関東周辺の温泉入湯レポや御朱印情報をご紹介しています。対象エリアは、関東、甲信越、東海、南東北。
関東温泉紀行 / 関東御朱印紀行
■ 御所平温泉(北軽・応桑温泉) 「かくれの湯」
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住 所 :群馬県吾妻郡長野原町応桑1985-175
電 話 :0279-82-1526
時 間 :11:00~19:00 / 火休
料 金 :900円/2h
■ オフィシャルHP
※ 営業状況・時間・料金・TELなどは、原則としてUP日時点の最新データに直してありますが、掲載内容を保証するものではありません。ご利用の際は必ず事前に各施設にご確認ください。
2011/08/12オープンの日帰り温泉施設。
以前から北軽・応桑に「かくれの湯」という源泉があることは知っていましたが(→やませみさん情報)、ここはその源泉をつかって日帰り温泉をオープンしたものとみられます。
なお、同じ応桑地区に2010/05/01にオープンした北軽井沢温泉 「絹糸の湯」とは別の源泉です。
いちど平日(火曜)にトライするも定休曜日変更(水→火、2011/10/01より)を知らずに衝撃のロスト。2度目のリベンジでようやく入湯。
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【写真 上(左)】 衝撃の「本日定休日」
【写真 下(右)】 橋を渡らずに直進(右手)します
場所は非常にわかりにくいです。
長野原方面からだと、R146(日本ロマンティック街道)と県道241がぶつかる「応桑」交差点からR146を1㎞ほど軽井沢方向に登った右手に「西中学校」があり、そのとい面の小道を左折し谷に向かっておりていきます。(分岐に看板あり。)
道なりに走り、橋のたもとに看板がでているので橋を渡らずにそのまま直進します。
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【写真 上(左)】 橋のたもとの看板
【写真 下(右)】 舗装が途切れます
ここから道はかなり細くなり、しばらくすると舗装が途切れます。
とてもこの先に日帰り温泉があるとは思えず、荒れた路面には水たまりがあって、思わず引き返したくなりますが、強行突破すると舗装路に戻り周囲は畑となって、道沿いに看板、右手に建物が見えてきます。
「かくれの湯」の名そのままの秘湯的ロケーション。
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【写真 上(左)】 アプローチの看板
【写真 下(右)】 アプローチから建物
手前にP。こぢんまりとした建物は真新しくシックな外観。
券売機で入浴料900円(2時間制限)のチケットを購入。いささか高いような気もしますが、”軽井沢価格”ということでいたしかたないところか・・・。
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【写真 上(左)】 「源泉掛け流し」のノボリも
【写真 下(右)】 エントランス
手前に休憩所兼食事処、これを抜けたおくが浴場で、右手の「美泡の湯」と左手奥に「希泡の湯」。この日の男湯は「美泡の湯」でした。(男女交替制かどうかは不明。)
脱衣所は広くなく、お盆のさなかということもあってごった返し。ただ、グループ客がちょうど上がるところで、その後は空いていきました。
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【写真 上(左)】 地元の農産物を売ってます
【写真 下(右)】 内湯
カラン内湯に2、外に3の計5。シャワー・シャンプー・ドライヤーあり。お湯カランは贅沢にも源泉です。
お盆17時で6~3人。
扉をあけると湯小屋風の内湯。露天は脱衣所のすぐよこですが、内湯経由のアプローチ。
高木に囲まれた沢すじにあるのでやや暗めの雰囲気ながら野趣あふれるロケーション。
ただ、時期によってはアブがでるかも・・・。
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【写真 上(左)】 屋根付きの露天
【写真 下(右)】 露天
内湯は石タイル石敷3-4人のこぢんまりしたもので、木梁の天井は高くてこもりなく、二面とられた窓から沢がのぞめるいい浴室です。
露天は木枠(石敷?)屋根付で10人ほどもいけそうなゆったりしたもの。ただ、浴槽まわりが窮屈でトドになる場所がないのは残念。
なお、「希泡の湯」の露天は石づくりでさらに広そうです。
内湯は赤茶変&析出付の石の湯口から投入、露天はパイプからの投入でどちらもかなりの投入量。
おそらく側面スリットからの排湯で、お湯の感じからしてどちらもかけ流しかと思います。
湯温は内湯でやや熱、露天は適温。
うすく青味がかって茶濁したお湯は、湯口そばでは気泡で白濁し、湯中にはうす茶の浮遊物が舞っています。
微炭酸味+微苦味+重曹味+旨味+金気だし味の成分の複雑さを感じさせる味。
焦げ臭+金気貝汁臭+微炭酸臭にわずかにイオウ臭がまじるかも・・・。
鮮度、炭酸のきき具合とも、露天より内湯の方が上でしょう。
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【写真 上(左)】 内湯の湯口
【写真 下(右)】 内湯の湯色
重炭酸土類泉的なぎしぎしとした湯ざわりと、炭酸収斂感をはっきりと感じます。
えらくフックのある浴感で長湯モードに突入を目論むも、お湯の力感がはんぱではなく、しばらくすると追い出されてしまいます。
温まり感は相当につよく、水を浴びたいところですが、外の洗い場に水カランはなく、内湯まで戻らなくてはならないのはいささか不便。
北軽は意外にクセもの湯が多いですが、炭酸が効いている分クセものぶりが際立っています。
イメージ的には炭酸まじりの重炭酸土類泉で、近くでは鹿沢、また、奥会津あたりのお湯にも似ているかと。
なお、「絹糸の湯」の硫酸塩(正苦味)泉的イメージに対して、こちらは重炭酸土類泉的で、ややニュアンスが違うと思います。(どちらもいいお湯ですが・・・)
泉質といい湯づかいといい、温泉マニアの琴線に触れると思われるお湯で、秘湯ファンにも受けそうですが、オフシーズンの平日などどのくらいのお客がいるのかな?
ただ、地元住民(長野原町・嬬恋村居住者、同別荘永住者)には地元料金500円が設定されているので、手軽な日帰り温泉施設のすくない北軽では、それなりに利用者があるのかもしれません。
〔 源泉名:北軽・応桑温泉(かくれの湯) 〕 <H21.4.13分析>
Na-炭酸水素塩・塩化物温泉 48.6℃、pH=6.5、220(160)L/min(掘削揚湯)、成分総計=3.72g/kg
Na^+=628mg/kg (66.30mval%)、Mg^2+=95.9 (19.14)、Ca^2+=74.6 (9.03)、Fe^2+=5.81
Cl^-=435 (30.23)、SO_4^2-=332 (17.01)、HCO_3^-=1305 (52.70)
陽イオン計=885 (41.2mval)、陰イオン計=2074 (40.6mval)、メタけい酸=216、メタほう酸=43.5、遊離炭酸=503
■公式Webで公開している紹介動画
〔 2013/06/04UP (2012/08入湯) 〕
E138.35.29.691N36.29.25.834
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