分類:史
所在地 : いわき市鹿島町久保西之作
金光寺境内裏の右方にあります
磐城三十三観音の十六番札所 本尊・十一面観音
〈ご詠歌〉 中山と きいてのぼりて 朝日さす 森のこかげに たつは白なみ
磐城三十三所観音霊場は、第一番目の札所が平・北目町にある北目観音(如意輪観音)からスタートしますが、鹿島町には二つの観音堂があるので、今回は第十六番の久保中山観音からを案内することにします。
《久保中山観音堂》
久保地域に中山という地名はありませんが、昔、観音堂は久保と神白との境に当たる山林の栗木平という所に祀られていて、ここは今も巨石や背高い赤松が見られ、太平洋も遠望することもできます。
ご詠歌の「中山」は、栗木平の前後に山があったために、お堂のあった所を「中山」に見立てて名付けたもののようです。栗木平は今も観音平と呼ばれ寺領地にもなっています。
《白木造りの十一面観音坐像》
現在、観音堂が祀られている場所は、前述のように金光寺境内の一角にあります。
ご本尊の十一面観音像は、白木の寄せ木造り坐像で、その高さ1丈(尺貫法でいうと約3㍍)といわれ、頭上に化仏と阿弥陀立像をいただき、左手に蕾(つぼみ)を付けた蓮華を持っています。
所在地 : いわき市鹿島町久保西之作
金光寺境内裏の右方にあります
磐城三十三観音の十六番札所 本尊・十一面観音
〈ご詠歌〉 中山と きいてのぼりて 朝日さす 森のこかげに たつは白なみ
磐城三十三所観音霊場は、第一番目の札所が平・北目町にある北目観音(如意輪観音)からスタートしますが、鹿島町には二つの観音堂があるので、今回は第十六番の久保中山観音からを案内することにします。
《久保中山観音堂》
久保地域に中山という地名はありませんが、昔、観音堂は久保と神白との境に当たる山林の栗木平という所に祀られていて、ここは今も巨石や背高い赤松が見られ、太平洋も遠望することもできます。
ご詠歌の「中山」は、栗木平の前後に山があったために、お堂のあった所を「中山」に見立てて名付けたもののようです。栗木平は今も観音平と呼ばれ寺領地にもなっています。
《白木造りの十一面観音坐像》
現在、観音堂が祀られている場所は、前述のように金光寺境内の一角にあります。
ご本尊の十一面観音像は、白木の寄せ木造り坐像で、その高さ1丈(尺貫法でいうと約3㍍)といわれ、頭上に化仏と阿弥陀立像をいただき、左手に蕾(つぼみ)を付けた蓮華を持っています。
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