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■ 天然箕郷温泉 「サンエイの湯」

 

<天然箕郷温泉「サンエイの湯」> (高崎市箕郷町(旧 箕郷町)上芝853-1、9:00~23:00(金・土・休前日~24:00)、500円/3h(土日祝600円/3h)、027-340-4126)
オフィシャルHP

2008年4月4日、日帰り温泉激戦区の群馬平野部にオープンした新顔日帰り温泉施設。これもONKEN21さんの速攻レポあり。
場所は意外にわかりにくく、高崎から榛名湖へ向かう県道28で長野新幹線をくぐったすこし先の「上芝東」信号を左折し、次の「上芝」信号を右折するとすぐ左手(→ここ)。あたりは高崎近郊の新興住宅地です。

駐車場はやたら広くて空いているのでかえって停め場に迷ってしまいます(^^)
和風スパ銭でもなく、センター系でもなく、なんとなく中途半端なイメージの施設です。
2層建てで1階に1000円床屋、軽食&休憩処と奥に浴場。
2階には源泉かけ流しの貸切個室×4と岩盤浴(400円/30分)、大広間に海鮮メインの食事処。


【写真 上(左)】 外観
【写真 下(右)】 浴場入口 

脱衣所は広めで箱形ロッカーのつかい勝手のいいもの。
さほど広くない内湯は手前からかけ湯、サウナ、その奥に水風呂(カルキ感じずなかなかいい)、ジェット&電気風呂(ぬるめ)、ジャグジー槽(適温)、大浴槽(やや熱め)の4槽が並びます。
温泉浴槽のつくりは木枠石タイル貼10人以上で、風情はさほどないものの入りごこちはいいです。右手にセパ式カラン25、シャワー・シャンプー・ドライヤーあり。
あちこちに黒みかげ石や細工タイルをつかっているわりには、どことなくチープなイメージがあります。
もっとも、このときは露天工事で内湯窓面が仮囲いされていたので、露天開放時にはだいぶイメージがちがうのかもしれません。

露天もありますが、この日は工事中で入れなかったので内湯のみのレポです。
内湯のみにもかかわらず土曜11時で10~20人とけっこうな入りでした。

水風呂を除くすべての浴槽で温泉を使用しています。
大浴槽は、石の湯口から投入し槽内注排湯口は作動なしでたぶん全量をオーバーフロー。
ジャグジー槽とジェット&電気風呂は、石の湯口からの投入+槽内注入で槽内吸湯。
湯づかいからみると大浴槽がよさげですが、なぜかジェット&電気風呂のお湯がいちばん濃い感じがしました。

お湯はうすい緑茶色透明で浮遊物なし。
微重曹味+弱薬品味で塩味はほとんど感じられません。
微カルキ臭+微泥臭。かなり明瞭なツルすべがある重曹泉のイメージの強いお湯で浴後は爽快感がでて肌がさらさらに・・・。

とくになまっているとかカルキが強いということはないのですが、温泉らしい雑味が感じられず、なんとなく平板で個性に乏しいお湯に感じました。
掲示によると加水はないということなので、よほど強力なろ過をかけているのかも?
鮮度のよさで活きるタイプの泉質なので、かけ流し槽はほしいところです。

お湯も施設もなんとなく中途半端な感じがしました。
とくにこの湯づかいではお湯にうるさい群馬県人が納得しそうもないので(^^)、ひょっとして露天はかけ流し(にするの)かも?
露天に入れずお詫びの割引券をもらったので、近いうちに露天に入ってみたいと思います。

Na-塩化物・炭酸水素塩温泉 45.3℃、pH=7.4、170L/min(1,002m掘削揚湯)、成分総計=1.23g/kg、Na^+=335mg/kg (87.16mval%)、Ca^2+=20.1、Fe^2+=0.99、Cl^-=308 (53.46)、HCO_3^-=458 (46.27)、陽イオン計=385 (16.7mval)、陰イオン計=767 (16.2mval)、メタけい酸=76.7 <H13.5.24分析> (源泉名:箕郷温泉サンエイの湯)

<温泉利用掲示>
加水:なし 加温:必要時のみ 源泉かけ流しの上、循環ろ過装置使用(1階大浴場)
塩素系薬剤使用:あり

ps.フロントでの訊き込みによると、以前あった温泉スタンド(箕郷温泉湯遊乃郷)は撤去されたそうです。

〔 2008年7月26日レポ 〕
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■ 七福の湯戸田温泉 「七福の湯 戸田店」



<七福の湯戸田温泉「七福の湯 戸田店」> (戸田市喜沢南1-4-56、10:00~25:00、800円(土日祝850円)、048-445-2617)
オフィシャルHP

2008年7月1日にオープンした新顔温泉スパ銭。ONKEN21さんの速攻レポあり。
場所はR17新大宮バイパス「早瀬交差点」を東に折れ、ひとつ目の「戸田公園西」信号を左折してオリンピック通りを進んであとは道なり。埼京線のガードをくぐり1kmほど走ると右手に大きなサインがみえてきます。
前沢化成工業の工場跡地につくられたスパ銭で駐車場はたっぷり。まわりはマンションと戸建てが混在する住宅地で徒歩や自転車客もけっこう見込めそう。

 
【写真 上(左)】 外観
【写真 下(右)】 泉源施設?

「七福の湯」はスパ銭チェーンで、ここは前橋の天の川温泉「七福の湯」の姉妹店です。
典型的な和風スパ銭で1階に食事処&休憩スペース&韓国風岩盤浴「チムジルジンスパ」。浴場は2階、男女交替制かどうか不明ですが、この日の男湯は右側でした。
さして広くない脱衣所は3段式ロッカーで混みあい、床は水切れの悪い素材でちと不快。

 
【写真 上(左)】 エントランス
【写真 下(右)】 浴場入口

浴室に入って左手が洗い場、右手は手前から遠赤サウナ、冷水風呂(中カルキ臭、かなり冷たい)、真湯の機能浴槽群。
左手手前に「天然温泉かけ流し(ぬる湯)」(石タイル貼4-5人)、奥に「天然温泉かけ流し(熱湯)」(同12人以上、電気風呂付、かなり熱め)、さらに奥の扉のそとに炭酸風呂(ぬるめの真湯でかなり炭酸きつい)。
カラン36、シャワー・シャンプー・ドライヤーあり。
日曜18時で常時60人はいましたが適度に分散してまあまあゆったり。

左手露天ゾーンは手前から「七福の壷湯」(陶製1人)×2、左奥に塩サウナ、中央奥にメインの「天然温泉岩風呂」(岩枠鉄平石&石タイル敷10人以上、TV付)その右上段に「100%源泉風呂」(同12人以上、屋根付)と多彩。
回廊状に配置された露天は広くはないもののデッキチェアやベンチがおかれ、風も通って居ごこちはいいです。
「天然温泉岩風呂」はTVが大人気で奥のTVディスプレイ側は誰も入らず、浴槽まわりはTVに見入っているトドが群らがっているので実質入っているのは5-6人。

すべての浴槽で槽内注入&吸湯があり、完全なかけ流し槽はないように思いました。
お湯は「100%源泉風呂」があたまひとつ抜けていて、つぎが「七福の壷湯」。あとは似たり寄ったりかな。
なお、掲示によるとおそらくすべて(浴槽の名称が錯綜してるのでよくわからん)の温泉浴槽が「入浴に適した温度に保つため加温しまた衛生管理のため循環ろ過装置と塩素系薬剤を使用しております。」とあります。
ONKEN21さんも指摘されていましたが、「天然温泉かけ流し」を乱発しているので、どうしてもかけ流し槽を期待しますが、やはり完全なかけ流し槽はないのでは?

「100%源泉風呂」のお湯は、濃紅茶色透明でわずかに白い浮遊物。かなり強い塩味+弱重曹味+微苦味があるので加水はないでしょう。
温泉臭は市原の「江戸遊」に似たアロンアルファじみた個性的なもの。
塩分強めの黒湯らしく、よわいツルすべとそうとうに強力な温まりがあって水風呂直行可。
他の浴槽もこれに準じますが、薬品臭が強く色味も濃度もややうすめのように感じました。
なんといってもこのお湯できわだっているのはその化学工場じみた強烈な温泉臭ですが、これが源泉起源なのか強い消毒によるものかはよくわかりません。(湯口でも臭う。)
この臭いをどう感じるかがこのお湯の好き嫌いに直結するように思います。

お湯はどの浴槽も大きな差はなく、よくいえばどの浴槽でも温泉らしさが楽しめます。
源泉じたいかなり力強いし、ここまで「天然温泉かけ流し」にこだわらなくてもいいのでは(笑)

同じ戸田市の氷川町にある天然戸田温泉「彩香の湯」とは車で数分の距離でもろに競合か。
個人的には源泉じたいの力は「彩香の湯」のほうが上だと思いますが、一時期いいコンディションだった「彩香の湯」の露天源泉槽がこのところ不甲斐ないお湯になっているので、お湯的にはいい勝負かな・・・。
このエリアでは高めの料金設定の「彩香の湯」がどう巻き返してくるのか、興味がもたれるところです。

Na-塩化物温泉 39.4℃、pH=7.9、423L/min(1,400m掘削揚湯)、成分総計=7031g/kg、Na^+=2332mg/kg、Mg^2+=35.7、Ca^2+=82.0、Fe^2+=1.5、Cl^-=3793、Br^-=17.9、I^-=5.1、HCO_3^-=562.9、陽イオン計=2548、陰イオン計=4380、メタけい酸=87.7、メタほう酸=11.4 <H20.4.1分析> (源泉名:七福の湯 戸田温泉)

<温泉利用掲示>
 加水:なし
 「かけ流し天然温泉」:加温循環・塩素系薬剤にて滅菌
 天然温泉岩風呂」「天然温泉あつ湯」「天然温泉ぬる湯」「つぼ湯」:加温・循環ろ過装置と塩素系薬剤使用

〔 2008年7月26日レポ 〕
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ダイヤ改悪?

酔っぱらってるので、支離滅裂&東武東上線利用者の超ジコ中的独断を承知のうえでかきます。

今日、表参道で気分よく飲んで、6/14に開通したメトロ副都心線の「明治神宮前」駅についたのが22時前。このとき駅の案内板は無情にも、次発「通過」、次々発「(各停)清瀬行」を示していた。
ホームについた数秒後、目の前をガラガラの「急行 森林公園行」が通過した。つぎの和光市方面は22:08。ドタマにきて反対ホームにきた渋谷行きに乗り込む。(もちろん、明治神宮前→渋谷間の運賃は払いました。無賃乗車じゃないよ ^^)

つぎの渋谷発は「急行 和光市行」、例によってこれもガラガラ。いまごろ山手線や埼京線はいつもどおり混んでんだろ~なと思いつつ。空席だらけのロングシートにすわる。
6/14開通じゃによって、定期客が本格移動する10月にならんとホントのところはわからんが、この空き方はどうみても異常。はっきりいってダイヤの組み方悪すぎ。

まずは急行停車駅。
原宿、表参道の玄関口である「明治神宮前」駅には急行止めろよ!
東京事情通のあいだでは、副都心線開通のホントのパワーは渋谷でも新宿三丁目でもなく「明治神宮前」駅にあると喝破するひともいるほど、この駅の存在価値は高い。
ここに急行停めて、氷川台~営団成増なんぞのウザイ駅にせっせと停まる通勤急行などという意味なし列車はすべて急行に格上げ。これで問題ひとつ解決。

通勤路線は朝夕ラッシュ時の速達性が命。この時間帯に各停ばかし運転してる感覚はほとんど昭和の時代。(東急はここんとこに気づいてこのところ朝夕ラッシュ時に優等列車を大増発してる)
朝ラッシュはムリとしても、夕~夜はどうみても急行運転できるはず。(意味もなく本数確保してる渋谷~和光市間各停の本数けずれば確実にできる)

つぎに急行の行き先。
現ダイヤでは夜の急行の行き先はほとんど西武線直通か和光市どまり。
夜時間帯の渋谷発東武線直通急行は1日わずか2本!
せっかくの渋谷直通急行、和光市で止めるなよ。急行の意味が半減じゃん(怒)
小竹向原や和光市での乗り換え状況をふつうにまじめに見てれば、こんなダイヤは逆立ちしても組めないはず・・・。(東上線方面への直通客が圧倒的に多い)

民営化してJRや東武への競争意識バリバリに燃やすきもちはわからんでもないが、はっきりいってやりすぎ。ほとんどマスターベーション。だれも評価しない。
東上線沿線居住者の多くは有楽町線直通の恩恵がほしくて住んでる。なのに、ただでさえバカ混みの有楽町線方面の本数減らして、渋谷~和光市の各停(超ガラガラ)大増発するとはいったい何事?
ふつうに考えれば、有楽町直通の優等列車「準急」のラッシュ時運転がいちばん求められていることはあきらかでしょう。

所詮は営団、お役所しごと。小ワザのきいたコンビニダイヤなど、期待するほうがムダ? 

あたりついでに東上線(笑)。
TJライナーなどという柄にもない有料特急を新設したアオリで、夕方ラッシュ時に12分もの無料優等列車の運転間隔が発生。この時間帯の池袋駅ホームでは不穏な空気がただよっているというウワサさえきく。
(東上線の夕方ラッシュ時ダイヤは、鉄っちゃんから「神ワザ」といわれるほどのみごとなパターンダイヤと緩急乗り継ぎ利便性があったが、これも過去のはなし。)

そして、なぜかやたらに遭遇する(^^;)和光市駅発24:28の準急。
いくら24時台とはいえ14分も間隔あけた上に和光市止め地下鉄2本(ひどいときは3本)も受けての発車。当然酔っぱらい客満載の車内は阿鼻叫喚の論外的大混雑。
ダイヤ改正(悪)前、池袋発23時10分台に悪名高い「14分あけ準急」があった(これはさすがに急行が増発されて解消されている)が、それとおなじことを懲りずに和光市でまたやってる。

ま~、あらゆるスジから経営が保証されてる大手私鉄ですから、利用者がカダガタいおうが、ゲキ混雑で揉まれようが、ど~でもいいことなんでしょうけど・・・。
まだまだいくらでもでてきそうじゃが、とりとめがつかなくなってきたので、今晩はこのへんで・・・。
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