《今も力石が残っている真浄院》 分類・地歴
杉社山真浄院(すぎやしろざんしんじょういん) いわき市鹿島町下矢田
真浄院は、鹿島街道の下矢田地区から山側へ約500mほど入ったところにあります。
山門をくぐって石段を登り、境内に入った右手に大きな黒松があり、この松の根本に重さが32貫(約120㎏)前後の繭型をした石があります。
石の一周に縄を括れるように溝があるもので言い伝えによると、この石は真浄院創建の際に胴搗き石として使用されたものだそうです。
内に於いての地固め事業などにも活躍したとのことです。
下矢田には大きな堰が二つあり毎年堰止め工事が行われ、青年たちはそういう労力作業に備え毎月の農休日にはお寺に集まり、修業のための寺泊まりや体力作りに相撲や力競べをすることになり、繭型石が力石としてそこへ登場したわけです。
力だけでは中々持ち上がらず、腰の据え方のコツも必要としました。
5~6人が持ち上げに成功しましたが、力だめしも次第にエスカレートしていき、その石を担いで寺の庫裡の周囲を廻る競争になりましたが、その時に残ったのは2人でした。
最終的には、力石を山門まで転がし、そこから担いで石段を登る事になりました。
これに挑戦して見事成功したのは、昭和初期の当時17,8歳だった坂本直政(故人)という人で実話です。
※「真浄院」に関する詳細は当ブログの2009・6・26付を御覧下さい。
本日の催し 9月29日(火)
八白 赤口 旧暦8/11
◆歌の輪会 13:00~ 於・鹿島公民館
杉社山真浄院(すぎやしろざんしんじょういん) いわき市鹿島町下矢田
真浄院は、鹿島街道の下矢田地区から山側へ約500mほど入ったところにあります。
山門をくぐって石段を登り、境内に入った右手に大きな黒松があり、この松の根本に重さが32貫(約120㎏)前後の繭型をした石があります。
石の一周に縄を括れるように溝があるもので言い伝えによると、この石は真浄院創建の際に胴搗き石として使用されたものだそうです。
内に於いての地固め事業などにも活躍したとのことです。
下矢田には大きな堰が二つあり毎年堰止め工事が行われ、青年たちはそういう労力作業に備え毎月の農休日にはお寺に集まり、修業のための寺泊まりや体力作りに相撲や力競べをすることになり、繭型石が力石としてそこへ登場したわけです。
力だけでは中々持ち上がらず、腰の据え方のコツも必要としました。
5~6人が持ち上げに成功しましたが、力だめしも次第にエスカレートしていき、その石を担いで寺の庫裡の周囲を廻る競争になりましたが、その時に残ったのは2人でした。
最終的には、力石を山門まで転がし、そこから担いで石段を登る事になりました。
これに挑戦して見事成功したのは、昭和初期の当時17,8歳だった坂本直政(故人)という人で実話です。
※「真浄院」に関する詳細は当ブログの2009・6・26付を御覧下さい。
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◆歌の輪会 13:00~ 於・鹿島公民館