いわき鹿島の極楽蜻蛉庵

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船戸の若宮八幡様の祭典

2019-05-04 06:15:59 | Weblog
                             分類:催

               若宮八幡神社(俗称・船戸の若宮八幡さま)
                 祭神:大鷦鷯大神(おおささぎのおおかみ)
                    いわき市鹿島町船戸字林下65

                                                             


   子供神輿(みこし)で賑わった頃が懐かしい
 3日(祭日)は、本来ならば子供神輿(みこし)が町内を練り歩いて地域住民が祭り気分に浸るところだが、残念ながらその雰囲気は味わえずに神社本殿で氏子代表が集まり、形式的な神事を行うだけに留まった。
 昭和40年代にこの船戸地区がベッドタウンとしていち早く公営住宅が建設されると、旧部落と新興住宅の人々の親和を深めるために、若宮八幡神社の祭典は以前より活発になっていった。
 住宅が増え人が住めば子供の数もそれに比例して多くなることから、祭りは古来のしきたりを守りつつ子供神輿も造って団地の子供たちにも加わってもらおうということになった。

          《神事が執り行われるのを待つ神社総代の人たち》<

/strong>祭り袢纏を100着用意してたが次第に子供の数が増えていき足りなくなってきたので、昭和50年代からは小学4年生までの子供に限って袢纏を着るようになり、5~6年生の分までは回らなくなるほど人気のある祭りだった。
 しかも、神輿は1つでは足りないので樽神輿も加わるほど盛況でした。
               《若宮八幡神社への上り口》 
 ところが現状はどうかというと、いまや社会全体が少子高齢化が進む中で、この船戸地区も御多分に漏れず団地内には高齢者は増えても、子供の数は圧倒的に少なくなってしまった。
 今日の祭には子供たちの元気溌剌な神輿担ぎの風景をカメラに収めてこようと思って、若宮八幡神社へ馳せ参じたが空振りに終わった。周囲には人っ子1人居ない。(これ本当)
 神社への石段上り口に立てられた幟(のぼり)だけが、カメラに淋し気に納まった。

 
        《懐かしい! 神輿を担いで町内を回る子供たち=昭和60年》

 ▲2018年5月1日付の拙ブログに、若宮八幡神社に関する 石段になった老松 の記事あり。
 
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