目指せ! 標高1122メートル

山の神にお供して歩きつづける、ある山のぼら~の記録。ネイチャー、冒険の本もとりあげるよ。

白砂山・恵比山・高沢山・三壁山Part2

2015-10-12 | 山行~信越

白砂山 標高 2139.7m 新潟・群馬・長野県

2003年9月28日(日) くもり時々晴れ 

メンバー 山の神と私

コースタイム 6:50登山口7:13--ハンノキ沢出合--7:55地蔵峠8:03--地蔵山--9:00水場分岐9:10--堂岩山--10:00小ピーク10:10--10:48白砂山山頂(昼食)11:30--12:28堂岩(八間山)分岐12:35--13:30地蔵山13:40--14:20登山口

5:00起床。雲は多いが、青空が覗いていてまずまずの天気だ。6:30頃野反湖キャンプ場を出て、そこから目と鼻の先の白砂山登山口へ向かった。駐車場はがらんとしていて、どこにでも好き放題停められる状態だった。

 
左:白砂山登山口駐車場 右:白砂山登山口

7:13ひんやりとした空気の中、山の神と出発する。登山者の姿はまったく見えない。

  
左:水場分岐 右:野反湖を望む 

ハンノキ沢出合でクマ鈴を出す。豊かな広葉樹林の森、そして沢。いかにもクマが出そうな場所だ。取り出してすぐに山の神とカランカランと盛大に鳴らした。これでとりあえず安心。さらに樹林帯の中を進んで、切明からの道と合わさる地蔵峠に出る。ここで本日1回目の休憩をとった。

地蔵峠からほぼ1時間歩いて水場分岐にさしかかり、9:00、2回目の休憩だ。笹薮越しに野反湖をくっきりと望見できる。山の神にほれ、野反湖が見えるというと、おおと歓声。景色もいいが、この山塊は山深いおかげで、車やバイクの音など人工の音が聞こえてこないのもいい。


白砂山

堂岩山を越えていくと、一気に視界は開け、白砂山の姿も見える。10:00小ピークにたどりついて3回目の休憩にした。山の神も私も繰り返されるアップダウンにだいぶ消耗していたものの、どっしりとした山なみが雄大な景色をつくっているのには癒された。


白砂山山頂から佐武流山方面を望む

そこから最後の急登をひとふんばりし、10:48白砂山山頂に到着した。登山道ではまったく登山者に会わなかったが、山頂にはすでに何人かがくつろいでいた。交通の便もあまりよくないし、比較的ロングコースということもあって訪れる人は健脚者ばかりのようだ。白砂山を後にし、縦走していく人を一人見かけた。

山頂からの眺めは最高だった。しんどかった分、目の前の眺望も輝いて見えるのかもしれない。雄大なパノラマはいつまでも見飽きない。それに青々とした笹原の先に延びていく登山道を見ていると、いつかそこを歩いてみたいという誘惑にとらわれた。


八間山への登山道が見える

山頂で山の神と昼食をとり、11:30下山開始。ピストンで来た道をたどる。振り返ると先ほどまでいた白砂山の稜線がくっきりと見えている。予想外にいい山だった。しかしこのブログを書く2,3日前、山の神に白砂山はいい山だったよなあと話しかけると、あそこはきついだけだったとすげない返事だった。山の神にとっては、アップダウンばかりのきつい山との印象しかなかったようだ。 

 八間山(堂岩)分岐

12:28八間山(堂岩)分岐に到着。おばさま方が休んでいる傍らにやれやれと山の神と腰を下ろし水分補給をする。その後さらにもう一度地蔵山で休憩をとり、14:20登山口に無事下山した。途中昨日キャンプ場のロッヂ泊まりだった団体を見かけた。時間も時間だから、軽いトレッキングで白砂山までは足を延ばさないようだ。

帰途は、花敷温泉で汗を流した。あいにくどこの旅館に立ち寄ったかの記録も記憶もない。飛び込みで立ち寄り湯はやっていますかと聞いたら、どうぞといわれ、ほぼ貸切状態で入ったように記憶している(1人¥500)。話好きのご主人がここからほど近い尻焼温泉について説明してくれた。自分で河原を掘ってつくる温泉。熱いのが出てくると尻を焼くから尻焼温泉なのだと。なるほど。

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コメント
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