京都で、着物暮らし 

京の街には着物姿が増えています。実に奥が深く、教えられることがいっぱい。着物とその周辺について綴ります。

着物を替えて再度、源氏香の帯

2006年12月22日 | 織りの帯
源氏香の名古屋帯を2日続けて絞めました。

1)顔見世に、ウロコ柄の江戸小紋




2)毎日放送の社外番審@忘年会in 北新地osaka に、茶屋辻の紫




帯締めはやさしいクリームに赤&緑@クリスマスバージョンカラーと見立てた五嶋紐。
先月ロンドンの椿姫様とご一緒した伊勢丹でお持ち帰りしたものです。












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顔見世のコーデ

2006年12月21日 | 織りの帯
今夕の顔見世はこういうコーデでした


この日まで待たせていたゑり善さんの名古屋九寸の源氏香に小紋の丹後ちりめん 江戸の染師の江戸小紋を合わせました。
もう1年半以上も前にお利口に買った小紋ものなのですが、
お仕立てしてもらって寝かせたままでしたが、やっと着ることが出来ました。

顔見世は夫婦で連れ立って行くので普段よりも少し華やいだ小紋を着ようと思っています。昨年は確か京染めの紅型でした。


祇園町の方も多く見かけしましたが、綸子の淡い色目の綸子が多かったです夜のライトには確かに映えますが私は綸子は苦手です。



また明日につづく

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可愛い&モダンな帯

2006年12月16日 | 織りの帯
またお利口にネット店で購入した西陣織の紬帯をしてみました。
自分でも何とお買い物が上手なんでしょうかと感動している好みの帯の一つです。
呉服店でもなかなか出会えないデザインではないでしょうか?

ネット店の説明が本当に的を得て着物図鑑のごとし

以下その引用です
温かみあふれるざっくりとした風合いに、モダンな柄行のひと品。
八寸帯らしい独特のムードをご堪能いただけることと思います。
しっかりとした地厚の帯地に、印象的な横段模様。
このように抽象化された意匠は、いろいろなお着物に合わせやすいことと思います。
小紋や織りのお着物とのコーディネートで、普段使いからちょっとしたお出かけまで、洒落味あふれる和姿をご堪能ください




いつもの古代久米島紬とのコーデ。
この着物は本当に優れもので合わせ易いですよ。








長時間乗り物に乗る時には生地を痛めないように買い換えの効く安価なポリのコートを着ることにしています。
上等のベルベットコートはこれという時のために大事に置いてあります。


お仕事でお出かけ先の大阪の官庁街@大手前のビル4階からの光景。




会議のあと打ち上げの忘年会がありました


噂の幻の焼酎が女将さんのプレゼントで出て参りました



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あるサロンの例会へ

2006年12月06日 | 織りの帯
本当なら今頃は夫婦でアメリカ西海岸サンフランシスコ辺りでクリスマスイルミネーションを楽しんでしたはず

しかし。。。わざわざ出かけるのが億劫になった深窓氏。彼を無理に引っ張って行くほどのこともないプチ海外旅行計画だったのでキャンセル楽天トラベルのフライト&ホテル込み旅行がとてもお得だったのですが。。。もっといい季節に一気にヨーロッパへ出かけることにします。

というわけで、仕事も前倒しでやることもなくなって,のんびりやってます。
今週末は夫側の親戚の娘の婚礼で福井市、それに翌日は以前からいただいていた福井県の講演と上手く重なって1泊して来ます。

今夕は懇意にしていただいているマダム、K様にあるサロンにお招きいただいているので着物でまたお出かけです。

紳士淑女の大人のサロンらしいのです?初めての参加ですから、敬意を表してゑり善さんでいただいた墨グロの宝尽くし江戸小紋の1つ紋にモダンな西陣創作袋帯にしみましょうか?と。。。

      

サロンの会場は旧びわ湖ホテルのあった現在のびわ湖ホテル大津館でした。
御殿づくりのクラシックな木造建築のホテルで、この夏に行った箱根の富士屋ホテルに似ております。意外に京都からは近くて、JR湖西線西大津下車タクシーで5、6分。

道中着にショールで出かけました。


みなさまが歓迎してくださり、特に女性メンバーは旧知のお方ばかりでしたので、はじめから和める会でした。みなさま滋賀でご活躍の男性7割、女性3割のメンバーで10年数年つづいているそうです。いろいろ興味深いお話が伺えて楽しい会でした。次回はお正月過ぎにその継ぎは春とか
















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大ホールで着物

2006年12月03日 | 織りの帯
毎日放送主催 サントリー1万人の第九に行ってきました。
入った時は3時


出て来たらこの通り



入場は招待席口からというチケットで入ると毎日放送の山本社長さんが木下さん!と声をかけてくださいました。席はアリーナ席中央12列目!ほんとうにありがたいご招待席でした。私が委員として行かせていただくようになった10数年前は山本直○さんでして、同伴も可でしたが、佐渡さんになってからは超人気で同伴は不可ということで一人で出かけております。

これが京都であれば着物の方も多いのでしょうが,そこは大阪(失礼!)招待席であってもまわりにどなたもいらっしゃいませんでした。

元(はじめ)ちとせさんを真近でみました。何とも独特の節回しの歌唱力。裸足で歌うひとなのですね。大地からの歌声って感じでした。
いつもゲストはあの大ホールで歌える歌唱力が要求されるので歌唱力のあるひとでなければ務めらないですよね。
今までに森山直太朗、平井堅などを聴きました。

ビジネスパークのライト


京都に戻って京都ホテルで夫と待ち合わせて軽い夕食

ホテル前も美しいライト


帰宅してから自冩!















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第九はソワレ風に

2006年12月03日 | 織りの帯
大阪城ホールでの終演は日も落ちてからになるので、
ソワレ風コーデに決めました。

着物は、墨グロの紬付け下げ@刺し子フクロウちゃん
帯は、義母の遺した箔の華麗なもの
帯揚げは、ブルーの飛び絞り
帯締めは、小森草木染め工房草木アイボリー

バックは、「香鳥屋」祇園のビーズ。




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モダンな源氏香の九寸帯

2006年11月29日 | 織りの帯
今朝、ゑり善さんが届けてくださったものです。
先日の蔵ざらえの収穫
顔見世に間に合うように仕立ててもらいました。

色んな色目が入っているのでコーデが楽しめそうなお帯でしょ



 本日リアルご来客のお方様には、疏水ベリの紅葉狩りをご案内いたしましたが、
みなさまにも是非ご覧いただきたく本日の紅葉をこちらにアップしました。
こちら

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ブルー好きさまと

2006年11月21日 | 織りの帯
アレもこれもと思うとなかなか今日のコーデが決まりませんでした。

コーデのポイント
1)ボージョレーヌーボーということ、葡萄の帯
2)ブルーの飛び絞りを初下ろししたい
3)お目にかかるゲストのお着物が総柄の紅葉色と紺の小紋ということがあらかじめわかっていました。

そこで、コンセプトを何にしようかと考えました。
遠来のゲストはブルーがお好き!
だから,ブルーの無地系がいいでしょう(お相手は総柄)
ブルーの帯揚げを本日のポイントにもってきたい!
となると,ワインカラーの葡萄柄のしぼり染め帯では、ブルーの飛び絞り帯揚げが活かせないのでは??

決めました
いいお天気@ブルースカイ!ブルーでgo
ブルーを引き立てる先日拙ブログで発見した博多織の名門、西村織物の九寸帯葡萄柄を初下ろしすることにしました。
これですべてよし??



前庭には、生の葡萄蔦葉が大きくなって来ております@拙庭に来て2年目。




根付けはびわ湖オフ会にご参加のwakeセンセイの作品@アクリルの銀。


招待券をいただいた女性ソサイエティー@ゾンタクラブのバザー会場である国際ホテルで待ち合わせたゲストとは??
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イカット帯に、キモノ3様

2006年11月15日 | 織りの帯
逆に、帯一本でこんなコーデがありました。




アイボリー地の絣ウールです。


自分で買った初めての織。何にでも合わせ易くよく着ました!




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帯を替えて,同じキモノで

2006年11月14日 | 織りの帯
今夕に京都市の選管の委員会があったので、
昨日のキモノに帯を替えてお出かけ。

帯揚げは紬です。


着付けはますます上手く出来るようになり、姿見もない奥の座敷で着付け



イカットの帯に井桁の紬。
失敗は,2つに折った帯前の反対側を出せば,お太鼓部分と同じ赤色が前に来たのです。これではちょっと前が地味過ぎますよね。



これでバスに乗りゴー。キモノは温かいのでこれでどこでもお出かけしてしまいます。
ロングブーツも格好いいコートも出番がないですね

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本日のコーデto お煎茶のお稽古

2006年11月13日 | 織りの帯
一度赤い帯が締めたくなってお手頃なものを購入。
赤に織りの柄が紅葉、松葉と蝶『吹き寄せに蝶』晩秋向きかと!
本日のお稽古に初下ろしする西陣名古屋九寸帯。
柔らかく締め易そう!




キモノは井桁の古代久米島紬焦げ茶。
確か北関東のsachiko 様が『きものサロン』でこうような大人の可愛い系をお召しでしたよね??

帯締めと帯揚げを実際のお出かけ時には替えました。
渋いグリーンの帯締めに焦げ茶と金茶のコンビの帯揚げ。
懐中時計につける根付けを台湾に最近行った友人にいただいた私の干支、戌の玉。







お茶のお稽古の主菓子@紫野源水さん。



師範先生が私の赤の帯をとてもいいものですよと褒めてくださいました。
ほんとうはもっと格のある小紋などに併せるといいですよ、と。
なぜなら、織りの柄が古典的な柄だからだそうです。


こんなカジュアルな紬ではなくもっといいキモノにもしてみよう。
逆にこの紬はもっとモダンな帯を併せてみよう。

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こんどはこのコーデ

2006年11月11日 | 織りの帯
明日の日曜日は親友の幸子さんの職場茶道部の秋のお茶会に寄せていただく予定ですその後、ゑり善さんの蔵ざらえを覗こうと思っていますので、こういうコーデになりました。


キモノは秋色の小紋(このブログのプロフィール画像といっしょのもので、昨秋の『なごみ』誌上対談で着たものです)
帯揚げはゑり善,帯締めもゑり善の五色。
帯は袋帯の京風定番であるクリームの有職柄。


そして、
来週の平日に娘たちからお食事会(お孫ちゃんが保育園タイムの昼食会)ぎをん萬養軒(フレンチ)に招待されています。
先日車でやって来ていた北摂のさくら子にはこの日の為の付け下げをもって帰らせましたので、また当日お目にかけます。

京都在住の長女にはこれを着せようかと思ってます(彼女はまだ自分で着付けるのは無理)



これは、堰出し紅型京染めの小紋に、クラシカルな九寸帯!実母の娘時代のものだと思われるものです。
大正末の生まれで一番ものの無かった時代が娘時代の昭和10年代。
この鮮やかな帯を身に付けた写真姿を古いアルバムでみたいものです。
これを彼女の初孫であった長女に締めさせようと思ってます@母の想いの押し付け

その際の私のコーデは、まずこの結城絣袋帯@愛用のネット店で見つけたものです。
キモノ雑誌にも紹介されているとか?あまりこういう雑誌は読まないので知らないのですが。。。ブランド「無月」とか??

全通にわたって結城絣をループ状に綾なした、おしゃれな意匠を絹地に縫い付けてゆく特殊技術により素敵な帯が生まれます。間道の中にほどこされた幾何学。黒地に黄や緑色の落ち着いた華やぎがそのまま身に着ける人の印象となって、神秘的で艶やかな帯姿を演出します。おしゃれ訪問着、色無地、付下げ、織りの着物などにあわせて独特の美しさをお楽しみいただけることでしょう。繊細さに漂うモダンな雰囲気



この帯を何に合わせるかは来週のお楽しみに
あっと驚く,色ですよ!??
帯揚げは先日買ったばかりの飛び絞り@井澤屋,帯締めもニュー




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びわ湖ホールで観劇

2006年11月03日 | 織りの帯
晴天の好日。文化の日にブンカ的なイベント@びわ湖ホールでの観劇へ向かう

先日真由美センセイにいただいた腰飾りがちょうど紫系だったので付ける。
帯枕の紐に通しておけばいいのです。



帯締めは白ではボケた感じになったので秀子にいただいた青紫系に替えてみました。





浜大津の琵琶湖ホテルのロビーで秀子と待ち合わせ。ロビーで撮影会。



秀子のポージングもだいぶ良くなって来たし、笑顔も出るようになって

先日の着物オフ会のことを話題にしながら、和のレストランでランチ。




ホテルからびわ湖ホールへの湖岸を歩く。
眩しいので変な表情ですが、この空と湖の色をお楽しみください。



向こうに見えるのがびわ湖ホールです。。大ホールは4面舞台の本格的なオペラハウス。今日の演劇は中ホール。


寺島しのぶ主演の『書く女』。
何しろ永井愛の脚本がいい。理屈ポイところも好き。樋口一葉の書く女としての6年ほどを3時間もので描いているのだが、時代を見据えて塾の女たち作家周辺の男たちの群像とともに、半井桃水への思慕は書くことによって自分を投影しつつ昇華していくさまが興味深い。

終了後ホワイエにて永井さんと旧知の仏文学者の西川祐子さんとのトークがよかった。

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螺鈿輪奈織袋帯

2006年10月19日 | 織りの帯
先日、初下しした『螺鈿輪奈織袋帯』をゆっくり観賞(?)する暇がなく締めてしまったので、本日仕舞う時に画像を撮ってみました。
真由美センセイのお見立てですので間違いなく、いい物であることを再確認したという大忙し屋の着物好きです。

先日の付け下げ紬にもよくあっていると真由美さまのお褒めいただきましたが、もっと格のある着物にも合うとのこと。再チャレンジしたいです。

「オフ会14日、お食事会も、100点満点のコーディネート!」との携帯メールを超多忙な真由美センセイにいただき





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中秋の名月に、うさぎの帯

2006年10月05日 | 織りの帯
今夜の秋吉さんのジャズライブは、これに決めました!

明日10/6は中秋の名月、秋吉さんのためにも、夜は晴れて是非古都で見ていただきたいものです。

草木染めのいい色でしょ!


参照   ああ,昨春の足の甲骨折の際の装具が見えてますね


雨の中、行って来ました    





今夜は、もう最高でした
ジャズピアノ歴60年になられる秋吉さん。とても快活で若々しい
秋吉さんの姪ごさんと私が同い年、というお歳なんですよ。






帯揚げを白の飛び絞りに替えました。


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