分類 : 歴
いわき市鹿島町を歩こう 61
境内がギンナンで埋まる白山神社 鎮座地 : いわき市鹿島町上蔵持字滝浪9
白山神社(旧村社)
祭神 白山比命(しらやまひめのみこと) 一名、菊理媛命(くくりひめのみこと)
延暦23年(804)正月、坂上田村麻呂将軍が蝦夷征討下向の節、村中安全の守護の神として勧請(かんじょう)す。と、棟札に記載があります。弘仁2年(811)一村の鎮守の神として奉祀され、明治12年(1879)村社に列せられました。
また、同社には船魂(ふなだま)神社が相殿として合祀されているが、これは弘仁2年4月八日、江名浜より綿津見神(わたつみのかみ・海を司る神)を、千旗を立てて船主・船中一同にて奉斎したもの。
高台の静寂な社に佇むと、古の住人たちが純真な心で神仏を崇高していたことに思いを馳せる。
《白山神社上り口の鳥居》
《境内一面にばら撒かれたように落ちたギンナン》
写真で見ることができるギンナンの範囲は銀杏の大木の片側だけですから、いかに多く落ちているかが推測できると思います。
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