関東周辺の温泉入湯レポや御朱印情報をご紹介しています。対象エリアは、関東、甲信越、東海、南東北。
関東温泉紀行 / 関東御朱印紀行
■ カラバトU-18黄金の世代(まとめ)
gooblog終了のため2025/05/24以降の記事は、引っ越し先の「はてなブログ」にUPしています。
最新記事は→ こちらをご覧くださいませ。
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2025-02-27 UP
昨日UPした永井あみりちゃんで、「カラバトU-18黄金の世代」の系譜が繋がった気がする。
具体的には1998年~2010年生まれくらいの約12年間。年齢にすると現在15~26歳くらいか。
思いあたる才能を、あらためてまとめてみました。
※現在、活動休止されている方がいます。
☆ 島津心美(しまづ ここみ) 2010年7月生まれ
歌の魅力を引き出すオリジナルな才能。
強弱のつかい方がすこぶる上手く、この歳でこのニュアンス出しはちょっと信じられない。
末おそろしいほどのポテンシャル。
■ 歌うま過ぎてwww このギャップwww 絶対に小学生に思われないwww 鬼束ちひろ - 月光 #グッ会 島津 心美
■ 島津心美「誰より好きなのに (古内東子)」2021/07/22 Kokomi 11th Birthday Live 溝ノ口劇場
☆ 永井あみり(ながい あみり) 2009年6月生まれ
声域の広さもさることながら、声にただならぬ力があって壮大なスケール感を帯びている。
この声の響き方からすると、ぜったい倍音もっていると思う。
しかも非整数次倍音系。
リズム感が抜群のようで、歌にキレがあるのがいい。
歌に感情をぶつけていくようなエモーショナルな場をもっていて、聴き手を飽きさせない。
■ 「First Love/宇多田ヒカル」cover 永井あみり 姫路公認路上ライブ
■ 【永井あみり 2024 4.28】《Beyonce - Listen》東京アイドル劇場
→ ■ カラオケバトルの新星、永井あみりちゃん
☆ 加藤礼愛(かとう れいあ) 2009年5月生まれ
この子の歌声聴いてると、「最高の楽器は人の生の声」とか「優秀な男性ボーカルが10人束になってかかっても、1人の才能ある女性ボーカルには及ばない」などという音楽格言が想い浮かんでくる。
なんというか、もって生まれたボーカリストとしての格の高さを感じる。
日本に押し込めておくのは惜しい才能。
■ 【カラオケバトル公式】加藤礼愛:平原綾香「Jupiter(Little Glee Monster ver.)」(森アナイチオシ動画)
■ 2021.6.2 - 加藤礼愛「This Is Me (Keala Settle) 『The Greatest Showman』より」【第40回横浜開港祭】
→ 奇跡の才能? 加藤礼愛ちゃん
☆ 岩口和暖(いわぐち かのん) 2006年9月生まれ
圧倒的な声量とコントロール力。
感情を歌に乗せる技倆はピカ一。
感情入りすぎて破綻しそうだが、決してしないギリギリ感が魅力。
■ アイノカタチ MISIA 岩口和暖 EP.0080
■ 岩口 和暖「月光」| The Voice Japan ブラインドオーディション
☆ 川嵜心蘭(かわさき みらん) 2024年2月現在で18歳(2005年生まれ?)
声に深みがあって聴いてて心地よい。
そして歌に複雑な感情が乗っている。
歌にこれだけ”切なさ”を載っけられるとは、熊田このはちゃん以来の才能では?
■ 【カラオケバトル公式】川嵜心蘭:Mr.Children「しるし」(森アナイチオシ動画)
■ 【カラオケバトル公式】川嵜心蘭:DREAMS COME TRUE「未来予想図Ⅱ」(藤井アナイチオシ動画)
☆ 舞乃空(まのあ) 2005年3月生まれ
一聴では素直な歌いぶりに聴こえるが、聴きすすむにつれ惹きこまれている自分に気づく(笑)
楽曲を大切にする丁寧な歌いぶりが好感。
とくに竹内まりやのカバーは絶品。
■ M/舞乃空【歌ってみた】
■ カムフラージュ/舞乃空【歌ってみた】
☆ 佐久間彩加(さくま あやか) 2004年10月生まれ
この子は掛け値なしに天才だと思う。音の扱い方が普通じゃない。
荒れ声を瞬時に力感に昇華するって、この年代でできることじゃない。
それにこの情感の入り方って、いったい何事?
■ 【カラオケバトル公式】佐久間彩加:Crystal Kay「君がいたから」/2020.12.13 OA(テレビ未公開部分含むフルバージョン動画)
■ 【カラオケバトル公式】佐久間彩加:スピッツ「楓」/2022.12.25 OA(テレビ未公開部分含むフルバージョン動画)
→ ■ 天賦の才! 歌姫・佐久間彩加ちゃん
☆ 鈴木杏奈(すずき あんな) 2003年12月生まれ
圧倒的な歌の巧さ。とくにビブラートのテクはピカ一。
このところ、とくにエモーショナルな歌い回しが目立つのは歌の感性に優れていることの証明。
そして抜群の音程は、絶対音感ゆえのもの?
■ 鈴木杏奈さん(中学2年生)「オキノタユウ(和楽器バンド)」2017.6.10@野木ホタル祭り
【カラオケバトル公式】鈴木杏奈:LiSA「炎」(森アナイチオシ動画)
☆ 三阪咲(みさか さき) 2003年4月生まれ
声に雰囲気があって、強弱のコントロール&声のまわし方が抜群で、とくにR&B系のこなしは絶品。
そして壮大なスケール感。
ユニットのアンサンブルを大切にする行き方は、時流を捉えているかも。
■ 三阪咲「If I Ain't Got You (Alicia Keys)」2018/12/28 The BAND NIGHT Vol.2 ESAKA MUSE
■ 三阪咲 - We are on your side(from "RAISE YOU UP!Live Streaming 2020 in Summer")
☆ 富金原佑菜(ふきんばら ゆうな) 2003年1月生まれ?(2025/01/25で21歳)
声の成分が複雑でなかなかいないタイプ。それと声量のキャパシティ。(ぜったいお腹で支えてる)
細かな音符や休符を散りばめたような粒立ちとキレ。
そして、わき上がってくるエモーション。
■ 富金原佑菜「流星群 (鬼束ちひろ)」2018/09/17 あべのAステージ
■ 【 歌うま 】新宿に現れたキュートな歌姫!寒空に沁みる歌声が! 蝶々結び / Aimer( covered by 富金原佑菜 )🎧推奨 高音質(HQ SOUND)路上ライブ 4K映像
→ ■ 富金原佑菜ちゃんのナイステイク
☆ 熊田このは(くまだ このは) 2002年11月生まれ
比類なきスーパーソプラノ。あふれ出る1/fゆらぎ。
切なさを帯びているのに、聴き手を元気づける希有の歌声。
この子の声って絶対セラピー効果あると思う。
■ 20180211第23回メディカルスポーツフェスティバル 熊田このは カラオケ 100.00 安室奈美恵 Can you CELEBRATE?
■ 熊田このは 手と手(オリジナル)
→ ■ 熊田このはちゃんのセトリ(&出演記録)-Vol.2
☆ 原藤 由衣(はらふじ ゆい) 2001年9月生まれ
美声。だけど単なる「歌のお姉さん声」とは一線を画す粒立ち感あふれる声色。
いそうだけど、なかなかいない存在。
■ 原藤由衣「私はピアノ - 高田みづえ」2022/09/04 原藤由衣 Birthday ワンマンライブ 溝ノ口劇場
■ 原藤由衣「ア・イ・シ・テ・ルのサイン 〜わたしたちの未来予想図 - DREAMS COME TRUE」2023/03/04 Yui 13th Birthday ライブ 溝ノ口劇場
☆ 佐々木麻衣(ささき まい) 2001年9月生まれ
昭和ムード歌謡を歌わせたら敵なし。
つやと深みのあるオリジナルな声質。
ピッチ、音程のコントロール、ニュアンス出しなどいずれも文句のつけようなし。
世が世なら大歌手に育っているであろう圧巻の才能。
■ 【カラオケバトル公式】佐々木麻衣:森昌子「哀しみ本線日本海」舞台裏コメント付き/2018.11.21 OA(テレビ未公開部分含むフルバージョン動画)
■ 💗・シルエットロマンス・cover佐々木麻衣さん^^
☆ 堀優衣(ほり ゆい) 2000年10月生まれ
倍音を帯びたつやっつやの声質。
音程もリズムも際立った安定感。メゾピアノ~ピアノのパートでも声の粒立ちを保っているのが凄い。
しかもこれに情感(裏加点要素)が乗ってくるので、100点連打もうなづけるところか・・・。
気っ風よく外連味のない歌いっぷりも魅力。
■ 堀優衣『This Love』アンジェラ・アキ 天才美少女歌姫女子高生16歳「THE カラオケ★バトル」U-18最強高校生四天王 6冠 TOP7
■ アイノカタチ/MISIA feat.HIDE(GReeeeN) (Covered by 堀優衣)《 TBS系 火曜ドラマ「義母と娘のブルース」主題歌 》 【歌ってみた】Full Cover フルカバー
☆ 幾田りら(いくた りら) 2000年10月生まれ
じつはこの人もこの世代。
独特の共鳴ある声質はすでにこの頃から魅力的だが、時をおかずしてこのヴォーカルが世界を制するとは・・・。
■ PiSTream # 147「幾田りら:CAS live.54:春一番」2017.2.4
■ YOASOBI「群青」 from 初有観客ライブ『NICE TO MEET YOU』2021.12.04@日本武道館
☆ 鈴木瑛美子(すずき えみこ) 1999年5月生まれ
「関ジャニ∞のTheモーツァルト音楽王」で圧倒的な実力を見せつけていた。
ゴスペルの素養を活かしたヴォーカルの力感は圧倒的。
■ 鈴木瑛美子 袖高文化祭2017
■ 始まりのバラード - アンジェラ・アキ(cover)
☆ 柴山サリー/SARI(しばやま さりー/さり) 1998年11月生まれ
ZARDのものまねシンガーと捉えられているけど、他のシンガーのカバーも絶品。
切ない声質だけでなく、キレッキレの歌い回しが絶品。
オリジナルにもいい曲あり。
個人的にはもっともっとメジャーになってほしい。
■ ZARD 揺れる想い 神声 熱唱!ミリオンシンガー
■ ずっとあなたに会いたかった 2024.8.3
→ ■ 逸材! SARI(柴山サリー)
それにしても、日本の歌姫たちの才能おそるべし!
こんな素晴らしい才能が目白押しなのに、それぞれの視聴数はけっして多いとはいえない。
(幾田りらさんを除く)
この記事でも書いたけど、いまの日本の女子の歌の実力(というか魅力)はかなりレアで、ワールドワイドで求められているものでは?
幾田りらさんがそうであったように。
なんとかならないものか・・・。
【関連記事】
→ ■ 黄金の世代?(カラバトU-18が強い件)
→ ■ 【抜粋編】黄金の世代?(カラバトU-18が強い件)
→ ■ カラバトU-18黄金の世代の7人+1人
→ ■ カラバトU-18黄金の世代の原点?
→ ■ 女神系歌姫 (ハイトーンJ-POPの担い手たち)【リニューアル】
→ ■ 女神系歌姫のLIVEテイク&MV
■ グルーヴ!
そしてその全盛が1980年代前半だったということ。
■ Michael McDonald with The Doobie Brothers - I Keep Forgettin' [Live 1982]
■ Boz Scaggs - Lowdown HD LIVE 2004
■ Genesis - The Carpet Crawlers (Official Live Video)
プログレ系からの絶妙なスローグルーヴ曲。
■ Shalamar A Night To Remember 1982
■ Level 42 - Rockpalast 1983 - Live - 43
■ Luther Vandross - Never Too Much
初期のChangeに参画するなど、当時のDiscoシーンを盛り上げた一人でその実力は筋金入り。このLiveのグルーヴ感は凄い。
自然にからだが揺れてきませんか? これがグルーヴ。
邦楽だって、負けてないもんね。↓
■ 角松敏生 OFF SHORE(35th Anniversary Live)
角松敏生。邦楽のグルーヴを語るとき、ぜったいに外せない存在。
■ 【期間限定】杏里 ANRI / CIRCUIT of RAINBOW(Live at Pacifico Yokohama)[Official Video]
オーディエンスの拍手がしっかり裏拍とっているのがわかる。
■ 中原めいこ Nakahara Meiko - Fantasy
中原めいこのグルーヴ感は際立っていた。
■ 今井美樹 Boogie-Woogie Lonesome High-Heel
Slow~Midでもしっかりグルーヴがでている例。
バックミュージシャンに力量がないと、ぜったいにこういうグルーヴは生み出せない。
■ Kalafina - Mirai 未来
サウンド的にはグルーヴコンシャスな曲じゃないけど、コーラスとアンサンブルが渾然一体となって創り出すグルーヴ。
■ tayori -「星になる」from 1st Live "春を待つ" 追加公演
1980年代ではつくり出せなかったであろう異次元のグルーヴ。
ほんとに凄いわ、ヴォーカルもアンサンブルも・・・。
■ 逸材! SARI(柴山サリー)
↑ ZARDだけじゃないよ。
聖子ちゃんの歌声の心地よさを、見事に表現してる。
やっぱりなみの才能じゃないわ。
■ 松田聖子 - 裸足の季節(オリジナル)
11/3(祝) 東京・有楽町でLIVEがあります。
まだ、購入できる模様です。
SARIのLIVEは少ないので貴重です。
ぜひぜひどーぞ。
↑ のYouTube動画にLIVEの案内があります。
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2025-03-23 UP
3/16の鬼レンチャン、惜しかったですね。
さきほど、NHKBSの番組でZARDのフォローシンガーが歌っていた。
悪くはない、悪くはないけどやっぱりSARIの歌の凄さをあらためて実感することに・・・。
この声の切なさ、そしてキレッキレの歌いまわしはやはりSARIならではのもの。
この子の声なら、ずっと聴いていられる感あり。
■ 千鳥の鬼レンチャン ZARDレンチャン2 この愛に泳ぎ疲れても Don't you see! 眠れない夜を抱いて きっと忘れない 他
MCなんていらないから、ひたすらSARIの歌声に浸っていたい・・・。
↑ のコメみてると、そんなファンが多いような気がする。
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2025-02-01 UP
2025/01/28放送の「熱唱!ミリオンシンガー」で501点獲得して神声認定。
おめでとうございます。
個人的には「マイ フレンド」の方が安定して似ていると思ってるので、どうかな?モードだったけど、熱唱かましてついにゲット。
@ryo97867 #熱唱ミリオンシンガー #ミリオンシンガー #ZARD #zard揺れる想い #柴山サリー #sarl #ものまねグランプリ #モノマネ ♬ J 無音 - J
■ ZARD 揺れる想い 神声 熱唱!ミリオンシンガー
↑ 本番(放映テイク)よりも、こっちの方が中低音の響きが強くて似ていると思う。
これで、ZARDカバーの第一人者のポジションは不動のものとなったか・・・。
でも、森高千里も絶品だし ↓
→ ■ 左手マイク(坂井泉水さんはおそらく左手持ち)だし、ルックスもばっちり。
TV出演のときはちと表情が硬い気もするけど、LIVEではたおやかなステージング ↓
坂井泉水さんもそうだけど、ムリにリズムに合わせようとせず、一見無造作ともみえるほどに自然にからだをゆらす振る舞い。
これ、じつはリズム感にすぐれた人に多い。
↑ 流し目に色気があるので、TV歌唱中でも目の動きに気を配ればさらにアピール度があがるかも・・・。
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それにしても、「熱唱!ミリオンシンガー」の出演者のレベルの高さおそるべし!
あまりの巧さに絶対プロかと思いきや「職業:会社員」って、いったいどゆこと?
個人的には舞乃空ちゃんの竹内まりやもかなり好み。
■ カムフラージュ/舞乃空【歌ってみた】
衒いのないシンプルな歌いぶりなのに、なぜか惹きこまれる。
〔関連記事〕
→ ■ カバーソングの醍醐味 ~ 2024年の注目曲 ~
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2025/01/08 UP
2025/01/07「アーティスト別モノマネ頂上決戦 俺にアイツを歌わせたら右に出るものはいない」出演。
5票総取りで勝利。
コメントにもあったけど、低音の魅力が増しているような気がする。
「いつまでも聴いていた感」が凄い。
【2025/01/07】 ZARD頂上決戦 「マイ フレンド」
【2024/03/26】
【2024/01/05】
【JK時代の「マイ フレンド」】
■ 高校生が ZARD マイ フレンドを 歌ってみた カラオケ (cover)
「原石」を丁寧に磨き上げてきた感。
ここらへんでオリジナルのヒットが欲しいところだけど、いまはソロシンガーに思いっきりアゲインストだから・・・。
■ ずっとあなたに会いたかった(オリジナル曲) 2024.8.3
■ 青い街のいつか(オリジナル曲)
SARI(柴山サリー)の声質のよさが確かめられるオリジナルのバラード曲。
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2024/11/25 UP
■ SARI's Night Fever ダイジェスト
いつまでも聴いていたいフック感。
こういうせつなさを秘めた声質の歌い手は、いそうでなかなかいない。
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2024-09-17 UP
LIVE行ってきました。
メイン客層は、ZARDリアルタイムリスナー層くらいでしょうか?




Wish for grateful luckinessでした🎤横浜ベイホールにお越しいただいた皆様配信をご覧いただいた皆様誠にありがとうございました😆最高の夏になりました🌻ZESTさんの卓越したサウンドに感動が止まりません✨️私はとてもハピネスでラキネスです🍀これからもよろしくお願いいたします🌟… pic.twitter.com/WR3qBUXsXR
— SARI (柴山サリー) (@Sally_20160213) September 16, 2024
出だしはちょっと声が乗っていなかったかも。
分厚いインストに負けてる感じがした。
3.「眠れない夜を抱いて」あたりから声が乗ってきて、前半ラストの8.「遠い日のNostalgia」はかなりよかったと思う。
後半はさらに声が乗ってきて、尻上がり状態。
でもって、アンコールのできが一番いいという・・・。
とくに17.「運命のルーレット廻して」がよかった。
やはり声質抜群だし、音程やリズムの安定感がハンパない。
それと、オリジナル曲もかなり出来がいいと思う。
ZESTについては、この分厚い音像が彼らのサウンドなのかもしれない。
アンコールの手前でインスト回してたけど、けっこうグルーヴが乗っていた。
長らくつづけてきたZARDのカバーバンドの立ち位置からすると、今回SARIを迎えていろいろ思うところはあったのかもしれない。これ↓をみると・・・。
【ZESTとしてやりたいこと、できること 和編】ZARD tribute band ZEST周りの方も心配して下さったり、懸念して下さったりすることがあるので、改めて、私たちがなにをしたいか、ここに書き残したいと思います… pic.twitter.com/AA97hkHzAy
— ZEST_official (@ZESTofficial1) August 4, 2024
じっさい、アンコール前のインストパートで一瞬ヴォーカルが歌ったけど、かなり声質がよかった。
少なくともTVによく出てる3人組のメインヴォーカルよりは、坂井泉水さんに似ていた感じがする。
SARIについては1曲ぐらいオケ曲聴いてみたかった感じはするけど、ツインギター、ツインキーボードと対峙して生で歌うことはそうはないので、いい経験になったんじゃないかな。
■ オケのLIVEパフォーマンス
☆柴山サリー 大阪天保山スペシャルライブ 全三部総集編☆
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2024-09-15 UP
あしたは横浜でSARI(柴山サリー)のLIVEです。
チケットは受付終了となっています。
→ 告知
SARI (柴山サリー) ライブ配信+アーカイブ配信 Wish for grateful luckinessは、販売中です。
2024/10/16(水) 23:00まで販売。→ こちら
ZESTさんとのリハでした🎤まだ一度も合わせていない曲があったのですが、今回で入念に調整できました🤫原曲や8月とは異なる演出があるので、そこに注目してほしいです🕵️ZESTさんと作り上げた集大成をご覧に入れます🌻チケット予約受付中🎫9月16日 神奈川 横浜ベイホールWish for grateful… pic.twitter.com/sFCWCbsprI
— SARI (柴山サリー) (@Sally_20160213) September 14, 2024
9/16 横浜LIVEのリハ ↓
ZESTさんとのリハでした🎤まだ一度も合わせていない曲があったのですが、今回で入念に調整できました🤫原曲や8月とは異なる演出があるので、そこに注目してほしいです🕵️ZESTさんと作り上げた集大成をご覧に入れます🌻チケット予約受付中🎫9月16日 神奈川 横浜ベイホールWish for grateful… pic.twitter.com/sFCWCbsprI
— SARI (柴山サリー) (@Sally_20160213) September 14, 2024
■ Wish for wonderful happiness (2024/08/03)ダイジェスト
■ blinding memory 2024/08/03
↓ ダンスもMCも不要! 声と表情と身振りだけでオーディエンスを魅せられるであろうこの才能は、いまの時代にはすこぶる貴重。
9/16は「遠い日のNostalgia」演るかな? それと「二人の夏」。
どうしても生で聴いてみたい2曲。
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2024-08-10 UP
アーカイブ、まだじっくり聴けていないのですが、↓の動画がみつかりました。
ライブを終えて
↓ でいろいろ書いたけど、↑の動画の歌声を聴くと、やっぱり素晴らしい才能だと思う。
アーカイブ視て感じたことがあったら追記します。
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2024/08/04 UP


昨日は朝霞の花火に行ってしまったので、配信LIVEはリアルタイムで視ていません。
先ほど、アーカイブをざっくりと流しで視てみました。
あくまでも筆者の個人的感想ですが・・・・
・SARI(柴山サリー)の声質、歌い回し、安定感はやっぱり逸品。
・9人のバックにはびっくり。ツインギター、ツインキーボード、ベース、ドラムス、2人のコーラス、1人不明。
・バックの音が厚すぎ、存在感が強すぎる。言い過ぎかもしれぬがフュージョンバンド(あるいはサックスプレイヤーのソロライブ)のゲストヴォーカル的なポシジョン。
・音圧のあるキーボードのユニゾンやカウンターメロがSARIのヴォーカルとぶつかっていた。これはシンガー的にはかなりキツいと思う。すくなくともユニゾンは不要では?
・ドラムスの音が全体に堅い。
・アカペラでも十分オーディエンスを魅了できるすばらしい声をもっているので、次回(9/16)はもうすこしヴォーカルを前に出してくれるとうれしい。
アーカイブをじっくり聴き直して、気がついたことがあれば追記します。
↓ ZARD曲はやっぱりこのくらいのバランスでは?
■ ZARD - 遠い日のNostalgia
■ ZARD - 二人の夏
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2024/08/02 UP
8月になりました☀️明日は Wish for wonderful happiness です❗️暑いかもしれないので熱中症に気をつけてください🥵帽子やタオルがあるといいです🧢グッズは12時から販売します🕛また、終演後も販売します🔚手に入れたものを入れるかばんがあるといいです🛍️… pic.twitter.com/TCxJISjDpF
— SARI (柴山サリー) (@Sally_20160213) August 1, 2024
いよいよ明日(8/3)ですね。
筆者はチケとれなかったので、9/16参戦だけど。
■ 追記
なんとLIVE配信あったですね。
いまさっき購入しました。
↓
→ 申し込みページ
3,000円で、アーカイブ配信は1ヶ月間視聴可能です。
↓ やっぱりSARIの「渡良瀬橋」、絶品だわ。
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2024/05/29 UP
ソロライブ決定。
昨日(5/28)からの発売です。
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2024年8月3日 (土)
「Wish for wonderful happiness」
会場 横浜ベイホール
開場 15:00 開演 16:00
チケット 料金 発売日時 プレイガイド お申し込み
VIP席 30,000円 2024年5月28日18時 SARIスタッフ wishforwonderfulhappiness@gmail.com
一般席 8,000円 2024年5月29日18時 イープラス eplus.jp/sf/detail/4110…
スタンディング 5,500円 2024年5月29日18時 イープラス eplus.jp/sf/detail/4110…
ワンドリンク制 600円
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2024年9月16日 (月)
「Wish for grateful luckiness」
会場 横浜ベイホール
開場 15:00 開演 16:00
チケット 料金 発売日時 プレイガイド お申し込み
VIP席 30,000円 2024年5月28日18時 SARIスタッフ wishforgratefulluckiness@gmail.com
一般席 8,000円 2024年5月29日18時 イープラス eplus.jp/sf/detail/4110…
スタンディング 5,500円 2024年5月29日18時 イープラス eplus.jp/sf/detail/4110…
ワンドリンク制 600円
一般席、8月3日 (土)のやつはうまくとれなかった。(完売かもしれぬ)
で、9月16日 (月)のほうを予約しました。
予想以上の売れ行き?
往年のZARDファンが大挙して入り込んできているのかも・・・。
それと、「SARI」に改名したそうです ↓
■ 改名決定
■ ZARD マイ フレンド 揺れる想い Don't you see! 負けないで 歌ってみた ライブダイジェスト
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2024/04/09 UP
口の悪い面々が、もっと聴きたいモードに入ってる。
強心臓? この独自キャラも魅力?
【ZARD】鬼レンチャン【柴山サリー】
@chidorinoonirenchan2022 パート267丨#柴山サリー パート1 #鬼連チャン #千鳥 #かまいたち #千鳥の鬼レンチャン #モノマネ ♬ オリジナル楽曲 - Kontuna
@chidorinoonirenchan2022 パート268丨#モノマネ #千鳥の鬼レンチャン #かまいたち #千鳥 #柴山サリー ♬ オリジナル楽曲 - Kontuna
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20240409UP
先ほど放送の日テレ「熱唱!ミリオンシンガー」、柴山サリー出てましたね。
得点は500点。神声認定まであと1点!
■ ZARD神声 マイ フレンド 熱唱!ミリオンシンガー
出だしは文句なしだったけど、後半で泉水さん特有の「切なさ」感がちょっと弱かった感じもする。
↓ このレベルの歌唱だったら、501点~で神声認定だったと思う。
■ ZARD+柴山サリー『負けないで』比較
切なさを帯びた声色とキレッキレの歌い回し。
このふたつを兼ね備えた歌い手はほんとうに稀少。
■ ZARD 揺れる想い マイ フレンド 異邦人 遠い日のNostalgia 負けないで 歌ってみた ライブダイジェスト
1:57~の「遠い日のNostalgia」名テイク。
■ 中野ZERO小ホール 公演中止
事情はよくわからんが、仕切り直しで成功させてほしい。
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2024/03/12UP
3/10放送の「千鳥の鬼レンチャン」、録画したやつ視てみたけど、やっぱり柴山サリー凄い。
というか、どんどん巧くなってる。
■ ZARDレンチャン マイ フレンド 負けないで 揺れる想い DAN DAN 心魅かれてく 君に逢いたくなったら… あなたを感じていたい 歌ってみた 千鳥の鬼レンチャン
自分の部屋でリビングのTVから流れて来た歌声、聴き流し不可避だったのは熊田このはちゃんと柴山サリーくらいかな。
それだけ筆者にとっては魅力のある声。
(相方によると、どちらも「これ歌ってるの誰?」って飛んできたらしい(笑))
どっちも左手マイクだ。
どーでもいいけど、好きなんだよね。左手マイクの美声ボーカル。
→ ■ 左手マイクの美声ヴォーカル
柴山サリーはこの記事(熱唱!ミリオンシンガー出場の逸材たちでもとりあげたことあるけど、やっぱり逸材だと思う。
■負けないで/ZARD 【歌ってみた】 柴山サリー
こういうせつなさを帯びた声質を出せるシンガーはほとんどいない。
ほんとうにいい声してると思う。
■【ZARDカバー】テレビ出演で話題!スラムダンク主題歌『マイ フレンド』を歌ってみた | covered by 柴山サリー (歌詞付き・フルver.)
この坂井泉水さんワンアンドオンリーの難曲をここまで歌いこなすとは・・・。
とくに高音に飛ばすときの声の表情がそっくり。
さすがにサビ部の神がかり感は完璧には再現できてないけど、やっぱりすごいテイクだと思う。
ZARDだけじゃないよ。
森高千里も絶品。
■ 大学生が[everysing]で 森高千里 渡良瀬橋 歌ってみた カラオケ (cover)
■ 森高千里 気分爽快 歌ってみた
ZARDと森高千里だけじゃないよ。
■ 岡村孝子 夢をあきらめないで KAN 愛は勝つ 大事MANブラザーズバンド それが大事 岡本真夜 TOMORROW ZARD 負けないで 歌ってみた
聴き飽きしない歌声。
曲そのもののよさを引き出せる才能。
■ ZARD 心を開いて 1人10役 歌ってみた まいにち賞レース
これだけの多彩な歌いまわしもってるから、曲に陰影を与えられるのだと思う。
☆柴山サリー 大阪天保山スペシャルライブ 全三部総集編☆
この才能が本物であることがわかる、オープンな会場でのLIVE。
ニュアンスが繊細で歌いまわしにキレがある。
■ 聖母たちのララバイ/ 日本の名曲残し隊【第5回公演】
深みのあるビブラートと伸びのあるハイトーン。
そして抜群の安定感。
■ ずっとあなたに会いたかった/柴山サリー【オリジナル曲】
まだまだ伸びる才能だと思います。
■ ハイトーン女性ヴォーカルの夏歌30曲
四季のはっきりとした日本は、曲のバリエーションも多彩になるのだと思う。
とくに夏歌は名曲多数。
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2024-07-08 UP
狂ったように暑いので、透明感&清涼感のあるハイトーン女性ボーカルをいくつかまとめてみました。
主に■ 透明感のある女性ヴォーカル50曲から引っ張ってきていますが、より夏歌っぽい曲に変えたりしています。
とりあえず25曲。
本当は夏歌の名テイクはニコニコ動画に多いのですが、現在視聴不可なのでYou-Tube限定です。
思いついたら追加していきます。
01.P・R・E・S・E・N・T - 松田聖子
聖子ちゃんは夏歌がほんとうによく似合う。
あふれるブライト感。どうしようもなく1980年代初頭の夏歌。
02.MORNING HARBOUR - とみたゆう子
名古屋市出身のシンガーソングライター。
「ミルキー・ヴォイス」といわれた甘いながらも透明感にあふれた美声。
曲のできも抜群。
これは1982年リリースの名盤『DEUX』収録曲。
03.君の知らない物語 - くゆり(歌ってみた)
supercellのこの夏歌は「歌い手」のカバーも多い。
くゆりさんは、歌い手のなかでもかなり上位の実力を持っていると思う。
supercellの人気曲「君の知らない物語」を見事に歌いこなし、その卓越した完成度はニコ動のコメント群がよく物語っている。
ときおり繰り出す繊細なビブラートと(ヒーカップじゃない)高音への跳ねが絶品。
04.好き - 西野カナ Live on “with LOVE tour”-Kana Nishino “Suki”
祝・復活!
夏の恋の切なさを感じる佳曲。
しかし西野カナって、ほんとにいい曲が多い。
→ ■ 西野カナの名テイク
05.For Our Days - 川田まみ(I'VE)
札幌の音楽創作集団「I'VE」でヴォーカルをとっていた。
『そして明日の世界より』OPで、これもかなりのナイスメロ。
独特のビブラートとヒーカップの連打のパフォーマンスで聴き応えあり。
06.夏雪 ~summer_snow~(夏の日のリフレイン) - 西沢はぐみ
神奈川県出身のArtistでPCゲーム関連の作品が多い。声質にすぐれとくに高音の伸びが出色。
ふつうの人はハイトーンに引っぱり上げる感じがあるが、この人は高い地声から降りてくるイメージがある。
才人、松本慎一郎作曲の名曲で、バックのフレーズどりも非の打ち所なし。
07.月のかほり - 夏川りみ
個人的には、2001年に「涙そうそう」をブレークさせた夏川りみの存在も大きかった。
夏川りみの声をはじめて聴いたのはたしか、水戸黄門の合間に流れていた松下グループのCM Song「この星を感じて」だったと思う。
ハイトーンが綺麗に伸びるそのボーカルは強烈なインパクトがあり、画面の下に出ていた”夏川りみ”というクレジットを頼りにCDをさがしたが、その当時はまったくのマイナーで、ごく一部の大手CDショップでシングルが見つけられただけだった。
メジャーデビューからの「南風」(2002/3)、「てぃだ~太陽・風ぬ想い~」(2002/9)、「空の風景」(2003/3)、初期3枚のALBUMのできは抜群だった。
沖縄独特の音階や歌いまわしはそれほど強く出ておらず、さらりと明るい曲調に彼女の伸びやかなハイトーンが乗る内容は、まさに「ヒーリング・ミュージック」そのものだった。
08.空気力学少女と少年の詩 - はな
同人系やゲーム系で活動するシンガー。「歌い手」の”うさ”と同一人物という説がある。
すこぶる声質にすぐれ、アップテンポ曲でも透明感を感じさせる希有の歌い手。
これはPCゲーム 『素晴らしき日々 〜不連続存在〜』のOP・EDで、アップテンポな変拍子のこなしがやたらに巧い。
09.~you / Vocal ~【ひぐらしのなく頃に】 - 癒月
ゲーム・アニメ系のストーリー性高い曲の例。
同人系のArtistで声優としても活動。メリハリがありながらヒーリング感の高いすぐれた声質をもつ。
「雪月」名義でユニット活動も。
これはゲーム『ひぐらしのなく頃に』の名曲とされるBGM。
10.Dreaming Sheep - 中恵光城
『大図書館の羊飼い』のOP。
繊細なメロディラインの難曲だが、透明感あふれるハイトーンで歌いこなしている。
アニソン系ではかなりの実力派で、プログレ系サウンドプロジェクト「少女病」にMitsuki名義でヴォーカル参画している。
11.Pure Love, True Love - 中恵光城
中恵光城の広がりのあるハイトーンは夏歌にぴったり。
12.I'm proud - 華原朋美
いま聴き返すと、類い希な美声と透明感を兼ね備えていたことがわかる。
流麗なハイトーンを求める小室サウンドには、やはり欠かせない才能だった。
13.消せない気持ち - kicco
主にパソコンゲームの主題歌などを担当する女性アーティストで佳曲多数。
これは2015年リリースで好メロディにあふれている。
14.記憶の海 - 遥海
フィリピン生まれの日本人とフィリピン人のハーフのシンガー。
以前は”草ケ谷遥海”名義で路上LIVEなどで活動し、その並はずれた歌唱力には定評があった。
2020年5月メジャーデビュー。
ゆらぎを湛えたパワフルでエモーショナルな唱法だが、ときにみせるハイトーンの透明感が絶妙なアクセント。
スケール感があってエモーショナルでしかもフェミニン。
そして”音のスキマ”を大切にする楽曲構成。
こういう実力派アーティストが正当に評価される時代がやってきているのかもしれぬ。
→ 公式Web
15.Squall - 松本英子
1999年リリースのじつはさりげに人気曲。
福山雅治主演のドラマ『パーフェクトラブ!』の挿入歌として使用された、福山雅治作曲の名曲。
16.Evidence - Daisy×Daisy(MiKA)
抜群の滑舌とフックあるハイトーンが魅力のシンガー。
某メジャー声優の妹だが、それを前面に出すことはない。
17.ヒカリヘ - miwa
こういう前向きな曲歌わせたらmiwaは敵なし。
18.キズナミュージック♪ - Poppin'Party
個人的には、日本のガールズバンドの最高峰はプリンセス・プリンセスだと思っているが、Poppin'Partyはプリプリ以来の実力派ユニットでは?
メンバーはすべて声優。
愛美(戸山 香澄) ボーカル/ギター
大塚紗英(花園 たえ) ギター
西本りみ(牛込 りみ) ベース
大橋彩香(山吹 沙綾) ドラムス
伊藤彩沙(市ヶ谷 有咲) キーボード
楽曲の多くは、音楽制作集団「Elements Garden」が担当。
プロのクリエイターの楽曲なので曲のレベルが高い。
そしてメンバーの技倆も相当なもの。
それぞれの楽器が濁らずに、クリアに響いてくるのがいい。
たとえば大橋彩香さんの手数の多い変拍子混じりのドラムス、ひたすらカウンターメロやリフを奏でつづける大塚紗英さんの存在感あふれるギターとか・・・。
とくに大橋彩香さんのドラムス、個人的に大好物なんですけど(笑)
最初聴いたとき、プログレ(プログレッシブ・ロック)かと思った。
にこやかに微笑みながらこのドラミングとは、にわかに信じられん。
19.この青空に約束を- Allegretto~そらときみ~ - KOTOKO
北海道札幌市出身。2000年から2010年まで札幌の音楽制作集団「I've」のボーカリストとして活動していた。
独特のブレスは多くのフォロワーを産んだ(と筆者は思っている)。
20.こなたよりかなたまで OP Imaginary Affair - KOTOKO
じつは夏歌の名曲はアニソンやゲーム系に多いと思っている。
これはその代表曲。
21.少年時代 - 熊田このは(Covered)
透明感&清涼感といったらやっぱり熊田このはちゃん。
陽水の難曲を超絶ハイトーンでオリジナル化してしまった名テイク。
→ ■ 熊田このはちゃんのセトリ(&出演記録)-Vol.2
22.片恋日記 - 中村舞子
”セツナ系”の代表格のハイトーン・シンガー。
声質はやたらにフェミニンかつエモーショナル。
→ ■ 中村舞子の名バラード20曲
23.夏空の下 - やなわらばー
2020年夏に流されていたCHOYA「夏梅」のCMソング。
沖縄・石垣島出身の女性デュオユニットやなわらばーの書き下ろし曲。
この実力で解散は惜しい・・・。(2020年12月31日解散)
24.ふたりでスプラッシュ - 今井美樹
〔 From 『elfin』(1987)/ 作詞:戸沢暢美、作曲・編曲:武部聡志 〕
キレのいいリズムが際立つSlow~Mid曲。武部聡志のメロディも冴え渡っている。
→ 今井美樹の名バラード25曲!
25.Cludyな午後 - 中原めいこ(1984)
けっこうやんちゃな曲も得意な人だが、これはフェミニンな名曲。
1984年の名盤『ロートスの果実 -LOTOS-』収録。
26.Magic - 愛内里菜
2000年3月GIZA studioよりデビュー、以降ほぼ年1枚ペースで順調にALBUMをリリースしてきたが、2010年9月26日、兵庫・尼崎アルカイックホールでの公演を最後に音楽活動を終了。12月31日、すべてのアーティスト活動より引退(出典:wikipedia)は惜しまれた。
2015年「垣内りか」名義で歌手活動復帰。以降「R(アール)」名義でも楽曲配信。
どちらかというとアニソン系の唱法だが、抜群の声の艶とひびきがあって聴き飽きしない。
27.far on the water - Kalafina
kalafina屈指の名曲・名テイクだと思う。
28.m-flo Tour 2007 Cosmicolor One Day 加藤ミリヤ
2004年9月、高一でメジャーデビューした、いわゆる ”セツナ系” の一人。
”セツナ系”には歌唱力に優れたシンガーが多いが、なかでも加藤ミリヤはトップクラスだと思う。
洋楽に影響を受けたというだけあってリズムの掴みが抜群に巧いが、バラードにも名テイク多数。
歌への感情の込め方の巧さは、↑ のライブテイクからも存分に感じられる。
29.Endless Story - Yuna Ito(伊藤由奈)
これ、個人的には歴史的名テイクだと思っている。
声もバックのサウンドもそしてビジュアルも清涼感にあふれている。
30.Heaven Beach - Anri/杏里
〔 From 『Heaven Beach』(1982)〕
夏歌といえば杏里。
タイトル曲の「Heaven Beach」、やっぱりこれは神曲だと思う。杏里の作曲能力の高さを物語る曲。
~ Love Make Me Strong
あの素晴らしい日々が遠く 空を舞いおりて来る ~
角松敏生、小林武史などが参画して、一気にシティポップ化した名盤『Heaven Beach』は、個人的には杏里の最高傑作だと思っている。
とくに角松敏生が触媒となって、一気に才能が開花した感じがする。
『Heaven Beach』
30:16~ ラスト3曲(Memorial Story~夏に背を向けて~Heaven Beach)の流れが絶妙すぎる。
→ 杏里の名バラード20曲!
■ 夏向きの洋楽50曲!
でも、やっはり筆者のなかでの本流本流的メインストリームは、やっぱりこの記事にあげたようなウエストコースト系なんだと思う。
↓ この英国のユニットの曲がひさびさに響いたのは、どこかにウエストコースト系的な質感を帯びていたからだと思う。(とくにリズム)
■ Pale Waves - Perfume
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2023/06/16
ムシムシと暑いので、アゲてみます。
1980年代の洋楽の醍醐味をお楽しみくださいませ。
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2023/04/22
あまりにも暑かったので、フライングですがリンクつなぎなおしてリニューアルUPします。

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2022/04/13・06/23 UP
こいつもあげてみます。
暑い日がつづいておりますので、一部リンクつなぎなおしてUPしました。
若い世代への「気に入りの曲が好きな理由」のアンケートで圧倒的1位が「歌詞がいい」だった。
でも、↓こういう曲ばっかり聴いてた世代は、歌詞よりもやっぱりサウンドそのものだったんだと思う。
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2021/04/04 UP
夏向きの洋楽30曲!
ちと、夏には早いですが・・・。
夏バージョンだけ20曲だったので、こちら→「1980年代中盤の夏ソング」、「1983年の夏歌12曲」から5曲引っ張り、新規に5曲加えて30曲にしました。
新規の10曲はとりあえず曲のみです。既存のコメントもいまいちなやつがあるので、おいおいリニューアルしていきます。
↓ こちらもきいてね。
初夏のグルーヴ曲20曲
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2016/06/29 UP
2009年にUPしてますが、リンク切れ多数なので、ちと補強して再UPしてみました。
01.Boy Meets Girl - Waiting For A Star To Fall
■ TRFのヒット曲じゃないよ(^^)
Whitney Houstonのヒット曲「恋は手さぐり」「すてきなSomebody」などを生み出したデュオの名前。
これは1988年に突如としてスマッシュヒットした、個人的には'80年代後半屈指の名曲。
爽快感あふれる曲調によくマッチしたビデオクリップも秀逸。
02.Journey - Don't Stop Believin' (1981/LIVE)
■ Journeyも近年復権気味。
これは、1981年、絶頂期の貴重なLIVEでSteve Perryのハイトーンヴォイスが際立っている。(Steve PerryなくしてJourneyなし!)
年間200日以上LIVEをこなしていたという実力は半端じゃない。
1981年発表の傑作「ESCAPE」からのヒット曲。
産業ロックだ、なんじゃかじゃいわれても、いいものはやっぱりいい(笑)
03.Van Halen - Jump (Official Music Video)
■ 6th ALBUM「1984」からの伝説的大ヒット曲。
ちなみに同時期にヒットしていたのが故Michael Jacksonの「thriller」。
この時期のUSミュージック・シーンがいかに盛り上がっていたかがわかる。
Michael Jacksonもじつは夏歌多数 ↓
■ Michael Jackson - Rock With You (Official Video)
04.Sneaker - Before You
〔 From 『 Loose In The World』(1982)〕
■ 1981年に1stALBUMから「More Than Just The Two Of Us」(想い出のスニーカー)のスマッシュ・ヒットを飛ばしたAOR系ユニットの2ndALBUM収録曲。
Steely Danのフォロワーと捉えられがちだが、本質はwest coastサウンドだと思う。
この曲は"Surf Rock"的なイメージをまとった夏全開の好テイク。
所属レーベル”Handshake Records”倒産のあおりを喰ってこのALBUMリリース直後に惜しくも解散。実力あるユニットだったので、あと数枚はALBUMをリリースしてほしかった。
05.High Fashion - Feelin'Lucky Lately
■ 軽やかなリズムにイタリアのお洒落感が乗った1980年代ならではのアップ・チューン。ChangeやB.B. & Q. Bandとともに、真夏のDiscoには欠かせない1曲だった。
Produced by Jacques Fred Petrus & Mauro Malavasi、ツインの女性Vo. by Meli'sa Morgan & Alyson Williamsときては、悪くなる道理がないか・・・。
06.Rick Springfield - Love Somebody
■ ミュージシャンというよりドラマ「ジェネラル・ホスピタル」の俳優として知られていた人だが実力十分。
West CoastっぽいLightで弾んだ曲調が個性。
1982年の「Success Hasn't Spoiled Me Yet」は全曲ハズレなしの名盤。
1984年リリースのサントラ『Hard to Hold』からのシングルカット曲で全米でヒットした。
この前にリリースされた『Working Class Dog』(1981年)、『Success Hasn't Spoiled Me Yet』(1982年)の2枚も清涼感あふれる好アルバム。
07.Ambrosia - Biggest Part Of Me
■ 当初はブログレバンドとしてスタートしたが、AORにシーンをかえて1980年に放ったヒット曲。
西海岸の名うてのスタジオミュージシャンと比べると、やや音のキレに欠ける感なきにしもあらずだが、なんといってもDavid Packのハイトーン・ヴォーカルが抜群でAORの名曲としての評価を獲得している。
のちにコーラスグループTake 6がカバーして、さらに知名度を高めた。
08.Kalapana - Dilemma
〔 From 『Kalapana III』(1977)〕
■ 1977年リリースの『Kalapana III』から。
Kalapanaは1975年の1stアルバムからリアルタイムで聴いていたので、”Surf Rock”には中学のころからなじみがあった。
学生の頃よく聴いていたテープリストには、Kalapanaの他にもPablo Cruse、Island Band、Cecilio & Kaponoなど、”Surf Rock”系がかなり入っている。
09.Dan Siegel - Reflections
〔 From 『Reflections』(1983)〕
■ 1980年初頭~1990年にかけて、シーサイドイメージの好メロ曲を量産したFusion系キーボードプレイヤー。
これは爽快感あふれる1983年のALBUM『Reflections』のタイトル曲。
10.Pablo Cruise - Cool Love
■ Kalapanaとともに"Surf Rock"シーンのトップを走ったwest coastの名Band。80年代初頭がピークで、本当によく聴いた。
11.Nielsen Pearson - Hasty Heart
〔 From 『Blind Luck』(1983)〕
■ これはちとマイナーだが、当時、好き者(笑)のあいだでみょ~に人気の高かったデュオ。
これは代表作として知られる1983年の『Blind Luck』収録曲。
もろwest coastのすこ~んと抜けたリズム。メロも適度に辛口で聴いてて爽快。
ベタつかずきりりと引き締まった仕上がりは、Bill Schneeのプロデュースが効いているのかも・・・。
12.Bobby Caldwell - To Know What You've Got /1980年
ミスターAOR。
ご冥福をお祈りいたします。
13.Bryan Adams - Summer Of 69
■ カナダのロックシンガー。
'84年発表の6th ALBUM『Reckless』収録の名曲。
このALBUMは同じような曲調の「One Night Love Affair」やBalladaのヒット・チューン「Heaven」など佳曲ぞろい。
このころは艶のあるハスキーヴォイスが冴え渡っていた。
14.Tony Sciuto - Hold Back The Night
15.Lonnie Liston Smith - A Lonely Way To Be
16.Shakatak - Night Birds (Live)
■ 1981年の1st ALBUM『Drivin' Hard』も充分楽しめたが、日本で本格的にブレークしたのは2nd ALBUM『Night Birds』収録のこの曲。
ツインキーボードの織りなすきらびやかなサウンドと、うなるチョッパーベース、スキャット絡みの軽やかな女性ヴォーカルは、米国のフュージョンとは明らかにことなる質感を醸し出していた。
夏歌の代表格、米国のwest coastやAORに対抗できる、英国唯一と思われるフォーマット"funkalatina"(ファンカラティーナ)の一翼を担った好ユニット。
たぶん日本でのLIVEだと思う。だとしたらわたくしこれ行きましたわ。
17.Starship - We Built This City
■ Jefferson Airplane~Jefferson StarshipというAmerican Rockの王道の流れを汲むStarshipが乾坤一擲、叩き出した大ヒット作で邦題は「シスコはロックシティ」。
ごたごたつづきのなかで制作・発売されたといわれる本作だが、そんなことはみじんも感じさせない明るく抜けまくった曲調が最高!
18.Giuffria - Call To The Heart (1984)
〔 From 『Giuffria』(1984)〕
■ 1970年代、いまでいう”ビジュアル系バンド”として知られていたAngelの後継バンドの1stALBUMからのヒット曲。
当時のプログレハード系バラードとして屈指の出来映え。
Angelは音楽好きからは”キワものバンド”扱いされ、Giuffriaは”Journeyのものまねバンド”と揶揄されてサウンド的に評価を得られることは少なかったが、この曲を聴くとあなどりがたい実力をもっていたことがわかる。
19.The Rippingtons featuring Russ Freeman - True Companion
■ いわゆる”Smooth Jazz”の代表的なグループ。AORがジャンル崩壊したのちの1990年代中盤、かつてのAOR好きの一部はこのジャンルに向かっていた。
ブライトでテクニカルな曲調は、たしかに1980年代初盤の雰囲気に通じるものがある。
20.Michael McDonald - Our Love
〔 From 『No Lookin' Back』(1985)〕
■ David Packとの共作によるバラード。
個人的にAORの終焉を実感した思い入れのふかい曲。
→コード
とくにむずかしいコード展開してるわけじゃないのに、このメロディやアレンジのキレはいったいどういうこと??
やっぱりこの人天才だと思う。
21.Luther Vandross - Never Too Much (Live)
■ 初期のChangeに参画するなど、当時のDiscoシーンを盛り上げた一人でその実力は筋金入り。このLiveのグルーヴ感は凄い。
22.Robbie Patton with Stevie Nicks - Smiling Islands (1982)
23.Hall & Oates - Wait For Me (Live)
〔 From 『X-Static』(1979)〕
■ いま聴いてもやっぱりいいですわ。
1979年リリースの『X-Static』収録曲でシングルカットされてスマッシュヒット。LIVEでもよく演奏された彼らの代表曲。
こんな洒落っ気のある曲がシングルで切られてヒットするとは、やっぱり時代だと思う。
24.Tom Scott - Keep This Love Alive
■ 1991年リリースの『Keep This Love Alive』からのヴォーカル曲。
David Pack(Lead Vo.)、Randy Kerber(key)、Michael Thompson(g)、Neil Stubenhaus(b)、Michael Fisher(per)、John Robinson(ds)って、オールスターメンバーじゃん。
25.Natalie Cole - Miss You Like Crazy
26.Kazu Matsui Project Feat. Robben Ford - Sunset Memory (1983)
■ はずむリズムセクション、スキャットまじりの女性コーラス、リフ&単音フレーズのギター、軽やかなサックスのフレーズ、隙間だらけだけどあふれるグルーヴ感。
これが1983年のリアルな音。
27.Jeff Lorber & Kenny G - Tierra Verde (1982)
■ リゾート感炸裂のインスト曲。1982年の Kenny Gはまだこんな洒落た音をつくりだしていた。
28.Christopher Cross - Sailing
■ 超メジャー曲だけど、やっぱり外せず。
1980年代はスノーゲレンデでもよく流れていたけど、意外に合うんだよね、これが・・・(笑)
→コード
「これでもか・・・!」というほどの分数(オン)コードの嵐。
分数(オン)コードがつくり出す深みのあるコード遷移がAORのひとつの聴きどころ。
メジャー・セブンスがベースになって、これにテンション、分数(オン)コードやサスフォーなんぞをどう絡めるかがこの頃のアーティストのセンス(オリジナル感)だったのだと思う。
29.B.B. & Q. Band - The Things We Do In Love
■ 一般にはディスコ・ユニットと思われてるけど、こういうこ洒落たMid~Slowアイテムも・・・。
Changeもそうだけど、ヴォーカルのレベルが高いからできるワザだと思う。
30.Bill Champlin - The Fool Is All Alone
〔 From 『Runaway』(1981)〕
■ 個人的にはAOR系ではもっとも歌が巧いと思っているシンガーのひとりで、とくにバラードを唱わせたら天下一品。
これは1980年リリースの名盤「RUNAWAY」のラストを飾る名曲でDavid Fosterとの共作。
David Foster(key)、James Newton Howard(Strings Arr.)、Jay Graydon(g)、John Pierce(b)、John Robinson(ds)、Richard Page(Back Vo.)と、バック陣の面子も申し分がない。
やはり『Runaway』はAORを代表する名アルバムだと思う。
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ここからは思いつくままに拾ってきたので、とりあえずコメントなしです。
後日入れていきます。
31.Steel Breeze - You Don't Want Me Anymore (1982)
32.Haircut 100 - Love Plus One (1982)
33.Ned Doheny - Funky Love (1978)
34.Vapour Trails - Don't Worry Baby (1979)
35.ABC - The Look Of Love (1982)
36.The Limit - Could This Be Love (1985)
37.Cecilio and Kapono - Climb The Line (1977)
38.Earth, Wind & Fire - Let's Groove (1981)
39.Thom Rotella - Paradise Island (1989)
40.Prince - Purple Rain (Official Video) (1984)
41.INXS - Original Sin (1983)
42. J.D. Souther (w/Linda Ronstadt) - Say You Will (1984)
43.King Of Hearts - My Desire (1994)
44.Jim Photoglo - Angelina (1981)
45.Kalapana - Water Song (1995)
46.Maria Christensen - I've Got To Find A Way (1993)
47.Lee Ritenour - Cross My Heart (1982)
48.Island Band - What Love Can Do (1982)
49.Change - The Very Best In You (1982)
50.The Eagles - The Last Resort (1976)
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せっかくなので、邦楽からも数曲。
当時の邦楽(シティ・ポップ)が洋楽とくらべて遜色なかったことがわかる。
01.悲しみのJODY(She Was Crying) - 山下達郎 /1983年
■ 最近では「SPARKLE」や「クリスマス・イブ」にくらべると知名度は低いような感じがするけど。当時は達郎の代表曲のポジショニング。
1983年の名盤『MELODIES』のトップを飾る夏曲で、これは英語バージョン。
02.P・R・E・S・E・N・T - 松田聖子
■ 1982年の名盤『Pineapple』収録のアップ・チューン。
こういう曲がシングルカットされないとは、いまからみるとかなり不思議感。
でも、この頃音楽好きは聖子ちゃんはアルバムで聴いていたから、あまり違和感はなかった。
作詞:松本隆、作曲:来生たかお、編曲:大村雅朗で、さすがにスキのない仕上がり。
03.世界でいちばん熱い夏 - プリンセス・プリンセス
■ 各パート(楽器)ごとのオーディションで選ばれただけあって、さすがに高い演奏力。
奥居香のヴォーカルやっぱり凄い。
それと、きょんちゃん(富田京子)の必死感あふれるドラミング、けっこう好きだったりする(笑)
これを超えるガールズバンドは、おそらく日本では出ていない。
→コード
CルートでF→G(7)→Em→Am(王道進行/未練進行)乱れ打ち状態になっていて、これが聴きやすさにつながっていると思うが、この曲のはじける広がり感はAadd9(アドナインス)によるところが大きいと思う。
04.Icebox & Movie - 二名敦子 (ATSUKO NINA)
米国ウェスト・コーストの腕利きミュージシャンとの競演多数。
1980年代、もっとも洋楽に接近したアーティストだと思う。
05.ふたりでスプラッシュ - 今井美樹
■ 引き締まったリズムと透明感あふれる声色。
今井美樹の曲のなかでも、もっとも夏を感じさせる1曲だと思う。
→コード
サビのコード進行、Am Dm G C って、小室進行(マイナー版)の変形で、けっこうよく聴く。
どちらかというとしっとり落ち着いたイメージなのに、ここではとびっきりの高揚感。
やっぱりその前のメジャーセブンス+オンコードからのなだれ込みが聴いていると思う。
→ 今井美樹の名バラード25曲!
06.Crescent Aventure - 角松敏生
■ なんというか、「どうしようもなく角松サウンド」としか表現のしようがない。
他の人間が再現しようとしてもぜったいに不可能。
07.Memorial Story~夏に背を向けて~Heaven Beach - 杏里
名盤『Heaven Beach』(1982)からの好テイク。
■ 30:16~ ラスト3曲(Memorial Story~夏に背を向けて~Heaven Beach)の流れが絶妙すぎ。
タイトル曲の「Heaven Beach」は名曲揃いの杏里のなかでも屈指の出来映えの神曲。
→ 杏里の名バラード20曲!
08.海 ~ 栞のテーマ(LIVE) - サザンオールスターズ
イントロのフレーズ。リバーブの効いたドラムス。複雑なカウンター・メロディ。
むせぶSaxophone、そして桑田さんの色気ただようスキャット。
文句なしの名曲!
1984年の時点で、こんなものすごいメジャー・セブンス曲かましてくるとは、やっぱりハンパな才能じゃないわ。
→ ■ 初期サザンとメガサザン(サザンオールスターズ、名曲の変遷)
→ コード
09.YES MY LOVE - 矢沢永吉
■ 1982年ならではの曲調。あふれるオトナの色気と余裕感。
いいねぇ、39年後のいま聴いても文句なしの逸品。
大人のカルチャーとお子ちゃまカルチャーが、はっきりと分かれていた時代。
■ コカ・コーラ 1987コカコーラ CM ~ I feel Coke 87 佐藤竹善.flv
最近、リメイクバージョンが流れてて嬉しいけど、やはりベストテイクは竹善さんの↑これだと思う。
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● 春向きの洋楽
● 夏向きの洋楽
● 秋向きの洋楽
● 冬向きの洋楽
↓こっちも聴いてね
1983年洋楽ピーク説
〔関連記事〕
■ 洋楽1983年ピーク説
■ 1983年洋楽ピーク説(名曲編)
■ グルーヴ&ハイトーン (グルーヴってなに・・・?)
■ 1980年代中盤の夏ソング
■ 1980年代のサントラ(&CM)
■ 初夏のグルーヴ曲20曲
■ AOR系名曲を100曲!
■ 1983年の洋楽ヒット曲 (Billboardデータから)
■ 風向きが変わった? ~ 女神系歌姫の逆襲 ~
見出し:J―POPに第2の波 SNS活用、海外で
↑ この記事やコメントにあるように「多様性」もあるかもしれないが、やっぱり洋楽が失ってしまったメロディやアンサンブル、あるいはグルーヴの魅力が大きいのでは?
そしてそれを牽引しているのは、ボカロP(歌ってみた)やサウンドクリエイター集団(アニソン&ゲーム系)ではないかと思っている。
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2025-05-07 UP
ヴォーカルの実力だけでなく、アンサンブルを楽しめるテイクが増えてきた。
音のうつくしさや隙間を大切にするサウンド・プロダクションは、日本が最初にメジャー・シーンで取り戻すのかもしれぬ。
■ 好きだから。 / 『ユイカ』【2nd LIVE「Sweet alyssum」】
■ ハミング 幾田りら(Hamingu- Ikuta Rira)#vlog#shorts#jpop#幾田りら#viralvideo#kenshusei#tiktokviral
主役の実力もさすがだけど、キーボード女子のキーボードワークとリズム感と可憐な笑顔!
■ shallm「花便り」【shallm 2nd Live - アイオライト -@恵比寿LIQUIDROOM】
■ AliA / あいことば 【Official Music Video】
■ tayori -「星になる」from 1st Live "春を待つ" 追加公演
■ 羊文学 - more than words (Live)×360RealityAudio| スペシャルビデオ
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■ Vaundy LIVE "怪獣の花唄" | 2023.03.26 Vaundy one man live tour "replica" (JAPAN/TOKYO)
ひょっとしてVaundyの存在が大きいのかもしれぬ。
リズムへの乗り方が図抜けている。
安易に振りやダンスに向かわずにこの溢れでるグルーヴ。
筆者的にはこういうのめちゃ好みなんですけど。
■「負けないで」Music Video
ZARDの坂井泉水さんもそうだった。
一見、無造作にからだをゆらしているように見えるけど、リズムを掴みきって、ぜったいに外さなかった。
ダンス全盛のいまからみると、ある意味信じられないテイク。
■ 吉澤嘉代子「泣き虫ジュゴン」
からだのゆらし方が芸術的。
抜群のリズム感が”キレ”を生み出している名テイク。
■ FictionJunction – Parade (from HIGHWAY STAR PARTY 2023)Official Live Performance
これだけ質の高いコーラスとアンサンブルは、ワールドワイドでもなかなか聴けないと思う。
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2025-01-21 UP
面白い動画がありました ↓
■ 【海外の反応】「なぜ日本でだけ…」日本の特殊すぎる音楽産業に米ビルボードランキング全面降伏
10:18~
・洋楽は、邦楽と比べて転調が少ないという特徴
・洋楽は、コード進行やメロディーラインがシンプルで起承転結が明確
・邦楽は、コード進行やメロディーラインが複雑で、転調を効果的に使う
・転調は、代表的な邦楽の特徴
・洋楽は、コード進行のパターンが比較的少なく、シンプルなコード進行で構成される曲が多い
・邦楽は、コード進行のパターンが多様で、複雑なコード進行を持つ
↑ だとしたらこれって、かつて(1970年代)の洋楽と邦楽の関係が逆転してるような・・・
1970年代に、(シンプルだった)ペンタトニックメインの邦楽が、(複雑な)セブンス系統の洋楽に触れて急激に変化したのは確かだと思う。
たとえば、四畳半フォーク→ニューミュージックへの変化とか、「シティ・ポップ」の担い手の多くが洋楽マニアであったことなど・・・。
■ Gilbert O`Sullivan - Alone Again(1972年)
1972年の洋楽ヒット曲。子供ごころに、邦楽とは異なる音の流れを感じた。
でも、1990年代後半までに洋楽のマナーをとり込んだ日本人のメロやコードに対するこだわりは、すでに1980~90年代のニューミュージックやJ-POPにはっきりとみられた。
■ CHAGE and ASKA - SAY YES(1991年)
この曲のキモは「まるで僕を試すよな」のメロ&コード展開にあると思っていて・・・。
■ アメリカ人大学教授が教える日本の音楽(J-POP)の特徴が驚きだった!
↑ アメリカ人大学教授の解説。
『SAY YES』の「まるで僕を試すよな」のコード展開に言及している。(17:02~)
それにしても、凄いわこの教授。
日本の伝統色は、原色じゃなくてほとんどが微妙な中間色。
それと同じことがコードの使い方にもいえるのかもしれない。
あと、小室サウンドなんかもそうですね。
■ 渡辺美里 - Teenage Walk(1986年)
一番最初にこの曲のイントロ&歌い出し聴いたとき、なにかの間違いかと思った(笑)
■ 小泉今日子 - あなたに会えてよかった(1986年)
なにこのイントロ(笑)
並のアイドルに歌いこなせる曲調じゃない。
思いっきりドミナントかましまくって、アウトロだけ完璧なトニックって、遊びすぎ。
■ 木村カエラ - Butterfly(2009年)(Covered)
この曲最初に聴いたときも「なんじゃこれ」状態だった。
意表をつくXメロがアウトロとは、あまりに芸がこまかすぎる。
日本は「なにものも滅ぼさない文化」だから、2000年代以降、メロディやアンサンブルにあふれたサウンドを淘汰してしまった洋楽と異なり、かつてとり込んだ洋楽のエッセンスが潤沢に残っている。
この土壌にボカロPやアニソン系クリエイター集団の繊細な職人芸が加わって、世界でも希な多彩なサウンドを創り出しているのでは?
■ YOASOBI - 群青 初有観客ライブ『NICE TO MEET YOU』2021.12.04@日本武道館
YOASOBIが米国でブレークしたのはコンセプトの面白さや話題性だけでなく、 ikura(幾田りら)のフェミニンなハイトーン、複雑な楽曲構成(コード進行)やアンサンブルに彼らが惹かれたからでは?
■ Grover Washington Jr. - Just the Two of Us (feat. Bill Withers)(1981年)
でも、その原型はじつは洋楽にあったりするワケだし・・・。
一種の先祖返りかもしれぬ。
(こんな曲が1970年代後半~1980年代初頭には洋楽のメインストリームで、そこにリスペクトした邦楽アーティストは少なくない。)
■ Kalafina - 君の銀の庭
梶浦サウンドの海外での人気は、こういう意表をついたコード展開もあるのかもしれない。
■ 桜ほたる(歌ってみた) - ここにあること
ボカロ曲を歌うハイトーンの歌い手。
難音階&難譜割り&バリバリ転調で一般人はふつうに迷子になりそ~。
ハナシは逸れるが、日本の「滅ぼさない文化」は、宗教的には神仏習合を生み出した。
古来からある神の道に、新来の仏の教えを見事なまでに融合させたのですね。
だから、寺院の向拝で柏手を打って、「神様にお願いしようね」などというファミリーがふつうにいたりする(笑)
こういう寛容な宗教感は世界でも希だと思うし、こういう文化の多様さや複雑さ、そして禁忌のすくない大らかさが「クールジャパン」のひとつの魅力となって、インバウンドを惹きつけているのでは。
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このところのJ-POPのメインはダンス系で、これはK-POPの系統に近い。
K-POPはワールドワイドをマーケットにおいた音楽だから、どうしても洋楽(とくに米国のシーン)に近いプロダクションが多くなる。
だから、この傾向に偏れば偏るほど同質化に陥り、J-POPはみずからのアドバンテージを失っていくのでは?
幸いにして?、このところメロやアンサンブルの際だった曲が多く出てきているし、日本はこのアドバンテージを活かす方向に進みはじめた気もする。(とくに女性ヴォーカル系)
だから、日本の「女神系歌姫」たちは最大のチャンスを迎えているのかもしれず。
■ 花たん(歌ってみた) - Palette
32ビートまじりの超絶ハイトーン&ビブラート&ヒーカップ。他国の歌い手に、歌えるもんなら歌ってみろといいたい(笑)
■ 96猫(歌ってみた) - 脳漿炸裂ガール
2013年4月Web公開。Ado的な展開はすでにこの頃から。時代がボカロPにようやく追いついた感じか・・・。マスメディアには過激すぎるけど (~~;
おそらく1980~90年代では、日本でもこの手の曲はつくりだせなかった。
テクノロジーや歌唱力の高さもそうだけど、バブル崩壊以降30年間の日本の閉塞した社会情勢が、こういう音楽をつくり出したのだと思う。
他の先進国はこのような「失われた30年」を味わっていないので、この点からも彼女たちの音楽は稀少ではないか。
J-POPならではのストーリー展開の巧みさや切ない情感の込め方は、期せずして「失われた30年」で培われたものではないか。
セツナ系はそのいい例かと・・・。
■ Because LGYankees Feat 中村舞子
■ miwa『夜空。』feat.ハジ→
miwaなんかもそうですね。
■ 【海外の反応】「遂にJPOPの時代が来た!」世界中の誰もが興味を持たなかったJ-POPが世界チャートで1位に
↑ J-POPは日本語のままで楽しまれている。
音のよさだけで、楽しめるということか・・・。
かつての洋楽を日本人が楽しんでいたのと同じ動機を感じる。
■ かぴ(歌ってみた) - 粉雪/レミオロメン
往年の名曲も大切に歌う女神系歌姫。
繊細なメロに乗るやさかわいいハイトーン。
ブレスやヒーカップが絶品。
他国でこんなテイク、つくれるもんならつくってみろといいたい(笑)
世界中の音楽ファンが、彼女たちのLIVEを目当てに日本に殺到する。
そんな時期も遠くはないのかも・・・。
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K-POPとの同質化(=流行り曲の金太郎飴化)に嫌気がさしたリスナー層が「昭和・平成の名曲」に逃げ込む傾向も目立つけど、情報のチャネルを広くとれば、じつはそんな状況ではないことがわかる。
■ milet - One Reason
このスケール感は、かつての邦楽が持ち得なかったもの。
■ ME:I (ミーアイ) ⊹ 'Tomorrow' Performance Video
ダンスがキレッキレ。
だけじゃなく、ひとりひとりの声のオリジナリティを感じる。
K-POPコンシャスだけど、本質はJ-POP系の女神系歌姫軍団とみた。
■ 【LIVE】I’M YOUR IDOL/高嶺のなでしこ 2周年記念 Zepp TOUR 2024 「瞬きさえ忘れる。」TOUR FINAL
ハニワ(HoneyWorks)は難曲が多いが、それでこの安定感。
ソロパートを多めにとって、坂シリーズとは異なる質感。
ユニゾンだけじゃなく、コーラスもこなせるのでは?
アニソン系クリエイター集団の実力がうかがわれるテイク。
■ 静息 / ver.Es
かつてのプログレ(プログレッシブ・ロック)を彷彿とさせる縦横無尽な曲展開。
そしてこんなにも複雑な曲構成でも、けっして破綻しない優れた歌唱力。
● Yes - Wonderous Stories(1977年)
英国プログレの代表的グループ。
■ みさき - 私じゃなかった?
2000年代中盤から2010年代初頭に一世を風靡したセツナ系一歩手前のセツナ曲のイメージか。
個々人の自我が強い欧米では、こういう歌詞は(というか発想じたい)生まれてこないのでは?
それにしても、MVがはまりすぎ。
■ ユイカ - クリスマスの日じゃなくていいから
こういう優しく切ないメロを生みだせるのは、もう日本だけかもしれない。
3:25~休符を置いてからの歌詞展開が凄い。
「最後に一つだけ嘘をつくよ、出合わなきゃよかった。」って、結局は「(辛いけど)出会ってよかった」ってことか?
1:04~の「貴方の隣でちょっとだけ勘違いさせて。」という歌詞もあまりに切なすぎる。
外国語に訳して、この微妙なニュアンスが伝わるのかな。
こと歌詞に関していえば、1980年代から邦楽は洋楽よりもおそらく比喩やストーリー感には長けていた。
これは日本語の特質や日本人の心情によるところ大だと思う。
粗っぽくいえば、米国のポップスなんて、つまるところ ”I Love You”、”I Need You”、”I Want You”の連打だったもんな。
よく邦楽は「歌詞が刺さる」と言われるけど、こういう背景があってのことだと思う。
■ TOMOO - コントラスト
往年の洋楽の香りを感じる。
● Marc Jordan - It's Only Love(1983年)
1976年~1983年は、洋楽でAORがディールを得ていた時代。
いまの洋楽シーンからすると、とても考えられない。
■ Poppin'Party - STAR BEAT!〜ホシノコドウ〜
メディアミックスは日本のサブカルチャー最大の魅力。
”キメ”がばっちりきまるのは、インストの演奏力の高さの証明。
とくに変拍子がらみの大橋彩香のドラムス、個人的に好物なんですけど。
HR/HM(ハードロック・ヘヴィメタ)やプログレハードに親しんでいないと、こういうパワフルかつ繊細なドラムスは叩き出せない。
■ 鬼頭明里 - With a Wish
さりげに転調やドミナントが効いて、簡単にはカバーできない難曲とみた。
こういう振る舞いができるのが女神系歌姫。
■ ヨルシカ - Snake
かつての洋楽のエッセンスを咀嚼してなければ、こういう曲はたぶんつくれない。
● Donald Fagen - New Frontier(1982年)
リズムコンシャスなAORの名曲。
Donald Fagenや彼が所属したSteely Danは、日本のミュージシャンにも大きな影響を与えた。
■ りりあ。riria. - 幸せな約束。
この繊細さや透明感が、日本の女性ヴォーカルのアドバンテージ。
■ Cereus(Covered by)おはよう、僕の歌姫 -Happy End Ver.
傘村トータ氏の名曲をエモーショナルに仕上げている。
低音からハイトーンまで、欠点がみあたらない逸材。
■ Little Glee Monster - Break out of your bubble 10th Anniversary Live(2024.10.20)
この曲のできはリトグリ史上屈指では?
■ 吉澤嘉代子 - 氷菓子
10年選手。
こういう才能あるアーティストを地道に支えてきた層が、日本のポップシーンの質を担保してきた。
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2024/09/08 UP
もはやメロディ崩壊したようにも見えるいまの洋楽。
→ ■ 日本で洋楽が聴かれなくなった理由?
でも、日本にはまだ奇跡的にメロ曲が残っていて、とくにこのところナイスメロの楽曲が増えてきている感じがする。
ひょっとして、風向きが変わってきているのかも。
ことメロディやアレンジの質に関しては、メジャーとインディ(というかYouTubeやTikTok)で逆転現象が起きている感じがする。
このところTVは「昭和の名曲」特集ばっかりだけど、リアタイのこういう優れた才能を、もっととりあげてもいいのでは。
■ Himika Akaneya(茜屋日海夏) - Stereo Sunset (Prod. AmPm)
アイドルグループ・i☆Risのメンバーで声優もこなす多彩な活動。
声優のキャリアがシンガーとして花開く、メディアミックスないまの日本。
こういうおたやかで落ち着きのある曲調は、いまの洋楽にビート疲れした人々に響くのでは。
■ (ナツノセ) feat.花本朔 - 本当だよ
コンポーザー・ナツノセ(Natsunose)のヴォーカルを数曲担当しているほかは詳細不明。
低音からハイトーンまで滑舌ゆたかに縦横無尽に歌いこなす振る舞いは、Adoをも彷彿とさせるもの。
■ MIMI【Covered by Kotoha】 - 愛するように
ハコニワリリィでHanonとユニットを組む歌い手で、HoneyWorksのゲストボーカルも。
こういうかわいい系ヴォーカルは日本ならではでは?
■ SERRA - テノヒラ
ヴォーカルに力感あるし、インストの演奏力も高い。
最近TVで演奏力に欠けるバンドよく視るけど(笑)、こういうユニットもいるんだよね。しっかり。
■ Shiryu+Suno AI - wherever [ MUSIC VIDEO ]
これ、セブンス曲だよね・・・。
ものすごい楽曲の完成度。Suno AIおそるべし!
■ かりん - ヒトリ
ビートを伴わないサウンドなんて、洋楽ではもはやほとんどレア・アイテムだけど、こういう曲が500万回以上の視聴を集める日本のポップシーンの不思議。
かつて「ストリングス」(弦楽器の導入)は洋楽のお家芸だったけど、いまもっとも効果的に使いこなせるのはJ-POPでは。
●【ひぐらしのなく頃に】 ~you / Vocal ~ 【癒月 Ver.】
Vocal Vers.の初出は2005年。
この頃から2015年頃まで、こういう美しい旋律&ヴォーカルのアニメ(ゲーム)曲がかなりつくられていた。
まわりまわっていま、再びこういう曲調が増えてきている気がする。
この手の精細な楽曲は世界でもあまり例がない(と思う)ので、これは貴重では?
→ ■ 女神系歌姫 (ハイトーンJ-POPの担い手たち)【リニューアル】
■ 野田愛実 - butterfly effect
かつてはドラマ主題歌がヒットの王道だったけど、最近はドラマ視なくなったもんな。
世が世ならもっと売れていたであろう佳曲。
■ 橙里セイ - 夏うらら
曲調が往年のウェストコースト・ロック。
● Boy Meets Girl - Waiting For A Star To Fall(1988年)
年代は全盛期より少し下るけど、ウェストコースト・ロックのエッセンスを色濃く残した名曲。
「ウェストコースト・ロック最後の名曲」といってもいいかも・・・。
■ REJAY - Meant to Be
高校生でこの完成度って、ちょっとありえないレベル。
■ tayori - 可惜夜
澄みわたるハイトーンのisui(倚水)がヴォーカルをとるユニット「tayori」。
きっかけがあれば一気にブレークする予感。
■ ミセカイ - 泡沫少女
こういうスケール感あふれる曲が出てくるときは、シーンは本物かもしれぬ。
2022年結成。2022年9月1stSingleリリースの男女混声2人組音楽ユニット。
そうね、本格的に風向きが変わってきたのはこの頃かしら?
ポニキャン所属。ポニキャンはけっこういい仕事してると思う。
■ ClariS - サイレント・イヴ (Covered by)
2022年12月のYouTubeUP。
声質や歌いまわしほ活かしたオリジナル化的カバーが目立ってきたのもこの頃から。
■ HoneyWorks feat.Kotoha - 誇り高きアイドル
ハニワの存在も大きい。これは2021年3月リリース。
アイドルモチーフだけど、メロ展開&アレンジメントはキレッキレで高度。
繊細なキーボードのリフ&カウンターメロが聴きどころ。
落ちサビ&キメつかった緩急・強弱効かせ加減も絶妙。
「見てもいないくせに言うな」
↑ ホントそうだよね。
感想までコピペはさすがにまずいでしょ。
↓
■ バンドワゴンからの離脱をモチーフにした曲が、バンドワゴン的に売れてしまうというジレンマ(笑)
■ 高嶺のなでしこ【HoneyWorks】 - 可愛くてごめん
2022年8月ステージデビュー。楽曲・プロデュースはハニワ(HoneyWorks)。
●坂シリーズとはあきらかに楽曲のイメージが違う。
彼女たちがこの曲でTV生出演した番組視たことあるけど、目が点になってたゲスト多し(笑)
● 【神回】実の妹と一緒に「点描の唄」歌ったら大感動の嵐だった件【Mrs. GREEN APPLE (feat. 井上苑子)】
2018年夏リリース。
最初に風向きのびみょーな変化を感じたのはこの曲あたりか。
メロの美しさだけで聴き手を惹きつけられる曲。
そして女性ヴォーカルのたおやかな美しさ。
■ Soala - すれ違い
曲調が2010年頃のセツナ系。
やっぱりいいわ。この音の流れ。
セツナ系もリベンジ復活?
● First Desire feat.HIRO from LGYankees, 山猿 中村舞子 (2010年)
セツナ系。
妙に奇をてらわず、メロがしっかりしていて楽曲として安定感があった。
この頃の一部のラッパーは、ハイトーンヴォーカルのフォローがやたらに巧かった。
■ tuki. - サクラキミワタシ
高校1年生(16歳)での紅白出場で、その実力を示した逸材。
■ 八木海莉 - know me...
個人的にはJ-POPの保守本流だと思う。
ブレスと共鳴を活かした安定感あふれるヴォーカル。そしてハイレベルなインスト。
とくにフレーズのこまかいベースと腰の据わったドラムスがいい。
こういうLIVEをリアルに味わうのは、ほんとうに音楽の醍醐味だと思う。
■ あたらよ - realize
2020年活動開始のユニットでアートワークや映像もセルフプロデュース。
キャッチ・コピーは「悲しみをたべて育つバンド。」。
ひとみのヴォーカルがやたらにエモーショナルで、キャッチ・コピーを裏切らない仕上がり。
■ 花鋏キョウ - Daisy
このキレまくりの滑舌が、日本のハイトーン女子の大きな武器。
■ AliA - 星空と君のうた
こんな見事なフック&エモーショナルUP曲は、supercell以来かも。
もう出てこないと思ってたけど、いるもんだわ。びっくり。
● くゆり(歌ってみた) - 君の知らない物語 (supercell)
supercellの1stシングル。2009年8月12日リリース。
華麗なメロの名曲で、ハイトーン系歌い手の「歌ってみた」多数。
■ shallm - へミニス
2023年メジャーデビューのユニット。
どこかなつかしいメロディと、ヒーカップがらみのハイトーンヴォイスの融合にインパクト。
往年の王道J-POPの系譜も決して衰えていない。
■ Ayame - 願い
洋楽に造詣の深いReiの楽曲を、透明感あふれるハイトーンで仕上げている。
■ 由薫 - Sunshade(Live Clip " TOUR 2024 Brighter ")
ONE OK ROCKとの関係がふかい新進気鋭のシンガー・ソングライター。
はやくからFMでパワープレイされ、2023年2月に、Toru(ONE OK ROCK)とコラボした「星月夜」でブレーク。
バイリンガルだからこそ、日本語の美しさを表現できる人だと思う。
■ 春吹そらの(Covered by) - あなたの夜が明けるまで
これ1曲で169万回視聴、チャンネル登録者数1.4万人とはおそるべき才能!
聴き流しできないエモーション。
■ Eiーvy - 私にはできない
これもSuno AI使用ですばらしい仕上がり。
楽曲はともかく、ヴォーカルはAIじゃムリだと思っていたが、これ聴くかぎりヤバイ。
Suno AIの使いこなしも、J-POPがピカ一では。
■ めありー×yukkedoluce - どうかしてるわ
旋律と声質のうつくしさは、もはや芸術の域。
やはりアニソンとボカロの存在が大きいのか。
これだけの美しい旋律や歌声を生み出せる国は、もう日本だけかもしれない・・・。
「シティ・ポップ」と「女神系歌姫」、日本はふたつのキラーコンテンツをもっていると思う。
このふたつは米国にも韓国にもないものだから、じっさいのところ日本はアドバンテージとりすぎでは?
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■ 鈴を転がすような声 ~ 究極のハイトーンボイス ~
■ 来る曲15曲
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2025-03-05 UP
時代を超えて思いつくままに10曲。
でも、新しめの曲がけっこう多い。
失われた30年がなければ、創り出せなかった曲もあると思う。
女神系歌姫の時代がようやくやってきているのかも。
■ 氷菓子 - 吉澤嘉代子
■ 私じゃなかった? - みさき
■ 何度も - RAM WIRE
■ 君がいない世界は切なくて feat. KEN THE 390 - CHIHIRO
■ へミニス - shallm
■ compass - 川嶋あい
■ あなたの夜が明けるまで - Covered by 春吹そらの
■ クリスマスの日じゃなくていいから - ユイカ
■ 見えない月 - 藤田麻衣子
■ どうかしてるわ - めありー×yukkedoluce
]
■ ANRI - You Are Not Alone
■ bouquet - @ゆいこんぬ(歌ってみた)
■ 二人の夏 - ZARD
@zard1989 #zard #坂井泉水 #二人の夏 ♬ 原声 1989 - zard
■ 静かなまぼろし - 荒井由実
■ The Days I Spent with You - 今井美樹
■ サザンのセブンス曲
やっぱり初期サザン最高!
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2022-10-22 UP
「歌詞が刺さる」って最近よく聞くけど。(TVで特集すらやっている)
ふつうに歌詞がわかりやすいから刺さるのでは?
サザンに限らず、1980年代あたりの邦楽は「歌詞が刺さる」というより「風景が広がる」とか「イメージがふくらむ」とか「雰囲気をつくれる」(←これ重要)とか、そういう聴き方だったと思う。
隠喩や倒置やライムを多用する初期サザンの歌詞がストレートに「刺さる」としたら、その人はすでに詩人の域では(笑)
サウンドにしてもこんな感じか ↓ (■ 「シティ・ポップ」って?からひっぱってきました。)
多くの日本人は、根っこにヨナ抜き音階(ペンタトニック)やダウンビートが入っているので、コンスタントに洋楽を意識する局面がないと、どうしてもセブンス(四和音)やアップビートから遠ざかっていく。
それに、最近では洋楽も急速にペンタ化やダウンビート化(というか4つ打ち化)が進みつつあるし、70~80年代に洋楽の影響を受けた多才なアーティストたちも第一線を退きつつある。
ここ数年(とくにこの5年)、日本でペンタ化・4つ打ち化(ほぼフォークソング化)が進んだこと、そして海外からのシティ・ポップの評価が進んだ背景には、こんな要素もあると思う。
■『ロックの子』/桑田佳祐氏著(昭和62年(1987年)初版)

から引用させていただきます。(萩原健太氏との対談形式)
「そういう意識で来てるじゃない、ずっと。学生のころから。渋谷で友だちに会えばどこそこの輸入盤屋より・・・・ディスクなんとかよりもシスコのほうがいいもん売ってるとか、やっぱ向こうの、こう、ジェフ・ベックの海賊盤ほしいとか」
「ね。そういうふうにやってきたわけじゃない、俺たち。どれだけ向こうのディテールにくいこめるか、と」
「ディテールね」
「そういうことでしょ」
「うん」
「そういうバンドだと思うんだ、だから、俺たちも」
「宿命的に」
「そう。宿命的にね。うん」
↑
この時代、宿命的に先を走る良質な洋楽があったから、この環境が「シティ・ポップ」を生み出す大きな契機になったのだと思う。
それに「シティ・ポップ」は、音の ”ディテール” にこだわらないと創り出せないから・・・。
この”ディテール” にこだわったテイクの代表格が、サザンのセブンス曲では?
2022/10/21 UP
2022/03/04 UP
2022/01/22 UP
このところ、CMでやたらにサザンを聴く。
新型コロナ禍継続、ウクライナ侵攻、そして円安物価高と先がみえない状況だけど。
こんなときこそ、サザンのセブンス曲!
■ 海
→ 「海」のコード
イントロのフレーズ。リバーブの効いたドラムス。複雑なカウンター・メロディ。
むせぶSaxophone、そして桑田さんの色気ただようスキャット。
文句なしの名曲!
■ 素顔で踊らせて
→ コード
なかなか地上に降りてこない、メジャー・セブンスならではの浮遊感。
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2021/05/24 UP
さきほどの「ザ・カセットテープ・ミュージック」で「桑田さんのマイナーセブンス曲」として ↓ をとりあげてた。
■ ONE DAY - Kuwata Band
コード
中~後期のサザンでよく聴くメロ&コード展開。
とても聴きやすいけど、やっぱり個人的には ↓ のような意表をつく桑田節に惹かれます。
■ Oh! クラウディア - サザンオールスターズ
コード
いつまでも この胸に(Bm F#aug Bm/A)
オーギュメント→オンコード
■ 旅姿六人衆 - サザンオールスターズ
コード
ベースはF G Em Am(4536)の王道進行ながら、
ステキな今宵を分け合えりゃ Dm A# C (261)の切り返し(斬新)感がハンパじゃない。
神テイクすぎるにもほどがある!
いい音楽を生み出すのに、これ以上なにが要るというのか?
■ シャララ - サザンオールスターズ
→ コード
不思議な 期待など もてる このごろ (Bm7 E7 Am7 E♭dim)
このごろ(E♭dim)の使い方が神ってる。
■ 涙のアベニュー - サザンオールスターズ
→ コード
ほんとにおサレじゃわ。初期のサザン。
言葉がとぎれて さめざめしい(Amaj7 G#m7 Gm7)のAmaj7のかまし。
1980年代初頭の横浜を歌ったバラッドといわれる。
■ Family Man - Pablo Cruise
Pablo CruiseのCory Leriosに比肩する原 由子氏のクラシカルなピアノの音色。
おそらく邦楽では唯一無二。
サザンの「サーフ・ロック」的な楽曲は、原 由子氏のキーボードあってのもの。
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2021/05/11 UP
このところ、初期サザンを聴く機会がけっこうあった。
初期のサザンって、どうしてこんなにお洒落だったんかな? と考えたらやっぱりセブンス系のコードしこたま使ってたりする。
そこで、初期サザンのセブンス曲と思われる(ちがうかも・・・(笑))ナンバーをいくつかあげてみました。
本来、セブンス系の曲の繊細な響きを語るには、オンコード、代理コード、テンション・ノートなどはおそらく外せないと思うのですが、やたら複雑になります。(筆者もよくわかっていない(笑))
なので、まずは三和音+7度≒セブンスとして捉えた方がわかりやすいと思います。
超安直な方法として、↓のようなコードが頻繁に入ってくると、たいていセブンス系の曲のような感じがしています。
●maj7、●7、●m7、●mM7、●M7aug、●m7-5、●dim7、●7sus4、●add9、●/●(●Con●)
↓ のコードでさがしてみてね。
01.C調言葉に御用心
→ コード
02.Just A Little Bit - cover by サザンヴィンテージーズバンド
→ コード
03.Tiny Bubbles(type-B)
いい動画がみつかりません。こっちで聴いてね。
→ コード
04.ふたりだけのパーティ ~Tiny Bubbles(type-A)
→ コード
Michael McDonaldを彷彿とさせる鍵盤リフはご愛嬌。
05.栞のテーマ - サザンオールスターズ
→ 「栞のテーマ」のコード
↓ とりあえずまとめてみました。トーシロなんで間違いあるかも(笑)
〔三和音/トライアド〕
・三和音には4種類。(例はルート音がド(C)の場合)
1.メジャー・トライアド 【C】(長三和音):
ド、ミ、ソ / C、E、G / ルート+長3度+完全5度
2.マイナー・トライアド 【Cm】(短三和音):
ド、ミ♭、ソ /C、E♭、G / ルート+短3度+完全5度
3.オーギュメント・トライアド 【Caug、C+】(増三和音):
ド、ミ、ソ# /C、E、G# / ルート+長3度+増5度
4.ディミニッシュ・トライアド 【Cdim、Cº】(減三和音):
ド、ミ♭、ソ♭ / C、E♭、G♭ / ルート+短3度+減5度
・3度は音の明暗を決めるので、ここに長短がつくことでメジャー・マイナーに分かれる。
・5度は音の安定度を決めるので、ここに増減がつくことで不安定感が出る。(だからaug(増5)やdim(減5)は不安定感のあるコードとされる。)
・完全系の音程は1、4、5、8度でふつう完全、増、減であらわす。長短系の音程は2、3、6、7度で、ふつう長、短であらわす。(減7度など例外あり)
・絶対協和音程は完全1度と完全8度。協和音程は完全5度と完全4度。不完全協和音程は長3度、短3度、長6度、短6度。それ以外は不協和音程。
〔四和音/セブンス〕 (例はルート音がド(C)の場合)
・三和音(1度(ルート)、3度、5度/トライアド)+1音(7度の音)=四和音(1度(ルート)、3度、5度、7度)≒セブンス
1.メジャー・セブンス 【Cmaj7、CM7、C△7】(長七の和音):
ド、ミ、ソ、シ / C、E、G、B / ルート+長3度+完全5度+長7度
(メジャー・トライアド + ルートの半音下の音(長7度(M7)))
2.(ドミナント・)セブンス 【C7】(属七の和音):
ド、ミ、ソ、シ♭ / C、E、G、B♭ / ルート+長3度+完全5度+短7度
(メジャー・トライアド + ルート短7度(m7))
3.マイナー・メジャーセブンス 【CmM7、Cm△7】:
ド、ミ♭、ソ、シ / C、E♭、G、B / ルート+短3度+完全5度+長7度
(マイナー・トライアド + ルート長7度(M7))※ラインクリシェに重用
4.マイナー・セブンス 【Cm7】(短七の和音):
ド、ミ♭、ソ、シ♭ / C、E♭、G、B♭ / ルート+短3度+完全5度+短7度
(マイナー・トライアド + ルート短7度(m7)、)
5.メジャーセブンス・オーギュメント 【CM7aug、C△7+】:
ド、ミ、ソ#、シ / C、E、G#、B / ルート+長3度+増5度+長7度
(オーギュメント・トライアド + ルート長7度(M7))
6.セブンス・オーギュメント 【C7aug、C7+】:
ド、ミ、ソ#、シ♭ / C、E、G#、B♭ / ルート+長3度+増5度+短7度
(オーギュメント・トライアド + ルート短7度(m7))
7.マイナー・セブンス・フラット・ファイブ/ハーフディミニッシュ 【Cm7(b5)、Cm7-5】(減五短七の和音)
ド、ミ♭、ソ♭、シ♭ / C、E♭、G♭、B♭ / ルート+短3度+減5度+短7度
(ディミニッシュ・トライアド + ルート短7度(m7))
8.ディミニッシュ・セブンス 【Cdim(7)、Cº(7)】(減七の和音):
ド、ミ♭、ソ♭、ラ / C、E♭、G♭、A / ルート+短3度+減5度+減7度
(ディミニッシュ・トライアド + ルート減7度 or 長6度)
〔三度堆積和音以外のコード〕 (例はルート音がド(C)の場合)
・三度堆積和音=ルート、3度、5度、7度、9度、11度、13度と奇数で重なっていく和音。
1.サスフォー 【Csus4】:
ド、ファ、ソ / C、F、G / ルート+完全4度+完全5度
(メジャー・トライアドの長3度を完全4度(ファ・F)に置き換えたもの)
※ふつうはメジャートライアドとあわせて使う。
2.セブンス・サスフォー 【C7sus4】:
ド、ファ、ソ、シ / C、F、G、B♭ / ルート+完全4度+完全5度+短7度
(サスフォー + ルート短7度(m7))
※セブンスの代理コード(ドミナント絡み)としてよく使われる。
3.シックス(ス) 【C6】:
ド、ミ、ソ、ラ / C、E、G、A / ルート+長3度+完全5度+長6度
(マイナー・セブンスを1オクターブ上に展開)
4.マイナー・シックス(ス) 【Cm6】:
ド、ミ♭、ソ、ラ / C、E♭、G、A / ルート+短3度+完全5度+長6度
(マイナー・トライアド + 長6度)
〔テンション・ノート〕
・ルート、3rd、5th、7thなどの基本構成音(コード・トーン)に、ルートから9th(ナインス)、11th(イレブンス)、13th(サーティーンス)などの音を加えたもの。
・ルートがCの場合、9thのレ(9)、レ♯(♯9)、レ♭(♭9)、11thのファ(11)、ファ♯(♯11)、13thのラ(13)、ラ♭(♭13)の7種類。
・主にセブンス・コードに付加されるといわれる。
■ アドナインス 【Cadd9】:
ド、ミ、ソ、レ / C、E、G、D / ルート+長3度+完全5度+長9度
(メジャー・トライアド + 長9度)
〔オンコード(分数コード)〕 【C/E、ConEなど】:
・分子はコード、分母はベース音(最低音)をさし、たとえばC/E(ConE)の場合、Cコード(ド、ミ、ソ) + ベース音E(ミ)。
・クリシェ(コードが進むごとに半音ずつベース音を上下させていく音進行)、ペダルポイント(ベース音を保持すること)、IIm7onVの形ではドミナント・セブンス(V7)の代理コード*などに使われる。
* C → Am → G7 → Cの代理として、C → Am → Dm7onG → C。
Dm7onGは G7よりもドミナント(解消したい不安定さ、C(トニック)に戻ると安心)の効きがマイルドなので、”優しいドミナント”ともいわれる。
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実際はこれにコード進行が加わってさらに複雑怪奇になっていくのですが、セブンス系のおサレ曲はトゥ・ファイブ・ワン・シックス(Ⅱ-Ⅴ-Ⅰ-Ⅵ)進行(Dm7 - G7sus4 - Cmaj7 - Am7の循環コード進行とか)やドミナントモーション絡みの進行が多いと思う。あと、バックドアドミナント進行とか・・・。
むずかしすぎてよくわからんけど・・・(笑)
コード進行についても、もう少しおべんきょしてから書き足してみます。
■ 王道進行(未練進行)〔4536〕の代表曲といわれる「 いとしのエリー」。
コード
売れるべくして売れた? 強力なコード進行。
それと、ナインスがいいところで効きまくってる。
■ TSUNAMI
コード
Aメロ、Bメロ、サビでそれぞれ異なるコード進行だと思う。あと、クリシェとBメロ前の転調。
やっぱりサザン屈指の名曲。
■ 夕陽に別れを告げて - サザンオールスターズ
コード
個人的に、なんとなく「TSUNAMI」の原曲のような気がしている曲。
情感入りまくりのメロとか、サスフォーの入れ込み方とか・・・。
『KAMAKURA』収録。サザン屈指の名曲では?
↑ 1985年の秋。就職も決まって、遊びまくった(笑)大学生活もあと半年・・・。
鎌倉や湘南は通ったので、
↓ の杏里の曲とともにリアルタイムできもちに染みていた曲だと思う。
「鎌倉の陽よさよなら・・・」とか「結んだTシャツほどく・・・」とか
絶妙なメロディラインに乗っているさりげな泣きフレーズ。
■ LONG ISLAND BEACH - ANRI
→ 杏里の名バラード20曲!
〔 コードの件で追加 〕
でも、大学生の当時、一番聴き込んでいた邦楽アーティストはやっぱり佐野元春かな。
■ 佐野元春 グッドタイムス&バッドタイムス
コード
メジャー・セブンスに、マイナー・メジャーセブンスやシックススが絶妙に絡んでる。
濡れた歩道にさざめく(G G6 Gmaj7 G6)
もう何も言わないで(F Em7-5 Dmaj7 Am7 D7)
↑ たまらん(笑)
■ NHK-FM サウンドストリート 佐野元春(ゲスト:桑田佳祐)1983.5.16
1983年の佐野元春&桑田佳祐。
貴重すぎる収録!
〔関連記事〕
■ ザ・カセットテープ・ミュージック
■ 「海」 ~ サザン屈指の名曲 ~
1982年春からのサザンオールスターズのシングルカット曲は、
A.アグレッシヴでベタなイメージのUP曲
B.オサレでAOR的なスロー~ミディアム
が交互にリリースされていた。
15th/1982年5月21日
■ 匂艶 THE NIGHT CLUB
A系。歌詞もかなりキワドイ。
16th/1982年10月5日
■ YaYa (あの時代を忘れない)
B系。サビはちょっとベタだけど。
17th/1983年3月5日
■ ボディ・スペシャルII
A系。R&R系のエッセンス入ったアップ曲。
18th/1983年7月5日
■ EMANON
B系。ばりばりのシンコペ。サザン屈指のオサレ曲だと思う。
19th/1983年11月5日
■ 東京シャッフル
A系。ラテンも入ってかなりアグレッシヴ。
20th/1984年6月25日
■ ミス・ブランニュー・デイ (MISS BRAND-NEW DAY)
A系。シンセとドライなドラムスが印象的なクールな曲。
ここでA系がつづき、A、B交互の法則が崩れる。
じつは、当初は20thシングルは「海」(B系)で、c/wが「ミス・ブランニュー・デイ」(A系)の予定だったという。
これが桑田さんの意向で急遽入れ換えられて、 「ミス・ブランニュー・デイ」がA面に・・・。
「ミス・ブランニュー・デイ」はイントロからしてキャッチーだし、歌詞もインパクトがあるので大きなヒット曲となった。
どちらかというと地味な「海」だったら、ここまでのヒットにはなっていなかったと思う。
でも、好きなんだよね。「海」。
サザンの曲のなかで個人的ベストかもしれぬ。
■ 海
「ミス・ブランニュー・デイ」に劣らぬ印象的なイントロ。
ベースはメジャー・セブンス。
フェンダーローズ的な流麗なキーボード。グルーヴを支えるカッティング・ギター。むせび泣くサックス・ソロ・・・。
おそらく「海」が好きな人は初期サザンに愛着がある人で、「ミス・ブランニュー・デイ」が好きな人は後年のスタンドアリーナ的なメガサザンが好きな人かもしれぬ。
しかし1984年の時点で、サザン的AORの集大成ともいえる「海」を残した(せた)意味はやっぱり大きい。
そして、初期サザン最終作といわれる『KAMAKURA』(1985年9月14日リリース)へと向かっていくことになる。
■ 夕陽に別れを告げて〜メリーゴーランド
■ 歌姫たちの名曲15曲 ~ メロディの国、日本 ~
1990年代中盤にはすでにフォーマットくずれをおこしてメロディを失った洋楽に対して、明らかにアドバンテージをもっているかと・・・。
これ、レーベルの垣根こえてオムニバスつくったら、ワールドワイドで売れるかも。
■ 西野カナ - もっと…(2009年)
カウンターメロ含めてもの凄いメロ展開。西野カナのすぐれた歌唱力を実感できるナンバー。
■ My Little Lover - Hello, Again 〜昔からある場所〜(1995年)
ちょっと、何メロまであるのかわからないんですけど(笑)
■ 松田聖子 - Canary(1983年)
なんと自作曲! しかもコード進行がふつうじゃない。
■ 浜崎あゆみ - SEASONS(2000年)
浜崎あゆみ屈指の名曲。
■ 椎名恵 - Love is all - 愛を聴かせて(1993年)
捨て音いっさいなしの、メロのかたまりのような名曲。
1976年作のアメリカの名曲「愛はかげろうのように」(原題 I've Never Been to Me)のカバーだけど、邦楽ならではの繊細なエモ感を醸す名テイク。
■ ZARD - 揺れる想い(1993年)
あらためて聴くと、やっぱり坂井泉水さんならではの切ないヴォーカルあってのメロディだと思う。
□ ZARD 揺れる想い 神声 熱唱!ミリオンシンガー(SARI)
坂井泉水さんに近いレベルを保っているのは、SARI(柴山サリー)くらいしか思いつかない。
■ 小泉今日子 - あなたに会えてよかった(1991年)
ドミナントやハーフ・ディミニッシュ多用の不安定なコード進行ながら、オーラスはしっかりトニックで締める。
この頃は、こういう不思議なフックをもつメロ曲のヒットが多かった。
■ 倖田來未 - あなただけが(2011年)
倖田來未の真骨頂は、こういうエモなスロー曲にあると思う。
■ プリンセス プリンセス - M(1988年)
プリプリに名曲数々あれど、やっはりこれがピカイチか。
■ Every Little Thing - Over and Over(1999年)
David Fosterを彷彿とさせるリリカルなメロディラインの名曲。
■ 中山美穂 - ただ泣きたくなるの(1994年)
上位互換をほとんど聴いたことがない難曲。中山美穂ならではの個性にきっちりはまったんだと思う。
■ 今井美樹 Goodbye Yesterday(2000年)
抜群の安定感。このLIVEは今井美樹の数あるテイクのなかでも屈指のでき。
■ SoulJa feat.唐沢美帆 - Way to Love ~最後の恋~(2010年)
「セツナ系」を代表する好メロ曲。
■ 華原朋美 - LOVE BRACE(1996年)
華原朋美の繊細なビブラートを、もっともよく引き出している名曲。
■ 安室奈美恵 - CAN YOU CELEBRATE?(1997年)
つくる方もつくる方、歌う方も歌う方だけど、この超難曲を大ヒットさせたこの頃のリスナーが凄い。
■ 1980年代のアメリカン・ロック7曲
だけでなく、映画も米国がメイン。
■ Johnny B. Goode / ジョニー B. グッド (Back to the Future/1985年)
↑ 映画のなかで、音楽が大きな比重を占めていた。
君らには まだ早い
君らの子供は分かる(笑)
■ Breaking Away - Balance(1981年)
1981年とはいえ、ニューヨークでこのサウンドが生まれたとは、ちょっと信じられない。
■ Just One Kiss - Rick Springfield(1982年)
■ You Don't Want Me Anymore - Steel Breeze(1982年)
■ Don't Stop Believin' - Journey (1981年)
■ The Power Of Love - Huey Lewis and the News(1985年)
■ Hasty Heart - Nielsen / Pearson(1983年)
■ We Built This City - Starship(1985年)
どれもこれも、音が弾んで明るい。
それにメロディがキャッチーで、サウンド(アンサンブル)もしっかりしている。
当時、邦楽がサブで洋楽をメインに聴いていた理由がわかる気がする。
王道ロックの他にもBCMやフュージョンも名曲目白押しで、正直邦楽をじっくり聴いている時間がなかった。↓
■ On The Beat - BB & Q Band(1981年)
バックのダンサーさん、全員横ノリ。
■ Cross My Heart - Lee Ritenour(1982年)
いまの米国にこういうサウンドはもはやつくり出せないし、つくり出す気にもならないと思う。
1980年代は日本が前向きで明るい時代だったけど、じつは米国も幸せな時代だったのでは?
■ Sailing - Christopher Cross
■ 前へ向かう曲 15曲
■ さよならメモリーズ - supercell 【Covered by Hanon×Kotoha】
■ 陽のあたる坂道 - Do As Infinity
■ どうかしてるわ - めありー×yukkedoluce
■ さくらとことり - はな
■ へミニス - shallm
■ 片恋日記 - 中村舞子
■ 栞 - 天野月 feat.YURiCa/花たん
■ ヒカリヘ - miwa
■ Hello, Again 〜昔からある場所〜 - My Little Lover
■ きぼうのうた - RAM WIRE
■ 中恵光城 - Pure Love, True Love(LOVELY QUEST OP)
■ ふたりでスプラッシュ - 今井美樹
■ by your side - Wise feat. Nishino Kana(西野カナ)
■ LANI ~Heavenly Garden~ - 杏里
■ 未来 - Kalafina
■ 桜曲10曲!
01.ひらひら ひらら - ClariS
佐久間 誠氏作の流麗なメロに、フェミニンで透明感あるハイトーンが冴えわたる名曲。
好メロにフェミニンなハイトーン、華麗な動画も加わって、クールジャパン(Cool Japan)のテーマMVにしてもいいほどの出来。
こういうMV、他国でつくれるものならつくってみろといいたい。(最近こればっかし(笑))
→〔関連記事〕東京五輪のセレモニーソング ~ 日本の歌うま女子の底力 ~
02.花降らし - pazi
~ 顔を伏せるように歩く人が 多いから嫌になって
そしたら飛んでいた桜が 切に愉快に見えたから
この道で踊ってやろうと思った ~
変拍子と、ブレイクビーツ系4つ打ちと、アップビート系のグルーヴが混在してる。
歌詞だってキレまくり。
こういう曲聴くと、J-POPは確実に進歩していると思う。
でも、こういう曲がメジャーに売れないいまのJ-POP業界の不思議。
03.3月9日/レミオロメン【Covered by YuNi】
この曲、ハイトーン女子が歌うとハマリまくり。
04.今日もサクラ舞う暁に - CHiCO with HoneyWorks
縦横無尽の曲構成。ハニワ曲ならではの展開。
05.制服 - 松田聖子
1982年、8thシングル「赤いスイートピー」のc/wとしてリリースされたかくれた名曲。
06.はるのはるか - mimui(歌ってみた)
ボカロ系の名曲!
07.さよならメモリーズ / supercell 【Covered by Hanon×Kotoha】
supercell屈指の名曲で、かわいい系ハイトーンヴォーカル育成曲(笑)
2011年リリース。あの頃は、これからはこういう曲がJ-POPのメインストリームになると思っていた。
08.桜ノ雨 - +α/あるふぁきゅん。【歌ってみた】
ボカロ界?ではバイブル的な桜曲。
09.明日へ舞う桜 - 初音ミク
これは名曲! 支援コメの多さが名曲ぶりを物語っている。
でもおそろしく難曲かと・・・。(「歌ってみた」が、ほとんど見当たらない。)
10.横顔 ~わたしの知らない桜~ - 藤田麻衣子
”泣きの女王”・藤田麻衣子。桜の名曲をいくつかもってます。
意表をつく曲展開、アレンジ力は天才的なものがあると思う。
11.桜 - 中村舞子/ Sakura - Nakamura Maiko (Romaji)
こういうテイク聴くと、やっぱり中村舞子、逸材だと思う。
12.サクラ色 - アンジェラ・アキ
感情過多にならず、たおやかに聴き手のこころをゆさぶる歌声。
苛烈な世の中で、おそらくもっとも人のきもちにささる曲を歌えるであろう人。
ミュージカルだけでなく、ど真ん中、直球勝負のJ-POP曲を送り出してほしい。
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桜曲じゃないけど・・・。
■ 中島美嘉-朧月夜~祈り(朦朧月夜~祈願)
日本の唱歌の優れた旋律と、日本語のうつくしさをあらためて思い知らされる曲。
こういう曲たちが、日本ならではの繊細な情感を育て上げた。
朧月夜
作詞:高野辰之
作曲:岡野貞一
菜の花畠に 入日薄れ
見渡す山の端 霞深し
春風そよ吹く 空を見れば
夕月かかりて 匂い淡し
里わの灯影も 森の色も
田中の小道を 辿る人も
蛙の鳴く音も 鐘の音も
さながら霞める 朧月夜
中島美嘉のはかなげな歌声と、葉加瀬太郎ならではの艶やかなヴァイオリンがつくりあげた神テイク。
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