目指せ! 標高1122メートル

山の神にお供して歩きつづける、ある山のぼら~の記録。ネイチャー、冒険の本もとりあげるよ。

知覧武家屋敷と母ヶ岳

2013-05-24 | 山行~九州・沖縄

001img_6662標高 517m 鹿児島県

2013年5月5日(日) 晴れ

メンバー 山の神と私

コースタイム 9:15後岳バス停背後の駐車場9:25--(林道)--9:50終点9:55--10:30母ヶ岳山頂10:40--11:20駐車場

前泊は、枕崎観光ホテル岩戸。8:20チェックアウトし、海岸線で枕崎の立神岩や昼咲月見草の花を写真に収める(次回紹介)。近くのevery oneというコンビニでお茶のペットボトルを購入して、枕崎を出発した。知覧に入ると、初々しい葉を蓄えた茶畑がつづく。ここ知覧はお茶の産地なのだ。侍の格好で、髷がお茶の葉になっている“お茶むらい”なるご当地キャラもいて、地元のPRに余念がないといった感じである。

特攻平和会館を越えて、市街地を抜けたところに知覧の後岳バス停がある。9:15に到着。バス停の後ろには、比較的広い駐車場があり、そこに車を置いた。GWだから、停められないくらい混んでいるのではないかと、ある程度覚悟していったのだが、拍子抜け。1台も停まっていない。これは、もしかしたら、とてつもなくつまならない山なのかもしれないと、嫌な予感が首をもたげてきた。

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左:後岳バス停背後の駐車場 右:登り始めてすぐにある茶畑

駐車場入り口付近に母ヶ岳の道標がある。9:25道標に従って車道歩きを始めた。右手に、きれいな茶畑が広がっている。

舗装と未舗装の道が交互に出てくる。土砂が横合いから崩れ出している箇所もある。生活道として、向こう側へ抜けられるように造るつもりが、しょっちゅう崩れるため、工事半ばにしてあきらめたように見受けられた。

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左:車道終点。左奥に細い山道がつづいている。登山道は右 右:展望石。ここから開聞岳がよく見える

9:50林道の終点に到着し、買ってきたお茶でのどをうるおす。左の写真の右側に登山口がある。

薄暗い森の中に入ると、稜線歩きが待っている。残念ながら展望はまったくない。一度だけ大きく稜線を迂回して、激しく登り返す箇所があった。しばらく進むと、南面が開けた展望石に出る。石の上に立つと、遠くにうっすらと開聞岳が見えた。

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母ヶ岳山頂からうっすらと開聞岳が見える。

鬱蒼とした木々の間を縫って直登していくと、突然母ヶ岳山頂に着いた。まだ10:30だ。360°見渡せる展望地ではあるが、気持ちのいい草原ではなく、ススキや潅木が生えている。そして虻がひっきりなしに周囲を飛びまわっている。私が腰を下ろしても、山の神は、虻が気になって休むどころではない。すぐに下りよう、下りようと急かしてくる。山頂の標示の後ろには、用を足した跡もあり、ティッシュが散乱していた。なぜ、こんなところで?

10分ばかり休憩して、下り始めた。下山中は誰かしら登ってくるんじゃないのと山の神に話していたが、結局だれにも会わなかった。たしかに登って楽しい山ではないかもしれない。

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武家屋敷を散策。奥に見えるのが母ヶ岳

11:20下山。後岳バス停背後の駐車場から、知覧の武家屋敷に移動した。有料(¥500)の市営駐車場に車を停めて(無料駐車場もある)、武家屋敷を見学することにした。ちょっとした文化的歴史的な香りのする、趣のある場所だ。今登ってきたばかりの母ヶ岳を借景にした粋な庭園もある。昼食には、知覧名物のといのずし(鳥の雑炊)を食べた。

参考:
おじゃったもんせ かごしま知覧
http://www.chiran-navi.com/index.html

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開聞岳

2013-05-21 | 山行~九州・沖縄

000img_6633標高 924m 鹿児島県

2013年5月4日(土) 晴れ

メンバー 山の神と私

コースタイム 8:36開聞岳登山者用駐車場8:45頃--9:38 5合目9:43--(渋滞)--10:38 9合目10:43--11:00開聞岳山頂(昼食)11:30--(渋滞)--13:30駐車場

ゴールデンウィークでしかも比較的登りやすい百名山だけあって、すごい人だった。登山者用臨時駐車場に車を停めたのだが、8:30くらいですでにかなり停まっている。それだけ車が停まっているということは、容易に想像できることだが、登山道には、人、人、人。信じられないことに登っているときも、下ってくるときも渋滞につかまり、しばらく足を止めて待っていなければならないという状態になった。ルートが1本しかなく、しかも狭くて行き交えないから、もうどうにもならない。

前泊は、鹿児島市内のレンブラントホテル。早朝起きだして、昨晩コンビニで買っておいたパンとスープで朝食をとり、7:00ホテルをチェックアウトした。

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登山者用駐車場と開聞岳

国道225号から指宿有料道路に入る。ガラガラで快適なドライブになる。南下していくと、突然でっかい開聞岳のシルエットが現れた。おおと思わず声が出てしまうほどの存在感だ。このときを境にしばらく開聞岳の存在を意識せずにはいられないくらい、あちこちでそびえ立つ開聞岳の姿を拝むことになった。

かいもん山麓ふれあい公園の登山者用臨時駐車場には、8:36到着した。

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左:2合目の登山口 右:5合目。展望台がある

駐車場にあるトイレに寄ってから、公園の横に付けられた車道を上がっていく。すぐに2合目の登山口にたどりつく。家族連れやカップルがそこにいて、さあ、登ろうかと身支度を整えていた。ここから森の中に突入する。

虫の声がなんともかまびすしい。薄暗いせいなのか。そのうち暑さで汗が吹き出してくる。5合目の展望台に着くと、登山者が溜まっていた。本当に今日は人が多い。後ろからもどんどん到着し、せかされるように5合目を後にする。

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5合目からの眺め。左:池田湖 右:東シナ海が見えている(復路撮影)

狭い登山道を上がっていくと、前方が詰まっていた。先頭を歩いているのは、山の格好をしていない、ハイカー。ショルダーバッグを抱えて登っている。その後ろには座敷犬を連れた家族連れ。どんどん後ろが追いついてきて渋滞になる。

いつもなら、山の神がぶちきれて、「すいませ~ん、先に通してもらえませんか」と叫ぶところだが、座敷犬を見た山の神は、ニコニコしながら、「ワンちゃん、ワンちゃん」といって意に介していない。彼らもどこかで休憩するだろうから、そのときに追い抜くかとあきらめていると、後ろから、上品でしかも丁寧な語り口で声がかかった。「先頭の方、すいません、後ろもだいぶ詰まってきてますから、道を譲ってもらえませんか」。ようやく後ろの状況に気づいたようで、立ち止まって、後方の登山者のために道を開けてくれた。

これ幸いと、山の神と私は猛然とスピードアップ。声をかけてきた足の早そうな年配の方と、20代の若者二人に先に行ってもらいながら、後についてバリバリ登る。

002img_6632_2 山頂は大勢の登山者でにぎわっていた

バリバリ登ると、当然また前方を歩いている人に追いついてしまうのだが、どんどん道を譲ってくれる。いったん追い抜いた人たちに追いつかれないように(また道を譲ってもらうのも気がひけるので)9合目で5分程休憩をとっただけで、いっきに山頂を目指した。

11:00開聞岳山頂に到着。見晴らしのいいところはすべてもう占拠されていた。唯一空いていた藪っぽいところに仕方なく腰をかけて昼食にした。その間もどんどん登山者は登ってくる。

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左:山頂を見上げると、まだ人がいるのが見える 右:枕崎方面を見渡す

11:30昼食後下山開始。まだ続々と登ってくる。なかには、はしごとか、岩場とかがあるのに小さいお子さんを連れた無謀な家族もいる。大丈夫なのかと心配になる。軽装で登ってくる人もいて、ハイキング程度の山とあなどっている人が多いことに驚かされる。

そうしたハイカーもどき観光客を何度もやりすごしながら下った。臨時駐車場には、13:30到着。あれだけ渋滞したわりには、予定よりも早めに下山できた。駐車場内には、テントが張られていて臨時の売店があった。さっそく覗くと、アイスクリームを売っている。たまらず買って山の神とぺろぺろと食べる。人心地ついたころ、本日の宿、枕崎観光ホテル岩戸を目指してレンタカーに乗り込んだ。

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えびの高原池めぐりと白鳥山

2013-05-18 | 山行~九州・沖縄

000img_6602白鳥(しらとり)山 標高 1363m 宮崎県

2013年5月3日(金) 晴れのちうすぐもり

メンバー 山の神と私

コースタイム 12:40えびの高原駐車場12:50--不動池--13:44六観音御池展望台13:53--14:25白鳥山14:35--二湖展望台--15:16駐車場

山の神と眠い目をこすって早朝出発。京急を使って羽田空港へ。空港では搭乗手続きに思った以上に時間がかかり、買った空弁をかき込むように食べ、羽田発7:50発の宮崎行きに乗り込んだ。 宮崎空港には定刻の9:30到着。予約していたニッポンレンタカーの営業所へ送迎の車で移動する。スズキのSWIFTが用意されていて、いざ出発だ。カーナビの操作にとまどいながらも、何とか目的地を入力し、えびの高原に向けて走り出した。

途中コンビニで昼食の買出し。不動池のほとりで食べるはずだったのだが、予定よりも遅れていることもあるし、山の神は朝食の空弁を満足に食べていない、そして軽すぎたこともあり、宮崎道の霧島SAで、先ほど買ったおにぎりを食べることにした。

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左:かなり広いえびの高原駐車場 右:ハルリンドウはいたるところで可憐な花を咲かせていた

12:05霧島SAを出て、すぐに高速を降りる。えびのスカイラインに入り、くねった道を上がっていく。平坦なところに出ると、そこにえびの高原駐車場があった。¥410。すでに時計は12:40を指していた。予定より1時間遅れだが、昼食を済ましていることを考えれば、実質30分遅れか。歩いてみて、コースタイムが予定よりかかるようであれば、白鳥山はカットしようと山の神と話し、駐車場をあとにした。

駐車場からのびている遊歩道を道標を頼りにテクテクと歩いていく。さすがにゴールデンウィークだけのことはあってハイカーは非常に多い。こんにちはの挨拶を連発しながら、歩いていくと、傍らにハルリンドウの群落があった。そういえば、九重に行ったときにも、この花の群落に遭遇したっけ。小さくてなんともかわいらしい花だ。

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左:青く澄んだ不動池 右:六観音御池

ゆるやかな傾斜地を上っていくと、えびのスカイラインの歩道に出て不動池に着く。路駐している車の列、そして池目当てであふれかえっている観光客の群れに圧倒される。そんなことを一瞬にして忘れさせるほど、青く澄んだ池は心をなごませくれる。

道路沿いに池のヘリを進むと、山道への入り口が出てくる。そこから気持ちのいい松林や野鳥のさえずる森が続く。大勢のハイカーとすれ違っているうちに六観音御池展望台に到着する。展望台に立つと、池の奥には、まるで別々の2つの山のように見える韓国(からくに)岳が見える。お茶を飲んで休憩し、六観音堂にお参りをする。

002img_6598 参拝者が植えたとされる巨大杉

六観音堂から歩き出すとすぐに杉の巨木が現れる。参拝者が植えたとされているが定かではないようだ。樹齢500年ともいわれ、その存在感はすごい。思わず立ち止まって見上げてしまう。

そこから横移動していくと、分岐が出てくる。白鳥山への分岐だ。ここからは登山者の領域のようで、一般のハイカーはまったくといっていいほど分岐から白鳥山へは登ってこない。途中の展望地で家族連れがいたが、登るのはそこで終了のようだった。

14:25白鳥山山頂に到着。誰もいない。近くで声がしていて、下山時に姿を見かけたが、年配の夫婦だった。山頂の見晴らしは最高で、目の前にでんと韓国岳が座っている。


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白紫(びゃくし)池と韓国岳

山頂から少し下ると、即目に飛び込んでくるのが、白紫池だ。この池と韓国岳の景色もまたすばらしい。

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甑(こしき)岳と六観音御池。松林の前景がまたいい趣を出している

さらに下っていくと、今度は二湖展望台に到着する。六観音御池と白紫池が見えるのだが、残念ながら、1枚の写真に2つの湖を写し取ることはできない。見える方向が異なっているのだ。

景色を堪能して再び下り始める。そこから先ほど分かれた池めぐりの道との合流点までは近い。駐車場には15:16に到着した。予定とさほど変わらない下山タイムで、お土産屋を覗くほど余裕綽々だった。山の神がいつまでもお土産を物色していたが……

※この池めぐりは、「美しい日本の歩きたくなる道500選」に選ばれている。

開聞岳へつづく
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開聞岳めざして鹿児島へ

2013-05-12 | 山行~九州・沖縄

ふと山の神を見ると、ペンギンのようにピョコタンピョコタン歩いていた。極度の筋肉痛らしい。私は中国武術の恩恵を受けていて(武術歴20年)、まず山歩きをした後に筋肉痛に悩まされることはない。さすがにロングコース7,8時間以上歩くと、来るけどね。

なぜ、山の神が筋肉痛になったかといえば、前々日に、えびの高原の池めぐりをしたせいだろう。前日は開聞岳に登っていた。ただ開聞岳に登っていたときには、山の神は筋肉痛になっていなかったから、年齢のせいで翌々日に疲労の症状が出るようになったようなのだ。冗談で、今日の筋肉痛はえびの高原、明日は開聞岳の筋肉痛がやって来るんだね、ハハハと言っていると、山の神は怒り心頭で、そんなことはないとキッパリ否定していた。

しかし、翌日は症状が悪化していた。やはり開聞岳筋肉痛はやってきたのだ。ざんね~ん!

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5/3宿泊したレンブラントホテルから噴煙をあげる桜島を見る。鹿児島入りして2回目の噴火

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5/4桜島に昇った朝日。神々しさに思わず合掌

2013年のGWは、財布の中身を考慮せず、だいぶ散財してしまった。飛行機で宮崎へ飛び、レンタカーを借りて、えびの高原の池めぐり、開聞岳、そして特攻隊と武家屋敷で有名な知覧の山、母ヶ岳を登ってきた。なかなか楽しい山行&温泉の旅となった。

では続々と山行記録をアップしていくとしようか。

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西表島Part2~カンビレーの滝・マリユドゥの滝

2012-08-29 | 山行~九州・沖縄

標高50~60m 沖縄県

2005年7月12日(火) 晴れ

メンバー 山の神と私

コースタイム 軍艦岩10:00--展望台--カンピレーの滝--マリユドゥの滝--12:30軍艦岩

8:25豊原のラ・ティーダ西表を出て、レンタカーで浦内川遊覧船乗り場へ向かう。9:15に駐車場に到着した。停まっている車はレンタカーばかりで、皆観光客のようだ。9:30遊覧船が川岸を滑り出す。両岸はマングローブの森で、さっそく船内放送で、ここで見られる主な3種類(呼吸根があるヤエヤマヒルギ、メヒルギ、オヒルギ)の説明が始まる。枝を折ると有毒な乳液を分泌するミフクラギ(オキナワキョウチクトウ)や、落花して川を流れるさまが美しくて風雅なサガリバナへとテンポよく話は続いていく。

浦内川を遡行していき、終点の軍艦岩には10:00頃到着した。ほとんどの人がここからカンビレーの滝とマリユドゥの滝を目指して歩き始める。アップダウンが比較的少なく、観光客用に整備されていて歩きやすい道になっている。

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展望台から見たカンピレーの滝

先に出発していた観光客を山の神とともに次々に追い越し、平坦な道をどんどん進んだ。周囲には本州では見られない変わった植物が繁茂している。ある観光客グループに同行していたガイドさんが、このあたりの植生について説明しているところにちょうど出くわした。山の神と私は、水でも飲むフリをしながら立ち止まり、横から盗み聞きして、なるほど、ふむふむとうなづく。しばらく歩くと、カンピレーの滝を眼下に一望できる展望台に着いた。皆とりあえず、ここで休憩がてら滝を見下ろすことになる。

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左:至近距離で見るカンピレーの滝 右:カンピレーの滝を別アングルで

展望台から少し下り、ぐるりと回り込んでいくと、カンピレーの滝に到着する。まず水量の多さに圧倒される。川岸に下りて行けるので、激流を目の当たりにできる。

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マリユドゥの滝

マリユドゥの滝はカンピレーの滝から指呼の間。あっという間にたどり着く。まるで職人さんが磨いたかのようなつるつるの岩の上を水が滑っていく。比較的川幅が広いので、あまり滝という感じはしない。ここでご飯を食べて、くつろいでいるトレッカーもいた。腰を下ろすスペースはふんだんにあるので、ちょっとした憩いの場になっている。

ガイドを事前に雇えば、ここからさらに奥地に入り、島を縦断できる。山の神にどうかねと聞くと、興味なさそうだった。仮に先に進んでも、ここまでと景色や植生はあまり変わらなさそうだ。実際は行ってみないとわからないけどね。

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左:マリユドゥの滝(別アングル) 右:帰りは星砂の浜でひと泳ぎ。南国の鮮やかな色の魚に大感激

マリユドゥの滝で山の神とくつろぎ、そろそろ帰るかと腰を上げる。復路は、一度歩いたところだから歩みも早く、軍艦岩まではすぐだった。普段山歩きをしている人にとっては、ほとんどお散歩コースに近い。

さてとまだ昼イチ。観光の時間は十分にあるから、星砂の浜に寄ることにした。山の神と水中メガネを近くの店で借り(¥525)海辺で泳ぐ。海中には目の覚めるような鮮やかなブルーの魚がいた。クマノミもいた。当初から、まったく海に入ろうなどとは思っていなかったのだが、思わぬ僥倖に山の神ともども感激したのであった。

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