分類:地
磐城三十三観音霊場 第十七番札所 高照観音堂
いわき市鹿島町走熊高寺山
往復40分の山道を伐採、草刈り
昨日(1日)は、走熊地域にある高照(たかでら)観音堂への山道を旧戸数の人たち18名が上り口に集まり道普請を行いました。
《恒例の道普請は歩くだけでも往復40分は掛かる険しい山道》
磐城三十三観音は第1番目の札所を平の「北目観音」を振り出しに、三十三番目の岩井戸観音(双葉郡富岡町)までありますが中でも最もきついのは、この高照観音堂への道と言われています。
枯葉が積り、枯れ枝が落ち、湿地部分があり、上りづらい岩盤を相手に約2時間の清掃の甲斐があり、これで17日の高照山祭典日を迎える準備が整いました。
《観音堂に到着して、先ずはともあれ一休み》
高照観音を祀る高寺山は海抜126mで、鹿島町地内では最も高い山です。
昭和40年代の頃まで祭典日には地元青年団が本堂の前で「獅子舞」を奉納し、山の上り下りにも休むことなく鉦(かね)や太鼓を鳴らしながら歩いたので、山にこだまする音(ね)を聞きながら祭りの雰囲気を堪能できたものです。
本尊・十一面観音菩薩
御詠歌・世の中は麓(ふもと)にありや 東泉寺
日は高寺に 水走熊
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