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洋楽と邦楽の境界

2020/10/31 更新UP

さきほど放送していたNHKの「筒美京平からの贈りもの ~天才作曲家の素顔~」、面白かった。

このなかで、筒美京平氏は「『ペンタトニック』に『メジャーセブンス(四和音)』系の音を加えていった」という内容があった。
音楽理論も楽器の演奏もまったくのトーシロなんでよくはわからんが、おそらく「ペンタトニック」を日本固有の五音音階(ヨナ抜き音階やニロ抜き音階)の意味で使っていた気がする。
(端折っていうと「ド・レ・ミ・ソ・ラ」だけでつくられたような曲。)

これに洋楽の音階である、四和音(セブンス・コード)が入ってくると音数がふえて多彩な響きになる。
(端折っていうと「お洒落感」がでる。)

比較として適切かわからんけど、「ヨナ抜き音階」でつくられているといわれる米津玄師 の『パプリカ』。


これに対して、四和音(メジャーセブンス)にマニアックなコードばりばり盛り込んだ山下達郎の『SPARKLE』。

個人的には、シティーポップのなかでも、もっともメジャーセブンス系のグルーヴが効いた曲だと思っている。
わかりやすいコードの解説も出てる → こちら
4:38~のコード進行、解説きいてみるとディミニッシュやオーギュメント使ってのクリシェ(コードの1音を上下してコード(メロディ)を遷移させていくこと)ばりばりじゃん!

この前の関ジャムの「矢沢永吉」特集でも、永ちゃん自身が「自然に不安定な(テンションコード的な)コードが湧いてきた。」的なコメントしてたけど、ここらへん(=五音音階に四和音メジャーセブンスが加わって、ほどよい練り具合で曲がつくられていたこと)が1970年代中盤~1980年代中盤の音楽のキモなのかもしれない。


それにしても、↑の3曲聴き比べてみて、最近圧倒的に上(パプリカ)のパターンが増えてきているという見方は、うがちすぎか?

〔 関連記事 〕
グルーヴ&ハイトーン (グルーヴってなに・・・?)

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2020/10/22 更新UP

↓ この記事、けっこうアクセスいただいてるので、リンク切れした動画入れ替えて更新UPします。



2020/01/05 UP
「私たちは洋楽とどう向き合ってきたのか」(南田勝也編著/花伝社2019.3初版)に関連して、引きつづき書いてみます。

今回は、日本の1970~80年代の「シティポップス」が近年海外で人気の理由について。

本書(P10-12)には、
・「多くの国では自国のミュージシャンの音楽よりも英米のミュージシャンや全米トップ40の音楽が優勢であり、チャートにもそれが反映される。『世界的に大ヒット』とされたミュージシャンは、真に世界中でヒットしているのであり、『ただし日本をのぞく』のである。」
・「ほとんど輸出されることのない音楽が、しかし国内だけで巨大に発達してマーケットを構成し、文化の系譜を積層している。」
という記述がある。

これは事実だが、そうなるとシティポップは、洋楽とは別個に発達したガラパゴス的な音楽なのか?
違うと思う。
シティポップは、アメリカのウェストコーストサウンドやAORとほぼ同時期に名作を輩出したが(70年代後半~80年代中盤)、わたしは、この時期どちらも並行して聴き込んでいた。
だから絶対違うと言い切る自信がある。

もし、シティポップが日本固有のガラパゴス的なPOP MUSICだとしたら、そのリズムは裏拍(アップビート)ではなく表拍(ダウンビート)になる筈であり、コードはメジャーセブンス系ではなくマイナー系になる筈だ。
ところが、シティポップの楽曲は例外なく、メジャーセブンス系裏拍(アップビート)であり、そこへのこだわりは世界のPOP MUSIC史でも稀なくらいに徹底している。
(この「(日本人特有の細部へのこだわりやワザをもって本家の魅力を)意識的に高めている。」という視点はこちらの記事でも指摘されています。)

ウェストコーストサウンドは、ブライトなメロディとこ洒落たハーモニー、そして独特の弾むリズムが魅力だと思っているが、今、海外で人気とされるシティポップ曲を聴くと、例外なくこれらの要素を備えている。
これらが重なると、耳(というか全身)に自然に入ってくる、きわめて「聴き心地のよい音楽」となる。そして聴き手にポジティブな高揚感をもたらす。

当時はさほど意識していなかったが、いま聴き直してみるとシティポップではこれらの要素(とくに弾むリズム)をウェストコーストサウンドよりも意識的にデフォルメしている感じがある。
だからシティポップの「聴き心地のよさ」は、ウェストコーストサウンドを凌駕しているのでは。

シティポップ海外人気の理由をYouTubeの普及やヴェイパーウェイヴ(Vaporwave)・フューチャーファンク(Future Funk)('70~'80年代のとくに日本の音源をエフェクトを重ねて表現する手法・またはジャンル)に求める意見は多いが、これらはアクセスの手段ではあっても本質ではない。
簡単にアクセスできたり、耳に触れる機会が増えても、共感や評価が得られなければけっして人気は出ないから・・・。

かつて彼らが生み出したウェストコーストサウンドやAOR(AC)が、より進化した形で日本で生み出されていたことに対するおどろきと、有無をいわさぬ「聴き心地のよさ」、そしていまの社会環境(時代の気分)では、もはや創りだすことが難しくなった「高揚感」がシティポップ人気の本質ではないか。

だから、シティポップ海外人気は、アーティストに拠る「アーティスト・オリエンテッド」ではなく、楽曲そのものの魅力に向かう「ソング・オリエンテッド」な動きなのだと思う。(=曲がよければアーティストは誰でもよい。)

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ここからはさらに個人的な憶測です。(なんの根拠もありません(笑))

音楽でも芸術でも、ある一定の時代に「黄金期」というものがあって名作が輩出している。
後年、技法や技術は飛躍的に進歩を遂げたが、結局は「黄金期」の伝承、模倣や亜流にとどまり、「黄金期」を超える作品は後世ではほとんど創り出せていない。
バロック、クラシック、陶芸、仏像製作など思い当たる分野が多々ある。

これは「黄金期」の作品が、その分野で人々の感性に訴えるもっとも最適化した「解」を出してしまったので、後世でいくら技法やテクニックを駆使しても「黄金期」の作品を超える(人々の感性により強く訴える)ものが創り出せないためではないか。

1984年から洋楽の質は一気に変容し、アグレッシブでリズム(ピッチ)主体の曲がメインとなっていった。
(理由はこちらをみてね。)
それらは時代性や商業性は備えていたものの、「聴き心地のよさ」からは離れていった感じが強い。

そして、現在に至るまでカバー、サンプリング、リミックスがあたりまえの時代がつづく。
それに併せて打ち出されるコピーはいつもきまって「トリビュート」や「リスペクト」。
「トリビュート」や「リスペクト」される側のメジャーアーティストだって、アンセム志向(過去の名曲に人気が集まりやすいこと)は強まる一方だ。

本当は「演っていて気持ちのいい音楽」「聴き心地のいい音楽」を創り出したいのだけど、どうやっても「黄金期」('70~'80年代)のレベルには迫れないからカバー、サンプリング系でかわす。
でも、厳しい言い方になるが、本家に迫れないカバー、サンプリングは単なる「パクリ」でしかなく、(元歌を広める効果以外は)ほとんど無価値だ。

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※カラバトU-18の「黄金の世代」が歌っているのはほとんどカバー曲だが、彼女たちは、元歌を自身のオリジナルな唱法で歌いこなし、元歌から別の魅力を引き出している。
そういうことをできる歌い手はそうそういないが、そんな才能がかたまって輩出しているので、おどろきをこめて「黄金の世代」として紹介しています。
また、ONE OK ROCKは、(個人的には)'70~'80年代のブリティッシュロック(黄金期)の系譜を継いでいると思うが、彼らの凄いところは、それをオリジナル曲で、しかも「黄金期」を凌ぐレベルで体現している感じがあるところ。
これはおそらく世界的にもレアケースで、だから海外での人気が高いのだと思う。
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それでは、POP MUSICは終わったのかというと、ぜんぜんそんなことはないと思う。
'70~'80年代に「黄金期」を迎えたというのはあくまでも既成の洋楽であって、あたらしい切り口はいくつもある。

わかりやすいのは'70~'80年代に「シーンとして(ほぼ)存在していなかった」フォーマット。
たとえば、クラシカル・クロスオーバー、ヒーリングミュージック、ボカロ曲、アニソンなどで、これらはいま「黄金期」にあるか、これから「黄金期」に向かう可能性が高い。
そして、それらのジャンルは日本にアドバンテージのあるものが多い。

こうしてみると、海外でのシティポップ人気とアニソン人気はその性質が異なる(とみられる)が、日本が「音楽の宝の山」として注目を高める傾向はこれからますます強まっていくと思う。
2020年の日本の音楽シーンに期待したいところです。

■ 名曲であふれていた1970年代後半~1980年代前半 ↓

【cover】荒井由実 - ベルベット・イースター

どうやったら、こういう曲が生み出せるんだろう。
初期のユーミンならではの透明感あふれる名曲。

角松敏生 - Crescent Aventure

個人的には、角松といったらやっぱりこの曲かな。

当山ひとみ - Anytime Anyplace

シティポップのなかでも、グルーヴのききはピカ一のアーティストだと思う。

【cover】サザンオールスターズ - 素顔で踊らせて

キレ味鋭い洒落っ気のあった、初期のサザン。

【high_note Music Lounge】小林明子 - 恋におちて -Fall in love-

1985年秋、日本国中を不倫ブーム?に巻き込んだ『金妻 III』の主題歌。
捨て音いっさいなしの神曲! イントロのインパクトからしてただごとじゃない。

杏里 - Just Be Yourself

こういう、グルーヴのきいたミディアム曲って、1990年代以降ほんとにつくられなくなった。

山下達郎 - メロディー,君の為に (Melody For You)

達郎のリズム、達郎のメロディ。

山下達郎 - YOUR EYES

1982年の夏を象徴する名曲。

杉山清貴 - 空から降りてくるLONELINESS

これは1989年5月リリースの名曲。
1989年(平成元年)12月29日、株式市場大納会まであと半年。
1980年代前半のはじけるような高揚感は、もはやここにはない。

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2020/01/03 UP

「私たちは洋楽とどう向き合ってきたのか」(南田勝也編著/花伝社2019.3初版)、買ってみました。
まだ拾い読みですが、前々から勝手に唱えている1983年洋楽ピーク説とけっこう重なる内容があったので、とりあえずUPしてみます。
(個人的には、POP MUSICを語るにはいささか論理的構成にすぎる(=文章がかたすぎる)感なきにしもあらずですが、バックデータが豊富だし、正鵠を射ている内容が多いと思います。)

本書では、「一方で80年代は人びとと洋楽の距離が急接近する『洋楽の黄金期』だったが」(本書P.145より)とし、この時代の洋楽のポジションを明確にしている。
この時期、邦楽が洋楽とほとんど遜色ないレベルにあった感じがしているが、その点は本書では大滝詠一の「分母分子論」を用いて説明されている。
「分母分子論」は1983年の発表。
Artistサイドからしても、1983年時点の邦楽がもはや洋楽アドバンテージから脱却していたことがわかる。

最近の、とくに若い世代の「洋楽離れ」については、”情報が多すぎてよくわからない。”、”洋楽は(邦楽とちがって)LIVEをリアルに楽しめない。”、”決定的なヒット曲の欠如”などの背景があるように思うが、ひょっとして、「邦楽が洋楽のレベルを上回ってきていて、国内のリスナーがもはや洋楽を聴く意味がなくなってきている。」ということもあるのかもしれない。

これは女性ボーカル(とくに若手/女神系歌姫)の分野ではかなり前から感じていたが、グループ系についてもONE OK ROCKの出現により決定的になった感じがある。

「洋楽離れ」は、本書で指摘している「YouTubeやTwitterでの偶発的な出会い」や「音のみによる判断」が背景にあるのは確かだと思うし、この傾向はこれからさらに強まっていくのでは。
そうなると、洋楽・邦楽の境界はますますあいまいになり、これは逆にみると、J-POPが海外のリスナーに受け入れられやすくなることを意味する。

ONE OK ROCKはそのいい例だと思う。(海外ではYouTubeから火がついたとされる。)

ONE OK ROCK - Clock Strikes 35xxxv Japan Tour 2015

これ日本か? これほどの若いオーディエンスが日本で育っているとは・・・。正直おどろき。

海外の音楽好きのあいだでこのところ再ブレーク↓ (やはり発端はYouTubeとされる。)
Plastic Love - 竹内 まりや(1984年)


読み込んだら、もう少しカキコしてみます。

1977年~1980年頃の個人的な音楽体験
1980年~1982年頃の個人的な音楽体験
1983年~1986年頃の個人的な音楽体験
1986年~現在までの個人的な音楽体験
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□ AOR系名曲を100曲!

2020/10/24 UP
「秋向きの洋楽30曲!」 があいかわらず好アクセスをいただいているので、似たようなテイストの曲をリストしていた記事をもってきました。
実に12年前の記事ですが、いま選びなおしても、さして変わらないと思います。(けっこう↑とかぶってます(笑))

ちょっと早すぎだけど・・・。
Christmas Time - Bryan Adams (Official Video)


AORじゃないけど、
【ロッヂで待つクリスマス】松任谷由実/歌おうfavorite songs 171

個人的には「恋人がサンタクロース」より全然好きだけどね。
歌詞が抜群にいい。

それと、10月18日放送「関ジャム 完全燃SHOW」の永ちゃん特集、凄くよかった。
テンション・コードまで話がいくとは、びっくり。

AORよりアダルトだわ・・・(笑)

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2008/06/01 UP

私の音楽のバックボーン

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先日、なじみの中古盤屋、ディスク●ニオンにいったらAORコーナーができていた。
ナンパ音楽だ、没個性だ、なんだかじゃいわれてたAORもちかごろは再評価?
そんなワケでAOR系の名曲を気分で10曲リストしてみました。(ベスト10じゃないです。)

(その後・・・)
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「AOR 名曲」でググるとさらにひきつづいてAmazon.より上の1位にいるので(^^)、
この際、Vol.10までUPしてど~んと100曲ご紹介することにしましょう。
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なお、この選曲はいわゆる「AOR (Adult Oriented Rock)」よりだいぶん広くとっていて、
むしろ「AC (Adult Contemporary)」ですが、
せっかくAOR系検索で上位にいるので、この表題のままいきます (^^)

※YouTubeへのリンククリック(=試聴)は、自己責任にてお願いします。
また、頻繁にリンク切れすることを予めお断りしておきます。
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AORの名曲! Vol.1
01.Lowdown - Boz Scaggs
02.Under The Jamaican Moon - Nick DeCaro
03.More Than Just The Two Of Us - Sneaker
04.True To Life - Roxy Music
05.Best Of Me - David Foster&Olivia Newton-John
06.When Sly Calls (Don't Touch That Phone) - Michael Franks
07.All My Life - Karla Bonoff
08.Butterfly Kisses - Bob Carlisle
09.Mystery Girl - The Dukes(Bugatti & Musker)
10.My Everlasting Love - Ray Kennedy

AORの名曲! Vol.2
01.Hold On - Wilson Phillips
02.Could This Be Loved - The Limit
03.Cool Love - Pablo Cruise
04.All Of My Heart - ABC
05.Step By Step - J.D Souther & Karla Bonoff
06.Weekend In Monaco - The Rippingtons
07.You Can Count On Me - Shalamar
08.Next To You - Dan Siegel feat. Kenny Rankin
09.How Do You Keep The Music Playing - James Ingram & Patti Austin
10.No Wasted Moments - Bill Champlin

AORの名曲! Vol.3
01.Maxine - Donald Fagen
02.Hearts - Marty Balin
03.Time To Stand - Roby Duke
04.We Were Meant To Be Lovers - Jim Photoglo
05.You Wanna Belong - Average White Band
06.If I Belive - Patti Austin
07.Look Who's Lonely Now - Bill LaBounty
08.Naturally - Kalapana
09.I Just Can't Let Go - David Pack
10.I Don't Know Much - Aaron Neville & Linda Ronstadt

AORの名曲! Vol.4
01.Something About Christmastime - Bryan Adams
02.The Glow Of Love - Change
03.Hard To Say It's Over - Sheena Easton
04.I Will Always Come Back To You - First Call
05.Cold As Christmas (In the Middle of the Year) - Elton John
06.Has It Come To This - Amy Keys
07.Tender Love - Force MD's
08.Wait For Me - Hall & Oates
09.Late At Night - George Benson & Vicki Randle
10.Words And Music - Tavares

AORの名曲! Vol.5
01.I Can't Hold Back - Survivor
02.Tierra Verde - Jeff Lorber
03.Do You Love What You Feel - Rufus & Chaka
04.Before You - Sneaker
05.Virgin Islands - Cusco
06.Night Birds - Shakatak
07.I Need Your Love - Seawind
08.Our Love - Michael McDonald
09.It's Only Love - Marc Jordan
10.Back Where I Belong - The Four Tops

AORの名曲! Vol.6
01.Waiting For A Star To Fall - Boy Meets Girl
02.Family Man - Pablo Cruise
03.Sunset Memory - Kazu Matsui Project Feat. Robben Ford
04.Sailing - Christopher Cross
05.Round The Corner - Eric Tagg
06.Could've Been - Tiffany
07.Wishful Thinking - Earl Klugh
08.How 'bout Us - Champaign
09.Giving You The Best That I Got - Anita Baker
10.I Go Crazy - Paul Davis

AORの名曲! Vol.7
01.The Way It Is - Bruce Hornsby and the Range
02.Caught Up In A Whirlwind - Richard Stepp
03.Wishful Thinking - China Crisis
04.Take Me Back To Then - Bobby Caldwell
05.Together At Last - Tim Heintz
06.I Want You To Know (That I'm In Love With You) - Brick
07.Marc Anthony's Tune - Tyka Nelson
08.Breath In Me - Michael W. Smith
09.That Didn't Hurt Too Bad - Robert Byrne
10.Didn't We Almost Have It All - Whitney Houston

AORの名曲! Vol.8
01.Carolyn's Fingers - Cocteau Twins
02.While You See A Chance - Steve Winwood
03.Too Young - Jack Wagner
04.Baby, Don't You Break My Heart Slow - Vonda Shepard
05.No More Lonely Nights(Something 'Bout Your Touch) - Sharon Bryant
06.Lifeguard - Darryl Tookes
07.Morning Light - Michael Omartian
08.Finishing Touch - Klymaxx
09.Ballerina - Paul Parrish
10.You Find Someone New - T-Connection

AORの名曲! Vol.9
01.Heaven Is A Place On Earth - Belinda Carlisle
02.So Good To Be Alive - Uk Players
03.And When She Danced - David Foster & Marilyn Martin
04.Funky Love - Ned Doheny
05.Rituals - Michael Colina
06.Hero - David Crosby & Phil Collins
07.On The Road - Dan Siegel
08.Secret Lovers - Atlantic Starr
09.Carry On - Jason Scheff
10.Save The Best For Last - Vanessa Williams

AORの名曲! Vol.10
01.Holiday - Madonna
02.Cross My Heart - Lee Ritenour
03.Go Ahead And Rain - J.D.Souther
04.The Real Me - Dara Sedaka
05.Angels Crossing - Tom Grant
06.Miss You Like Crazy - Natalie Cole
07.Smiling Islands - Robbie Patton with Stevie Nicks
08.Samurai - Djavan
09.That's Why - Michael McDonald
10.The Fool Is All Alone - Bill Champlin

■ 全リスト

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【続きます!】
100曲で終わりにしようと思ったのですが、まだまだご紹介したい曲があふれんばかりにあるので、とりあえず200曲めざして続けることにしました。
ま~、いつもながらのだらだらとしたペースになるとは思いますが・・・(笑)

といいながら、7年間放置プレーが続いています(笑) (2019/10/02)

音楽コラム
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■ 中村舞子の名バラード20曲

2020/10/14 UP

素晴らしい歌声をもっていると思っている女性ヴォーカルのひとりで、”セツナ系”の代表格だと思います。
ひとしきり聴き返してみたけど、やっぱりいい曲が多い。
あっさり曲数がまとまったので、一気に20曲ご紹介してみます。(バラードじゃない曲もあります。)

このLIVE ↓ 視たら、声の艶と声量とエモーショナルな質感を実感できるかと。
それに声質がやたらにフェミニン。どうしてFeat. が多いのかわかる気がする。


今年7月に新曲、「ゆらりらりら」をリリースしていますが、動画は確認できていません。

■ Noa / 月のヒカリ feat. Maiko Nakamura 中村舞子 NO DOUBT LIFE!! LIVE TOUR 2009


これだけの才能、もっと注目されてもいいと思うが・・・。

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01.月のヒカリ - Noa feat.中村舞子
〔(2012)〕


02.First Desire feat.HIRO from LGYankees, 山猿
〔 From 『CURE』(2010)〕


03.let go 〜 m-flo TRIBUTE 〜
〔 From 『HEART』(2012)〕


04.会いたくて、素直になれなくて CLIFF EDGE feat.中村舞子
〔 From 『Answer』(2011)〕

LIVE(最初だけ)

05.End Roll / まだ、そばにいたい
〔 From 『7→9(セブンナイン)』(2012)〕


06.何度目の恋でも calling 童子-T / 中村舞子
〔 From 『HEART』(2012)〕


07.The Distance~ CLIFF EDGE feat.中村舞子
〔 From 『HEART』(2012)〕


08.Happy calling WISE
〔 From 『INVITED』(2013)〕


09.Waiting For Love - Noa feat. 中村舞子


10.Fragile 〜あなたがいた...〜
〔 From 『Answer』(2011)〕


11.いつまでも - Lisa Halim feat. 中村舞子
〔 From 『INVITED』(2003)〕


12.サヨナラマイラブ NERDHEAD feat.中村舞子
〔 From 『INVITED』(2013)〕


13.Precious Days SO-TA feat.中村舞子 


14.The Answer feat. CLIFF EDGE
〔 From 『Answer』(2011)〕


15.This Love mix
〔 From 『HEART)』(2012)〕


16.What's your name - SoulJa × 中村舞子


17.U & me 〜幸せのカタチ〜 CLIFF EDGE feat. 中村舞子U & Me
〔 From 『HEART)』(2012)〕


18.Never Let Me Go
〔 From 『HEART)』(2012)〕


19.片恋日記
〔 Single(2017)〕


20.Because... feat. 中村舞子 / LGYankees
〔 From 『CURE』(2010)〕



■ LIVE
中村 舞子 Nakamura Maiko @ 2015 MACAU澳門同人動漫節


■ こういうのもあります(笑)↓
「ナンかライスか」 未発売曲 ワンマンライブでの初披露!
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佐野元春の3枚のALBUM

さっき、NHKの「SONGS」で佐野元春特集やっていた。
番組中では流されなかったけど、

1st 『BACK TO THE STREET』(1980年4月21日リリース)
2nd 『Heart Beat』(1981年2月25日リリース)
3rd 『SOMEDAY』(1982年5月21日リリース)

おそらくこの3枚は、当時、個人的に邦楽でいちばん聴き込んだALBUMだと思う。
佐野元春のオリジナルバージョンは、YouTubeではほとんどUPされていないし、LIVEではかなりラフな感じに曲調を変えてしまうので、
なかなかこの3枚の凄さを伝えるすべがないのですが・・・。

「HEART BEAT (小さなカサノバと街のナイチンゲールのバラッド)」(ライブ 1983)

名曲&名演! このテイクを名演と云わずして、何を名演と云う?

「Sugar time」
直リンク
音質はよくないけど、原曲に近い雰囲気だと思う。

この頃の佐野元春は抜群のキレ味で、神が降りている感じさえあった・・・。
これらの名曲たちを、高校時代に束にして届けてくれた佐野元春。
感謝しかない。(年齢がバレるが・・・(笑))

(追加です)
みつかった!
「Rock & Roll Night」 (おそらく↑の「HEART BEAT」と同じ1983年のライブ)

4:03~ LIVEならではの醍醐味だと思う。
観客の拍手やコールの間合いが巧い。

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関連検索で、もの凄いものがひっかかりました(笑)

天才だわ、やっぱし!
バックの演奏も凄すぎ。当時の西海岸の腕利きスタジオミュージシャンに負けてないと思う。
( Tin Pan Alley!!、メンバー紹介 44:10~ )
44年前でこのレベルって、ほんとありえんわ。

1976 荒井由実(22)コンサート(FM放送フル楽曲版)

いきなり「翳りゆく部屋」かよ~。
武蔵野の冬を思わせる凜とした透明感は、この頃がいちばんだったと思う。

↓ 松任谷由実&佐野元春の対談(1983 松任谷由実 佐野元春サウンドストリートゲスト出演)

深い!
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