分類・歴
鹿島街道を行く
《鹿島から平方面に向ってみた「くうじ山」の坂道》
《鹿島から小名浜方面に向って見た御代坂》
平~小名浜を結ぶ鹿島街道には、平側に「くうじ山」小名浜側に「御代坂」があります(=上・下写真)。
現在では坂といっても車で難なく通過してしまうほど勾配が緩やかになっていますが、昔は双方共に山の頂上付近に土壁の洞門(トンネル)があり、鹿島そのものを孤立させる要因になっていました。
「くうじ山」に至っては明治の中頃、夜になると洞門の中に数人の男達が寄り集まって通行人から金品を脅し取る《追い剥ぎ》が居たとの口伝が残っています。
旧道が県道に指定されたのは官選知事の三島通庸(みちやす)が在任した時と云われ、明治15、6年辺りのようです。
又、「くうじ山」を切り割り道路にしたのは明治30年代とされています。
鹿島街道の呼称は新道が出来てからのことで、旧道は山間をへばり付くようにして新道とほぼ並行に伸びています。
只、この「くうじ山」と「御代坂」の部分だけは旧道と道路が重なっています。
◇行事・暦注◇ 啓蟄 庚申日 不成就日 二日灸
1日ひとつ『福島県』を知る
二本松市の伝統産業は「家具」です。
起源は14世紀半ば、畠山高国が二本松に居を構えた頃とされ、17世紀中ごろ建築大工が建具や
調度品を手掛けました。
本日の催し 1月6日(木) 三碧 友引 旧暦12/3
◆「鹿島フォークダンス」 9:00~ 鹿島公民館 0246-29-2250
◆布「日本の古布展」 ギャラリー創芸工房(鹿島町走熊) 0246-29-3826
◆第1回伝承郷特別展「~写真で巡る~鹿島町久保といわき市内の磨崖仏」 共催:鹿島公民館
いわき市暮らしの伝承郷 企画展示室(観覧料が必要) 0246-29-2230
↓〈パレスいわや〉 鹿島町久保梅田4-1 0246-58-5555
◆「いわき商工会議所正副会頭会議」 14:00~
◆「新春市民交換会」 16:00~
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