志賀直哉だが作家でない

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　《鹿島村長を務めた志賀直哉の家》　　　　　　　　　　　　　　分類・人

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　所在地　　いわき市鹿島町下蔵持字嘉睦家（かもか）１５番地

　昭和の前半期に於いて、鹿島では偉大な指導者であった志賀直哉（明治２０年６月１２日～昭和３１年２月７日※享年７１歳）は、後人に遺した教訓は計り知れません。

　昭和４年に村議会議員となり、翌５年には助役になっています。
　村長補佐をし、その手腕力量を高く評価されて村議会の推挙を受け村長となり、二期８年間村政に傾注した人です。

　県から農業経済指定村の指定を受け、農村振興に意を用いる傍ら灌漑用貯水池・堰の改修等に努力。更に毎月の１日を道路愛護デーと決め、各ごとにこれを実施して道路の整備をしました。
　一方、百駄刈りを推奨して堆肥作りや家畜の導入を推し進め、食糧の増産と農家収入の増収を図りました。常に人づくりに意を配り、村長辞任後は太平洋戦争下の石城郡翼賛青壮年団長として、郡の指導的責任を担いましたが敗戦となり占領軍司令官マッカーサー指令により、公職追放になってしまいました。

　下蔵持の如来山正福院は、昭和５年鹿島の大火で焼失し、昭和５年再建に掛り翌６年に完成しましたが昭和１１年６月、今度は豪雨による裏山の土砂崩れにて寺院崩壊。
　志賀直哉は、これの再建に再び東奔西走して昭和３０年９月、ようやく洋風の寺院を建設し、同年１０月には二宮尊徳翁百年祭慰霊塔を建立したのです。
　

　　　　　本日の催し　　１２月１３日（日）　　　　五黄　赤口　　　旧暦１０／２７

　　　　　　　　　　◆マナー講習会　　１３：００～　　　於・パレスいわや（鹿島町久保）　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　装道礼法きもの学院県認可連盟浜通り地区委員会
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 0246-５８－５５５５　

　　　　　　　　　　◆「鉄の彫刻展」　　鉄の彫刻家　安斉重夫さんの作品　　最終日
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　於・ギャラリー創芸工房（鹿島町走熊）　　 0246-２９－３８２６

　　　　　　　　　　◆企画展「いわきぐるっとコレクション　ニューアートアイーン・インいわき出品作家に
　　　　　　　　　　　　　　　　　よる　わたしが選ぶ　いわき市立美術館　ザ・コレクション」　　最終日
　　　　　　　　　　　　　　於・いわき市暮らしの伝承郷　企画展示室・民家ゾーン（観覧料が必要）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 0246-２９－２２３０
　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　◆クリスマス　ウィークエンドレシート大抽選　　於・鹿島ショッピングセンター・エブリア

　　　　　　　　　　◆第３１回ハンド・イン・バンド募金　　於・鹿島ショッピングセンター・エブリア

　　　　　　　　　　◆建築事務所のＮｅｗ仕事展　　於・鹿島ショッピングセンター

　　　　　　　　　　◆地域安全パネル展　　於・鹿島ショッピングセンター