毎日バッハをきいていこう!

一日一バッハ




京都は、台風の接近もあって朝から雨。6時過ぎには激しい雨も降っていましたが、いまは小康状態といったところです。さて、日曜日のバッハはいつものようにカンタータですごします。きくのは、トン・コープマンたちによる「来たれ、甘き死の時よ」(三位一体節後第16日曜日用)。このBWV161(全6曲)は、バッハのヴァイマール時代、1716年9月27日に初演されたとみられる、つつましくも美しいカンタータです。

CD : WPCS-4994/6(ワーナーミュージック・ジャパン)

WPCS-4994/6

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ハンス・ルートヴィヒ・ヒルシュが、1982/83年に録音した「8 KONZERTE FUER CEMBALO SOLO」。このCDは、バッハがほかの作曲家の協奏曲を、クラヴィーア独奏用に編曲した作品を集めたもの。これを今週は収録順(番号順)にきいており、今日はヘ長調の協奏曲(BWV978)をききます。昨日のBWV976から1番とんでいるのは、ヒルシュのCDが、クラヴィーア独奏用の編曲協奏曲中、ヴィヴァルディとマルチェッロ兄弟を原曲とするもののみ収録しているためです(BWV977は原曲不明)。なお、このBWV978の原曲はヴィヴァルディの作品3第3番で、録音は1983年です。

CD : CDX 29206-7(Divox)

CDX 29206-7

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今週は(そして来週も)、ハンス・ルートヴィヒ・ヒルシュの「8 KONZERTE FUER CEMBALO SOLO」(1982/83年録音)を、収録順(番号順)にきいています。今日きくのは、ヴィヴァルディの作品3第12番(ホ長調)を原曲とするハ長調の協奏曲。このBWV976の録音は1982年です。

CD : CDX 29206-7(Divox)

CDX 29206-7

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今朝はうす曇で、ちょっとむし暑くなっています。忘れかけていた真夏日ですが、一昨日から復活し、明後日まで続く予報。これで残暑ともお別れ、となってくれればよいのですが……。さて、ハンス・ルートヴィヒ・ヒルシュの「8 KONZERTE FUER CEMBALO SOLO」、今日きくのは、ヴィヴァルディのヴァイオリン協奏曲(「ラ・ストラヴァガンツァ」作品4第6番)にもとづく、クラヴィーア独奏のために協奏曲。原曲はイ短調ですが、BWV975への編曲にあたってト短調に移調されています。録音は1982年です。

CD : CDX 29206-7(Divox)

CDX 29206-7

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これからきくのは、クラヴィーア独奏用に編曲されたニ短調の協奏曲。このBWV974の原曲は、アレッサンドロ・マルチェッロの有名なニ短調のオーボエ協奏曲。バッハの任地であったヴァイマールのヨーハン・エルンスト公子の依頼で編曲されたと考えられています。演奏は一昨日からきいている、ハンス・ルートヴィヒ・ヒルシュ(「8 KONZERTE FUER CEMBALO SOLO」)。使用楽器はウィリアム・ダウド(1978年製)のチェンバロで、録音は1982年です。

CD : CDX 29206-7(Divox)

CDX 29206-7

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ハンス・ルートヴィヒ・ヒルシュの、クラヴィーア独奏のための(クラヴィーア独奏のために編曲された)協奏曲を集めた「8 KONZERTE FUER CEMBALO SOLO」。昨日からきいているCD(1982/83年録音)ですが、今週から来週にかけては、これを収録順にきいていく予定です。今日きくのはト長調の協奏曲で、このBWV973の原曲はアントーニオ・ヴィヴァルディの作品7の第2集第2番。録音は1983年です。

CD : CDX 29206-7(Divox)

CDX 29206-7

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今週から来週にかけては、ハンス・ルートヴィヒ・ヒルシュの「8 KONZERTE FUER CEMBALO SOLO」(1982/83年録音)を楽しむ予定。このCDは、クラヴィーア独奏のための(クラヴィーア独奏のために編曲された)協奏曲集で、アントーニオ・ヴィヴァルディとマルチェッロ兄弟の協奏曲を原曲とするものが収録されています。今日きくはニ長調の協奏曲(BWV972)で、これはヴィヴァルディの「調和の霊感」作品3第9番が原曲です。

演奏者のヒルシュは、1937年生まれのドイツのチェンバロ奏者。先週きいていたケネス・ギルバートが1931年生まれなので、ほぼ同世代の演奏家といえると思います。個人的には独奏者としてより、アンサンブルの指揮者(クラウディオ・モンテヴェルディの作品など)としてのなじみがあります。なお、使用している楽器は、ウィリアム・ダウドの1978年製のチェンバロ(1730年ごろのブランシェによる)。録音は1982年です。

CD : CDX 29206-7(Divox)

CDX 29206-7

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これからちょっとだけ楽しむのは、アントーニオ・ヴィヴァルディの歌劇「オリンピアデ」。もちろん、2020年東京オリンピック開催決定をうけてのことです。きくのは、リナルド・アレッサンドリーニたちによるCD(OPUS111 OP 30316)から、3楽章からなるシンフォニア(序曲)と、気のむくままにいくつかのアリア。「オリンピアデ」は、オリンピックをめぐる二組の恋人たちの、いろいろありながらの大団円の物語で、台本作者はピエトロ・メタスタージオです。この台本には、ヴィヴァルディのほかにも、アントーニオ・カルダーラ、ジョヴァンニ・バッティスタ・ペルゴレージ、ヨーハン・アードルフ・ハッセら、多数の作曲家が音楽をつけています。

OP 30316

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三位一体節後第15日曜日にきくのは、ジョン・エリオット・ガーディナーたちによるカンタータ「神なしたもう御業こそいと善けれ」です。同カンタータには、BWV98、BWV99、BWV100と、同名の3カンタータがありますが、これからきくのは1724年9月17日初演のBWV99です。BWV99(全6曲)は、ザームエル・ローディガストの同名コラールにもとづく、いわゆるコラール・カンタータ。第1曲は、協奏曲に合唱を組み込んだような曲で、「≪ブランデンブルク協奏曲≫の世界を思わせる、明るい愉悦感に満ちた音楽」(『バッハ事典』)です。また、第3曲のアリアでは、フルートが名技的なオブリガートをきかせます。

CD : SDG 104(SDG)

SDG 104

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今週は、1981年録音のケネス・ギルバートによる「イギリス組曲」を楽しんできました。ギルバートの演奏は、中庸の美が特長だといえると思うのですが、「イギリス組曲」ではときおり、プレリュードやジーグで疾駆するような演奏をきかせることがありました。この組曲のもつ力がそうさせるのでしょうが、ギルバートもやはり情熱のひとだと感じさせる瞬間です。

これからきくニ短調の第6番では、やはりジーグでの疾駆があるかもしれません。使用楽器は1671年にヤン・クーシェが製作したチェンバロ(1759年にブランシェ、1778年にパスカル・タスカンが改修)ですが、1979/80年に、ユベール・ベダールの工房で修復されており、この組曲は修復なったばかりの楽器での録音ということに。そのあたりも疾駆の一因なのかもしれません。

CD : HMC 901074.75(harmonia mundi)

HMC 901074.75

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ケネス・ギルバートのチェンバロできいている「イギリス組曲」。これからきくのはホ短調の第5番で、「厳しく内面的な趣をもった組曲」(『バッハ事典』)です。両端のプレリュードとジーグは、ともに峻烈な趣きで、組曲を強固にひきしめている感があります。

CD : HMC 901074.75(harmonia mundi)

HMC 901074.75

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今週のバッハは、ケネス・ギルバートによる「イギリス組曲」。これを番号順の収録順にきいており、今日きくのはヘ長調の第4番です。このBWV809は、華麗なプレリュードにはじまる光輝にみちた音楽。そんな音楽のような天気は、今日も期待できないようですが、それでも午後からは青空ものぞくということ。昨日は予報よりかなり早く降りだしたので、外出中雨にあってしまいましたが、今日は予報どおりになってほしいものです。

CD : HMC 901074.75(harmonia mundi)

HMC 901074.75

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今朝は日がさして明るく、なかなかの好天です。東と南の空には青天がみえています。しかし、北と西の空をみると黒い雲が。このようすだと、「曇後雨」の予報どおり、午後からは雨になりそうです(しかも激しい雷雨のところもあるそうです)。このあと、自転車を走らせて東山方面にでかけるのですが、あまり寄り道しているひまはなさそうです。

さて、今週きいているケネス・ギルバートによる「イギリス組曲」、これからきくのはト短調の第3番(BWV808)です。組曲は1981年の録音で、使用楽器はヤン・クーシェ製作(1671年)のチェンバロ。これはギルバートの個人蔵の楽器で、アルヒーフにおける一連のバッハ録音でもこの楽器で演奏しています。おそらく、ギルバートの愛器なのでしょう。

CD : HMC 901074.75(harmonia mundi)

HMC 901074.75

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昨日からききはじめた、ケネス・ギルバートによる「イギリス組曲」。昨日のイ長調の第1番に続き、今日きくのはイ短調の第2番です。ところで、イ長調の第1番をきいていて思ったのですが、さすがに録音(1981年)のほうは時代を感じさせますね。たとえば、このブログでも紹介したクリストフ・ルセ(Ambroisie AMB 9942)とくらべると。録音時期がずいぶんちがうので、くらべてもしょうがないのですが、ついついそう思ってしまいます。

CD : HMC 901074.75(harmonia mundi)

HMC 901074.75

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今週きいていくのは、ケネス・ギルバートによる「イギリス組曲」。ギルバートのバッハというと、アルヒーフ(ARCHIV PRODUKTION)での録音が思いおこされるのですが、今週きく「イギリス組曲」はハルモニア・ムンディ(harmonia mundi)での録音です(1981年録音なので四半世紀以上もまえ)。これを収録順(=番号順)にきいていくので、今日きくのはイ長調の第1番(BWV806)ということになります。楽器はいつものヤン・クーシェ製作のチェンバロ(1671年製)です。

CD : HMC 901074.75(harmonia mundi)

HMC 901074.75

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