分類・歴
絵馬から飛び出た馬
場所 : いわき市鹿島町走熊高寺山
磐城三十三所観音霊場 17番札所 高照観音堂
走熊(はしりくま)には通称、高照(寺)山(たかでらさん)という標高126メートルの山があり、鹿島町では最も高い。
※旧・鹿島村役場にあった磐城國磐前郡走熊總計二十八字地名の書物には高照山は「コウショウザン」のフリガナが振ってある。
《観音堂へ上っていく山道》
昔、このお堂に絵馬が掛かっていて、そこに描かれている馬が毎晩夜になると山を境にした隣村の蔵持へ出て、走り回っては悪さをするという噂や苦情が多くなったものだから、走熊の部落ではお堂の扉に錠を掛けたところそれ以降、馬の出没がピタリと止んだという話が残っている。
《高照山十一面観音堂》
《祭典日に開扉されたお堂》
《外壁に掛かっている奉納額・幕など》
◇このような古い話から、走熊という地名の由来は「熊」ではなく「駒(馬)」で、役人が検地の際に走駒(はしりこま)を「はしりくま」と聞き間違えて、台帳へ「走熊」と誤記してしまったという話もある。
絵馬から飛び出た馬
場所 : いわき市鹿島町走熊高寺山
磐城三十三所観音霊場 17番札所 高照観音堂
走熊(はしりくま)には通称、高照(寺)山(たかでらさん)という標高126メートルの山があり、鹿島町では最も高い。
※旧・鹿島村役場にあった磐城國磐前郡走熊總計二十八字地名の書物には高照山は「コウショウザン」のフリガナが振ってある。
《観音堂へ上っていく山道》
昔、このお堂に絵馬が掛かっていて、そこに描かれている馬が毎晩夜になると山を境にした隣村の蔵持へ出て、走り回っては悪さをするという噂や苦情が多くなったものだから、走熊の部落ではお堂の扉に錠を掛けたところそれ以降、馬の出没がピタリと止んだという話が残っている。
《高照山十一面観音堂》
《祭典日に開扉されたお堂》
《外壁に掛かっている奉納額・幕など》
◇このような古い話から、走熊という地名の由来は「熊」ではなく「駒(馬)」で、役人が検地の際に走駒(はしりこま)を「はしりくま」と聞き間違えて、台帳へ「走熊」と誤記してしまったという話もある。
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