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いわき鹿島の極楽蜻蛉庵

いわき市鹿島町の歴史と情報。
それに周辺の話題。
時折、プライベートも少々。

伝統の「じゃんがら」再編成

2009-07-26 07:22:26 | Weblog
                   《上蔵持青年会による、じゃんがら念仏踊り》

 昨日(25日)は、かしまデイサービスセンター前広場で恒例の福祉まつりが行われました。
 このお祭りは、かしま福祉まつり実行委員会によるもので、今年で第27回目を迎えました。
 
 朝のうち、濃い雲に覆われて天気が心配になりましたが、徐々に陽射しが見えてきて午前中にすっかり晴れ上がり、絶好の「まつり日和」となりました。
 
 参加グループは鹿島地区ふれあい会をはじめ、ネーブルシティかしま、鹿島長寿会、鹿島地区振興協議会、いわき鹿島ロータリークラブ、鹿島区長会、かしま病院、社会福祉法人養生会などで、今では地域住民にとって年中行事の一つとして欠かせない「まつり」です。

 模擬店が並ぶ広場のステージでは各種イベントが行われ、平工業高校吹奏楽部による演奏や鹿島公民館サークルのフラダンスなど盛り沢山のプログラムが組まれていました。

 なかでも貴重だと感じたものは、上蔵持地区青年会による「じゃんがら念仏踊り」でした。
 なぜ貴重なのかというと、明治22年に近隣12ケ村が合併して鹿島村を名乗り、旧村が(大字)となった後も伝統芸能としての「じゃんがら」は、ずっと守り続けてきていました。

 ところが、昭和34,5年以降は中断されてしまい、昭和54年代になると「じゃんがら」を継続しているのは、上矢田地区の円福寺のものだけになってしまったのです。

 そこで、上蔵持地区青年会の「じゃんがら」復活に出会いました。
 ともすれば構成人数が足りない、会社勤めで時間的な余裕がない、面倒くさい、などの理由で今後の再編成は難しいのでは?と云われていた現在、上蔵持青年会の勇気と決断力で実現させたことには喝采を送らずにはいられませんでした。 

      本日の催し  7月26日(日)  
          ◆第2回伝承郷企画展『写真で綴るむかしのいわき展』
                    於・いわき市暮らしの伝承郷 企画展示室(観覧料が必要)

          ◆体験学習 木の枝クラフト  10:00~12:00
               木の枝を使い、昆虫やクマさんなどの模型やペンダントなどを作ります。
                指導者 江井光重さん(平)  材料費 無料(観覧料は別途)
                事前申込み制なので当日参加は無理かも?   0256-29-2230
                       於・いわき市暮らしの伝承郷 旧猪狩家
          ◆日本の手技・手仕事展「木の工人」 於・ギャラリー創芸工房(鹿島町走熊)
                                              0246-29-3826

          ◆遠位型ミオパチー街頭署名・募金活動  13:30~
                               於・鹿島ショッピングセンター・エブリア
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