いからできるワザだと思う。

30.Bill Champlin - The Fool Is All Alone
〔 From 『Runaway』(1981)

■ 個人的にはAOR系ではもっとも歌が巧いと思っているシンガーのひとりで、とくにバラードを唱わせたら天下一品。
これは1980年リリースの名盤「RUNAWAY」のラストを飾る名曲でDavid Fosterとの共作。
David Foster(key)、James Newton Howard(Strings Arr.)、Jay Graydon(g)、John Pierce(b)、John Robinson(ds)、Richard Page(Back Vo.)と、バック陣の面子も申し分がない。
やはり『Runaway』はAORを代表する名アルバムだと思う。

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ここからは思いつくままに拾ってきたので、とりあえずコメントなしです。
後日入れていきます。

31.Steel Breeze - You Don't Want Me Anymore (1982)


32.Haircut 100 - Love Plus One (1982)


33.Ned Doheny - Funky Love (1978)


34.Vapour Trails - Don't Worry Baby  (1979)


35.ABC - The Look Of Love (1982)


36.The Limit - Could This Be Love (1985)


37.Cecilio and Kapono - Climb The Line  (1977)


38.Earth, Wind & Fire - Let's Groove  (1981)


39.Thom Rotella - Paradise Island  (1989)


40.Prince - Purple Rain (Official Video)  (1984)


41.INXS - Original Sin (1983)


42. J.D. Souther (w/Linda Ronstadt) - Say You Will (1984)


43.King Of Hearts - My Desire  (1994)


44.Jim Photoglo - Angelina  (1981)


45.Kalapana - Water Song  (1995)


46.Maria Christensen - I've Got To Find A Way  (1993)


47.Lee Ritenour - Cross My Heart  (1982)


48.Island Band - What Love Can Do  (1982)


49.Change - The Very Best In You  (1982)


50.The Eagles - The Last Resort  (1976)



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せっかくなので、邦楽からも数曲。
当時の邦楽(シティ・ポップ)が洋楽とくらべて遜色なかったことがわかる。

01.悲しみのJODY(She Was Crying) - 山下達郎 /1983年


■ 最近では「SPARKLE」や「クリスマス・イブ」にくらべると知名度は低いような感じがするけど。当時は達郎の代表曲のポジショニング。
1983年の名盤『MELODIES』のトップを飾る夏曲で、これは英語バージョン。

02.P・R・E・S・E・N・T - 松田聖子

■ 1982年の名盤『Pineapple』収録のアップ・チューン。
こういう曲がシングルカットされないとは、いまからみるとかなり不思議感。
でも、この頃音楽好きは聖子ちゃんはアルバムで聴いていたから、あまり違和感はなかった。
作詞:松本隆、作曲:来生たかお、編曲:大村雅朗で、さすがにスキのない仕上がり。

03.世界でいちばん熱い夏 - プリンセス・プリンセス

■ 各パート(楽器)ごとのオーディションで選ばれただけあって、さすがに高い演奏力。
奥居香のヴォーカルやっぱり凄い。
それと、きょんちゃん(富田京子)の必死感あふれるドラミング、けっこう好きだったりする(笑)
これを超えるガールズバンドは、おそらく日本では出ていない。

コード
CルートでF→G(7)→Em→Am(王道進行/未練進行)乱れ打ち状態になっていて、これが聴きやすさにつながっていると思うが、この曲のはじける広がり感はAadd9(アドナインス)によるところが大きいと思う。

04.Icebox & Movie - 二名敦子 (ATSUKO NINA)

米国ウェスト・コーストの腕利きミュージシャンとの競演多数。
1980年代、もっとも洋楽に接近したアーティストだと思う。

05.ふたりでスプラッシュ - 今井美樹

■ 引き締まったリズムと透明感あふれる声色。
今井美樹の曲のなかでも、もっとも夏を感じさせる1曲だと思う。

コード
サビのコード進行、Am Dm G C って、小室進行(マイナー版)の変形で、けっこうよく聴く。
どちらかというとしっとり落ち着いたイメージなのに、ここではとびっきりの高揚感。
やっぱりその前のメジャーセブンス+オンコードからのなだれ込みが聴いていると思う。

今井美樹の名バラード25曲!

06.Crescent Aventure - 角松敏生

■ なんというか、「どうしようもなく角松サウンド」としか表現のしようがない。
他の人間が再現しようとしてもぜったいに不可能。

07.Memorial Story~夏に背を向けて~Heaven Beach - 杏里

名盤『Heaven Beach』(1982)からの好テイク。
■ 30:16~ ラスト3曲(Memorial Story~夏に背を向けて~Heaven Beach)の流れが絶妙すぎ。
タイトル曲の「Heaven Beach」は名曲揃いの杏里のなかでも屈指の出来映えの神曲。

杏里の名バラード20曲!

08.海 ~ 栞のテーマ(LIVE) - サザンオールスターズ

イントロのフレーズ。リバーブの効いたドラムス。複雑なカウンター・メロディ。
むせぶSaxophone、そして桑田さんの色気ただようスキャット。
文句なしの名曲!
1984年の時点で、こんなものすごいメジャー・セブンス曲かましてくるとは、やっぱりハンパな才能じゃないわ。
■ 初期サザンとメガサザン(サザンオールスターズ、名曲の変遷)
コード

09.YES MY LOVE - 矢沢永吉

■ 1982年ならではの曲調。あふれるオトナの色気と余裕感。
いいねぇ、39年後のいま聴いても文句なしの逸品。
大人のカルチャーとお子ちゃまカルチャーが、はっきりと分かれていた時代。

■ コカ・コーラ 1987コカコーラ CM ~ I feel Coke 87 佐藤竹善.flv

最近、リメイクバージョンが流れてて嬉しいけど、やはりベストテイクは竹善さんの↑これだと思う。

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春向きの洋楽
夏向きの洋楽
秋向きの洋楽
冬向きの洋楽

↓こっちも聴いてね
1983年洋楽ピーク説

〔関連記事〕
■ 洋楽1983年ピーク説
■ 1983年洋楽ピーク説(名曲編)
■ グルーヴ&ハイトーン (グルーヴってなに・・・?)
■ 1980年代中盤の夏ソング
■ 1980年代のサントラ(&CM)
■ 初夏のグルーヴ曲20曲
■ AOR系名曲を100曲!
■ 1983年の洋楽ヒット曲 (Billboardデータから)
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■ 第2次British Invasion ~ 英国のElectro Pop/New Wave系15曲 ~

昨日の夕暮れ、首都高走ってるときにJ-Waveから流れてきたこの曲。
隅田川越しに東京スカイツリーを臨む車窓の景色にはまりまくってた。



最初、女性ヴォーカルの声の質からCocteau Twinsかと思った。
でも質感がちょっと違う。

■ Cocteau Twins - Carolyn's Fingers(1988年)


初期のNew Orderに近い音の広がりやスケール感も感じた。

■ New Order - Your Silent Face(1983年)


んなことで、米国のアーティストの音とはどうしても思えず・・・。
どうにも気になったので先ほど、Web検索してみたらヒットした。

Pale Waves(ペール・ウェーブス)の「Perfume」
情報-1
情報-2

英国マンチェスター出身のインディーロックバンドで、2017年にデビュー・シングル「There's a Honey」をリリースとな。
でもって、この曲は「PALE WAVESが、ニュー・アルバム『Smitten』を9月20日にリリースすることが決定(日本盤の詳細は後日発表予定)。あわせて、アルバムからの1stシングル「Perfume」をリリースし、ミュージック・ビデオも公開した。」とのこと。→ 情報源(激ロック_2024.6.13配信)

うーむ、やっぱり英国か・・・。
しかも本年9月リリース予定のアルバムの先行シングルカット。
このところ洋楽の新譜なんてほとんど聴いてないし、英国のユニットを意識して聴いたのなんて何年ぶりだろう。

ふ-ん、「2019年にはジャパンツアーを慣行(ママ)し東京2公演をソールドアウト」か・・・。
やっぱり聴いてる人は聴いてるんだな。

こういう独特のスケール感をもつ、英国ならではの音がもっと出てくるといいな。

このユニットを「オルタナティヴ」とカテゴライズしてるWeb記事があったけど、かつての「メインストリーム」の音だと思う。
「インディーズ・リリース」=「オルタナティヴ」という安直な発想なのか、はたまた、こういう音はもはや「オルタナティヴ」なのか、そこんとこはよくわからんが、J-Wave聴いてなかったら絶対にたどりついていないユニット。

やっぱりFM聴く時間、増やそうと思います。

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1980年代には、日本盤リリース前に渋谷のCISCOとかで英国盤(けっこう高い)買って聴きあさっていた時期もあったりしたけど、いまや遠い過去のハナシになりました。

■ CISCO本店最後の日


そういえばCocteau Twinsだって、当初は4AD (英国のインディー・レーベル)からのリリースだった。


■ JUNIOR - Mama Used To Say(1981年)

↑ 1980年代前半、英国とは思えないブライトな曲を量産していた「ファンカ・ラティーナ ”funka latina”」ムーヴメント。

ひさびさの政権交代で英国の復活なるか・・・。
↑ んなこともあるので、1980年代前半の「第2次British Invasion」関連記事を引っ張ってきました。
まぁ、聴いてみておくんなまし ↓

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2022/08/27 UP

この記事、けっこうアクセスをいただくので・・・。
すこし追加してみました。

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2021/09/05 UP

久しぶりにエレクトロ・ポップを聴いたので・・・

1980年代前半は英国のElectro Pop/New Wave系グループ(ユニット)、The Human League、Culture Club、Eurythmics、Duran Duran、Soft Cell、Spandau Balletなどが米国のチャートを席捲し、「第2次ブリティッシュ・インヴェイジョン(British Invasion)」とも呼ばれていました。
これまであまりUPしたことなかったですが、ちょっとメジャー系外し気味に思いつくまま10曲UPしてみます。
(後日コメント入れます。)

しかし、米国の洋楽絶頂期の1980年代前半に、こういうのが英国から飛び込んでくるんだから、やっぱり当時のチャートは面白かったんだと思う。


01.Simple Minds - Alive And Kicking (1985年)


02.The Human League - Open Your Heart(1981年) (2012 Remaster)


03.Visage - Visage (1980年)


04.Soft Cell - Say Hello Wave Goodbye (1981年)


05.Thompson Twins - Lies(1982年)


06.I LEVEL - "give me"(1983年)


07.New Order - Your Silent Face(1983年)


08.Howard Jones - New Song (1984年)


09.A Flock Of Seagulls - Space Age Love Song(1982年)


10.Blancmange - Waves(1982年)


11.China Crisis - Wishful Thinking(1983年)


12.Ultravox - Hymn(1982年)


13.Culture Club - Time (Clock Of The Heart)(1982年)


14.OMD - Souvenir(1981年)


15.ABC - All Of My Heart(1982年)


いまの全米チャートは「Korean Invasion」ともいえる状況かもしれないので、ビジュアル系の全米No.1曲を37年の時を隔てて聴きくらべてみました。

■ Duran Duran - The Reflex (1984年)

往年のファンのコメント

■ BTS - Butter(2021年)


う~む、37年かぁ・・・。
1984年、集団で踊ってないし、しっかり楽器弾いてるし・・・(笑)

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↑ とはべつに(というか重なって)、1980年代前半の英国ではファンカ・ラティーナ ”funka latina” というムーヴメントもありました。
個人的には↑ よりこっちの方がぜんぜん好きなので、後日特集してみます。 

01.Modern Romance - Ay Ay Ay Ay Moosey(1980年)
1980

02.UK Players - So Good To Be Alive(1982年)


03.Central Line -- Walking Into Sunshine(1981年)


04.Level 42 -43-(1981年)(1983年のLIVE)


05.Shakatak - Night Birds(1982年)



1980年代前半は、米国のdisco-funkと英国のポップシーンがもっとも接近した時代でもありました。
それにしても、1980~1985年の5年間に、英国だけでこれだけのバリエーションあったとは、やっぱり黄金の時代だったのでは?

↓ こういう名曲もあったし。

■ Genesis - No Reply At All(1981年)


■ Elaine Paige, Barbara Dickson - I Know Him So Well "From CHESS"(1984年)


■ Roxy Music - More Than This(1982年)


■ Phil Collins - Against All Odds(1984年)


■ Princes Diana Elton John Goodbye Englands Rose

↑ 英国におけるPOPSの存在の大きさを実感した名テイク。
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■ セツナ曲&来る曲25曲+

最近の人気曲(→ こちら)を聴くにつけ、やっぱり ”セツナ系” の系譜は衰退したと思う。
”セツナ系” はfeat.での男女共演テイクが多かったけど、最近の曲は男女それぞれきれい(?)にわかれてる。

Wikipediaをみても、セツナ系のブレイク 〜 全盛期は2000年代中盤から2010年代初頭にかけてとし、「セツナ系ソングは2011年以降より姿を見せなくなる。」と明記している。
その理由として、スマホ普及による趣味の多様性や、「LINE」の登場などをあげている。

”セツナ系” は楽曲的にはかなり多彩で、1980~1990年代ではおそらく創り出すことができなかったと思われる高い音楽性をもつものも少なくなかった。
正直なところ、筆者は2010年頃には ”セツナ系” がこれからのJ-POPのメインストリームになると思っていた。
それが、こうもあっけなくジャンル崩壊するとは・・・。

「スマホ普及による趣味の多様性」を背景とするなら、むしろ多彩な楽曲の ”セツナ系” に分がある筈・・・。
でも、じっさいは同じようなコンセプトのユニットの似たような曲(とくにペンタ曲)がバンドワゴン的にブレイクする。

「20代は約3人に2人が交際経験ゼロ!? 若者が考える「恋愛したくない、しない」10の理由」という記事で、「意見3:傷つきたくないから」とあった。

ぜんぜん違うかもしらんが、ここらへんにも理由はあるのかもしれない。
だって ”セツナ曲” なんて、恋に傷つきぼろぼろになった実体験がなければ、おそらく響かないから・・・。

たとえば、恋愛がメインテーマの告白実行委員会(HoneyWorks)あたりは、かなり ”セツナ系” な曲がある。↓
☆胸キュン!☆HoneyWorks メドレー !〜告白実行委員会 編〜



1980年代なんてみな恋愛にガツガツしてたから(笑)、↓こういう曲がふつうに生まれてリアルに聴かれてた。

■ 秘密の花園 - 松田聖子(1983年) 


■ Crescent Aventure - 角松敏生(1982年)


■ Girlfriends - 松任谷由実(1983年)


■ 涙のアベニュー - Southern All Stars(1980年)


■ 君の瞳に恋してる(Can't Take My Eyes Off Of You) - Boys Town Gang(1982年)



まぁ、世代ごとの恋愛感なんて、結局なるようにしかならないからそうなっているわけで、とやかくいうつもりはないけど、この局面で復帰した ”セツナ系の歌姫” 西野カナがどういう楽曲をぶつけてくるか、個人的には興味あるところです。


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2024-02-05 UP

もちろん「セツナ曲」や「来る曲」はセツナ系だけではございませぬ。
以前UPした ↓ の記事をベースにして追加でご紹介していきます。
女性ボーカル限定です。

■ 島唄 - 新妻聖子


■ 二人の夏 - ZARD


■ 孤独な生きもの - KOKIA


■ Palette - 花たん(歌ってみた)


■ アレルヤ - Kalafina


■ LOVE BRACE - 華原朋美


■ Answer - 遥海



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2020/04/22 UP

他の記事を合体して25曲にしました。
この系統の曲は、やっぱり2000年代に入ってからのがベストだと思う。
(1980年代ではこういう曲はつくれなかった。)

セツナ系と呼ばれたこれらの曲。
2006年くらいから勢いを増し、ピークはJulietがヒットを連打した2009~2010年くらいか?

個人的には、2000年代に入ってのナイスメロは、セツナ系とボカロ(&歌い手)に負うところが大きいと思っている。
セツナ系が勢いを失った2015年くらいから、メロに魅力のある楽曲がめっきり減ったのはそんな背景もあるのでは?

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2020/06/25 UP

追加&入れ替えして20曲にしました。
この系統の曲は、やっぱり2000年代に入ってからのがベストだと思う。

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さっき、RAM WIRE久しぶりに聴いたら止まらなくなってしまい・・・。
セツナ曲、衝動的に10曲ピックアップしてみました。
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20190202 UP
さらに追加しました。

先日書いた「黄金の世代?」、こういう曲が生まれた時代を通過しているから、曲に表情をもたせられるのかもしれぬ・・・。(セツナ系がメインストリームとなったときに、幼少期を過ごしている。)

01.きぼうのうた - RAM WIRE

どうしてこういう素晴らしい才能がブレークできない??

02.SPICY CHOCOLATE - あなたと明日も feat. ハジ→ & 宇野実彩子 (AAA) (Vocal Ver.)


03.compass - 川嶋あい


04.キミトセカイ - 佳仙(歌ってみた)


05.23:45 - Juliet


06.君がいない世界は切なくて - CHIHIRO feat. KEN THE 390


07.First Desire feat.HIRO from LGYankees, 山猿 中村舞子


08.願い - 童子-T feat.YU-A (Foxxi misQ)


09.君の知らない物語 - くゆり(歌ってみた)


10.会えなくても - WISE feat. 西野カナ


11.サヨナラ サヨナラ - 竹仲絵里


12.夜空 - miwa feat.ハジ→ 夜空。


13.何度も - 青山テルマ


14.Aitai - 加藤ミリヤ


15.消えてしまえたならいいのに、なんて - めありー(歌ってみた)


16.遠く離れた場所で - Lily.


17.うまく言葉にできないけれど - SoulJa feat. 果山サキ


18.あなただけが - 倖田來未


19.ずっと二人で - BENI


20.ハジ→ - 恋ノ夢。feat. erica


21.いつまでも ... feat. 中村舞子 / Lisa Halim


22.bouquet - @ゆいこんぬ(歌ってみた)


23.Saikou no Kataomoi (最高の片想い) - Sachi Tainaka


24.見えない月 - 藤田麻衣子


25.Way to Love ~最後の恋~ - SoulJa feat.唐沢美帆


※ JUJUは外せないので追加しときます。
■ 明日がくるなら - JUJU with JAY'ED


いくらでも思いつくので(笑)、30曲に再整理して再UPします。

■ 切ないくらい、愛してた。 - feat.JAY'ED / Lisa Halim


■ 君のすべてに - Spontania feat.JUJU


■ 同じ空みつめてるあなたに - Spontania feat. AZU



■ 鈴木奈々×婚約者が出演!! ウェディングソングISSA×SoulJa+中村舞子「FOREVA」!!


■ By your side - WISE feat. 西野カナ

西野カナと中村舞子の存在は大きかったと思う。

■ もっとキミに贈る歌 - feat.西野カナ&菅原紗由理

セツナ系の神MIX(笑)

■ 今好きになる。 - かぴ(歌ってみた)

ちとニュアンスちがうけど、HoneyWorks(ハニワ)にもセツナ曲多数。
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■ 休符の価値

活動再開なった西野カナの曲をあらためて聴き込んでみたら、抜群に休符のつかい方が巧い。
そこで、何曲かの名曲について「休符」に注目して聴いてみました。
「休符の価値」、やっぱり大きいと思う。

■ 君って - 西野カナ

意識的に含蓄のある”間”をつくりだしていることがわかる。

■ 恋におちて -Fall in love- 小林明子(Covered)

イントロのサビメロ(ピアノソロ)と1:11~の「手をとめた」のあとの”間”を聴き比べると「休符」のもたらす力がわかる。

■ First Love - 宇多田ヒカル

「休符」のつかい方がもっとも巧いシンガーのひとり。

■ This Love - アンジェラ・アキ

アンジェラ・アキの休符のこなしも一級品。
1:06~「ある時から(休符)無口になり」
1:19~「この恋が(休符)引き裂かれそうになった」

■ メディテーション - 松田聖子

0:58~
「もしもあなたが(休符)夜だったら 星座になりたい」
「道に迷った(休符)旅人なら 光をあげたい」
聖子ちゃんの休符はヒーカップが絡んだりしてオリジナリティ抜群。
それに、作曲の上田知華も休符づかいの名手だから・・・。

■ 朧月夜~祈り - 中島美嘉

やっぱり歌の名手は休符の扱いが巧い。
絶妙にゆらぎをのこした休符(というか”間”)。たまらん。

■ One Reason - milet (映画「鹿の王 ユナと約束の旅」主題歌)

久しぶりに聴いた「休符」を思いっきり活かした曲。
とくに2:52~。

■ 【カラオケバトル公式】佐久間彩加:Crystal Kay「君がいたから」/2020.12.13 OA(テレビ未公開部分含むフルバージョン動画)

佐久間彩加ちゃんの歌がキレッキレなのは、繊細な休符のこなしが抜群に巧いこともあるかと。

■ 桜ノ雨 - +α/あるふぁきゅん。【歌ってみた】

ボカロ曲にもしっかり「休符」を活かした曲はある。
1:48~
「大人になれたのかな_教室の窓から桜ノ雨_ふわりてのひら_心に寄せた_」
(_が休符がよく効いているパート)

■ far on the water - Kalafina

梶浦由記さんと歌姫が繰り出す休符は唯一無二。
3:20~「はじめての(休符)うたのように(休符)僕たちは」
完璧なコーラスのなかに散りばめるられる休符が、抜群のキレをもたらす。

■ 栞天野月 feat.YURiCa/花たん

花たんは超ハイトーンビブが決め手のように思われがちだが、休符のつかい方も絶品。
1:41~「かなしい過去を(休符)忘れてしまえば(休符)わたしが消えるような気がした」

歌(花たん)にしても楽曲(天野月)にしても、才気のかたまり。
こういう人たちが、もっともっとメジャーになってもいいと思う。


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2024-01-27 UP

最近の曲を聴くと”疲れる”と感じる人は少なくないのでは?
これは単にノイジーなフレーズやビートの音圧、そしてせわしい4つ打ちによるものだけではないと感じていました。

芥川也寸志先生の『音楽の基礎』(昭和46年初版)を読んでたら、示唆に富んだ文章がありましたのでご紹介します。

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真の静寂は、連続性の轟音を聞くのに似て、人間にとっては異常な精神的苦痛をともなうものである。
(略)
真の静寂は、日常生活のなかには存在しないまったく特殊な環境ではあるが、この事実は音楽における無音の意味、あるいは、しだいに弱まりつつ休止へと向う音の、積極的な意味を暗示している。

休止はある場合、最強音にもまさる強烈な効果を発揮する。

われわれがふつう静寂と呼んでいるのは、したがってかすかな音響が存在する音空間を指すわけだが、このような静寂は人の心に安らぎをあたえ、美しさを感じさせる。

音楽はまず、このような静寂を美しいと認めるところから出発するといえよう。
作曲家は自分の書いたある旋律が気にいらないとき、ただちにそれを消し去ってしまうだろう。
書いた音を消し去るということは、とりも直さずふたたび静寂に戻ることであり、
その行為は、もとの静寂のほうがより美しいことを、みずから認めた結果にほかならない。

音楽は静寂の美に対立し、それへの対決から生まれるのであって、音楽の創造とは、静寂の美に対して、音を素材とする新たな美を目指すことのなかにある。
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前々から漠然と感じていたのですが、最近の曲は休符がすくなく、音で隙間を埋め尽くしていくような曲調が多い。
その結果として、サウンドの音圧が上がっているのでは・・・。
(ここでいう「休符」とは譜面上の休符ではなく、むしろ静寂や ”間” に近いものです。)


【休符がすくない例】

■ You Spin Me Round - Dead Or Alive (1984年)

POPSを休符の支配から遠ざけた張本人SAW (Stock Aitken Waterman)。
個人的にはいまのPOPシーンは、いまなおこの曲の流れのうえにあると思う。

■ New Jack Swing The Best Collection

休符の世界からさらに離れていった(と思っている)NJS(New Jack Swing)。
跳ねてるようだけど、じつは4つ打ちやタテノリとの親和性が高い。

■ U.S.A. - DA PUMP (2018年)

↓ と聴き比べてみると、この曲がユーロビート(SAW)の流れのうえにあることがわかる。

■ ダンシング・ヒーロー(Eat You Up) - 荻野目洋子 (1985年)

この曲調でなんと洋楽カバー
ユーロビートには、ヨコノリがまったく乗らないことがわかる(笑)
でもって、この先も「洋楽の歌謡曲化(ベタメロ化)」が進みタテノリ4つ打ち全盛の時代へ・・・。

■ 天体観測 - BUMP OF CHICKEN (2002年)

後の世代に大きな影響を与えたといわれる期を画した曲。
いまもこの系統のバンド・サウンドは腐るほどある。

■ 'Dynamite' - BTS (2020年)

いまでもこのフォーマットは、世界のPOPシーンのメインストリーム。


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【休符を活かした例】

■ Lowdown - Boz Scaggs (1976年)

1983年までの洋楽に休符は欠かせないものだった。
休符が創り出す”音のキレ”と”グルーヴ”はウエストコーストミュージックの身上だった。

■ 16ビートDr&Bass リズム音源

16ビート裏拍(アップビート)+シンコペーション。
休符が思いっきり存在を主張していたフォーマット。

■ Let's Celebrate - Skyy (1981年)

”休符”というか、”音の隙間”と洒落っ気が身上だった往年のBCM(ブラック・コンテンポラリー)。


■ 童謡で比較 裏拍と表拍 ーメリーさんのひつじ編

1970~1980年代前半の音楽好きはほとんど洋楽を聴き込んでいたから、知らず知らずに裏拍(アップビート)&休符の洗礼を受けていた。
これをベースにシティ・ポップが創り出された。

■ ベルベット・イースター - 荒井由実 (1973年) 【Covered】

荒井由美時代のユーミンの曲はどこか凜とした空気感を帯びている。
これも静寂(休符)のなせるワザか。

■ 水銀燈/Mercury Lamp - 杏里 (1984年)

静寂から立ち上がるインストとボーカル。
そして静寂を活かした”キメ”と"グルーヴ"。
1980年代のシティ・ポップは16ビートシンコペ絡みで、休符のつかい方がすこぶる巧かった。

■ I Need You - 角松敏生(1984年)

休符や”間”の価値を知り尽くしていた角松敏生。

■ YES MY LOVE - 矢沢永吉 (1982年)

休符が創り出す”オトナの余裕”。

■ Everlasting Song - 梶浦由記(FictionFunction&Kalafina) (2009年)

休符(静寂)の活かし方が抜群に巧い梶浦由記さん&歌姫&FBMの名テイク。

■ 花降らし - pazi(歌ってみた)

音圧高いけど、絶妙に休符が効いている例。
ブレイクビーツ系4つ打ちと、アップビート系のグルーヴと変拍子が混在してる。
1980年代では表現することができなかった音世界。
こういう曲聴くと、J-POPは確実に進歩していると思う。
でも、メジャーシーンに出てこれない。


■ Leave the Door Open - Bruno Mars, Anderson .Paak, Silk Sonic (2021年)

”休符の魅力”&”ヴォーカルの力量”を取りもどしたBruno Marsのディレクション。
彼らが世界中の音楽好きから愛される理由がわかる気がする。


■ 4つ打ちとグルーヴ (音のスキマ論-0)
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■ ザ・カセットテープ・ミュージック(前編)

2021/01/10 UP

本日放送の #80「よくわかるペンタトニック講習会」、面白かった。

ペンタトニック(スケール)とは、C音トニックの場合「ドレミファソラシ(CDEFGAB)」の内から4度「ファ(F)」と7度「シ(B)」を抜いた「ドレミソラ(CDEGA)」のみでつくられるスケール。
5音のみで構成されるので「5音音階」とも。4度(ヨ)と7度(ナ)を抜くので「ヨナ抜き音階」とも。
親しみやすく平易なスケールで、日本に限らず世界各地の民謡や童謡に使われているもの。
(「ド」がトニックだとメジャーペンタ、「ラ」がトニックだとマイナーペンタ。)

これに対して西洋音楽は「7音音階」で、ポピュラー系ではセブンスコードが代表格。
響きが複雑になり、とくにメジャー・セブンスをベースにし、Sus4コード、エー・マイナー・メジャー・セブンス(クリシェ)などを加えるとシティポップ的なお洒落感が出るといわれている。
(だからペンタのイメージ的な対極はメジャー・セブンスだと思う。)

「ヨナ抜き音階とは?」

■ ベルベット・イースター - 荒井由実 【COVER】 ← 典型的な初期ユーミン曲(セブンス)
コード


■ 春よ、来い - 松任谷由実  ← ヨナ抜き音階(=ペンタ)?
コード

「春よ、来い」をはじめて聴いたとき強い違和感を感じた。
その一方で、ユーミンはこの曲で新たなファン層を掴んだといわれる。
その理由がわかる気がする。


〔 演歌じゃない演歌? 〕
■ 千曲川 - 五木ひろし

3拍子のペンタ。
ものすごいスケール感だけど、歌のうまさがシビアに問われそう。
やっぱりこれ演歌じゃないわ(笑)

〔 メロはペンタだけどあとは違う例 〕
■ YELLOW MAGIC CARNIVAL - MANNA(作・細野晴臣)

チャイナ風なペンタのメロだけど、リズムはアップビートだし、マイケル・マクドナルド風のキーボードリフも・・・。
う~ん、なにこれ(笑)
さすがに才人、細野晴臣。

それと、若手ペンタトニッカー(笑)
たしかに2015年以降、ペンタトニッカーが増殖している感じがする。

思い返してみると、
~1970年代前半  ペンタの時代
1970年代前半~中盤  ペンタとセブンスの拮抗時代
1970年代中盤~1980年代中盤  セブンス優位の時代
1980年代中盤~2014年  J-POP 進行(小室進行含む)の時代
2015年~  ペンタ回帰の時代
↑ こんなイメージがある。

世界的にみても1980年代中盤からは、王道進行(=J-POP 進行)やユーロビート進行の曲がやたらに増えた気がする。
ブレイクビーツや4つ打ちリズムはこれらのスケール(コード)と相性がいいから・・・。
だから、ペンタや王道進行、ユーロビート進行の氾濫に食傷した人たちが、国籍を問わず(メジャー)セブンスの宝庫「シティポップ」になだれ込んだのでは?

それと ↓ に書いた、このところの「コード進行ブーム」?も、ペンタからのエスケープ志向のあらわれでは?

1980年代中盤~2014年  J-POP 進行(小室進行含む)の時代
2015年~  ペンタ回帰の時代
2020年~  ペンタからの脱却の時代??(シティポップ人気、コード進行ブームやヒゲダン・ワンオクの人気)

にしても、マキタスポーツ氏のコメント、あいかわらず鋭い。

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2020/12/27 UP

本日も「ザ・カセットテープ・ミュージック」視てみました。

番組後半でマキタスポーツ氏が「Just the Two of Us進行」(丸サ進行、ジゴロ進行)を「勾玉進行」と称してスージー鈴木氏とJamってた。
いろいろ出てきたけど、やっぱり原曲(↓)がベストかな(笑)
Grover Washington Jr. - Just the Two of Us (feat. Bill Withers) (Official Audio)

※ はじめて聴いたとき、サックスとスティールパンの取り合わせにのけぞった記憶あり。


コード進行、たしかに大きなポイントだと思う。とくに循環コード。
いろいろあります。

Chord 1  スリーコード  C F G
Chord 2  J-POP 進行(王道進行)  F G7 Em Am
Chord 3  小室哲哉進行  Am F G C
Chord 4  小室哲哉進行(マイナー編)  Am Dm G Am
Chord 5  My Revolution 進行  C Am F G7
Chord 6  ユーロビート進行  F G Am Am
Chord 7  イチロクニーゴー  C Am Dm G7
Chord 8  期待感・増幅進行  Am Em F G7
Chord 9  カノン進行  C G Am Em F C F G
(出所:「コード進行に注目した J-POP 音楽の可視化」芸術科学会論文誌 Vol. 15, No. 4, pp. 177-184 (2016) 上原美咲 伊藤貴之 高塚正浩)→ こちら(PDF)
※ 孫引きでした。原典はおそらく→ こちら(コード進行マスター)。← 凄いサイトです。

たとえば・・・

■ 小室進行100曲メドレー作ってみた。 【同じコード進行の曲】

Am F G Cの循環コード。
カノン進行とSAW(未練)進行(F G(7) Em Am)の中間的なイメージかな。
日本人の情感に心地よく訴える進行だと思う。
たしかにオフコースは小室進行あった。

■ カノン進行が使われているJ-POP30曲メドレー

3:47~ クリスマス・イブ
5:06~ 糸
↑ この2曲がカノンコードとり入れてるのはけっこう有名な話だけど、ほかにもいろいろあるわな。

クリスマス・イブのコード → (こちら)
Original KeyはAだけど、Cに移調すると途中のコーラスパートで見事なカノンコード
C G Am(7) Em(7) F C F(Dm7) G
がでてくる。

■ 山下達郎 - クリスマスイブ

1:56~のコーラス。 

他の曲もOriginal KeyがCでないものがほとんどだけど、Cに移調(べつにCじゃなくてもいいが)してテンションや分数コード外し、BPM揃えて放り込むと無限ループが成立!
コード進行に著作権はない(と思う)から、この戦略はたしかに使えるかも・・・。
これからまだまだ増えていくのでは?

〔 追記 〕
たしかに「カノン進行は禁断の果実」かも・・・。(→ 元ネタ 「『カノン進行は禁断の果実』の嘘」

■ 愛は勝つ


・カノン進行を使うと一発屋になりやすい。
・カノン進行を使った曲が、そのミュージシャンの代表曲になりやすい。

↑ どちらが正解かわからないけど、それだけの大きなパワーをもつコード進行なんだと思います。

■ 守ってあげたい - 松任谷由実

コード
So you don't have to worry worry 守っ てあ げた い
C G Am C F C Dm Gsus4 G
あなた を 苦し める 全て のこ とから
C G Am C F C Dm
↑ サビにしっかりカノンがいる。

■ However - GLAY

↑ これもサビの一部カノン進行? 

カノン進行は、コード8個も使った強力な(縛りの強い)進行。
人はどんなに才能があっても一定のメロディパターンに頼りがちなりで、2曲目のカノン曲はどうしても「二匹目のドジョウ」になりやすく、だから「禁断の果実」とか「悪魔の作曲法」などと呼ばれるのだと思う。

〔 さらに追記 〕
「シティポップ進行」もぜったいある筈と思ったら、やっばりあった。
(すんません、トーシロなんでぜんぜん知らなかった(笑))

トゥ・ファイブ・ワン・シックス(Ⅱ-Ⅴ-Ⅰ-Ⅵ)進行。

Dm7 G7sus4 Cmaj7 Am7の(循環)コード進行。
やっぱり、メジャーセブンス系のドミナントモーション絡みか・・・。
このリリース、お洒落だもんね(笑)

「イチロクニーゴー」と「トゥ・ファイブ・ワン・シックス」の関係について、即席でおべんきょしました。→ (コード進行 ケーデンスと循環コード、トゥーファイブ
代理コードをつかったドミナントモーションがポイントなのか・・・。(→ 代理コード
でも、結局はどれだけテンションかけて、どうやってトニックにリリース(解決)するかがキモでは?

それと、バックドアドミナント進行。これはぜったいあると思う。↓ むずかしすぎて理論はよくわからんけど、裏口入学(笑)



■ I LOVE... - Official髭男dism [Official Live Video]

・トゥ・ファイブ・ワン・(シックス)進行
・Just the Two of Us進行
サブドミナントマイナー
ドミナントセブンス・スケール
・sus4コード
(ベース)ラインクリシェ
パッシング・ディミニッシュ

音の質感はシティポップとは違うけど、テンションとリリースのバランス(ドミナントモーション)が絶妙。
シティポップ世代(50歳代)の評価が高い理由がわかる気がする。(→ コード進行の解説

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2020/12/21 UP

さっきまで視てた(途中からだけど)BS12 トゥエルビ「ザ・カセットテープ・ミュージック」(第64回「ディスコ/ダンスミュージック特集」)、すごく面白かった。

スージー鈴木氏(音楽評論家)の知識もそうだけど、マキタスポーツ氏の蘊蓄がさりげに凄い。
どうしてディスコ・ミュージックが1990年に向けてあれだけ変わっていったのか、思いあたることがいくつもあって目からウロコ状態。
マキタスポーツ氏が「またやりたい。」っていってたので、期待して待ってます。
「おうちで踊ろう!」(笑)

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具体的にいきます。(★は番組で紹介してた曲)

〔変化前/1970年代後半~1980年代前半〕

■ The Hustle - Van McCoy and the Soul City Symphony(1975)


■ Got To Be Real - Cheryl Lynn(1978)


■ The Soul Train Dancers 1980 (ConFunkShun - Got To Be Enough)


■ What Cha' Gonna Do For Me - Chaka Khan(1980)

しょっぱなのフィルインがかったドラムスの入り方、ムチャクチャ格好いいんですけど・・・。

■ On The Beat - B.B. & Q. Band(1981)


■ Never Too Much - Luther Vandross(1981)

ドラムスとベースの振る舞い、ムチャクチャ格好いいんですけど・・・。

■ "43" - Level 42, Live Bochum 1983

英国ファンカ・ラティーナ[funka latina]のグルーヴ!
ばりばりのチョッパー・ベース。

■ Rocket To Your Heart (Hot Tracks Remix) - Lisa(1983)

San FranciscoのHi-NRG(ハイエナジー)レーベル、Moby Dickからのリリース。
↓ 変化後の「ユーロビート」系と聴きくらべると、「ハイエナジー」との質感の違いがよくわかる。

★ Private Eyes - Daryl Hall & John Oates (1981)

↑マキタスポーツ氏が「でも、これ(Private Eyes)、4つ打ちなんですよ、ほら」と言っていた。
このあたりまでの曲はアップビート(裏拍)か、4つ打ちでも1拍、3拍クローズの「裏打ち」だったと思う。
それにシンコペやリフがふつうに入って、グルーヴが乗っていた。

■ Holiday Rap - Madonna vs MC Miker G and DJ Sven

Madonna + Rapだけど変化前だと思う。

だから、邦楽でもこんなことができた。
★ ソウルこれっきりですか - マイナー・チューニング・バンド(1976)

う~ん、オサレですねぇ(笑) これオリコン2位までいった。

それに、ドリフだって・・・。
★ ドリフの早口ことば - ザ・ドリフターズ(1981)

ドリフ視ながら、お子様たちがR&Bのリズムを叩き込まれてる(笑)

〔変化中/1980年代中盤〕

■ Break Me Into Little Pieces - HOT GOSSIP (Extended Mix)(1984)

個人的にはハイエナジー(Hi-NRG)からユーロビート(Eurobeat)への過渡期を画した曲だと思う。

■ Color My Love - Fun Fun(1984)

これって、ハイエナジー(Hi-NRG)じゃないよね・・・。

■ A Girl in Trouble (Is a Temporary Thing) - Romeo Void(1984)

これまでとは明らかに違うビート。個人的にはリバーブ聴いたリズムやメロ嫌いじゃなかったけど。
この頃はまだ、エレクトロポップやニューロマンティックスの流れか? と思っていた。 

★ Tarzan Boy - Baltimora(1985)

なんなんだろう、このリズム・・・。跳ねてそうで跳ねてないし。

★ Breakout - Swing Out Sister(1986)

ぜったい変わってきてるよね。

■ Give Me Up - Michael Fortunati(1987)

メロはまだわかるとしても、リズムが・・・。

〔変化後/1986年~〕

■ Venus - Bananarama(1986)


★ Together Forever - Rick Astley(1987)


★ Toy Boy - Sinitta(1988)


★ Turn It Into Love - Kylie Minogue(1988)

はい、きました。
ストック・エイトキン・ウォーターマン (Stock Aitken Waterman/SAW)、大活躍!

パッパカ、パッパカという馬乗りビート(4つ打ち表拍だと思う)とベタメロディ。
ジュリアナサウンドの完成です(笑)
それに、どんどん歌謡曲に近くなってきている。

ほらね、この F → G(7) → Em → Amのお約束ベタメロディって、↑ でJ-POP 進行(王道進行) / Chord 2って呼ばれてるじゃん。
(「J-POP 進行」というより、むしろ「歌謡曲進行」だと思うが。)

■ 愛が止まらない - WINK(1988)


■ Gimme! Gimme! Gimme! - ABBA(1979)

でね、洋楽でいうと何に近いかっていうと、じつは1970年代のミュンヘンサウンドなのよね~。
ABBAとか、Arabesqueとか、Boney Mとか・・・。
だから日本で人気が出て当然か・・・。

実際、日本ではハイエナジー(Hi-NRG)よりもユーロビート(Eurobeat)の方がブレークしたと思う。


マキタスポーツ氏が「未練進行」と指摘してたけど、F → G(7) → Em → Amのお約束ベタメロディって、どれ聴いても同じ感。
で、この頃からメジャー系の洋楽はほとんど聴かなくなった。

欧米ではその後”SAWサウンド”は下火になったけど、日本ではパラパラや小室サウンドが継承していまなお残っている。
4つ打ち表拍とベタメロディは、もともと日本人の大好物だから当然か・・・。
ある種の先祖返りともいえるかも・・・。

そうなると、シティポップ(四和音(セブンス・コード)系/裏拍)が一世を風靡した1970年代後半~1980年代前半は、日本人にとっては異質な時代で、4つ打ち表拍とベタメロディが闊歩するいまの状況が本来の姿なのかもしれぬ・・・。

■ Last Summer Whisper - 杏里 / 角松敏生作曲(1982) ※典型的なシティポップ

↑ の「Turn It Into Love」と聴き比べて、どっちが洋楽って・・・(笑)

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関ジャムでも指摘していたけど、このところコード進行解説ブーム?
たとえば、「Just the Two of Us進行」(丸サ進行、ジゴロ進行)

■ Just the Two of Us (feat. Bill Withers) - Grover Washington Jr.(1981)


■ 愛を伝えたいだとか - あいみょん


リズム進行は似ていても、音の質感がぜんぜん違う。
たしかにこういう聴き比べも面白いかも。

■ ザ・カセットテープ・ミュージック(後編)へつづく。
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■ ザ・カセットテープ・ミュージック(後編)

■ ザ・カセットテープ・ミュージック(前編)から。


なぜかアクセスが増えているので、リンクつなぎなおしてリニューアルUPしました。
(字数制限にかかったので2つに分割しました。)

追記を繰り返して、とりとめのない記事になってるけど、筆者のいいたいことはかなり盛り込んでいると思う。

この番組、復活してますわね。↓
公式Web
NHKの「SONGS」、ほんとうにマキタスポーツ&スージー鈴木の司会でまわしてほしい。


■ Ride On Time - 山下 達郎

「いい音しか残れない」(日立マクセルUD)
↑ 至言だと思う。

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2021/09/20 UP

昨日、第1回目の再放送を流してました。
テーマは初期のサザン。
2人のやりとりがキレっキレで、めちゃくちゃ面白い。
第1回目から「はっぴいえんど中心史観」に異論を唱えてる(笑)
個人的には第1回目からすべて再放送してほしい。

記念すべき1曲目
■ C調言葉にご用心 - サザンオールスターズ


ラストにjfn 「memories&discoveries」で放送決定と出てましたが、どうなのかな?

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2021/09/12 UP

なんと、今回で最終回だそうです。
こんな面白い音楽番組、ほかになかったのに超残念。

■ Woman ~Wの悲劇より~ - 薬師丸ひろ子

↑ こういう曲のコード進行の凄さをきっちり解説してくれた。
他の音楽番組ではできない展開だった。

このところ再放送の回もけっこうあったし、やっぱりネタ切れか?
これだけ濃密なコンテンツ、ほんとに構成するのたいへんだったと思う。

「ザ・カセットテープ・ミュージック」惜しまれる閉店
↑ 閉店を惜しむコメント多数。

じっくりネタを仕込んで、またリターンしてほしいです。
まずは特番でもいいから、たまに復活してほしい。

関係者のみなさま、ありがとうございました。

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2021/08/10 UP

Ride On Time カバー特集(ザ・カセットテープ・ミュージック)
個人的には「シティ・ポップ」の文脈で、五輪開会式でかけてほしかった曲のひとつ。
「ザ・カセットテープ・ミュージック」でカバーの特集してたので、ちょっと書いてみました。
〔 〕内はマキタスポーツ氏によるネーミングです。

■ 〔原曲〕山下 達郎Vers.

達郎の名曲は達郎のヴォーカルと完璧に一体化してるので、カバーはむずかしい、と思うでしょ。
でも、

〔無思想カバー〕May J. Vers.
■ May J. / RIDE ON TIME

May J. って声質いいし、テクもあるのになぜかなんとなく迫ってくるものがよわい気がする。
でも、よくこの難曲にトライしたと思う。
予想以上の仕上がりでびっくり。(May J.だと思わなかった。一瞬、杏里かと思った。)
達郎の濃密な作家性&思想性から、曲だけを切り離して届けてくれる存在と。
「Cover Eats」とは、マキタスポーツ氏、巧すぎる表現。

〔多様性カバー〕UNCHAIN Vers.
■ UNCHAIN - RIDE ON TIME

原曲の思想性をBAND SOUNDというかたちで再解釈、の意思が感じられるという。
大箱じゃなくて、LIVE HOUSE向けの仕様にしたもの、といっていたが、たしかにそんな感じがする。
メジャーじゃないけど、なかなかいいです。Charを思い起こした。

〔乗っ取り型カバー〕松崎しげる Vers.
■ RIDE ON TIME 松崎しげる

このテイクは凄い。
完全に松崎しげるのものにしている。
「達郎さんよりRide Onしてる」(マキタスポーツ氏)って、ほんとにそうかもしれぬ。
実力あるわ、この人。

それにしても、マキタスポーツ氏&スージー鈴木氏の感性&蘊蓄&音楽への愛情度おそるべし!
個人的には、五輪の音楽仕切ってほしかったわ。まじで。

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2021/07/31 UP

「ザ・カセットテープ・ミュージック」でひさびさに聴いた。
ちょーなつかし!
■ サディスティック・ミカ・バンド/タイムマシンにおねがい Time Machine Ni Onegai(1974年)


そういえば、この頃ってこういうのもあった。↓
■ フィンガー5/個人授業(1973年)

小学校の教室でみんなで踊ってたけど、いま聴いても曲のレベル異様に高いと思う。
ちょうど担任が、お美しいお姉たま先生だったですな・・・。リアルすぎた(笑)

↑ こういう突き抜けた曲がやたら聴きたくなる今日このごろ・・・。

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2021/07/19 UP

さきほどの「ザ・カセットテープ・ミュージック」。
■ 綺麗ア・ラ・モード - 中川翔子

これ名曲。松本隆&筒美京平ペアの最後の作品です。(2008年)

コード
イントロのピアノのフレーズからしてただものじゃない。
つづいてヴォーカル・インをがっちり支える華麗なクリシェ。

そして、マキタスポーツ氏が指摘していた、
Bメロからのサビ 0:45~「優しく髪にふれる 綺麗のア・ラ・モードね Ah~」
Fm7 G#/A# Am7-5 G# A#/G# Gm7-5~
オンコードとハーフディミニッシュが効き過ぎで、異様な高揚感(笑)

↑ のパーツ以外はわりとシンプルなコード使っていて、ところどころで小ワザをかます職人ワザ。
↓ の複雑系コード駆使しながら聴きやすいメロを紡ぎ出すユーミンとは対照的なアプローチだと思うが、どちらもやっぱりグレートすぎる。


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2021/06/07 UP

さきほどの「ザ・カセットテープ・ミュージック」。
タイトルは「ずっと80年代でいいのに・・・」(笑)
これは抜群に面白かった。
次回はマキタスポーツ氏の曲編も視たい。

■ Woman ~Wの悲劇より~ - 薬師丸ひろ子

作曲:松任谷由実。
なに、このコード進行(→コード
0:58 雪のような 星が降る
トライトーン(減五度)がらみのマイナー・セブンス・フラット・ファイブで、こんな華麗なメロディ引き出すとは・・・・。
やっぱりユーミン天才だわ・・・。

スージー鈴木氏の「知ったこっちゃねーよ」からのきれっきれのコメントがやたらによかった。
・平成以降は「やさしさ・ガンバロー インフレ」。
・口に出して「がんばれ」という言葉の無効性、限界(を80年代のアーティストは知っていた)
・”元気の提示”はやめてほしい。

御意! ほんとうにそう思う。

■ My Revolution - 渡辺美里 (作曲 : 小室哲哉、編曲:大村雅朗) /cover

↑ じっさい、メロやアレンジだけで高揚感をもたらしてくれる曲があった。
「きっと本当の悲しみなんて 自分ひとりで癒すものさ」 という歌詞が象徴的。

なんでこんなにメロがきらめいているかというと、
「後ろ髪コード進行 / F G7/F Em Am」をイントロからバリバリに使っているから、と・・・。
この曲では、 Fmaj7 G/F Em7 Am7  (→ コード

これは、松任谷由実の「卒業写真」でも使っているけど、これは「人ごみに流されて」のサビで使ってる。 → (コード
■ 卒業写真 - 荒井由実(松任谷由実)(カバー)


でも「My Revolution」はイントロから「後ろ髪コード進行」てんこ盛り状態。

それと、転調。
0:59~「きっと本当の悲しみなんて 自分ひとりで癒すものさ」 Fmaj7 Gsus4 G Esus4 E
から
1:09の A (「わかり始めた~」)への転調(前向きな転調感ばりばり)
この転調前のダブルサスフォーはアレンジャーの大村雅朗氏が意図的に仕込んだとのこと。 → wikipedia

そして返しのインスト転調(1:41)。
聴きどころありすぎ(笑)

でも ↓ の曲はさらにもの凄いけど・・・

■ Teenage Walk - 渡辺美里 (作曲 : 小室哲哉) 


*****************
でも、いまはもう80年代当時のようないくらでも逃げ場のある(?)寛容な世界じゃない。
行き場のない閉塞感のなか、

「さぁ一直線に穿って 今日も不安定な将来へ」
「明日 明後日 僕ら どんな希望を 抱いていれば 生きていられるのか なんていわれるのか」
「わかってんだって、こんな夢の無いダイヤグラムで」
「世界はもう 決まりに切って 疲れるわ けど今は 明日を急かして向かうわ」

こんなことばを散りばめている曲も、けっこうあったりする。

■ 空奏列車 - めありー(歌ってみた)



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2021/04/19 UP

さっき放映してた「ザ・カセットテープ・ミュージック」。またしても個人的に思うところがあった(笑)
Led Zeppelin、そしてJimmy Pageのギター・リフとかJohn Bonhamのフィル・インとかにスポットをあてていた。

■ Achilles Last Stand - Led Zeppelin

・この曲、ほんとによく聴いてた。

マキタスポーツ氏が、Zeppelinとか一連のR&Rバンドが踊れる音楽(Roll)から離れていって、そこに隙間が生まれた。
で、こういった ↓ 楽曲のニーズが高まった的な発言あり。

■ Best Of My Love - The Emotions


たしかに、1970年代後半~1980年代前半にかけて、記憶に残るリズムがいくつも生まれている。
聴き返してみると、たいていリフが絡んでる。
この頃のグルーヴ感のなかで、リフがいかに重要な役割を果たしていたかがよくわかる。

■ Forget Me Nots - Patrice Rushen


■ Good Times - Chic


■ Never Too Much - Luther Vandross


■ Street Life - The Crusaders


■ No Reply At All - Genesis


■ True To Life - Roxy Music


■ What a Fool Believes - The Doobie Brothers

なぜか最近CMでよくかかってる。
Michael McDonaldの怒濤の鍵盤リフ。

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2021/04/12 UP

さっき放映してた「ザ・カセットテープ・ミュージック」。個人的に思うところがあった。
マキタスポーツ氏&スージー鈴木氏がいつになく感情的に語っていた「ビートパンク」。
そう、これです。日本の(メジャーな)POPミュージックの質を劇的に劣化させたのではないかと疑われているジャンル、というかムーブメント。

今回のテーマは「BAND」だったけど、インストの面々のテクやセンスにフォーカスした内容だった。すくなくとも前半は・・・。
このお二方が本当にいいたかったのは、日本のBANDを質的に崩壊させたのは、皮肉にも1980年代後半の空前のバンドブーム(第二次バンドブーム)だった、てことじゃないかと・・・。

これを境に日本のバンドは横ノリから縦ノリに、メジャーセブンスからペンタに完全に移行したと思う。
これによって失ったのは、たぶんアンサンブルなんだと思う。

パーマネントなバンドじゃないけど、アンサンブルが絶妙な例 ↓

■ Revo &梶浦由記 - 砂塵の彼方へ....

「歌は ”心” っていいますが、心を表現するには絶対的にスキルが必要ですから」「感情の大きさだけでは、いい歌は歌えない」(梶浦語録)
だぶん、それは歌だけでなく、楽器の演奏もそうなんだと思う。

■ 今井美樹 - Boogie-Woogie Lonesome High-Heel


■ 角松敏生 w / 杏里 - I CAN'T EVER CHANGE YOUR LOVE FOR ME


■ Yuna Ito - Endless Story

バンドを離れたときに、奇跡的に生みだされるアンサンブルもある。
ほんとに一期一会の世界。

2000年代に入ると、アンサンブルは日本だけでなく、世界中の(メジャーな)POPシーンからも次第に失われていった。
だから、いまの世界的なシティポップ人気は、メロディだけじゃなく、アンサンブルを聴きにきているのかも?

でも、アンサンブルをとりもどした「BAND」が、日本には少なくともふたつはあると思う。

■ ONE OK ROCK - Clock Strikes 35xxxv Japan Tour 2015


■ Official髭男dism - I LOVE...[Official Live Video]


でも、ワンオクは活動の場を海外にシフトし、ヒゲダンのこの動画でもわずか1,100万回再生か・・・。
やっぱりリスナーの感性、というか心地よく感じる音楽のパターンがもはや変わってしまったのかもしれぬ・・・。
いい悪いは別にして。

■ 神はサイコロを振らない - 「未来永劫」【Official Music Video】

神サイは、アンサンブルあると思う。
どこかのタイミングで大きくブレイクするかも・・・。

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2021/04/07 UP

なぜか地上派で「ザ・カセットテープ・ミュージック」やっていた。再放送だと思うけど。
今回のお題はThe Beatles & The Rolling Stones。

7歳年上の姉貴がブリティッシュ・ロックにのめりこんでいたので、 BeatlesやStonesは、なかば強制的に聴き込まされていた(笑)
(その状況は →こちらに書いています。)

なかでも記憶に残っているのは、この2曲。

■ Let It Be - The Beatles


■ Angie - OFFICIAL PROMO (Version 2) - The Rolling Stones

やっぱり小さいころからメロディアスな曲が好きだったのかも。

でも、一番記憶に残っている洋楽は5歳で聴いたであろう ↓ だと思う。 
■ Bridge Over Troubled Water (邦題:明日に架ける橋) - Simon & Garfunkel

いま聴き返しても、圧倒的な名曲感しか感じない。

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2021/03/09 UP

さっきまで録画してた「ザ・カセットテープ・ミュージック#83『ルパン三世と大人のアニソン特集』」視てました。
笑えた。

メジャーとマイナーが入り交じり、メロディーが複雑でどこに行くかわからない曲って、例えば洋楽ではこんなの↓ あったけど通しで聴くと構成としてはしっかり完結してる。
■ It's Hard To Say It's Over - Sheena Easton


■ Purple Rain - Prince ← やっぱり天才


邦楽では、そんなタガが吹っ飛んだような曲がある。
例えば前にザ・カセットテープ・ミュージックで紹介していたこんな曲↓

〔 メロはペンタだけどあとは違う例 〕
■ YELLOW MAGIC CARNIVAL - MANNA(作・細野晴臣)

チャイナ風なペンタのメロだけど、リズムはアップビートだし、マイケル・マクドナルド風のキーボードリフも・・・。
う~ん、なにこれ(笑)
さすがに才人、細野晴臣。

YMOや矢野さん絡みの曲は、えげつないほどメロやコード進行、そして演奏がかっ飛んだテイクがある。
■ 矢野顕子 with YMO また会おね(1979)


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2021/02/01 UP

先週放送のザ・カセットテープ・ミュージックの「夏歌分析」?、録画したやつさきほど見てみました。
「車とポップスの関係」に注目するものが多かったけど、コード進行的に気になった内容があったので書いてみます。

1.ユーミンの「中央フリーウェイ」

■ 中央フリーウェイ - 荒井由美

いや~、やっぱりすごいわこの曲。
コード
maj7(メジャー・セブン)、sus4(サスフォー)、dim(ディミニッシュ)てんこ盛り状態。
邦楽のコード進行とはとても思えず・・・。

ご参考 → 荒井由実「中央フリーウェイ」のコード進行を科学する
「アヴァンギャルドなコード進行の上にきれいにメロディが載っている」って、ホントにそうだと思います。

■ 12月の雨 - 荒井由美(chay - 『12月の雨』Rec Ver.)

それと、たしかにこの曲のBメロの転調「通りを渡って~」(1:03~)、天才的なキレが感じられる。
コード

2.プリプリ「世界でいちばん熱い夏」の音の広がり感

■ プリンセス・プリンセス - 「世界でいちばん熱い夏」

コード

番組のなかでは、J-POP 進行(王道進行/未練進行)
F→G7→Em→Am
Fmaj7→G7→Em7→Am7(お洒落化した場合)
なので、すんなり入ってくるという見立てをしていた。

たしかに、カポ-9に移調するとF→G(7)→Em→Am(未練進行)乱れ打ち状態になっていて、これが聴きやすさにつながっているのは確かだと思うけど、この曲のはじける広がり感はAadd9(アドナインス)によるところが大きいと思う。

3.オーギュメント

クリシェなどで経過的に使われることが多いので、コードは省略されることがけっこうある。

■ SPARKLE - 山下達郎

0:57~ 「広がる~」のクリシェはオーギュメント絡みのクリシェだと思う。(少なくともカッティング・ギターは)
コード
コード上は出てきていない。(ディミニッシュ(Adim)にもってかれたのかもしれぬ。)

オーギュメントはメジャー・セブンス系の複雑なコード進行のなかで使われることが多いので、なかなかわかりにくいけど、
その独特な響きがよくわかる動画があります ↓

そうね、使い過ぎると「お腹いっぱい状態」になる(笑)

■ キセキ - GReeeeN

「明日、今日より」「今も こんなに
コード
他は平易なコード進行なので、とてもわかりやすい例。

でも、1980年代のオーギュメントって、だいたいドミナント・モーション絡みで使われていると思う。↓

オーギュメントもディミニッシュもフラットファイブもたいてい(ドミナント・)セブンスの代理コード的に使われていて、どういう事件(ドミナント)を起こしてどういうふうに解決(トニック)するかのやり方だと思う。
この事件の「起こし方」や「解決のしかた」が、1980代の音楽はお洒落だったのだと思う。

それにしても、やっぱり面白い。
これだけ金かけないで(失礼)、これだけ面白い番組つくるとは・・・。
2人のパーソナリティならでは。

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2021/01/19 UP

日曜(1/17)放送の「ザ・カセットテープ・ミュージック」またしても面白かった。
今回のテーマは、やってほしいと思ってたドラム(リズム)。

最初にふれたのが「タンタンタトタト」のリズム。
たとえば ↓
■ Church Of The Poison Mind(ポイズン・マインド) - Culture Club(1983年)


これは60年代のローリング・ストーンズやシュープリームス(スプリームス)が使っていたリズムで、タテノリに近く日本人にも捉えやすいもの。でも”グルーヴ”は乗せにくい。
番組で「このリズムには(1970年代初盤以降)不遇な時代があった」というコメントがあったけど、おそらくそれが1970年代中盤~1980年代中盤の「グルーヴ系リズム全盛期」なんだろうと思う。

つぎにふれたのがフィル・イン。
例は山下達郎「SPARKLE」の青山純のドラムス。

■ SPARKLE - 山下達郎


イントロの十数秒のカッティング・ギターのあとの0:17~のフレーズと2:10~のサックス・ソロ前のフレーズ。
どちらもフィル・インがかってて、全開感炸裂。
こういうアンサンブルのなかで光るワザ繰り出せるって、ほんとにドラマーのセンスで、練習してどうこうなるものではないと思う。

イントロのフィル・イン的な入りって、↓も凄いと思う。
■ What Cha' Gonna Do For Me - Chaka Khan(1980)

↓ にも貼り付けたけど再掲です。ドラムスはJohn Robinsonだと思う。

そして、ハーフタイム・シャッフル
これはTOTOの「Rosanna」が有名らしく、Webでもいくつかとり上げた記事がみつかる。
(たとえば → こちら

■ Rosanna - TOTO(1982年/Jeffrey Porcaro(ds))


1.ハイハット
チッチ チッチ チッチ チッチという三連符の中を抜いたリズム。
シャッフル(バウンス)リズムの構成要素だと思う。

2.スネアA
ツ”タ”ツタツタ というリズムキープで、”タ”の部分が「ゴーストノート」といわれる、聴こえるか聴こえないかというくらいに弱く叩く技法。

3.スネアB
ツツツツ タツツツ ツツツツ タツツツ というリズムで「タ」の部分に拍(強く叩く)を置くもの。
16分で2拍、4拍の頭に拍がくる、いわゆるアップビート(裏拍)だと思う。
でもって、この「タ」の前後にも「ゴーストノート」が絡んで、バウンス的な響きになっていると思う。 

4.バスドラ
タン タタンタン ンタタンタン という捌き。
番組では、ロックンロールの生みの親のひとりといわれるBo Diddleyの「ジャングル・ビート」を例にとっていた。

1~3は、Led ZeppelinのドラマーJohn BonhamとBernard Purdie(Steely Danが名盤『Aja』の「Home At Last」でフューチャーしたドラマー)をミックスしたもの。

■ Home At Last - Steely Dan (1977年/Bernard Purdie(ds))


つまり、John BonhamとBernard PurdieとBo Diddleyのリズム(シャッフル)のエッセンスをとり入れ、これをJeffrey Porcaroが自らのセンスを加えてつくり出したといわれるもの。
「ハーフタイム」とはテンポを半分に落とすというほどの意味で、通常のシャッフルからスネアの拍が後ろにズレることをいいますが、むしろ、このズレやゴーストノートがつくり出す「リズムの粘り」がキモだと思う。

あと、個人的にJeffrey Porcaroのシャッフルのこなしが凄いと思っているのがこの曲 ↓
■ The Goodbye Look - Donald Fagen ‎ from『The Nightfly』(1982年)


個人的には、1970年代中盤~1980年代中盤の「グルーヴ系リズム」は、8ビートと16ビートが絶妙に入り交じっていて、ハイハットとスネアの微妙な音のズレが「粘り」をつくりだしているのでは?
と考えているけど、やっぱりそんな感じでは?
それと、これに三連符が絡んでシャッフルやバウンスのニュアンスが入ってくるかと。
くわしくは → こちら(グルーヴ&ハイトーン (グルーヴってなに・・・?))に書いています。

■ Lowdown - Boz Scaggs(1976年)

↑ ハイハットは16ビート、スネアは8ビート?

■ Untouchable And Free - Adrian Gurvitz(1979年)

AORの名盤として知られる『Sweet Vendetta』のA-1曲。
これも、ハイハットが16ビートをしっかりキープしているのがわかる。
Jeffrey Porcaro(ds)、David Hungate(b)、Steve Porcaro(key)、David Paich(Arranged)

↓のJeffrey PorcaroのInstructional Videoを視ても、スネアとハイハットの使い方がキモになっている感じがする。

■ Jeff Porcaro - Instructional Video


「粘り」がキモだから、リズム出しのためにピッチを上げる必要はなく、だからミディアム曲でもグルーヴ感のある曲が多かったのでは?
例 → ミディアムなAOR

それにしても、こんなマニアックな内容の番組、地上波では放送できんわな・・・(笑)
これからも、この路線でお願いしたい。

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■ バンドワゴンからの離脱をモチーフにした曲が、バンドワゴン的に売れてしまうというジレンマ(笑)

バンドワゴンからの離脱をモチーフにした曲が、バンドワゴン的に売れてしまうというジレンマ。
第2弾です。

■ 【MV】可愛くてごめん/高嶺のなでしこ【HoneyWorks】


5月29日(水) 18時30分~ フジテレビ「FNSレンチャン歌謡祭」で、この曲LIVE収録でやってましたね。
ほいけんたとのコラボもあったけど、サウンドと歌詞そのものにインパクトありすぎた。

この手の曲つくらせたら、HoneyWorks(ハニワ)って敵なしだから・・・。

■ 誇り高きアイドル/HoneyWorks feat.Kotoha


音楽的にもしっかりしてるし、もっと表にでてきてもいいのかも。

■ Destiny feat.花たん【HoneyWorks】



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個人的には、いまのポピュラー音楽(というかポピュラー文化)の状況は、日本に限らずバンドワゴン効果が行き過ぎたステージではないかと思っている。
だから同じようなコンセプトのユニットの似たような曲がチャートを席巻する。

「いい音楽つくって地道に頑張っていればいつかは認められる」といった理想論は、1980年代はともかく、ここでは通用しない。

意識高い系の方々は、”ダイバーシティ”とか”多様性”とか大騒ぎしてるけど、結局はバンドワゴン効果を利用してしまう。
その方がマーケット戦略的に楽でリスクも少ないから・・・。
だから、成功パターン(=勝ち組の戦略)を徹底的に追求する。(わかっててやってる(笑))

でもね、いくらトレンドでも故なきブームは遠からずして過ぎ去るからね・・。
「乱立した『エシカル系ショップ』の閉店相次ぐ ブームの裏で儲かったのは誰か」
(すでに記事消えてますね。正月に書いた記事から引っ張ってきたので・・・)

「でも、よくよく考えてみると、エシカルを意識するお客さんですから、そんなに頻繁に商品を買うわけがない。もっと言えば、必要なものだけを最低限買うのがエシカルですよね。」(記事よりコメント引用)
↑ そうね、モノを買わない人ターゲットにしてショップ開設するとは・・・。
あまりにリスキー過ぎる(笑)


■ YOASOBI「群青」 from 初有観客ライブ『NICE TO MEET YOU』2021.12.04@日本武道館

↑ バンドワゴンからの離脱をモチーフにした曲が、バンドワゴン的に売れてしまうというジレンマ。
(緑黄色社会なんかもそうですね)
歌詞

「好きなものを好きだと言う 怖くて仕方ないけど」
バンドワゴン効果の支配を見事にあらわしている。
わたくしの場合、「好きでもないものを好きだと言う」方がよほど怖くて仕方ないが・・・(笑)


■ 群馬県松井田・不動寺様

でも、なにかの番組で
「人と違うことやって、しくじったときのダメージがハンパない。これは若い世代だけじゃなく企業の経営層も一緒。だから冒険をしない。冒険のないところからイノベーションは生まれない。(だから)日本は衰退した。」的なコメンテーターの発言があった。
実際のところ、こうすっきりとは整理できないかもしれないが、「人と違うことやって、しくじったときのダメージがハンパない。」 この空気感は確かにあるのでは。

それにこれだけ情報量が増えてくると、自分好みのアイテムやコンテンツを探しだしてくるのも大変だし、それを人に説明するのも手間と労力かかりすぎ。
(んでもって、揚げ足とられるリスクも・・・。)

流行り物に乗ってたほうが、楽に決まってるもんね。
あながち「理不尽な我慢」でもないと思うし、ストレスを避けて生きていくための賢い方便なのかもしれず。

反面、最近は「唯一無二」ということばがパワーワード化してて、SNSなどでやたら目にする。
勝ち組戦略量産系コンテンツにさすがに「唯一無二」はないと思うが(笑)、やっぱりオリジナリティの大切さは感じているのだと思う。


問題の根はそうとう深い。


でも、よく考えたら、こんなひなびたマニアックブログにお出でましいただける方はおそらくスノッブ志向(人と違うもの(こと)を求める志向)と思うので、いまさらこんなこと書いても釈迦に説法、孔子に論語ですわね、きっと(笑)


■ Mirai - Kalafina

こういうテイクは、1980年代にはおそらくつくれなかった。
音楽的に劣化してるとか、そういうことではないと思う。
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■ フェミニンな名曲・好メロ曲

「フェミニン(feminine)」。
女性らしいことを指す言葉で、女性らしい仕草や動き、優しそうで優雅な雰囲気を意味しています。(「小学館「Domani」公式サイト」より)

ジェンダーフリー全盛の昨今、「女性らしい」という表現じたい不適切マークがつきそうです。(じっさい、いまでは「ジェンダーフリー」ということば自体が公的にはNGで「ジェンダー平等」あるいは「ジェンダー中立性」といわなければいけないらしい。ほんとにこの界隈のことば選びはむずかしいわ。)

でも、フェミニンな名曲はじつはたくさんあって、今でも愛されているものもあります。

そこで、今回はそういった曲を集めてみました。
透明感あるハイトーンはフェミニンにつながるところ大なので、かなり■ 透明感のある女性ヴォーカル50曲から引っ張ってきました。
また、「セツナ系」もフェミニン曲多いので■ セツナ曲&来る曲25曲+からももってきています。

■ 「酪農家たちのまっすぐな夢」篇 Webムービー

ひさびさに出た、フェミニン系CM曲。(「ヒカリノイト」/池田綾子)

01.スローモーション - 中森明菜(1982)

1982年5月1日リリースの中森明菜デビュー曲で、作詞・作曲/来生えつこ・来生たかお。
お嬢様感満載。
こういうフェミニンさをもっていたから、のちの中森明菜があったのだと思う。

02.海のキャトル・セゾン - とみたゆう子(1982)

名古屋市出身のシンガーソングライター。
「ミルキー・ヴォイス」といわれた甘いながらも透明感にあふれた美声。
曲のできも抜群。
これは1982年リリースの名盤『DEUX』収録曲。

03.メディテーション - 松田聖子(1983)

1983年6月1日On Sale『ユートピア』収録の名曲。
作詞:松本隆、作曲:上田知華、編曲:大村雅朗。
意表をつくコード進行が上田知華。
初期聖子ちゃんの魅力は、このフェミニンさが大きかったように思う。
リゾートのお嬢様。

04.トワイライト・アヴェニュー - 金月真美(1983)

声優系シンガーの草分けともいえる存在で、「藤崎詩織」名義のテイクも。
艶と深みと透明感を併せもつ抜群の声質は聴いていて心地よい。
作曲はスターダストレビューの根本 要。

05.ずっとそばに - 松任谷由実(1983)

1983年『REINCARNATION』収録のミディアム・チューン。
ユーミンの声質はかならずしもフェミニンとはいえないかもしれないけど、この頃のユーミン曲は軒並みフェミニンだった。
バックのグルーヴが1983年。

06.You Are Not Alone - 杏里(1983)

1983年リリース『Timely!!』収録のフェミニンなバラード。
ほんとによく聴いた。名曲。
名手、林哲司のアレンジがよく効いている。

~ You Are Not Alone
 そぐそばに Yes Me 私がいる いつも ~

杏里の歌詞ってシンプルだけど入ってくる。

07.雨音はショパンの調べ - 小林麻美(1984)

1984年、一世を風靡した小林麻美の名曲。
オリジナルはイタリアのユーロディスコ系ミュージシャン、GAZEBO。
これに松任谷由実が日本語の歌詞をのせた。
こういうビデオクリップはもう撮れないと思う。

08.Cludyな午後 - 中原めいこ(1984)

けっこうやんちゃな曲も得意な人だが、これはフェミニンな名曲。
1984年の名盤『ロートスの果実 -LOTOS-』収録。

09.ホノルル・シティ・ライツ - 二名敦子(1984)

ハワイ録音作『ロコ・アイランド』収録のバラード。
甘さを帯びたハイトーンはすこぶるフェミニン。
ハワイのサーフロックユニットKeola & Kapono Beamerのカバーだと思う。

10.恋におちて -Fall in love-(Covered by high_note Music Lounge)(1985)

1985年8月30日から放送されたTBS系テレビドラマ『金曜日の妻たちへIII・恋におちて』の主題歌で大ヒット。
いま、こういうテーマ&展開って許されるのかな?

11.空に近い週末 - 今井美樹(1989)

1989年リリースの『Ivory』収録。作詞:戸沢暢美、作曲:柿原朱美、編曲:武部聡志。
個人的には今井美樹のベスト、J-POPでも屈指の名曲だと思う。
シングル「Boogie-Woogie Lonesome High-Heel」カップリング曲で、オリジナルアルバム未収録なので、もっぱらベストアルバム『Ivory』で聴いていた。
天空から降りそそぐようなポリフォニックで清々しいメロディと、その上で舞い踊る今井美樹のたおやかなヴォーカル。
柿原朱美の作曲力が炸裂した文句のつけようのない神曲。
初期~中期の今井美樹は、こういうフェミニンで透明感あふれる楽曲がかなりあった。

12.Airport - 今井優子(1990)

角松敏生フル・プロデュースによるアルバム『DO AWAY』収録。
角松敏生らしいグルーヴにフェミニンなヴォーカルが乗った名テイク。
この頃までは、こういうこ洒落たストーリー感のある楽曲がふつうにつくられていた。

13.あの頃のように - 障子久美 (1991)

バブルははじけたけど、まだまだ日本社会に活気があった時代。

14.二人の夏 - ZARD(1993)

4thアルバム『揺れる想い』収録の名曲。
切なさを帯びた美声。そして清楚なルックス。
フェミニンな魅力という点からすると、日本のPOPS史上屈指だと思う。

15.渡良瀬橋 - 森高千里(1993)

唯一無二的な歌い回しで、カバーによる上位互換はほとんど不可と噂される森高千里。
年を重ねても、そのフェミニンな魅力は一向に衰えをみせない。
これは1993年1月25日にリリースされた森高千里の代表曲。
動画はいくつかUPされているが、このテイクがベストだと思う。

16.ただ泣きたくなるの - 中山美穂(1994)

本人主演のTBS系ドラマ『もしも願いが叶うなら』主題歌でミリオンセラーの大ヒット。
この曲は中山美穂じゃないと歌いこなせないと思う。
作曲:岩本正樹、作詞:国分友里恵・中山美穂。それにしても捨て音、捨て歌詞なしの名曲じゃわ。

17.I'm proud - 華原朋美(1996)

いま聴き返すと、類い希な美声と透明感を兼ね備えていたことがわかる。
このフェミニンヴォイスは、流麗なハイトーンを求める小室サウンドには欠かせないものだった。

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日本の凋落が本格的に始まったといわれる1997年。
フェミニン曲も、より内向きでパーソナルなものに変わっていく。

18.Squall - 松本英子(1999)

福山雅治初の楽曲提供曲で、さりげに高い作曲能力を実感できる。
こういうフェミニンな楽曲は、つくろうとしてつくれるもんじゃないと思う。
それに応えた松本英子の実力もかなりのもの。

19.Over and Over - Every Little Thing(1999)

大きなヒットにはならなかったけど、旋律がきれいな名曲。
持田香織のフェミニンなヴォーカルが巧く乗っている。

20.月のかほり - 夏川りみ(2002)

個人的には、2001年に「涙そうそう」をブレークさせた夏川りみの存在も大きかった。
夏川りみの声をはじめて聴いたのはたしか、水戸黄門の合間に流れていた松下グループのCM Song「この星を感じて」だったと思う。
ハイトーンが綺麗に伸びるそのボーカルは強烈なインパクトがあり、画面の下に出ていた”夏川りみ”というクレジットを頼りにCDをさがしたが、その当時はまったくのマイナーで、ごく一部の大手CDショップでシングルが見つけられただけだった。
メジャーデビューからの「南風」(2002/3)、「てぃだ~太陽・風ぬ想い~」(2002/9)、「空の風景」(2003/3)、初期3枚のALBUMのできは抜群だった。
沖縄独特の音階や歌いまわしはそれほど強く出ておらず、さらりと明るい曲調に彼女の伸びやかなハイトーンが乗る内容は、まさに「ヒーリング・ミュージック」そのものだった。

21.Endless Story - Yuna Ito(伊藤由奈)(2005)

ロサンゼルス生まれ、ハワイ出身のアーティスト。
これは、Dawn Ann Thomasの「If I'm Not in Love With You」をカバーしたデビューシングルで、洋楽でも何人かカバーしているが、伊藤由奈のがベストだと思う。
これはBank Bandのサポートを得た名演で、これだけフェミニン感あふれるテイクもめずらしい。

22.サヨナラ サヨナラ - 竹仲絵里(2006)

1999年、「mawari」名義でデビューしたシンガーでCM曲多数。
これは2006年、コブクロの小渕健太郎と共作したシングルカット曲でかなりのナイステイク。
曲構成もさることながら、MVのできが思いっきりフェミニン。

23.最高の片想い - タイナカ彩智(2006)

■ 兵庫県出身のArtistで本名は田井中 彩智(タイナカサチ)。
2006年2月メジャーデビュー。以降安定して作品をリリース。
これは2006年8月On Saleのシングル曲でNHK衛星第2テレビアニメ『彩雲国物語』EDにもつかわれた。
高い声域と透明感と伸びのあるハイトーンヴォイスに個性。
ライブハウスでの実績豊富な実力派で、LIVEパフォーマンスに定評がある模様。

24.For Our Days - 川田まみ(I'VE)(2007)

札幌の音楽創作集団「I'VE」でヴォーカルをとっていた。
『そして明日の世界より』OPで、これもかなりのナイスメロ。
独特のビブラートとヒーカップの連打のパフォーマンスで聴き応えあり。

25.Because - LGYankees Feat.中村舞子(2009)

切なさとエモーショナル感を帯びたハイトーンは優れてフェミニン。逸材!
これはLGYankeesがFeat.したセツナ曲で、おそらく2009年のリリースと思われる。

26.Erato - 志方あきこ(2009)

東京都出身のシンガーソングライターで、2001年11月自主制作盤を初リリース
けっこう難解な曲が多いが、ときにつくるヒーリング曲では透明感あふれるヒーリング・ヴォイスを聴かせてくれる。
これは2009年リリースの『Fluff』収録曲で、女神的なフェミニンヴォイスを聴かせてくれる。

27.君って - 西野カナ(2010)

セツナ系の全盛期2010年にリリースされた名曲。
2000年代のJ-POPフェミニンの多くの部分を背負ったのは、西野カナ&セツナ系だと思う。
この時代には「あなた」が「君」に変化している。

28.SoulJa - SoulJa / Way to Love~最後の恋~feat.唐沢美帆(2010)

2001年放送のTVドラマ『ラブ・レボリューション』の挿入歌「Way to love」を2010年に`SoulJa`がサンプリング。
原曲を歌った唐沢美帆をフィーチャリングしている。
メロも画像もストーリー感あって綺麗。名作。

こういうストーリー感あふれる曲、もう出てこないのかな?

29.1/6 - みにゅ(歌ってみた)(2010?)

ガラス細工のように繊細な声質&唱法でちょっと曲を選ぶような気もするけど、はまったときのヒーリング感&感情の入り方はハンパじゃない。

30.夏雪 ~summer_snow~(夏の日のリフレイン) - 西沢はぐみ(2011)

神奈川県出身のArtistでPCゲーム関連の作品が多い。声質にすぐれとくに高音の伸びが出色。
ふつうの人はハイトーンに引っぱり上げる感じがあるが、この人は高い地声から降りてくるイメージがある。
才人、松本慎一郎作曲の名曲で、バックのフレーズどりも非の打ち所なし。

31.瞬間 - 藤田麻衣子(2011)

2006年秋デビューの名古屋出身のArtist。ゲーム主題歌も多数手がける。
透明感あふれる声質は天性のものか。
作曲・アレンジに天才的なキレをもち、小柄な体型からは想像できない歌唱力も。
ドラマティックかつエモーショナルな佳曲多数。

32.さよならメモリーズ - 奏夢(歌ってみた)(2011)

2011年リリースのsupercellの名曲で「歌ってみた」多数。
奏夢さんはニコ動の歌い手で現在の活動状況は不明。声質、テクニックともに文句のつけようなし。
絶妙にゆらぐビブラートが圧巻で、アドリブのとり方も巧い。
「さよならメモリーズ」のカバーは腐るほど聴いたが、個人的にはこれがベスト。

33.bouquet - @ゆいこんぬ(Covered)(2011?)

ゆいこんぬ(yuiko)さんは人気歌い手のひとり。
声優系の甘くやわらかなハイトーンヴォイス。
微妙にゆらぐ歌声がエモーショナルで表現力も相当なもの。
楽曲はdoriko氏のボカロ曲で「歌ってみた」多数。おそらく2011年頃の初出と思われる。

34.Story Teller - Kicco(2013)

2013年4月26日リリースの18禁恋愛アドベンチャーゲーム『ゆめいろアルエット』のOST。
アニソンやゲーム系はフェミニン系楽曲の宝庫。
Kicco(きっこ)は、主にパソコンゲームの主題歌などを手がけるシンガーで声質に優れる。
意表をつくコード進行を巧く歌いこなして名曲化。

35.今好きになる - かぴ(歌ってみた)(2014)

J-POPの質を支えている実力派集団、HoneyWorks(ハニワ)はフェミニン曲の宝庫。
かぴさんはかわいい系の人気歌い手。かわいいだけじゃなく、しっかり芯が通っているのが魅力。
こういう曲は日本ならではかも。

36.君の銀の庭 - Kalafina (2014)

こわい曲だけど、フェミニンさが強く求められる。
梶浦由記さんらしいテクニカルな難曲。歌いこなせるのはkalafinaくらいか?

37.Destiny - HoneyWorks meets YURiCa/花たん(2017?)

超絶ハイトーン&ビブラートのフェミニン系名シンガー。
ハイトーンつづきのハニワ曲を見事に歌いこなしている。

38.手と手(オリジナル) - 熊田このは(2019)

フェミニンといったらやっぱりこのはちゃん?
これは2019/11/03 リリースのCD『Konoha』収録のオリジナル曲の貴重なライブテイク。
高音の美しさと空に舞い上がるような透明感&高揚感。
ここまで共鳴を効かせて艶やかなハイトーンを創り出せる歌い手は、ほんとうに希だと思う。

■ 熊田このはちゃんのセトリ(&出演記録)-Vol.2

39.約束 (Yakusoku) - 如月千早(今井麻美) // covered by 凪原涼菜(2021)

バーチャルアーティストで皇美緒奈(すめらぎみおな)とユニット「Meteopolis」を組んでいる。
スケール感をはらんだハイトーンで、情感の込め方がやたらに巧い。
Web上でいくつかみつかる”歌ってみた”動画はいずれも高水準の仕上がり。

40.サイレント・イヴ - ClariS(Covered)(????)

知る人ぞ知るフェミニン系ユニットだった。顔出し後はメジャーユニット化か?
カバー曲多数でどれもレベルが高い。
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カラオケバトル公式動画(U-18黄金の世代編)

■ 【カラオケバトル公式】唯一無二の中低音ボイス 佐久間彩加 歌唱まとめ

↑ これって、カラバトスタッフが編集してUPしたのか?
それだけ素晴らしい歌い手だということ。

U-18黄金の世代のほかのシンガーも、こういうのつくってほしい。
埋もれさせておくにはあまりに惜しい名テイクがたくさんある。↓


■ 【カラオケバトル公式】川嵜心蘭:Mr.Children「しるし」(森アナイチオシ動画)


■ 【カラオケバトル公式】佐々木麻衣:森昌子「哀しみ本線日本海」舞台裏コメント付き/2018.11.21 OA


■ 【カラオケバトル公式】原藤由衣(北海道・高専2年生):薬師丸ひろ子「セーラー服と機関銃」/2019.2.20 OA


■ 【カラオケバトル公式】熊田このは:BENI「見えないスタート」/2017.8.23 OA


■ 【カラオケバトル公式】鈴木杏奈:LiSA「炎」(森アナイチオシ動画)2020.12.13 OA


■ 【カラオケバトル公式】堀優衣 「ORION」中島美嘉/2016.4.6 OA



やっぱりこの世代凄すぎる。
採点機の点数争っているとは思えない、LIVE感あふれる仕上がり。

個人的には2018/11/21放送の「U-18歌うま甲子園2018頂上決戦」がカラバト史上ベストの内容と思っている。

一度でいいからこのメンバーでユニット組んで歌ってほしかった。
できれば、梶浦由記さんプロデュースで  ↓ こんな感じで・・・。


あふれるオリジナリティ。
全員ユニゾンで歌っても、聴き分けできる自信あり(こればっかし(笑))


■ 【抜粋編】黄金の世代?(カラバトU-18が強い件)
■ カラバトU-18黄金の世代の名テイク ~ 日本の歌姫たち ~
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