いわき鹿島の極楽蜻蛉庵

いわき市鹿島町の歴史と情報。
それに周辺の話題。
時折、プライベートも少々。

「融和の郷」 の石碑

2011-02-18 06:48:18 | Weblog
     鹿島自由散策                                     分類・歴
                                                 
             
                      場所 : いわき市鹿島町久保3

             

 鹿島街道の「ラーメン山岡家」と、美容室「エムズアクエア」の間にある畦道のような細い道を約100mほど入っていくと 『融和の郷』 の石碑がひっそりと建っています。(=写真)

 久保地区が市街化区域に指定され、関係権利者との協議による土地区画整理組合を設立、事業に着手していった過程を知ることができます。
 その碑文には次のように書かれてあります。(原文のまま)
 
 当地区は、平市街地より南に約八粁、重要港湾小名浜港より北に約五粁の地にあり、主要地方道路、小名浜-平線に隣接し、非常に立地条件に恵まれた地区であり都市計画法の改正により、昭和四十五年市街化区域に指定されました。
 これを契機として、当地区の効率的な立地利用を図るため関係権利者と協議を重ねたところ、公共施設の整備と併せて、宅地の利用増進を目的として、昭和五十六年六月、知事の認可を受け、鹿島町久保土地区画整理組合を設立し、事業に着手したものであります。
 施行地区は、鹿島町久保字飯栗田、袖穢、五反田、砂、三角田、反町、薬師前、鍵田の一部、及び鹿島町米田字沼田の一部を含めた、施工面積約一四、ニヘクタール、幹線道路の整備をはじめ、公園、公共下水道、上水道等の公共施設の整備を図り、快適な住宅環境の市街地が形成されたのであります。
 ここに七年の歳月を費やし、総事業費四億九千八百万円を投じ、本事業の完成を見るに至ったことは、これひとえに、県、市及び関係当局を初め、組合員各位のご理解とご協力の賜ものと、深く感謝する次第であります。
 
      昭和六十ニ年九月吉日
                      篆書  いわき市長 中田武雄
                         鹿島町久保土地区画整理組合
                      撰文  組合長   鈴木 巌
  *以下、役員(理事長、副理事長、理事、監事名等は省略しました)


     ◇行事・暦注◇  県立高校入試Ⅱ期選抜出願先変更受付(~22日 各高校)  
                日本アカデミー賞授賞式(東京都)  望・満月

1日ひとつ『いわき』を知る
  いわき平競輪場に、平成21年(2009)3月に完成したコミュニティ活動を支援する施設を「地域開放型施設」といいます。
  地域開放型のバックスタンドは、競輪非開催時には3・4階のサイクルシアターを市民に開放し、大型スクリーンによる室内映像シアターとして活用できたり、競輪開催時においても市民が利用できるサイクルハウスを競輪施設から独立して設けられているなどバックスタンドとしての機能の他に、市民のコミニュティ活動を支援する機能も併せ持ったものとなっています。  
  

     本日の催し  2月18日(金)    五黄 仏滅   旧暦1/16     

◆「お茶会」  14:00~  特別養護老人ホームかしま荘  勿来高校の生徒達が施設のお年寄り達
 にお茶を振る舞います。   0246-58-8271

◆「鹿島公民館押し花サークル作品展」  いわき鹿島郵便局   0246-29-3560

◆教育文化施設5施設共同企画展「写真から見た地域の指定文化財」
         いわき市暮らしの伝承郷 ロビー(観覧無料)   0246-29-2230  

◆第3回伝承郷企画展「炭鉱(やま)への想い~菊地正男絵画展~」
         いわき市暮らしの伝承郷 企画展示室(観覧料が必要)   0246-29-2230


 
コメント
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