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小松基地問題研究会

20180702 防衛省情報公開室の情報隠蔽を暴く(追加)

2018年07月02日 | 小松基地関係資料
防衛相情報公開室の情報隠蔽を暴く

 4月12日付で、防衛相情報公開室に、「小松基地(第6航空団)から航空総隊司令官宛の2017年4月から2018年3月までの緊急着陸報告」の開示を求め、6月11日付で「開示決定通知書(防官文第9407号)」が発行され、後日受け取った。
 受け取った文書は4月4日(29-1,29-2)、4月14日(29-3)、4月24日(29-4)の4件(5ページ分)だった。



しかし、マスコミ発表と比較してみると、下記の4件に関する開示をネグレクトしていることがわかった。
(1)「7月5日午後8時半頃…小松基地所属のF15戦闘機1機が夜間訓練中に、同基地に緊急着陸した」
(2)「10月7日午後1時10分頃、小松基地に米軍三沢基地所属のF16戦闘機3機が緊急着陸した」
(3)「10月24日午後5時半頃、小松空港滑走路に、小松基地所属のF15戦闘機1機が緊急着陸した」
(4)「11月2日パイロット体調不良で小松基地F15戦闘機緊急着陸」

小松基地が報告を上げなかったのか?、本省情報公開室が開示に当たってさじ加減をしたのか?
 いずれにしても何らかの「意図」が働いていると思われる。最近の政府・諸官庁は、自らに都合の悪い情報を隠し、情報を書き替えることなどへっちゃらである。
 防衛相情報公開室に、今回の開示隠蔽事件について、その原因を調査し、公表することを求める。

2018年7月2日
小松基地問題研究会

 追伸
 7月6日午後3時半ごろ、防衛相情報公開室から電話連絡があり、「6月11日開示文書は一部であり、7月11日までに残りの文書を開示する」との連絡がありました。意思疎通の不十分さがもたらした事態であり、かつ、これまでになく時間がかかっています。情報開示作業の消極性を改めて感じさせられました。

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