いわき鹿島の極楽蜻蛉庵

いわき市鹿島町の歴史と情報。
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「鶏卵」 の化石を発見!!

2012-03-15 21:14:33 | Weblog
                                          分類・PV

  ◎これってビッグニュースなのかも?! 
 今朝起きたら裏山の隅に薄汚れた卵があるのに気付き、手にしてビックリ!!
 石膏や何かの材料を使って卵形にしたような擬(まが)い物でなく、正真正銘「卵の化石」でした。=今のところ、本人の独断と偏見による判断。

              
                   《左が本物の卵で、右は化石になった卵》
 
 早速、冷蔵庫に入っている生卵と比較してみると全く同じ大きさでした。=写真上。
 化石になるためには幾つもの条件が揃わなければ無理ですが、それは後回しにしておいて卵が何十年も外にあったという根拠はあります。
 我が家では、今から60年前くらいまでは鶏(白色レグホン)を常時8~10羽飼っていて、昼間は鳥小屋から出し、放し飼いにしていました。その方が良質の卵を生むという考えからでした。
 家族の者が午後から竹薮や草むらから卵を拾い集め、夕方になると鶏は勝手に鳥小屋の中に入っていくという毎日の繰り返しで生活してきました。
 今回、見つかった化石卵はその頃に人目に付きにくかった場所に生み落とされたもので長い年月の間、放置されていたものだと考えられます。
 
              
                   《白身の部分が化石で中は空洞で粉末状》

 それでは何故、化石卵が家の裏山の隅にあったのか?というと三つの理由があります。
1.私の家は、昭和4年(1929)の「石城郡鹿島村の大火」直後に建てられたもので築83年です。土台
  が大谷石で、所々に床の腐食防止のために隙間があるので、動物がその中から外へ運び出した。
2.三方が山に囲まれていて現在でもタヌキやハクビシンを私自身が目撃しています。そういう動物が食
  用の卵と思い込んで、竹薮辺りから庭先まで銜(くわ)えてきて食べようとしたが硬くて始末に負えなく
  なって置いていった。
3.傾斜のきつい裏山の草むらの中に長期間置きっ放しになっていた化石卵が何かの拍子で転がり落ち
  てきた。(因みに昨日の午後6時9分ごろに茨城、千葉で震度5強。いわき市で震度2の地震が発生
  しています)
  
              
                   《化石卵を二つに切り開いた側面写真》

 さて化石になるには、先ず土や砂が溜まり易い場所、そして土砂が堆積しているところに埋もれているということが最低の条件になるようです。
 一般に生ものの部分はバクテリアに分解されやすく残り難いとされていますが、この卵の場合には殻にヒビも入らずに雨が降るたびに土砂に埋もれていき、殻が貝の役目をして化石に変化したのでしょうか。
 
 自然界が私に予期せぬプレゼントをしてくれたものと思い、大切に保存することにします。

 
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