いわき鹿島の極楽蜻蛉庵

いわき市鹿島町の歴史と情報。
それに周辺の話題。
時折、プライベートも少々。

端午の節句 収蔵品を展示

2016-04-24 21:32:31 | Weblog
                                             分類:催 
  端午の節句展を開催中 
                              場所 : いわき市暮らしの伝承郷
                                   いわき市鹿島町下矢田字散野14-16
                                   0246-29-2230

               《いわき中央台の「ラパークいわき」付近にある伝承郷

 絵のぼり、鯉のぼり、掛け軸、写真などを集めた、第1回伝承郷企画展 端午の節句展-伝承郷収蔵品展- は5月15日まで開催されています。
 今日(24日)は、午後2時から同館学芸員による展示解説付きの案内がありました。


                《時代を彷彿とさせる鯉のぼりや鍾馗(しょうき)人形》

 展示物の中で特に目立つ鍾馗の特徴は、邪気を払うとされる鋭い目と力溢れる姿、色鮮やかな手染めが伝統で、手描きにより細やかな線で描いた髭(ひげ)が美しさを際立たせています。
 いわき市暮らしの伝承郷では、市民から寄贈された様々な民俗資料が収蔵されていて、その数が5,000点といわれます。
 特に今回は、端午の節句に関するものを取り上げて、天保年間から現代までの絵のぼり29点をはじめ、明治から昭和初期の鯉のぼり、掛け軸、写真など65点が展示されています。
 

             《展示室だけでは所狭しとロビーにまではみ出した絵のぼり》

 絵のぼりは、もとは「のぼり」「こばた」と呼ばれていましたが、昭和40年頃から「絵のぼり」の名称が使われるようになったそうです。
 現在、いわき市内では絵のぼりを製作しているのは3軒だけで、昭和55年に『いわき絵のぼり制作技術』として、いわき市無形文化財の指定を受けています。

  開催時間 : AM9:00~PM5:00(入園はPM4:30まで) ・入館料有り
          火曜日休館





  
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする