デラシネ(deracine)

阪神タイガース・NOAH・BUCK-TICK・酒場・鉄道など

9・8「WRESTLE-1」TDCホール大会観戦記。

2013-09-10 23:22:23 | プロレス
8日日曜日には武藤敬司率いる新団体、Wrestle-1(以下、レッスル1)の旗揚げ戦、
東京ドームシティホール大会に行ってきました。

プロレスを生観戦するようになってから18、9年が経ちますが、
団体の旗揚げ戦を観に行ったのは初めてです。
今回は後輩が誘ってくれて、行く事にしました。

全8試合、所属レスラー以外は皆「X」と発表され(つまり当日行くまでわからない)、
非常に興味を戦前からそそられるマッチメイク。
音楽が鳴って始めて、誰がやってきたのかがわかるという趣向でした。

16時開始ですが、なかなか始まらず、オープニングで神奈月が武藤のモノマネで登場、
そして対戦カード発表に合わせて流れるVTRがとても爽やかな雰囲気を出しており、
既存の団体とは違うぞ、という感じをかなり出していました。

その後に、リングアナが今日の解説者が入場、とアナウンスすると、聴いたことのある音楽が。
それは『GRAND SWORD』。
小橋が来ました。
小橋コールをプロレス会場でまたできる日が来ました。
ただ、小橋はリングには上がらず。マイクもなく。ステージから降りて解説席へ向かいました。
試合以外では自分は、これが一番盛り上がりましたね。

小橋の写真は撮り忘れましたが、小橋からはお祝いの花も届いていました。隣は前田日明でした。


会場は立錐の余地なく満員。写真は開始前。TDCホールでのプロレス観戦はNOAHで2度見て以来か。
ライブでは今年3月のBUCK-TICKで来ました。席は2階席5000円。価格設定も良かったですね。



試合を簡単に振り返りますが、多くが武藤全日本から離れてきた人たちや、
フリーの大物、自分が普段見ない団体の大物だったりしたので、却って新鮮でした。

第1試合では稲葉大樹日本デビュー戦。大和ヒロシと組んで東京愚連隊の論外&MAZADAと対戦。
稲葉という選手は身体が立派。素晴らしい。ただ、相手が百戦錬磨のタッグ屋、
さらにパートナーは大和、やりにくかったかもしれませんが、素材の良さは十分わかりました。
ちょっと稲葉を立てない試合内容には違和感。終了後の大和のマイクも含めて。
でも新団体のオープニングマッチ、重責を担った大和&稲葉、立派だったと思います。


第2試合では浜&中之上vs崔領二&佐藤耕平。
浜のコスチュームがすごかった。特にお尻の部分。相撲のマワシをモチーフにしていましたね。
ただ、浜と中之上の動きがやや硬かったか?ZERO1の2人のほうがイキイキしていました。
重厚な攻めを見せたのはむしろZERO1組だったか。最後は粘る中之上を、耕平がパイルドライバーで沈めた。


第3試合は女子プロレス。スターダムから世Ⅳ虎と岩谷麻優がシングル。
スターダムは今日昼も大会やっており、ダブルヘッダー。
岩谷の可愛さと、世Ⅳ虎の強さ。世Ⅳ虎はプロレスが抜群にうまい。それでいてキャラもある。
岩谷は細いが可愛いのでいいと思う。世Ⅳ虎がダイビングセントーンで圧勝。

序盤、前半と場内の雰囲気も良かったですね。期待感でパンパンの開始前、
そして試合が始まると新しい団体の新しいプロレスに見入る。
感覚的には、かなり多くの「プロレス観戦歴が長い人、多くの大会を見ている人」がいたように思います。

そして大会は前半はエンターテインメイント性が薄く、試合内容でしっかり見せるものが多かったと思います。
ファイティング・エンターテイメントと打ち出した割には、と思いましたが、
やはり試合内容がしっかりしていれば、大丈夫だと思います。


その試合内容で魅せた試合が第4~6試合あたり。
第4試合では田中稔が「意外なパートナー」との前フリをしたけど、大体のお客さんの予想通り。
金本浩二とのジュニスタで旗揚げを迎えました。相手にはみちのくのフジタ"jr"ハヤトとドラゴンゲートの望月。
この蹴りを得意とする4人のバチバチした試合に場内盛り上がります。
連携で上回るジュニスタが快勝、金本のアンクル、稔のミノルスペシャルが決まりました。
田中稔の試合ってなかなか見ることがないのですが、動きのキレが素晴らしいですね。
金本はあの入場曲(フジテレビ野球中継で使われてたやつ)じゃなくて少し残念。


第5試合は近藤&カズ・ハヤシに、Xで登場したのが関本&岡林の大日本コンビ!
関本組といえば全日本のアジアタッグ戦線で何度も好勝負を連発してきましたね。
そしてこの試合がこの日のベストバウトだったと思います。
4人の攻防が素晴らしい。肉体と肉体の激突にTDCホールが揺れます。酔います。
1人パワータイプではないカズがいましたがそこはさすがの対応力。何ら引けを取りませんでした。
中盤近藤が猛攻を受けグロッキーになるも終盤粘ります。関本とのラリアットの激突!
大日本コンビはアルゼンチンバックブリーカーの競演!!
最後は関本がジャーマンで近藤を振り切るも、これは見に来てよかった、また見たい、そういう試合でした。
近藤が最後マイクで「ついてこいよ!」と力強くアピール。しびれた。
↓試合前の様子。一昨日UPしたNOAHディファより画質がいいなあ。会場の明るさのせいかな。



休憩後がこの後あり、チアワン(cheer-1)というキレイなお姉さんたちが登場。
第6試合では船木&河野vs…この「X」が一番沸いたかも、柴田&桜庭!!

刺激的なカードです。場内の期待感も最高潮、そしてそれに負けず、凄い内容を見せたのが、
船木、桜庭、柴田。特に船木と柴田は蹴りもいい感じでしたね。
河野は大きいからどうしても期待されてしまう…でも序盤に柴田の張り手が入ってそれが効き、
非常に精彩を欠く内容となりました。いつもああだったのかはわかりませんが…
その河野が最後は桜庭のガッチリ入ったチキンウイングフェースロックでタップ。
でも船木と桜庭、柴田の戦いは今後も見たくなる…。
試合後は耕平と崔ややってきて船木を襲撃。パートナーの河野が助けるかと思いきや、船木にイス。
反旗を翻し、ブーイングの中ヒールになる道を選択した模様です。


セミでは「この団体のエース」と宣言するKAIが登場、相手はもちろん「X」ながら真田聖也。

KAIは全日本時代と同じような感じでしたが(と言えるほど見てないけど)、真田がキャラ転換。
誰もが、「棚橋を目指している」と思ったでしょう。同じような動きを見せました。
そして自分のペースに持ち込もうとする。一直線なKAIはやや翻弄される…
ただ、その真田に対し、少しパフォーマンスが過ぎたか、場内は賛否分かれる形に。
コスチュームは派手でカッコ良かった真田。ただ、その路線は私1人でもも賛否両論持ってしまう。
終盤はさすがの攻防。最後はKAIが振り切りますが、その前3つほどの熱はなかったか。
でもこの団体はおそらくこの2人にかかっているはず。まだ始まったばかり。今後に期待。


メインは武藤&ボブ・サップvsレネ・デュプリ&ゾディアック。
武藤以外は「X」でしたが、こういう顔ぶれとなりました。想像の遥か上でしたね。
元々「レッスル1」は地上波でやったとき、「ボブ・サップのレッスル1」とかの番組名だったはず。
武藤としてはそこを狙ったというか、過去のレッスル1を敢えて清算したかったのかもしれません。

ゾディアックは人気外国人。デュプリ共々プロレスがきっちりできるレスラー。
ただ、サップが如何せん、動きが悪いというかなんと言うか…タイツも腰の部分が切れたのか何か、お尻が少し見える状態。
場内はこれまた微妙な雰囲気ではありましたが、試合は私は楽しめました。
相手が悪いと厳しいですが、ガイジンコンビの動きは良かったし、武藤はシャイニング、さらにムーンサルト。
TDCホールに舞って、レッスル1旗揚げ戦を締めました。

最後は武藤のマイク。この団体を世界一にしていくと宣言。
そのスタートとなる大会は、いろんな見方ができますし、いろいろ言いたいこともありますが、
総じて、楽しい大会でした。
今後どうなっていくかですね。エンターテイメントの部分をどこまで見せていくのか。
武藤の頭脳と手腕に期待したいと思います。
↓最後は所属全員(河野、船木以外か)がリング上に上がり、武藤挨拶。


プロレス界の現状を考えれば、団体が増えることは歓迎すべきことではないと思います。
ましてや揉めた挙句の分裂。
でも、それによって「面白い」団体が増えることは歓迎すべきことです。
既存団体も負けじと頑張らなくてはならないわけで、良い効果がこのレッスル1旗揚げで起こればいいと思います。


以上です。土日と楽しいプロレス観戦でした。
ちなみにTDCホールは元はライブハウスというかステージがあって舞台とかもできる会場。
音響の良さは抜群でした。土曜のディファといい、音響のいい会場はやっぱりいいですね。

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9・7プロレスリング・ノア、ディファ有明大会観戦記(2)試合の感想。

2013-09-09 23:34:36 | プロレス
NOAHディファ有明大会観戦記、試合篇です。
画質のやたら悪い写真と総括は昨日(日付は今日)の記事をご覧下さい。

この日、メインでKENTAの相手となったシェイン・ヘイストは、
私がずっとNOAHの宝だと言ってきました。TMDKのマイキー・ニコルス共々ね。
バイソン・スミスなどが去りし後、強いガイジンがいなくなったNOAHにあって、
(いや、ガイジンって括り自体が間違いかもしれないけど…)
TMDKは救世主でしたね。彼らがいなかったら今頃NOAHはどうなっていたのか、ってぐらい。

他の団体を見ても、今ガイジン選手がいいのが揃ってますね。
昔のような怪物性を纏ったのはいなくても、基本大きいか、運動神経が凄いか。
日本人にはマネできない部分を持った選手も多くいます。
シェインもそのうちの一人。そして日本人に受け入れられるようなファイトを見せてくれてますね。


そのメインから振り返ります。
シェインが白のタイツで登場、この一戦への意気込みを感じました。
シューズも白かったらなお良かったかも。
しかしシェインは序盤からKENTAの攻撃に苦しみます。場外戦でもペースを握れず、
蒸し暑いせいもあったか、早々とスタミナを切らしているように見えました。
というか、お互い初のシングルかどうかはわかりませんが、こういう舞台で戦うのは初めて。
手探りな部分も序盤~中盤にあったと思います。それゆえ間ができ、その間をアピールで埋めようとする。
シェインはエプロン3ヶ所へ打ち付けるパワーボム、KENTAは蹴りやSTFなどでじわじわ対抗。
そのうちKENTAがペースを握っていくと、シェインは昇龍拳を出すものの、場内の反応がイマイチ。
花道での攻防はKENTAがパワーボムを回避、大一番で見せる場外鉄柵外へのフットスタンプと攻めるが…
どうにも攻防が点でしかなく線じゃない。

点を続けてもいい試合になるけど(特に杉浦とか)、
昨日も書いた通り、機動力、スピードと躍動感を売りにする2人にしては…
そんな序盤~中盤でした。
さらにシェインがかなり疲れた様子を見せたことで、雪崩式ダイナミックボムなどの反撃を見せても、
KENTA防衛だろ、の雰囲気を変えるには至らず。
さらにKENTAの猛攻が続き、シェインの技が切り返されていく状況。
KENTAはブリッジ美しいタイガースープレックスも決め、打撃戦でも打ち勝ち、場内は「ああ…」という雰囲気に。
そしてgo2sleep。しかも膝サポーター付き。
シェインの動きからしてこれで決まっても何らおかしくなかった、
うーん、まだそれまでだったかシェイン、そんな空気もあった中でシェインはこれを返す。

ここからでした。
いつものようにKENTAは座った相手に側頭部への蹴りを放ち、ついに膝サポーターを外してのgo2sleep…
…をシェインが回避!そして角度のキツいボムバレーデス!(デスバレーボムじゃないよ)
これが凄まじい決まり具合、さらにラリアットでKENTAの身体が宙を舞う。
大きい選手が長い手足を動かして決める技の、なんと見栄えのすることすること!!
そこからさらに殴り合いからラリアット!説得力ありすぎの一撃!
もうこの時、場内にはKENTA危うしと、観客が悲鳴にも似たKENTAへの声援!!
しかし私はここで「これはシェイン取れる!」と信じ、南側最後方からシェインへ大声援!!
「シェイン取っちゃえ!」と叫びました。
そしてトドメのボムバレーデス!決まればついにGHC王者!!!

…しかし、KENTAはさすがでした。
冷静に腕を取って三角締め。こうなると次はgameover。
シェインが耐え、ロープに手を伸ばすも以前見せた回転式gameoverに持ち込み、
ついにシェインがタップ。
気がつけば試合時間は30分を過ぎていました。
KENTA、防衛。
でもシェインも素晴らしかった。もう立派なNOAHのメインコンテンダーです。
中盤までの攻防を見るに、まだまだ良くなります。
そこを磨けば、シェインがKENTAや丸藤、杉浦の域に入ってくるのも時間の問題。
あとは打たれ強さを身につけ、あともう1つ何か大技を身につければ大丈夫。

KENTAは6度目の防衛ですが、防衛戦では初のgameover。
最後マイクで締め、蒸し暑かったディファ大会をさらに熱くして終えました。

シェインはシングルでも十分やれることを見せたわけで、秋のグローバル・リーグ戦が楽しみです。
そしてTMDKとしてはマイキーが9・16博多でKENTAに挑戦。10日で2度の防衛戦。KENTA、ケガだけは注意。
でもこの日は自分でテーピング引きちぎってた。シェインも肩を攻めたけど、もう肩は問題ない模様。


セミではBRAVEvsNO MERCYの6人タッグ。
丸藤&小峠&中嶋vs杉浦&高山&玄藩でしたが、中嶋が気合入ってましたね。
丸藤や小峠の出番が中盤まで多く、あえて勝彦を引き立たせる展開か?とも思いましたが。
逆エビに入った杉浦の胸板へ蹴りを叩き込み、杉浦が耐えるシーンも良かったです。
さらに、この日動きの良さが目立ったのが玄藩。高山より働いていた印象。
いつものツバ攻撃だけでなかった点が良かったですね。
丸藤や杉浦はいつも通りの動き、杉浦はスピアーもガンガン決める。
逆に最近高評価だった小峠がやや元気なしか?タッグリーグ優勝を逃した後遺症か?
動きが悪いってんじゃないけど、新加入中嶋の陰になってしまった感がありました。
最後は中嶋のツイスター。BRAVE初6人タッグの中嶋や動けない高山がいたせいかそれほど大きく盛り上がらなかったですが、
NOAHらしい6人タッグでした。むしろ地方なんかでね、見たいタイプの試合ですよね。


セミ前第6試合ではGHCジュニアタッグ前哨戦2、永田&タイガーマスクvs熊野&ヨネ。
永田さんは久しぶりのNOAH登場。ヨネとの攻防はいつもバチバチと。
ヨネもいつもあれぐらいやってくれよ、と思う。永田はむしろヨネだからではなく、いつもあれだけやっている。
ただ、この2人は手が合うのも確か。シングルで見たい。
タイガーと熊野は熊野がゴング前から花道のタイガーへ奇襲、序盤は攻めまくります。
しかし悲しいかな技が少ない。でも気持ちは出ていた。髪も短くしてきた。
途中ではタイガーにタイガースープレックスを狙う場面も。いけないと見るや丸め込み。
あの丸め込みはどこからでも入れる。これは見る価値があると思う。
永田と熊野という、大ベテランミスターIWGPにデビュー半年余りの熊野がぶつかる場面も。
熊野にとってはいい経験になったか?永田は熊野に「来い!」と言って攻めさせる。やはり役者が違う。
テーマがない、とか言ってたけど、居るだけで永田は十分盛り上がる。ベルト狙いも口にしたようだが果たして。
最後はタイガーの回転十字固めで貫録勝ち、マイクで熊野を評価も、ベルトは渡さないと叫ぶ。
熊野は目が戦う目をしていた上、このタッグ戦に難なく溶け込んでいたのが印象的。
身体がない分損をしているし、実力もまだまだだけど、意外と大物なのかもしれない。
マイクも持った。「GHCのベルトはNOAHの物だ!必ず取り返す!」と宣言。


第5試合は上記第6試合とは別の形でのGHCジュニアタッグ前哨戦1。
ライガーvs原田。試合前の握手では握手と見せかけてスカしたりしてブーイングを浴びるライガー。
試合は掌底で原田が効いてないとばかりに反撃すると、スルリとグラウンドコブラツイスト!
これで3つ入ってなんと勝負タイム52秒!!
大会の進行に大きく貢献!? でも原田、激しい攻めだけじゃなく、こういう技術を見せたのはよかった。
場内は大・原田コール。
それでも本番は王者組圧倒的優位には変わりない。どこまで迫れるか、ですね。


第4試合はGHC挑戦を控えるマイキーvsマイバッハ。
これはヘビー同士の激突、なかなか見ごたえがありました。場外戦も活発に。
マイバッハは場外からさすまたを使うという新しい動きも。
マイキーは花道の攻防を制して花道でスライディング式ラリアット。
その後は重厚な攻防になるも、さすがはGHCタッグ王者、次期GHC挑戦者。
マイキーはマイバッハの大技を受けるだけ受けてから、マイバッハプレスは決めさせず、
最後はマイキーボム。ややあっさり感もあったけど。
例の「さすまたデスロック」に走らなかったマイバッハ、しっかり仕留めたマイキー。
いい試合でしたが、そこまで盛り上がらなかったかな。
マイバッハはどうする…この日はBRAVEからの勧誘もそれに関わる動きもなし。


第3試合では小川&石森vsフォン・エリックス、マーシャル&ロス。
小川と石森による、ロスへの足攻撃など、教育マッチの様相。
特に大きく盛り上がる場面も少なく、石森が初公開?スワンダイブ式の450°スプラッシュでピン。
ただ、マーシャル(裸足)だけはそのチカラやその場飛びムーンサルトなどで沸かせており、
どうもやる気が見えないこの兄弟にあっては今後に期待ができそうな感じでした。
ロスのほうは相当頑張らないと厳しいと思う。

第2試合では菊タローvs素顔で登場、大原はじめ。
菊ちゃんはPerfumeの『GAME』で登場。東京ドームで聴いたよ・・・
開始前になぜか菊ちゃんがNO MERCYのメンバー入り査定試合にしてしまい、
それに大原も乗っかってスタート。
攻防は面白かったですし、菊ちゃんの華麗な動きも見れたし、大原は再三マスク剥ぎへトライ。
菊ちゃんはすぐブレイクにしないレフェリーに怒る!ほぼ素顔が見えるぐらいまでマスクをめくり上げる!!
大原がコーナーへ乗せるとおそらくガチで場外へ転落!「死ぬかと思ったわ!!」と菊ちゃん。
そして待ってました!菊ちゃんの口上!
しかしお約束どおりブレーンバスターを返されると、逆に大原が腕を取ってムイビエンの体勢。
そこから大原がこれからの決意を述べるという、掟破りの逆口上!!
ムイビエンで大原が勝利。そう、これは菊ちゃんを利用した、大原から観客への挨拶試合だったのです!?
試合後、菊ちゃんは大原を認め、ロープをあけてあげて退場。
しかし菊ちゃん、身体ボロボロのように見えるんだけど…腰や足にはコスチュームの上からでも、
何かつけているのがわかる。身体大事に、そしてまたNOAHに上がってください。


第1試合ではカイザーvsNOAH初登場、メキシコのAAAからやってきたフェニックス。
しかしこれが、フェニックス、技を2度も失敗。むしろずっとNOAHにいるカイザーのほうに声援が。
このあたり、NOAHファンは厳しい。初めてのレスラーに。技を失敗することに。
でも今まで見たことないようなムーヴも多く、慣れてくれば大丈夫かな。
22日の後楽園では石森に挑戦するフェニックス。真価を見せるか。


以上です。
とにもかくにもメインの終盤が良かったですね。
そういえば10・5横浜文体では中邑がタッグで丸藤と対戦。
何か生まれるのか?それとも何もないのか?

次回は22日後楽園ホール大会。
上記の通りGHCジュニア戦と、
KENTA&杉浦vs丸藤&中嶋という極上のタッグマッチが。
これは行くしかない。もちろん行きます。
また、プロレスを楽しみたいと思います。


なお、翌日8日WRESTLE-1の観戦記は改めてUPします。


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9・7プロレスリング・ノア、ディファ有明大会観戦記(1)総括と写真。

2013-09-09 00:17:25 | プロレス
昨日9月7日はNOAHディファ有明大会でした。

普段ならいつものように試合の感想書いて…とやるところですが、
昨日は観戦後飲み、そして今日はなんと東京ドームシティホールで、
武藤敬司の新団体、WRETSLE-1の旗揚げ大会を見てきまして、先ほど帰宅。

よって今日は9・7NOAHは総評と写真だけに留めます。
試合については印象を忘れないうちに書きたいと思います。

ディファで土曜日の夕方って久しぶり?と思ったら、
今年2・23がありました。小橋引退試合のチケット会場先行発売があった日ですね。

観客は前回8・4旗揚げ記念日と比べるとやや少ない印象。
北側上段と南側一部には空きもありました。南側は一列減らしていたし。
それでも、このカードにしてはよく入ったとも見れますし、
でもディファぐらい常に満員にしてくれよ、とも思います。(主催者は満員発表)

また、ぶっちゃけた感想を書いてしまうと、
私が南側最後列にいたのもあるかもしれませんが、
場内が爆発するようなシーンはメインの終盤以外、あまりなかった印象。
さらに会場内蒸し暑く、選手も観客もノリ切れない感じもなんとなくありました。
もちろん、違う感想を抱いた人もいるでしょうが。

そのせいかどうかわかりませんが、第1試合では注目のNOAH初登場フェニックスが2度に渡り技を失敗。
第2試合では菊タローが(たぶん演技ではなく)コーナートップから滑り落ちる、なんてことも。

あと、子どもが多かったですね。小さいお子さんが。精一杯声援を送っていました。
子どもと女性をキャッチできていれば大丈夫かなと思います。女性客が多いのは毎度のこと。

開始前5分ぐらいからはやたら荘厳な音楽が流れていました。
どなたの曲かはわかりませんが、雰囲気を盛り上げていました。
かつてFMWがデスマッチをやる前(準備の間)、盛り上げるような音楽を流していたのを思い出しました。
今日のWRETSLE-1でも同じような感じでしたね。流行ってるのか?!
でも個人的には『Dream On』のような曲で、かつての雰囲気で盛り上げてほしいな。


試合はメイン、特に終盤に凄まじい盛り上がりが。
GHC王者KENTAにシェイン・ヘイストが挑戦しましたが、
中盤まではどこかかみ合わず、さらにシェインが疲れてしまい(そう見えた)、
スピード、躍動感、ハードヒットを持ち味にする二人にしては残念だな、と思いながら見てました。
さらに余計な間が多く、余計なアピールも多く、こりゃ凡戦か…と思ったものの、
KENTAのノーマルのgo2sleepをシェインが返してから状況が一変。
シェインの猛反撃、それに負けじと攻めるKENTA。これが激しい熱を生みました。
雪崩式のダイナミック・ボム、ショートレンジラリアットと攻めたシェイン、
これはベルト奪取あるぞ!と思った私はシェインを応援しますが…
最後は防衛戦では初となるgameoverでKENTA防衛。
でも30分超え、留学生スタートのシェインがNOAHの頂点にあと1歩と迫った試合でした。
見れてよかったし、今後ますます、シェイン・ヘイストを応援していこうと決めましたね。

その他セミでは中嶋勝彦がBRAVE入りしてから初の6人タッグで杉浦あたりとバチバチやりあい、
玄藩も動きが良く、丸藤杉浦もさすがの力を見せました。

GHCジュニアタッグ前哨戦では原田がライガーに52秒で丸め込みの勝利。
逆にタイガーは熊野に貫録勝ち。熊野はデビュー7ヶ月で元IWGP王者と当たるという…

他にも菊タローの参戦で序盤戦の会場が盛り上がり、
初登場のフェニックスに観客総ガッカリをし、といろいろありました。
詳しい試合内容についてはまたいずれ。

でもやっぱり面白いですね、プロレス。
いろいろ考えて、新しい発見もして、いろんな人と出会って。
いい観戦となりました。

以下、写真です。

菊タローが開始前になぜかNO MERCYのメンバーです宣言、大原を査定するとか(笑)
楽しい試合、菊ちゃん得意の口上も聞けて、さらに大原の逆口上(?)も。菊ちゃん、いつも上がって。


口上のシーン。


ライガーvs原田。本番は9・16博多。


永田がヨネとバチバチやり合う。シングル組んでほしい。


熊野が奮闘した第6試合。タイガーにタイガースープレックスをかけようとした時です。


セミ。杉浦は黒髪7/3分けサラリーマンやめて、金髪短髪に戻してました。


メイン。光射すKENTA。表情見えず(笑)


選手権試合宣言。スカパーの人でしたが3度ぐらい噛んでた。


シェインはタイツを白に。カッコ良かった。でもシューズが黒のままでちょっと・・・


終了後、16日博多で挑戦するマイキーに挑発されたKENTA、下がるマイキー。


マイクで締めて、退場するKENTA。手を掲げてました。6度の防衛、王者らしい風格十分です。


おまけ。今週火曜~土曜の朝日新聞朝刊「患者を生きる」に登場した小橋建太の記事(第1回)。


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鳥谷5打点!巨人を打ち崩す!!

2013-09-07 00:19:53 | 阪神Tigers
タイガースは今日6日から甲子園で読売3連戦。

まあ、3タテしたところでどうってこともない段階かもしれないけど、
希望がある限り、希望を捨てるのはいけない。

そして甲子園での読売戦、負けるわけにはいかない。
ましてやエース能見。
…既に10勝しているのは藤浪だけど。

でもこんな勝利の試合を今日は見れず。ずっと会社。
明日も最後まで見れない、あさってもだ…
ゲーム差が近い状況だったらと思うと…


それはともかく今日は打線が打ちまくりました。
13安打を読売に浴びせて8点。
読売のマズい守備もあったようですが、とにかく打線が繋がりました。
1~3番がマルチ。西岡が3番に入りましたね。

圧巻は鳥谷。
4安打5打点。3ランも飛び出し、4番としての働きを見せました。
打率も.280に。3割打ってほしいけど…

最近うれしいのは生え抜きの捕手、清水が定着していること。
打撃も今日二塁打2本と好調。
藤井を「休ませている」とは言えない状況に清水が自力で持っていってるのでは。
小宮山は肩の強さは球界屈指でしたがキャッチング、打撃に難。
その点肩も強く打てる清水の存在は大きい。
正捕手の座、獲得するのは今でしょう。


投げるほうは能見が7回2失点と踏ん張り9勝目。
見てないので言及は避けますが…
今後のためにも能見が読売相手に勝てたのは大きい。

火曜日~木曜日の横浜戦は悔しい内容が多かった。
読売にはこうやって勝てるんだから…それだけのチームなんだから…
明日も勝ってほしい。
ただそれだけです。

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明日はプロレスリング・ノア、ディファ有明大会!

2013-09-07 00:00:02 | プロレス
明日9月7日はNOAHディファ有明大会!
先日の8・24丸藤15周年記念のいい流れをつなげられるかどうか。

メインにはGHCヘビー級選手権試合、王者KENTAに挑戦者は「TMDK」シェイン・ヘイスト。

私はシェインを猛烈に推しているのですが、
客観的に見れば、特にテーマや記念日でもないディファでのGHC、
挑戦はシングルでは実績に乏しいシェイン、というところです。
(去年丸藤に勝ってはいるけど)
観客動員に繋がるような訴求力は正直、小さいカードかもしれません。

それでも!
強いガイジンに乏しいNOAHにあって、今のTMDKの存在は貴重。
NOAH所属という立ち位置ではあるけど、シェインにはNOAHにも面白いガイジンがいるんだと、
多くの人にアピールできる機会ですね。

KENTAは肩の回復具合は気になりますが、
防衛は堅いと思います。
むしろ、どこまでシェインの良さを引き出せるか。そこにも注目です。

その他、晴れてBRAVE入りを果たした中嶋勝彦がセミの6人タッグに登場。
丸藤・中嶋・小峠vs杉浦・高山・平柳。
こういう6人タッグはNOAHの面白さが存分に味わえます。

BRAVEといえば、「さまよえる限界説」マイバッハ谷口の勧誘に動いています。
そのあたりの動きも、明日の有明では何かあるかもしれません。

GHCジュニアタッグの前哨戦が2つ。
新日本のライガーが原田とシングル。タッグでも軸となる2人の対戦です。
タイガーマスクは永田と組んでヨネ&熊野と対戦。
熊野は永田とも対戦ができる…デビュー半年、いい経験になると思う。
むしろ注目は永田。あれほどの男がNOAHに上がって何もなし、はない。
何かやっていくはず。期待しましょう。

前半戦では第一試合に登場のメキシコ・AAAのフェニックスに注目。
空中技が凄いらしいが…9・22後楽園では石森への挑戦が決定。
どんだけ凄いのか、気になりますね。

それと久々、NOAHの東京での大会に菊タローが登場。
これがもう楽しみで楽しみで仕方ない。マイバッハSUWAJr改め大原はじめとのシングル。
前半戦のメインですね。

全8試合。とても楽しみです。
お時間ある方は、ディファ有明へどうぞ!!


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沼津への小さな旅。

2013-09-01 22:15:43 | グルメ関連
今日から9月。
ふと、「今年は海に行ってないな~」と思い、電車に乗って静岡県の沼津へ行ってきました。

といっても家を出たのが昼の12時ちょい前ですが(笑)
というか沼津行きは今日決定したもので・・・なもんで、後から後悔することも幾つか。

自宅を出て、横浜駅で乗り換えつつ4分間で特急「踊り子」の指定席券を買うという慌しい状況。
(でもホームにクレジット専用とはいえ特急券売機があって助かった)

ところが沼津だから三島まで買えばいいな(「踊り子」は修善寺行きがある。最西で三島)と勝手に思い込み、
三島までの特急券&指定席券を買ったものの、
熱海で乗り換えても沼津着は同じ時間だったことが判明。ここで50円かな?損。

さらに、確実に座ろうと指定席を買ったものの、
後から自由席を覗いて見たら指定席よりむしろ空いてるくらい。
これで510円の損。まあこれは自由席が空いていたのは結果でしかないけど。

さらにさらに、特急に乗らず1本後の快速を使っても、沼津着時間は20分ぐらいしか変わらないことが判明。
特急券代1460円、自由席でも910円の損。まあ、踊り子乗りたかったからいいけど。


…何の反省会だろう?(笑)


↓そんな後悔だらけの道中、眼下に広がる太平洋。小田原~熱海間はトンネルも多いけど、景色は抜群です。天気も良かった。



沼津は2002~4年頃かな、出張でよく行ってた町です。
しかし仕事をするだけで、港へ行ってみたりは全くしていませんでした。
昼もラーメンとか食ってた覚えがあります(笑)


14:00少し前に着いたけど暑い!!



駅からバスで港へ向かい(所要10分ほど、料金190円)、
まずは昼ご飯。港の周辺にはたくさん海産物を売りにした店が並び、迷いましたが、
(有名店はこの時間でも混んでた)「どんむす」という丼物を売りにした店に決め、
いただいたのが↓「駿河丼」。あとビール。


これは生しらす、鯵のたたき、そして桜えびのかき揚げが乗ったもの。
美味しかったです。鯵が新鮮でした。生しらすも良かったし、桜えびは少し揚げすぎ(笑)
ご飯の上に刺身のツマ、つまり大根をのせてしまうのはいかがなものかと思いましたが、
美味しい味噌汁もついてて、トータルで満足です。


その後、港周辺を散策。
といっても暑くて、それほどあちこち行けなかった。

↓港の様子。それほど規模は大きくありません。ちなみに富士山は雲がかかり全く見えず。



↓これは港の入口にある展望台「びゅうお」。塔を2つつなげたような感じ。入場料100円。
真ん中の横棒が水門になっています。津波などの時はこれが下がるのでしょうね。


その展望台から撮った太平洋。左側には(見えませんが)伊豆半島が広がります。


その後、周辺の松林を歩いたり、港のお土産店(新鮮館という施設があっていろいろ売ってる)を見たり。
一応買っておかねばと、「鯵のひもの」を買いました。しかも高級なやつ。
帰宅後焼いて食べましたが、スーパーで売ってる輸入物で1枚100円とかのとは大違いでした。


そして16:00に港を出るバスで沼津駅へ。沼津滞在ほぼ2時間。
帰りは特急を使わずに自宅まで戻ってきました。
往路2時間、観光2時間、復路2時間。本当に「小さな旅」でした。
でも沼津はまた行きたいな~まだまだ見て周りたい町です。

↓帰りの車内から撮ったもの。小田原の手前あたりです。


とにかく暑い日でしたが、海を眺め、美味しいものを食べ、いいリフレッシュになりました。
9月も少しは、頑張りますか。