分類:催
場所 : 鹿島公民館
いわき市鹿島町走熊字鬼越83-1
薬物の恐さを知る
5日(昨日)は鹿島歴史の会の月例会が開催されて、平成28年度のスタートを切りました。
同会の会員でもある小松隆氏は、いわき地区薬物乱用防止指導員協議会会長の要職にも就いておられる関係で、皆さんから予(かね)てより講演依頼の要望が強かったのですが遂にOKサインが出て今回実現しました。
《薬物乱用は絶対ダメを強調する小松先生》
最近、一般市民やスポーツ選手などが大きな問題を起こしてマスコミを賑わしていますが、危険ドラッグの使用者は年々増加する一方でこれらは氷山の一角とされています。
インターネットや直接店舗で入手できる「合法ハーブ」等と称する商品が販売されており、こうした商品を使用した人が意識障害、嘔吐、けいれん、呼吸困難等を起こして、死亡したり、重体に陥る事件が多発しています。
小松先生はプロジェクターとスクリーンまで用意して本格的な講義をされる意気込みが伝わってきましたが、この後に会の総会も控えている関係で時間制約をお願いする羽目になってしまいました。
《対岸の火事では済まされない思いで聴講する会員の皆さんたち》
小松先生の他に、薬物乱用防止指導員の黄 慶志先生(鹿島町御代で台湾料理店飲茶趣々経営)も参加して「反毒・拒毒!」~台湾における薬物乱用(吸毒)の現状~を講演されていきました。
台湾での違法薬物の取り締まりは非常に厳しく、刑罰には第1級毒品から第4級毒品までに分類されて第4級は3年以上10年以下の有期懲役、及び1,000万円以下の罰金。第1級は無期懲役、及び3,500万円以下の罰金。最高刑では死刑を処せられるとのことでした。