goo

■ 第2次British Invasion ~ 英国のElectro Pop/New Wave系15曲 ~

昨日の夕暮れ、首都高走ってるときにJ-Waveから流れてきたこの曲。
隅田川越しに東京スカイツリーを臨む車窓の景色にはまりまくってた。



最初、女性ヴォーカルの声の質からCocteau Twinsかと思った。
でも質感がちょっと違う。

■ Cocteau Twins - Carolyn's Fingers(1988年)


初期のNew Orderに近い音の広がりやスケール感も感じた。

■ New Order - Your Silent Face(1983年)


んなことで、米国のアーティストの音とはどうしても思えず・・・。
どうにも気になったので先ほど、Web検索してみたらヒットした。

Pale Waves(ペール・ウェーブス)の「Perfume」
情報-1
情報-2

英国マンチェスター出身のインディーロックバンドで、2017年にデビュー・シングル「There's a Honey」をリリースとな。
でもって、この曲は「PALE WAVESが、ニュー・アルバム『Smitten』を9月20日にリリースすることが決定(日本盤の詳細は後日発表予定)。あわせて、アルバムからの1stシングル「Perfume」をリリースし、ミュージック・ビデオも公開した。」とのこと。→ 情報源(激ロック_2024.6.13配信)

うーむ、やっぱり英国か・・・。
しかも本年9月リリース予定のアルバムの先行シングルカット。
このところ洋楽の新譜なんてほとんど聴いてないし、英国のユニットを意識して聴いたのなんて何年ぶりだろう。

ふ-ん、「2019年にはジャパンツアーを慣行(ママ)し東京2公演をソールドアウト」か・・・。
やっぱり聴いてる人は聴いてるんだな。

こういう独特のスケール感をもつ、英国ならではの音がもっと出てくるといいな。

このユニットを「オルタナティヴ」とカテゴライズしてるWeb記事があったけど、かつての「メインストリーム」の音だと思う。
「インディーズ・リリース」=「オルタナティヴ」という安直な発想なのか、はたまた、こういう音はもはや「オルタナティヴ」なのか、そこんとこはよくわからんが、J-Wave聴いてなかったら絶対にたどりついていないユニット。

やっぱりFM聴く時間、増やそうと思います。

---------------------------------
1980年代には、日本盤リリース前に渋谷のCISCOとかで英国盤(けっこう高い)買って聴きあさっていた時期もあったりしたけど、いまや遠い過去のハナシになりました。

■ CISCO本店最後の日


そういえばCocteau Twinsだって、当初は4AD (英国のインディー・レーベル)からのリリースだった。


■ JUNIOR - Mama Used To Say(1981年)

↑ 1980年代前半、英国とは思えないブライトな曲を量産していた「ファンカ・ラティーナ ”funka latina”」ムーヴメント。

ひさびさの政権交代で英国の復活なるか・・・。
↑ んなこともあるので、1980年代前半の「第2次British Invasion」関連記事を引っ張ってきました。
まぁ、聴いてみておくんなまし ↓

-------------------------------
2022/08/27 UP

この記事、けっこうアクセスをいただくので・・・。
すこし追加してみました。

-------------------------------
2021/09/05 UP

久しぶりにエレクトロ・ポップを聴いたので・・・

1980年代前半は英国のElectro Pop/New Wave系グループ(ユニット)、The Human League、Culture Club、Eurythmics、Duran Duran、Soft Cell、Spandau Balletなどが米国のチャートを席捲し、「第2次ブリティッシュ・インヴェイジョン(British Invasion)」とも呼ばれていました。
これまであまりUPしたことなかったですが、ちょっとメジャー系外し気味に思いつくまま10曲UPしてみます。
(後日コメント入れます。)

しかし、米国の洋楽絶頂期の1980年代前半に、こういうのが英国から飛び込んでくるんだから、やっぱり当時のチャートは面白かったんだと思う。


01.Simple Minds - Alive And Kicking (1985年)


02.The Human League - Open Your Heart(1981年) (2012 Remaster)


03.Visage - Visage (1980年)


04.Soft Cell - Say Hello Wave Goodbye (1981年)


05.Thompson Twins - Lies(1982年)


06.I LEVEL - "give me"(1983年)


07.New Order - Your Silent Face(1983年)


08.Howard Jones - New Song (1984年)


09.A Flock Of Seagulls - Space Age Love Song(1982年)


10.Blancmange - Waves(1982年)


11.China Crisis - Wishful Thinking(1983年)


12.Ultravox - Hymn(1982年)


13.Culture Club - Time (Clock Of The Heart)(1982年)


14.OMD - Souvenir(1981年)


15.ABC - All Of My Heart(1982年)


いまの全米チャートは「Korean Invasion」ともいえる状況かもしれないので、ビジュアル系の全米No.1曲を37年の時を隔てて聴きくらべてみました。

■ Duran Duran - The Reflex (1984年)

往年のファンのコメント

■ BTS - Butter(2021年)


う~む、37年かぁ・・・。
1984年、集団で踊ってないし、しっかり楽器弾いてるし・・・(笑)

----------------------------------
↑ とはべつに(というか重なって)、1980年代前半の英国ではファンカ・ラティーナ ”funka latina” というムーヴメントもありました。
個人的には↑ よりこっちの方がぜんぜん好きなので、後日特集してみます。 

01.Modern Romance - Ay Ay Ay Ay Moosey(1980年)
1980

02.UK Players - So Good To Be Alive(1982年)


03.Central Line -- Walking Into Sunshine(1981年)


04.Level 42 -43-(1981年)(1983年のLIVE)


05.Shakatak - Night Birds(1982年)



1980年代前半は、米国のdisco-funkと英国のポップシーンがもっとも接近した時代でもありました。
それにしても、1980~1985年の5年間に、英国だけでこれだけのバリエーションあったとは、やっぱり黄金の時代だったのでは?

↓ こういう名曲もあったし。

■ Genesis - No Reply At All(1981年)


■ Elaine Paige, Barbara Dickson - I Know Him So Well "From CHESS"(1984年)


■ Roxy Music - More Than This(1982年)


■ Phil Collins - Against All Odds(1984年)


■ Princes Diana Elton John Goodbye Englands Rose

↑ 英国におけるPOPSの存在の大きさを実感した名テイク。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« ■ 隅田川二十... ■ 夏向きの洋... »