目指せ! 標高1122メートル

山の神にお供して歩きつづける、ある山のぼら~の記録。ネイチャー、冒険の本もとりあげるよ。

鐘ヶ嶽

2013-03-24 | 山行~丹沢・道志

03p3132418標高 561m 神奈川県

2005年3月13日(日) うすぐもり時々小雪 

メンバー 山の神と私

コースタイム 10:10広沢寺温泉前駐車場10:20--浅間神社--11:40鐘ヶ嶽山頂(昼食)12:10--13:00駐車場

家で朝食をとり、7:20出発。この頃はカーナビが車に付いていなかったから、よく道に迷っていた。手帳には、「道に迷って行きつ戻りつして、10:10ようやく広沢寺温泉前の駐車場に到着」と記されていた。いつもどおり、前日は行き先の地図を頭に叩き込んで、翌朝目的地へまっしぐらとなったのだろうが、そうそうたやすくは目的地にたどり着けなかったようだ。だいたい迷ったら、とりあえず道路地図を引っ張りだしてチェックしている。でも道が予想以上にカーブしていたり、道そのものが端折られていたり、新しくできたバイパスなどは、当然出ていなかったりするから、最後はあてずっぽう、いわゆる長嶋茂雄的、動物的勘というヤツで乗り切るしかないことになるわけだ。

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左:にわか作りの駐車場(!?) 右:本日最初の階段

10台以上は停められる比較的広い駐車場に車を置いて10:20出発する。上空を仰ぐと、少しだけ青空がのぞいているが、雲は多い。先行する人たちは、もうだいぶ前にここを発っているのだろう。まったく姿は見えない。もう10時半近いのだから当たり前か。

いったん駐車場から車道を下っていき、県道64号のバス停(簡易トイレあり)地点から登りはじめる。すぐに神社の階段が現れる。

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何丁目と彫られた石仏を見ながら、上り続ける。23丁目まであるから、それだけ石仏があるということか。祈りながら上る先人たちを思い描きながら、山の神とともにバリバリ上っていく。

杉ばかりの暗い道を上っていくと、急に南面が開けている18丁目に出る。石仏はあるものの単調な上りではある。

008p3132421_3 浅間神社につながる長い石段

山頂近くに浅間神社が鎮座しているが、その直前に長大な石の階段が現れて、唖然とさせられる。上らぬことには山頂に着かない。延々と石段を一歩一歩上っていく。

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左:浅間神社 右:鐘ヶ嶽山頂

上りつめると、浅間神社の社殿に到着する。山の神とパンパンと拍手を打って、道中の無事を祈る。ここから左手を回って、11:40鐘ヶ嶽山頂に到着した。たいした休憩もとらずに一気に山頂まで来てしまった。奥のほうでは昼食中のパーティがいる。

010p3132425 011p3132426_2 山頂にあった神像たち

小広いスペースの一角を山の神と占領し、昼食にする。上空は相変わらず雲に覆われている。山頂は3月とはいってもまだまだ冬の装いで、まったく芽吹いていない。葉がいっさいないから、ささやかながらも光が差し込んで明るい。

レジャーシートを広げてコンビニごはんとなったが、座っているだけで体がジンジン冷えてくるほど、山頂は寒かった。追い討ちをかけるように、そのうち小雪がちらついてきた。近くにいたパーティは、寒さから逃げるように先に出発していく。

ちらついていた雪は見る間に本降りに変わる。早く下りようよと山の神が悲鳴をあげる。早々に食べて片付けて12:10撤収となった。体を温めようとサクサク下っていくと、林道のトンネルの入り口辺りに出た。あとはこの道をまっすぐ下っていけば、駐車場に出る。そのまま足早に下り、愛車にたどりつく。腕時計を見やると、まだ13:00になったばかりだった。いつのまにかあれだけ派手に降っていた雪もやんでいた。

帰途七沢のカフェジャルダンでコーヒー(¥525)を注オーダーした。ここでゆっくりと冷えた体を温めた。こぎれいなお店でちょっとした庭がついている。それで“ジャルダン”なのだろうか。外にはテーブルも置かれていて、新緑の季節は快適なんだろうなと思い浮かべていた。

参考:
厚木市 鐘ヶ嶽ハイキングコースhttp://www.city.atsugi.kanagawa.jp/kankou/leisure/hiking/p004902.html

 

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